■テーマ:トラック
■活動時期:6月上旬
■画材:パス(黒)、コンテ 四つ切り画用紙(白)
■ねらい:しっかりとした線で描く コンテの使い方を知る
■導入:何でも運べる大きな車があるのを知ってる?(トラック!)正解!じゃあ、トラックでどんなものを運べるかな?(荷物、土、牛…)
 そうだね。いろんなものが運べるね。じゃあ、今日は世界にひとつしかない自分だけのトラックを描こう!

■園長のコメント

 昨年の同時期のトラックに比べて描き込んでいます。1週間ほど前に消防車を見た影響もあるかもしれませんが、全体的に細部まで描けています。パスの線描とコンテの使い分けが思いの外うまくいったようです。コンテを擦る技法はあまり使えていませんが、丁寧に塗り込んでいるので、擦りは次の段階でも良いでしょう。

 

 「どんなのか分からない」と描き出しにくい子が2名いたり、描きたい気持ちはあっても細部まで描き切らないで終わった子もいたそうです。担任は図鑑などを用意したら良かったのではと言ってます。何種類かのトラックが載っているものなら良いでしょう。
■活動時間:20分〜50分





























園長のコメント

 別のクラスが7月上旬に二日に分けて描きました。
 導入時に大きなタイヤを見せ(本当にトラックのものかどうかは分かりません)、どうして、こんなに大きなタイヤなのか尋ね、大きな荷物も運ぶからだと導いています。上のクラスの作品と比べると確かに力強いタイヤが描かれてあります。
 この方法は一歩間違うと指導者の意図に沿った作品を「描かせる」ための手段になります。ここでの導入は一歩手前でしょう。タイヤについて細かな誘導をするのではなく、タイヤの大きさを子ども達がどのように感じ取るかは子どもに任せています。

 タイヤの溝を殊更強調したりするのはよくありません。でも、それ以上に悪いのはタイヤをまず黒いパスだけでしっかり描かせる「段取り」の指導です。こうなれば折り紙を貼るだけの作品や、○○式と呼ばれている指導法と何ら変わりません。
 表現活動は、どこまでも子ども達の感性(感動する心)の上に構築しなければなりません。
■活動時間:パス:10分〜25分 コンテ12分〜25分