このテーマ設定では2つのねらいがあります。
線描では関節などの動きや手足の表現です。
話し合っているときはいろいろ意見が出ても、それをどう表現するかとなると年中児にはかなり難しいことです。でも関節の動きは出なくても、手足を意識して描けているので、導入時の活動は無意味ではありません。むしろ、4歳児にはポーズを描くのは難しいと指導者が理解していれば十分です。
2つめのねらいは丁寧な彩色です。ここで先生方は配慮をされています。(1)の2年保育の子ども達にはコンテとパスを準備しました。材料用具の使用の経験値を考えてのことです。
(2)と(3)のクラスは3年保育の年中児なので絵の具での彩色です。
3クラスともかなり丁寧に塗り込んでいます。このような経験をしっかりすることで次の作品につながります。また比較的彩色しやすいテーマだったために、子ども達も丁寧に塗れているのでしょう。
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線描の上から絵の具やパスを塗ってしまう子のために黒色の絵の具を濃度を濃くして準備されていました。線が消えてしまったときの対策です。
ただ、白色の絵の具を準備されていなかったのは残念です。だって、赤白帽子をかぶって運動会をしているのですから。子ども達は一番近い水色で彩色しています。
なお、このリレーはタイヤを使っての特殊な方法で、子ども達もそれも描いています。
また、線描だけの子は彩色時に欠席しています。できれば、一日で完成するように活動時間を計画すべきでしょう。
作品がやや似ている点から、自分だけではなく、友達が出るような投げかけをしたり、画用紙を縦置きに限定しなかったらどうなったでしょうか?偶然かも知れませんが1枚だけの横向きの作品がユニークです。 |