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2012.3. 満三歳児
■ぶどう
 月日の流れるのは早いもので、「最後」の月になってしまいました。「最後」という言葉を聞くと、子ども達と過ごしたいろいろなことが思い出され、寂しさが増します。  最後の園外保育の朝、登園すると、「お菓子、好きなのばっかり持って来てん」「先生にもあげるな」と優しい声も聞けました。
 それに園外保育となると、何も声をかけなくても、自由遊びで使った玩具もどんどん自分達で片付けて、気が付けば、グループ毎に座っています。
 「遠足、まだ行かないんだけど…」と言うと、「いいやん、いいやん」と笑顔で返してきます。  出発まで時間があるので、「体操しよう」と言うと、「ミッキー体操がいい!」「どんぐりのがいい!」と、本当に一言話すだけで、次から次へと言葉が返って来て、半年でこんなにお喋りが上手になるとはと感心するばかりです。本当に賑やかなクラスになりました。
 そしてバスに乗り込むと、「出発!進行!」とバスの中でも元気な声が響きました。  公園に着き、カバンを置いて、花いちもんめをしました。ホームページの写真の「アッカンベー」は、「相談しましょ〜そうしましょ〜べー」の瞬間です。喧嘩をしているのはないのでご心配なく。
 相談も、「○○ちゃんがいい」「さっきもやったから違う人にしようよ」と私が口を出さなくても、「決まった!」とジャンケンで決めます。発表会の前はまだ充分にジャンケンの意味も分からなかったのに、発表会で何度も遊んでいたので、勝敗もしっかり分かっていました。
 次は探検に行きました。細い道を抜けて行くと、背の低い桃の木がありました。
 「先生、この木、小さいな」と皆の背丈が伸びたのを自慢しているようで、微笑ましかったです。
 次に山に登りました。前回は手を差し伸べないと登れなかったのに、今回は自分一人で駆け登り、逞しく成長したと感じました。
 その後、いよいよ弁当とお菓子の時間です。皆の幸せそうな顔を見ていると、こちらまで幸せになり、同時に、皆と過ごす時間も残り僅かなのかと実感しました。いえ、あと少しだから、皆の笑顔をもっともっと見たいとも思いました。  当番発表で、年少になったら何組になりたいか尋ねていますが、ある日の当番の皆が「○○組!」と同じクラス名を言うので、理由を尋ねると、皆がいるから」との答えに、涙が零れそうになりました。いつまでも一緒のクラスにいたいとの気持ちがとても嬉しかったのです。
 成長著しい貴重な時間を一緒に過ごせ、本当に幸せです。
 今まで温かく見守って下さり、ありがとうございました。
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 皆と過ごした時間は、本当にあっという間で、9月当初の様子が昨日のことのように思い出されます。小さな身体に大きな鞄を提げ、涙を浮かべて登園していたのが、今ではどこを向いても「笑顔」ばかりです。こんな素敵な笑顔に囲まれて過ごした時間は私の一生の宝物です。  今まで、ありがとうございました。心から感謝しています。 




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