■テーマ:先生
■活動時期:10月上旬
■画材:墨、太筆、画用紙(白)
■ねらい:墨の使い方
■導入
 みんなのクラスには○○先生と△△先生がいるよね。(二人並んで立ち、違いを問いかける)
 今日は二人の先生を描いてね。

■園長のコメント

 多色絵の具の使い分けなどを経験した子ども達が、どれだけ形が描けるようになっているかを知るために、敢えて単色での線描画の活動を挟むのは意味がありそうです。そして、以前形が描けなかった子がどのように変化しているかを知ることで、次のテーマ設定がより明確になります。

 この活動の反省で担任は「一人目を画用紙いっぱいに描いてしまう子がいたので、導入時に大きさを考えるように伝えるべきだった」と描いていますが、空間認識がまだできていない子には全く無意味です。

■活動時間
 5分〜15分 
 描き出しの遅い子はいなかったそうだし、普段より集中して描いていたそうです。
































■テーマ:カミナリ先生
■活動時期:10月上旬
■画材:絵の具(青+黒、グレー)、太筆、画用紙(白)
■ねらい:筆を丁寧に動かして描く
■導入
 (カミナリ先生(体育指導)に保育室に来てもらったあと)
 「カミナリ先生が遊びに来てくれたね。今日はカミナリ先生を描いて先生に教えてね」

■園長のコメント

 先の担任と同じテーマ設定です。
 ぬたくってしまう子もいますが、形を無視しているからではなさそうです。グレーでの描き方も丁寧です。1学期から比べたら、かなり形が描けるようになっています。筆の運びも丁寧です。

 以前、描画指導に来てもらっていた人は「思い」を重視されていました。もちろん、「描きたい」「伝えたい」との思いは重要であっても、「描く力」の育成

のために、どんな経験活動が必要なのかの視点なしでは教育とは言い難いです。それは「楽しい」が保育の必須条件であっても、充分条件ではないのと同じです。

■活動時間
 4分〜25分 
 描き出しの遅い子はいなかったそうです。




























■テーマ:主任の先生
■活動時期:10月下旬
■画材:墨、絵の具(黒+白)、太筆、画用紙(白)
■ねらい:筆を丁寧に動かして描く
■導入
 「今日は誰かが遊びに来てくれるんだよ」(主任の一人が登場。やりとりをした後)
 「先生に遊んでもらったから、先生を描いてプレゼントしてあげよう」(顔、身体について話し合う)

■園長のコメント

 普段から部屋によく遊びに来ている主任をモデルに描きました。
 絵が小さかったり、塗りつぶしてしまった子には「わあ素敵!もう一枚描いて!」と新しい画用紙を与えたら、バランスよく描けた子もいたそうです。

 年少の描画時間自体、それほど長くないので、このような対応も効果的でしょう。もちろん、子どもに2枚目を強要するようなことはしないように。
■活動時間 5分〜15分