この作品は最初はライオンしか描いていませんでした。教師が準備した茶、赤、青、黄色の絵の具を各自のパレットで混色してとても集中して描いていたらしいです。
ところがラクダ同様に色合いが寂しく地味だったので、数日後、ライオンの住んでいる場所を図鑑で示してサバンナの草原を描きました。
これは決して手順ではなく、恐らく最初から、どんなところに住んでいるかも投げかけたら、大半の子どもは描けたでしょう。実際、この下で紹介している乳牛は同時進行で「牧場」も描いています。 |
作品主義ではなく、どこまで子どもが描けるだろうかの認識で、指導者は見通しを立てるべきなのです。
パスの線を塗り潰したり、草原と関係のないところを色遊びのようにして塗っている子もいたので、個別指導が必要だったと反省していますが、技術をあまりにも求めすぎると描画活動が窮屈なものになってしまいます。すべての作品を見て、当初のねらいは充分に達成できていると評価できるでしょう。
■活動時間(それぞれに)20分〜60分 |