あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や&ら行  海外版
タイトル:あめの きのこは・・・
原作:ステーエフ   再話:ギンズバーグ  訳:厨川圭子
絵:アルエーゴ&デューイ
発行所:偕成社(Macmillan Publishing Co.,)
■コメント
 きのこは湿気を好んで大きくなる事実を動物達の雨宿りというストーリーで知らせています。絵の場面 構成にも読み手のイメージを刺激させる工夫があります。

タイトル:あらしのあとで
作&絵:ニック・バトワース 訳:林 真実
発行所:金の星社(Harper Collins Publishers Ltd.,London)

■コメント
 森の公園の番人は、嵐の夜、翌日の多忙さを懸念していました。しかし翌朝は快晴で、変わった様子もなく 一安心だと思っていると、大木が倒れていて、住む家をなくした小動物がしょんぼりしていました。そこでみんなで新しい住処になる大木を探しに出かけました。
 明るい色調と温かみのある人物、動物達の表情は、ストーリーと共に心和む一冊です。


タイトル:いぬのオヤスミ、だいかつやく(Der Schlafhund und der Wachhund:ねぼすけ犬と目敏い犬)
作:クルト・バウマン 訳:ながはま ひろし
発行所:佑学社(Nord-Sued Verlag, Switzerland 1972)

■コメント
 食べて寝るだけの図体の大きな犬が、最後に村の人達の役に立つというお話。表紙のように、描いた絵を破いて色画用紙に貼りつける構成がユニークです。
タイトル:いばらひめ
原作:グリム兄弟  訳:矢川 澄子
絵:エロール・ル・カイン
発行所:ほるぷ出版(Faber & Faber Ltd., London)
■コメント
 グリム童話のいばら姫を中世の壁画のような美しい絵と、テキストも凝った飾り枠の納めて中世の手書き本のような趣のある絵本。ディズニー絵本なんか足元にも及ばない。こちらが本物。
タイトル:いるかのうみ
原作:ティツィアーノ・チペレッティ  訳:安藤美紀夫
絵:ミシェル・サンバン
発行所:佑学社(Quadragono Libri Conegliano,Italy)
■コメント
 漁村に住む二人の少年が、父に連れられて海に出たとき出会ったイルカ達に再会したく、自分達だけで出かけると、イルカ達も覚えていて、海の中で遊んで帰るというストーリー。
 全ページ、ブルーを基調にした絵は、白い空白を効果的に使っています。
タイトル:おうむのいたずら
作&絵:カザ敬子
発行所:さ・え・ら書房
■コメント
 動物達の声色を使って悪戯をするオウムに困り果てた動物達は、知恵を出してその防御策を。最初はモノトーンで絵を処理し、オウムの身体に鮮やかな色をかけるところから色を使った巧みな構成。絵本でしか描けない世界です。
タイトル:おしゃべりなたまごやき
作:寺村輝夫
絵:長 新太
発行所:福音館書店
■コメント
 戦後の創作童話を代表する作品だと思っています。千里敬愛幼稚園の発表会でもよく取り上げています。いたずらな王様がニワトリ小屋のカギを開けたばっかりに、繰り広げられる騒動。結末もユニークです。ただ、絵はどうしても私の好みから外れてしまいます。表紙の絵はまだいいんですが・・・。

 

 

タイトル:おひさまの たまご
作&絵:エルサ・ベスコフ  訳:石井登志子
発行所:ベネッセ(Bonniers Junior foerlag, Stockholm)
■コメント

 北欧の人達にとって太陽の輝きは喜びそのもの。そんな下地から生まれた森のお話。妖精がある日、ダイダイ色のボールのようなものを見つけました。てっきり太陽の玉 子だと思ったけど、実はオレンジだったというお話。1932年発表だから、やや古典的な絵と装丁ですが、決して古さは感じません。

タイトル:おもいで
作&絵:吉田 遠志(とおし)
発行所:福武書店
■コメント

 アフリカゾウとサバクトビバッタの話をワイドな画面で見せてくれます。ライオンすら恐れないアフリカゾウでも逃げるしかないトビバッタの大群。絵や画面 構成は正攻法と言うか、もっと工夫が欲しいかな。