幼稚園の木 ライオン トラック


■テーマ:蝶々
■活動時期:6月下旬
■画材:墨、コンテ、画用紙(白)
■ねらい:墨での線描、コンテでの彩色
■導入:
 蝶々ってどんな虫?今日は蝶々を飛ばしてあげよう
■園長のコメント
 広島県廿日市市のつくし幼稚園の作品です。4月に入園した年中児だけのクラスの実践です。
 壁面製作で蝶々を作ったので、もう少し形になるかなと思ってテーマを設定されたそうですが、意外と形にならなか子もいたと反省されています。確かに蝶は描けても概念的なものになりがちですし、それに到達しない子は描きにくいと言えるでしょう。ただ、墨での線描(特に太い筆と細い筆の使い分けも活動のねらいに含まれています)、コンテの使い方など材料用具の課題が多かったかもしれません。導入の話し合いで、触角、羽の模様などを言ったこともかえって混乱させてしまった可能性もあるでしょう。もう少し、描く対象、材料用具を絞ると同じ蝶のテーマでも違った作品になったかもしれません。
 なお、いただいた写真の一部が切れていたので、そのような処理になってしまっています。
■活動時間:線描:10分〜30分 彩色:10分〜45分



























■テーマ:幼稚園の木
■活動時期:5月下旬
■画材:墨、コンテ、画用紙(白)
■ねらい:墨での線描、コンテでの彩色
■導入:
 実際に園庭の樹木を見に言った後、「幼稚園にはたくさんの木があったね。どんな木があったか描いて教えてね。
■園長のコメント
 写生ではなく、直前に見た樹木の印象を描いています。
 墨で描き始めたとき、擦れる子が多かったので、再度擦れないように描くポイントを指導したら、しっかり描けるようになったそうです。たとえ事前に説明していても、子ども達の様子を見ながら、このような対応は必要です。
 もうひとつはコンテ。壁面製作でもコンテを使っていたので手で擦るのは出来ていたそうです。しかし、異なる色を塗り重ねての混色については伝えていなかったようなので、再度挑戦してもらいました。※本来なら一度出来上がった作品に手を加えるのは良くないですが、混色は子どもにとっても驚きにつながる可能性もあるので、無理のない範囲でしてもらいました。
 木は、形が捉えられにくい子どもにとっても、キャンバス上で自己表現ができる良いテーマだし、墨とコンテという画材も的確と言えるでしょう。
■活動時間 墨線描:15分〜35分  コンテ彩色:20分〜60分

























■テーマ:ライオンの家族
■活動時期:6月下旬
■画材:墨、コンテ、画用紙(白)
■ねらい:墨での線描、コンテでの彩色
■導入:
 (図鑑のライオンを見てから)
 ライオンにも、皆の家族みたいに子どものライオンもいるし、お父さんライオンもいるんだね。知ってた?(ライオンのヒゲ、たてがみなどについて話してから)
 今日はライオンの家族を描いて先生に教えてね。
■園長のコメント
 ライオンは画材を違えて年少でも行なっていて、比較的絵になりやすいテーマのひとつです。まだ充分に形で表現できない子がいる場合、年少時で取り上げたテーマに少し肉付けすると良いでしょう。指導案の導入にはないですが、ライオンの家族はどんなところ(サバンナ)に住んでいるかも話し合ったようで、草原を描いている子も多くいます。
 このクラスは最初からコンテの混色も知らせたようです。
■活動時間 墨線描:10分〜30分  コンテ彩色:15分〜40分





































■テーマ:トラック
■活動時期:7月上旬
■画材:絵の具(あい色)、コンテ、画用紙(白)
■ねらい:絵の具での線描(太筆と細筆併用)、コンテでの彩色
■導入:
 みんな、車に乗ったことあるよね。車より大きな乗り物って何でしょう?そう、トラックだね。トラックって普通の車とどこが違うかな?描いて教えてね。
■園長のコメント
 同じテーマで彩色を教師が準備した5色の絵の具で行なうと、色遊びになってしまっていましたが、コンテのこの作品は色遊びをしている子もいますが、自分で塗りたい色を選んでいる子もいます。ボディーの色も単色ではなく、塗り分けていて、このような彩色は絵の具では見られませんでした。道や空を描いているのもコンテのこのクラスです。
 細い筆は絵の具をあまり含まないのですぐに擦れます。個人対応が必要だったそうです。
■活動時間 線描:10分〜35分 コンテ彩色:10分〜40分