■テーマ:木
■活動時期:7月中旬
■画材:絵の具(緑、黄、青、黒、茶)、パス(黒)
■ねらい:絵の具の濃度の調整、混色
■導入:木って凄いんだよ。まず幹があって、一本の幹から沢山の枝に分かれていて、その枝には何が付いてる?そう葉っぱだね。木は、何十年も何百年もかけて、沢山枝を増やして、葉っぱも増やして大きくなるんだよ。幼稚園も木があるね。見に行こう。
■園長のコメント
 東京都東村山市の秋津幼稚園の作品です。
 導入では「枝ぶり」に注目できるように投げかけています。その結果はとても良く作品に現れています。
 活動は実際に木を見ながら黒色のパスで描いてから、別の日に、担任の先生が準備した上記の色の絵の具を各自で混色をして塗り込みました。
 中にはパスで細部まで描き込んだため、彩色できないと泣き出した子もいたほど集中して線描をしたそうです。
 また、枝など部分に集中し過ぎて、全体像が掴めずに、自分の考えと違う絵になったと言った子もいたり、画用紙のサイズをどのように使うかを意識していた子が多かったそうです。
 それぞれ個性的な木になっているし、このような意識を持って絵を描けるようになっていることが、作品以上に素晴らしことではないでしょうか?
 なお、絵の具は必ず混色をしてから使うようにとの条件も有効的に働いています。
 年長の1学期に、これだけ丁寧な線描及び彩色ができるようになっているのは、子ども達の描画の経験値が上がっている証です。2学期はこの技術を使って、若干の空想を取り入れたり、物語性のあるテーマに挑戦すると良いでしょう。ただし、経験値が高まっていないのに、空想や物語を描かそうとすると雑で、何を描いているか分からない絵になります。
■活動時間:線描:25分〜60分  彩色:30分〜65分