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タイトル:ABC
撮影:Arlene Alda
発行所:Celestial Arts, USA
■コメント
 写真集です。身近な物の中にアルファベットを見つけていく視点が気に入りました。副題の[A new way of seeing]です。表紙はNですね。子どもの感性を子どもっぽさだけで縛りたくないので、こんな本も貸し出しています。

タイトル:Color Zoo(色の動物園)
作&絵:Lois Ehlert
発行所:Harper Collins Publishers
■コメント
 左の表紙の絵から始まるしかけ絵本です。これはトラ。一枚目は丸の切り抜きで、次に出てくるのがねずみ。丸の切り抜きの裏には「circle」と書かれてあり、最後のページには色のサンプルと名称が書かれてあり、色と形を教える教材的な色合いの強い絵本ですが、とても良く考え込まれています。センス抜群。
タイトル:Crasy Cowboy(クレージー・カウボーイ)
作&絵:Guillermo Mordillo
発行所:Emme Edizioni(イタリア)
■コメント
 全く文字のない絵本。荒野のカウボーイが旅をしてたどり着いたのは大都会。ビルの屋上から気球に乗って、最後はどこへ行くのやら・・・。
 刺激的な色使いなのに、調和がとれた色調は独特です。絵もマンガチックなのに洗練されています。子ども達にも人気の一冊。
タイトル:Am Fenster(窓辺で)
作&絵:Guenter Hugo Magnus & Ute Andresen
発行所:Ravensburgeri(ドイツ)
■コメント
 いろんな窓辺の風景を油絵で見せています。 それぞれの絵にテキストがあるのですが、画面 の一部として書き込まれているので、読みたくなければ無視できます。最後のページに簡単なイラストで、どんな所(乗り物)の窓かが解説してあります。

タイトル:Hoppel
作&絵:Marcus Pfister
発行所:Nord-Sued Verlag
■コメント
 幼いウサギの子どもとお母さんの初めての冒険話。雪の森林の幻想的な表現が大変優れていて、母子のウサギも愛くるしく描かれています。実はこの絵本の一部をこのHPのバックに借用しています。

タイトル:Jon's Moon
作&絵:Carme Sole Vendrell
発行所:Schocken Books.,New York

■コメント
 漁師のジョンの父は、ある夜、嵐に飲まれ、魂を海に奪われて帰宅しました。ジョンは友達の月に助けを求めると、月は勇気を出すなら助けてあげようと言いました。ジョンは月と一緒に海底深く潜り・・・。エアーブラシ(?)を多用した淡い色調の絵が、嵐に遭遇して失意の父を助けたい一心の少年
を優しく包みます。

タイトル:A House by the sea(海辺の家)
作:Joanne Ryder
絵:Melissa Sweet
発行所:William Morrow and Company,Inc.,New York

■コメント
 もし、小さな家に住めるのなら、海辺の家がいいな、で始まる詩にパステル調の色合いの水彩 画が続きます。ページ全体をデザイン化して作者自身が楽しんで描いている雰囲気が伝わります。

タイトル:Ich weiss etwas was du nicht weisst(君の知らないことを知ってるよ)
作&絵
:Mria Enrica Agostinelli
発行所:Verlag Heinrich Ellemann KG Munich
■コメント
 あるものの一部だけを見せ、次のページをめくると全体が出てくる絵本で、よくあるアイディアなのですが、意外性も楽しく、最後の2枚は人物で、一人は紳士風、でも次のページには背後にこん棒を持っていて、最後の人物の背後の絵が表紙です。なかなか良いオチです。絵も単純な水彩 画だけど、しっかり描かれています。原作はイタリア語かな?

タイトル:Jetzt nichit,Herbert
作&絵
:David McKee
発行所:Parabel Verlag Munich
■コメント
 大人には耳の痛いお話。ヘルベルト少年が両親に声をかけますが、両親は何かをしていて「今はダメよ」といいます。庭に怪獣がいると言っても、聞き流されてしまいます。怪獣はヘルベルトを食べてしまい、家に入っても両親は気づきません。子どもの言葉を聞きましょう、との作者のメッセージです。絵はそれなりに。でもストーリーは園長好みです。

タイトル:Kleiner Eisbaer,wohin faehrst du?(小さい白熊君、どこへ行くの?)
作&絵
:Han de Beer
発行所:Norf-Sued Verlag
■コメント
 仔熊が樽に乗って南の島まで冒険に出かけて、カバ君と仲良くなる話。仔熊がとても可愛く描かれていて全体に淡い色調の絵は私好み。テキストが長いので子ども達には借りられていないけど、絵から充分に話が作れます。
タイトル:Lauf,Jaeger Lauf,Jaeger lauf lauf lafu!(猟師よ走れ、走れ)
作&絵
:Tomie de Paola
発行所:Verlag Heinrich Ellemann KG Munich
■コメント
 森の小屋に住む猟師が猟をやめてしまうまでを、絵だけで伝えています。デザイン化された森や動物達が可愛い絵本です。
タイトル:Das quiek-fidele Borstentier(直訳:きいきいと鳴く陽気な剛毛動物)
作:Mira Lobe
絵:Windfried Opgenoorth
発行所:Verlag Heinrich Ellemann KG Munich
■コメント
 直訳で分かるように、凝った題名。テキストはドイツ語のリズムが美しい詩です。それほど難しくないので、学生時代にドイツ語を学ばれた方、如何ですか?声に出して読むと楽しいです。話は豚が町で繰り広げるドタバタ。絵はフレーズ毎にコマ割りされているので、ドイツ語が分からなくても内容は理解できます。質の良いマンガってとこでしょうか。
タイトル:Rain(雨)
作&絵:Peter Spier
発行所:Doubleday & Company,Inc.,New York
■コメント
 雨が降り始めました。姉と弟はレインコートを着て、傘を差して雨の中の散歩。ところが急に雨足が強くなり、傘も飛ばされそうな暴風雨になり、ずぶ濡れになって帰ってきます。全く文字のない絵本で、殆どのページはコマ割りで話の展開を細かく描いています。少々の雨なら遊びの対象になってしまう子どもの世界が描かれています。
タイトル:The Rainbow Goblins(虹の妖怪達)
原作:ドイツ語版(Die Regenbogenkobolde)
作&絵:Ul de Rico
発行所:Warner Books
■コメント
 美術を学んだ作者の濃厚な絵は、一枚ずつ完結しています。話は、何故虹は人の手に触れられなくなったかをグリム童話風に展開しています。
タイトル:Schlaf gut,kleiner Baer(おやすみなさい、ちいさなクマくん)
作&絵: Quint Buchholz
発行所:Verlag Sauerlaender(
ドイツ)
■コメント
 なかなか寝付けないくまの縫いぐるみの夢物語。夜が嫌いな小さな子どもの心情を描いています。
 点描画のような淡い色調の絵を、右ページに同じサイズで淡々と並べただけど、一枚一枚の絵がとてもしっかりしているので画帳を見るようにページがめくれます。ドイツ語のテキストはそれほど重要ではない展開です。
タイトル:Schneewittchen und die 7 Zwerge(白雪姫と7人の小人達)
原作:グリム兄弟
絵:Nancy Ekholm Burkert
発行所:Verlag Sauerlaender(
ドイツ)
■コメント
 白雪姫の絵本です。テキストは原典をそのままな使い、見開きで、テキストと絵が交互にあります。絵は女性作家らし繊細さで描かれています。ヨーロッパの絵本文化の深さを見る思いです。

タイトル:Tuesday(火曜日)
作&絵:David Wiesner
発行所:Clarion Books, New York

■コメント
 とても不思議な絵本です。何故火曜日なのかも分かりません。話は・・・火曜日の夜の8時頃、沼地からカエルが蓮の葉に乗って町に飛んで来て、民家にも入ります。そして夜が明ける頃、沼地に戻りました。次の火曜日、同じ時刻、今度はブタが・・・。文字のない絵本。カエル嫌いの人は避けた方が良いでしょう。でも、とてもしっかり書き込んだ素敵な絵です。


タイトル:Dans le vieux chateau(古い城の中で)
作&絵:不明
発行所:Nathan Editeur,Paris 1983
■コメント
 仕掛け絵本です。窓が切り抜きになっていて、表紙から最後のページも覗けます。オリジナルはイタリアの出版社。イタリアにはいろんな仕掛け絵本があって楽しいです。これも子ども達に人気の一冊。
タイトル:Warum einer barfuss kommt und was dann passiert
                     
(裸足が来ると何かが起こる)
作&絵:Juarez Busch Machado
発行所:Schroedel(ドイツ?)

■コメント
 作者はブラジル人で多才な人物と紹介してあります。この本もユニークです。文字がないばかりか、登場人物も出てきません。あるのはただ足跡だけ、それだけで1冊の本に仕上げるアイディアはたいしたものです。しかもオチまでしっかり。

タイトル:Die 10 kleinen Raeuber(10人の小泥棒達)
作&絵:Leope
発行所:Thienemann(ドイツ)
■コメント
 10人いた泥棒達が盗みに入る毎に、一人一人その場所でまともな仕事につくというユーモラスな展開。数が10から1まで減る構成は、明らかに小さな子どもに数概念を知らせようとの意図があります。手の込んだ数の絵本とも見られます。
 イラストタッチの絵も室内に飾りたいほど魅力的です。

タイトル;ZOOM(ズーム)
作&絵:Istvan Banyai
発行所:Verlag Sauerlaender(ドイツ)

■コメント
 最初のページは何の絵か分かりません。2ページめで鶏冠の拡大図だったことが分かります。 そこから限りなくズームアウトします。そのアイディアがとても楽しく、ページをめくるとどんでん返し。でも幼児一人で見ていたらちょっと気づかないでしょう。大人のための絵本かな?