ライオン


■テーマ:お芋を植えよう!
■活動時期:10月下旬
■画材:コンテ(茶、黄土)、絵の具(紫+赤+こげ茶、紫+こげ茶、緑+こげ茶)、画用紙(白茶)
■ねらい:コンテの使い方 絵の具の使い分け
■導入:芋掘りの経験を話したあと、コンテで泥んこを作ろうと投げかけ、ある程度塗れたら、芋を絵の具で描く。
■園長のコメント
 埼玉県春日部市庄和こばと幼稚園の実践です。
 画用紙の色を白茶にすることで、白い画用紙よりも全体の色の調和が取れています。色画用紙を指導者が準備する場合は出来上がりの効果をしっかり考える必要があります。
 反省欄には、(1)コンテを広い範囲で塗れる子が少なく、途中で飽き、早く芋を描きたがる子が多かった(2)そのためか、いつもなら形が描ける子も、筆が早かっり、塗りたくってしまう子が多かった、とあります。
 コンテを擦り塗りする行為自体は、開放的で子ども達も好きなので、指導案を読み返したところ、「広い範囲で塗れる子が少なかったので、出来ている子を認め、全体に促したが…」とあります。指導者が前面に塗ることにこだわったためだと思われます。白茶を用いるのは白い部分が残っても構わないとの配慮だと考えるべきだったでしょう。少ししか塗らなくても、「どろんこが出来た」と言った子ども達から順番に絵の具を出しても良いでしょう。
 もうひとつ考えられるのは、いつも形が描けているのなら、このテーマ自体が簡単すぎたとも考えられます。コンテで遊んだ上に絵の具で描くのは年少児には楽しい活動ですが、この実践から判断するに、最初に芋を描いてから、コンテで「お芋さんの家を描こう」と隙間を塗る方法をとる方が良いかもしれません。あるいは、コンテの活動の後、一旦中断して気分転換をはかるのも必要かもしれません(この場合、絵の具の話はしない)。


■活動時間:コンテ:15分〜35分  絵の具:8分〜継続中(具体的には意味不明瞭)























■テーマ:ライオン
■活動時期:10月下旬
■画材:コンテ(緑、黄)、絵の具(こげ茶、黄土色)、画用紙(白)
■ねらい:コンテの使い方 絵の具の使い分け
■導入:前日に、「明日ライオンが遊びに来てくれるよ。ライオンが沢山遊べるように広い草むらを描こう」と投げかけ、コンテの塗りたくりをした後、翌日、ライオンのフィギアを見せて、ライオンの全体に気付くようになげかける。
■園長のコメント
 東京都稲城市梨花幼稚園の実践です。
 どの学年でも描画を2日に分けて行なうのは、欠席児の対応が難しくなるので、できるだけ一日で仕上げられるように、その日の活動を組むのが好ましいです。しかし、前出の活動のように子どもの集中力が途切れるケースも、指導方法によればあります。
 この作品では、ライオンの顔だけではなく、身体全体にも想を広げようとされています。苦心しながらも全身を描こうとしている作品、先生からの投げかけに反して顔だけで終わっている子と様々です。
 年少児は、形が描ける子とそうでない子が混在しています。また、パスやフェルトペンでなら形になっても、絵の具だと描けなくなる子もいるようです。そのような観点からすると、「想」が広がりすぎているようにも思えます。ライオンの顔は比較的描きやすいので、「絵の具」の二色使いの経験を重視するなら、特にコンテを持ち出さなくても良いし、ライオンの顔だけでも良かったでしょう。ただし、このような判断は、他の作品で、どの程度描けるようになっているかが基準になります。
■活動時間:報告未提出