園長が保育全般の指導に伺っている園での作品です。


■テーマ:城
■活動時期:9月下旬
■画材:(1)墨(筆と箸ペン)、画用紙(白)  (2)パス
■ねらい:(1)筆と箸ペンを使い分ける (2)丁寧な彩色
■導入
 「シンデレラって知ってるかな?どんなお城で暮らしているのかな?」
 「今日は、シンデレラに負けないくらい、素敵なお城を建てよう!」「どんなお城がいいかな?」(話し合う)
 「わぁ、ワクワクする。早速建てよう!」

■園長のコメント

 指導された先生は彩色を絵の具でも良かったのではと評価されていますが、これだけしっかり塗り込めるのははやり年長でないと無理なので、適切な準備だったと考えます。むしろ、パスだけで描いたらどうなるかの方に関心が向きます。城を描きながら思いが膨らみ、いろんなものも描く可能性もあります。
 個人持ち絵の具ではなくパスなので、たとえ色遊び的であっても、子どもの工夫も見られます。一色ずつ考えて塗っているのが分かります。これが個人持ち絵の具ならパレットにある適当な色で塗ってしまいます。

 事実他のクラスではそのような作品が目に付きました。
 テーマも年長にしたら単純そうですが、他のクラスで「みんなが一緒に住める家を建てよう」と投げかけた作品は普通のマンションのようで、いろいろ細かく各自の思いを描いていても作品としては何を描いているのかわからないものでした。この城を描いた子ども達は完成時に「出来た!」と思えたでしょう。この思いの方が重要です。
 なお、活動中、丁寧に塗り込んでいる子の作品を褒めると、他の子ども達の意識付けに効果的だったそうです。
 ■活動時間 40分〜60分