■園長のコメント
1学期後半、線描をしないで絵の具だけで描くと、手慣れた様子で短時間に描き上げてしまったとの報告を受け、また作品を見てもそのことが如実に表れていたので、年中児の絵の具だけの活動はもう物足りないかなとも考えていましたが、対象物によれば、線描→彩色という段階ばかりでなくても良いことが分かりました。
ただし、かなり描ける力が育っているためにこれだけの自転車が描け、しかも教師は人物まで描けなくても良いと当初思っていたのに、描き出す子もいたので、その時点で全体に知らせるとハンドルを握って運転している人物も描かれています。
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変に「自分だけの自転車」とか「自転車に乗ってどこへ行こう」など「想」を広げなくても、充分に真似て描けないからこそ、味のある表現になります。これは年齢によるテーマ設定に特に大切なポイントでしょう。正直、描く力が充分に育っていないと、年長児でもこれだけの自転車はなかなか描けるものではありません。なのに変に「想」を広げるような投げかけをすると、一層自転車そのものの実体が見えなくなります。
指導案には絵の具の出す順番などがかかれていなかったものの、恐らく紺色だけを先に出したのでしょう。濃度が薄いのと、筆が太いので、やや雑に見えるのが残念です。また、灰色のパスは不要と見ます。
■活動時間
絵の具:20分〜40分 パス:17分〜30分
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