原則現在運行のバスルートを変更してのバス停の新設は行ないません。ルート上での新設は可能です。
 また、次年度のバス利用者の実態で、ルートの見直しをすることはあります。
 願書提出時には「バス停新設希望」と願書の備考欄にご記入下さい。これは新設を保証するものではなく、現在のルート上まで出て下さることを前提に、次年度のルート見直しが可能な場合、できるだけ近くにバス停の新設も考慮するものだとご了解下さい。
 いいえ、年間を通して同じです。
 ひとつは、新御堂という8時台の交通量が多い所を走るため、一部のバス運行時間の変更が不可能だからです。
 また、習い事をされている場合、年間を通して同じ方が年度当初に予定が組みやすいとのご意見もいただいているからです。
 なお、年度毎に多少の時間変更がありますが、千里敬愛幼稚園では、8時前及び9時30分の運行は一切行ないません。
 まず、申し上げたいのは、子ども達の思いを大切にすることと、子ども達が勝手気ままに活動することとは根底から違います。
 「けじめ」ということも大切にしているし、それ以上に、「子ども達が自分で考えて自分で行動」する機会を日々の保育活動のささやかなところでも充分に気を配っています。だから、小一プロブレムの子ども達のように、指示が聞けなかったり、勝手な行動を取ることはありません。
 それに、少し、理屈っぽい話で恐縮ですが、幼稚園時代は決して小学校の準備期間ではないことをご承知下さい。幼稚園によれば小学校の授業内容を前倒しで行なっているところもあります。
 しかし、ピアジェの発達理論では、3〜7歳の子ども達は、小学生とは全く違った思考回路を持っているとされています。これは小学校のような保育形態では充分に自己の能力が発揮できないということです。

 幼児期にとって、最も大切なのは、(1)子ども同士の関わりを通して社会性を身につけること、(2)意欲的にいろんな活動に取り組めることで、このような経験が「人間の土台」を作るのです。
 いわゆる「やらせ保育」では、子ども同士の関わりも生まれず、何事にも積極的に取り組めない子になってしまいます。
 また、「自由保育」では、保育者の指示も聞けず、身勝手な行動しか出来なかったり、消極的な子どもはいつまでも消極的なままで終わってしまいます。
 よくお母さん方から聞く話です。入園当初、参観が多くて園に出向くのが大変だと感じておられたのが、そのうち、次の機会を楽しみにするようになられるそうです。
 千里敬愛幼稚園には保護者会がありません。それぞれのお母さんが可能な範囲で園と関わってもらっています。しかもその多くは園児達と直接接する内容で、いわゆる幼稚園の下働き的な内容ではありませんし、クラス役員会のような会議的な参加は一切ありません。
 また、園に来られる機会のひとつが自由参観です。この自由参観の多さは他園にはないでしょう。しかし、お母さん方は子ども達の園の様子をご覧になられたいはずだし、私自身も子ども達のいろんな活動を見ながら、「これはお母さん方にも見てもらいたい」と思って自由参観にして来た経緯があります。
 先のお母さんの声のように、次第にご自身が園に行くのを楽しみにされるようになるのは、子ども達の楽しそうな活動や、お母さん同士の自然な交流があるからだと確信しています。
 「行かなくてはならない」のではなく、「何度も行ける」と思ってもらえるはずです。
 「お母さんも通いたくなるような幼稚園」が私の理想なのです。
 なお、他園の参観日は、担任の先生達が当日良いところを見せようと、準備にやっきになられていて、自然な子ども達の様子はまず見えません。千里敬愛幼稚園の参観は本当に自然な子ども達の姿を見ていただくので、お母さん方の楽しみになさるのです。
 体育だけではなく、最近は音楽、描画なども外部の講師による指導を導入している園が多くあります。
 外部講師は専門の知識と技術を持っているからレベルの高い保育をするとお考えでしょうが、問題の方が多くあります。
 随分前です。前園長が勝手に体育講師の派遣の契約を結びました。その人達の子ども達の扱い方、活動の展開にかなり疑問を持ちました。そこで、その団体の代表者と会って話をしましたが、全く相手にされません。代表者は大学で「幼児体育」の専門家として名を成しておられました。その人のスタイルでないと指導ができないのです。すぐに断りました。
 その後、来てもらったのが、現在の当園の主事です。
 最初は園児に直接指導をしてもらうのではなく、当園の担任達が指導するのを見てもらって、活動内容の手直しなどをお願いしました。来てもらうようになる前に、どのような子どもを育てたいかを伝えました。「跳び箱を何段跳べるとかではなく、身体を動かすことが楽しいと思える子ども達を育てたい」と伝えると、共感してもらえました。
 主事も20代にはいろんな幼稚園に指導に行っていました。先の大学教授の団体とは違って、民間企業なので、訪問先の園に合わせた活動をすることにかなり抵抗感を持ちつつも、それ以上言えない立場です。
 実は、派遣講師の質的な問題もあります。幼稚園に出入りするから、子どものことが分かっているようでも、そもそも幼児教育を学んだことのない人が多いのです。音楽や描画なども、形だけの指導で終始してしまいます。
 現在、年長の水泳指導だけは指導を受けているプールの指導員にお願いしているものの、担任達も一緒にプールに入りますし、何よりも子ども達の誘導や活動の展開方法に関しては、プール指導員はそんなに大勢の子ども達を一度に指導することがないので、当園の教員達がいろいろ提案するほどです。でも、普通はそうはいきません。相手は専門家だとの意識が働くので、疑問に思ってもそのままになってしまいます。結局犠牲になるのは子ども達なのです。
 もっと言うなら、その分野の専門家であっても(※体育指導員は体育の専門教育も受けていない人が多いです)、幼児の活動の理解度は必ずしも深くありません。先日も日本でもかなり有名な幼児音楽の専門家と話をしましたが、そんなことでは子どもはついて来ないと実感しました。描画しかりです。
 多くの園を回る講師達は固定したカリキュラムをこなせば良いのであって、その前にいる子ども達の反応から次回の活動を変えるなんてことは一切しません。すなわち、教育で最も避けなければならない「淀み」が子ども達の成長に悪影響を及ぼすのです。
                                やっと書き始めました。 2009.10.5