

■ぺんぎん:花のみずやり
■実質日数:4日間
1)前回の壁面製作で、花の生長を描いたので、成長するには水やりが必要だと話し合い、如雨露で水やりをしている人物を二人組で製作。
2)花壇や成長途中の花も画用紙で作りたいとの意見が出たので、花壇、植物をグループ毎に製作。花壇は実際に見に行き、形などを相談しながら作っていた。
3)花を座って見られるように、白いベンチを作ろうとの意見が出る。実際に見に行き、画用紙に描く。描いた絵を参考に、新聞紙と白い模造紙で製作。

■園長のコメント
人物が小さすぎます。二人組で作るのは、意見を言い合ったりして大変良いのですが、最初から人物の数が少なくなることも見込んで、最低限の大きさを指示しておくと、画面全体の印象ももっと強くなったでしょう。かなり子ども達の工夫も見られるので残念です。
■うぐいす:電車
■実質日数:4日間
1)新聞紙を、太さ、長さの違う棒にする遊びからスタート。
2)線路、陸橋、駅、踏切を作りたいグループに分かれて製作。
3)足りないので、新聞紙を追加。
4)電車を生活グループに分かれて製作。

■園長のコメント
ここ何年か、技法遊びから壁面に繋げる方法を取っていましたが、子ども達と指導者の息が合わないと、単に遊ぶだけに終わってしまいます。最低、何を作るかを話し合った後で、指導者がどのような技法が良いかの提案をすべきです。陸橋、駅、踏切など、充分に表現されているとは言えません。棒状のものから線路という発想にも指導者の介入があってしかるべきです。バックを黒にしたことがせめてもの救いでしょう。
■はと:プラネタリウム
■実質日数:4日間
1)前回の壁面製作のテーマにプラネタリウムや宇宙が出たが、実際にプラネタリウムに行くので今回取り上げた。
2)星空をグループに分かれて描く。
3)宇宙にはどんな星があるか話し合い、グループで製作。
4)見ている自分達を製作

■園長のコメント
プラネタリウムの見学に行ってから製作したのは(4)だけ。星の表現、全体の構成にも問題があります。子ども達の想像だけでも宇宙は製作できるはずだし、もっと楽しい壁面にできたはずです。
■かもめ:海を飛ぶカモメ
■実質日数:5日間
1)話し合いで、海を飛ぶかもめに決定。三人一組で一羽のかもめを製作。
2)グループに分かれて海と空を製作。
個人持ち絵の具の色を青と白のみに限定して、グループによってそれらを調整する。
3)橋、船、渦潮を、グループに分かれて製作。

■園長のコメント
鳴門大橋でしょうか。カモメの大きさと言い、船や渦がアクセントになり、申し分のない大作です。
■かなりや:日本の城
■実質日数:4日間
1)話し合いで日本の城に決め、白画用紙で立体を作る。
2)作りたいグループに分かれ、屋根と壁を作る。
3)絵の具で屋根を塗る。
4)人物、木を生活グループに分かれて作る。

■園長のコメント
日本の城というテーマが子ども達からの話し合いから出たなら、石垣の提案はすべきだったでしょう。天守閣の他にも何があるかなどを話し合ったら、きっともっと違った作品になったでしょう。そうすることで、木や人物の貼る場所も必然的に変わったはずです。
■あひる:ジャングル
■実質日数:4日間
1)話し合いで決まったテーマに沿って、グループに分かれ、青色と黄色の粉絵の具を調合して、自分達で黄緑色や青緑色を作り、新聞紙に塗る。
2)サルとゾウを作りたいとの意見が出て、サルは二人組で製作。ゾウが鼻から出す水と池も作りたいと提案があったので水の色も作る。
3)(1)で作った紙はサルが遊ぶツタに使用。ジャングルは模造紙にコンテや粉絵の具で彩色。ハサミでの切り込みは教師が提案。
4)子どもの言う通りにゾウを壁面に貼る。「上から見たゾウ」のため、前足は見えていないと言っていた。鼻から出る水と池は子どもが貼る。

■園長のコメント
緑を異なる方法で作っているので濃淡が出て、その分、奥行きが出ています、
サルの大きさもダイナミックで、色調も変えているし、サイズも大きいのでダイナミックな作品になっています。水色も画面を引き締める効果が出ています。
■つばめ:家
■実質日数:4日間
1)四角、三角、円柱の作り方を伝え、紙工作で立体製作した遊びからのスタート。
2)出来上がった立体から、話し合い、「家」に決定し、各グループで色を統一して、模造紙に貼って製作。
3)家の中を紙工作で製作。
4)必要なものを話し合い、人間、庭、家を繋げる橋も製作。

■園長のコメント
先のクラスでも言いましたが、技法遊びからの展開は、もう年中後半に任せ、年長では何を作りたいかを話し合い、そのテーマに沿った技法の提案に切り替えた方が良さそうです。色の統一は指導者からの提案ですが、それがなかったらバラバラな印象の作品になっていたでしょう。

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