■あひる
 リレー大会では、本当に沢山の感動を子ども達一人一人からもらいました。
 当日は私の方が緊張していたようでした。朝みんなから、「先生、今日元気ないの?」と、言われてしまいました。子ども達には何でも分かってしまうんですね。
 5日の一日目は、気合い充分の子ども達に意地悪をするかのような寒さで、思うような結果が出ずに泣いてしまう子までいました。その思いの強さに、胸が熱くなりました。
 一日目のリレー大会が終了し、部屋へ戻ると思わぬ一言に驚いてしまいました。
 「先生、バトン落としちゃった」、「応援してくれたのにこけちゃってごめんね」と、ぽつりと言ってきたのです。
 「みんなで心の1等を取ろう」
 これがずっとあひる組全員の目標でした。
 結果よりも胸を張って最後まで諦めずに、全員の力を信じて走り抜いたと言えるようなレースをしようと、何度も話し合ってきました。
 みんなの姿を今までずっと見てきた私にとって痛いほど悔しさは伝わりました。
 でも、みんなの真剣な顔や友達と声を掛け合う姿、寒くても決して弱音を吐かなかったことに、私の方が勇気をもらい励まされました。
 人を思いやれる優しい心と、諦めずに信じる強い心の両方をしっかりと持ってくれているんだと感じました。
 気持ちを入れ替え、帰りはいつもの可愛い笑顔に戻って帰っていきました。
 二日目は寒さも少し和らいで、36人全員が揃い良いスタートを切りました。
 一日目に比べ、みんながより団結し絆が深まっているように見えました。一人一人が力を出し切り、喜び合う姿に私も涙を堪えられませんでした。みんなが一段と逞しく見え1レース毎に泣いてしまう私に、「先生何で泣いてるの?」と、不思議そうな子ども達でした。思わず抱きしめてしまったときには、「先生痛いよ、ぎゅってし過ぎ!」と、言われるほどで、本当に一人一人を愛おしく感じました。
 お母さん方も、沢山の熱い声援ありがとうございました。子ども達だけでなく、私までもその応援で心が温かくなりました。
 これからもっと時間の過ぎる早さを実感するかと思います。毎日を大切に、36人みんなで沢山笑い合って過ごしたいと思っています。
 あひる組全員が揃えば、1のことを10にも100にもして楽しめると思っています。


■うぐいす
 燃え尽きたリレー大会、終わってみると6位という結果に、子ども達はどう感じたのでしょうか。誰もが喜び、感動を味わえる1位よりも、一生懸命頑張ったのに思った結果に結がらなかったときこそ、子ども達にどう伝えてあげたら良いのか、担任の腕の見せ所です。
 しかし、担任バカな私は心の中で誰よりも悔しがり戸惑いを隠せません。大好きな子ども達の満面の笑顔が見たかったと思ってしまうのです。
 そんな私に、いるとすれば「保育の神様」に頭をガツンと叩かれたような子ども達のやり取りがありました。
 最後の表彰式の直前に誰がトロフィーを受け取るか決めるときに、今までのリレーの経験を踏まえ、私が受け取らせてあげたい子を伝えると、皆、もちろん自分が受け取りたい気持ちと、アンカーの子や足の速い子が受け取るべきなのではとの考えから、納得いかない反応でした。
 すると、「一生懸命頑張ったやんか!」と大きな声で皆を遮る一言がありました。足の速さや順位ではない、何よりも一生懸命走ったのだから、そんなこと言うなと言わんばかりの力強い言葉でした。
 すぐに皆も、「ほんまや」と納得し、謝る姿まで見られたのです。6位の結果に悔しがり、大切な気持ちを一瞬忘れていた私の胸に突き刺さり、私はただ涙が溢れるばかりでした。
 部屋に戻り、運動会のときの大きなトロフィーの横に、6とうと書かれた小さなトロフィーを同じように大切に並べ、「これも高い所に貼って!」と賞状を満足そうに見上げ、「あ、でもやっぱり1等のちょっと下にして」と笑う子ども達に囲まれ、私は幸せな気持ちで一杯でした。
 リレー大会を振り返り、「楽しかった!」「でもやっぱり悔しい」と皆で共感し、皆の心であるバトンを落とさなかったこと、表彰式での思いやる気持ちなど様々なことを話し、子ども達の方から、「皆で頑張ったからいいねん」と言ってくれました。そして、次は縄跳び大会へ気持ちが切り変わっていました。
 1等しか知らないうぐいす組はどうなるのかと心配する必要もなく、子ども達は十分成長していました。この経験を通して学ぶべきことが多かったのは私の方で、改めて自分の心の未熟さに恥ずかしくなりましたが、子ども達が救ってくれました。私も含め、皆の心が1つになった瞬間を感じました。応援、ありがとうございました!
 最近はありがとう拍手を!の2番を子ども達が歌うと、涙する日々です。行事満載のはずの2学期もあっという間に終わってしまい、また冬休み明け、子ども達に会えるのを楽しみにしています!良いお年をお迎え下さい。


■かもめ
 リレー大会、温かく、熱い応援をありがとうございました。
 今まで以上に、力強い走りを見せてくれた子ども達には、あきらめない心の強さを教えてもらったように思います。みんなの心をひとつにして挑んだこの経験は、きっと一人一人の心に深く刻まれたことでしょうね。
 リレー大会後、感動にひたりながら部屋に戻ると、賞状を眺めながら、「また4位か〜」と不服そうな子ども達の姿がありました。なぜと思いながらも、必死に7クラスの中での4位と、運動会での4位の違いを説明しました。そのときの大爆笑は今でも忘れられません。
 翌日、「今日は、リレーないん?」「リレーしよう!」「リレーの歌、歌おう」など、リレーが頭から離れない姿に可愛いらしさを感じながら、燃え尽きていない、そんな姿が嬉しかったです。
 造形遊びも終わりが近づき、最近は他のクラスに招待されたり、招いたりと、お披露目会が開かれています。
 つばめ組へ遊びに行ってきました。同じ年長として刺激を受けたのでしょうか、帰ってきてからは、「ここ作り直さなあかんわ」「もっと丈夫にしな」「先生、明日やりたい」など、更に意欲を増した姿で溢れていました。
 逆に、はと組を招待すると、少し鼻を高くしたような、もてなし振りをしていたので、みんなの姿に楽しくなりました。
 最後の造形遊びも、とても想いが詰まったものが出来たなと感じています。これを崩してしまうのだと思うと、寂しさを感じますが、あと少しの時間を存分に遊んでもらいたいなと思います。
 寒さが厳しくなり、部屋で遊ぶ子が増えるかなと思っていたのですが、子ども達は、外で元気一杯に飛び跳ねて、縄跳びをしています。
 私が、特に縄跳び大会の話しに触れたわけではなかったのですが、朝も昼食後も、「縄跳びしてきま〜す!」の声が絶えません。男女一緒なって、「よーいスタート」の掛け声で、長く跳べる競争をする姿もあり、とても驚かされています。
 跳べなかった子が、跳べるようになったり、跳べた回数を教えてくれたりと嬉しい報告が絶えません。冬休み明けが更に楽しみです。
 3学期は、大イベント発表会です。どんな表情、姿を見せてくれるか、今からとても楽しみです。どうぞ、お楽しみに。


■はと
 先日のリレー大会では、寒い日にもかかわらず、子ども達に温かい声援を送って下さり、本当にありがとうございました。
 「お母さんが応援してくれたら力出る!」と話してくれた子ども達の想いや嬉しさが走っている姿から伝わり、とても嬉しかったです。
 楽しみにしていたリレー大会も終わり、今度は縄跳び大会に向け、再び闘志を燃やしている子ども達です。
 リレー大会2日目が終わった後、みんなで昼食を食べていると、リレー大会の話になったのです。
 「リレー楽しかったね」「また、やりたいなぁ」と話していたのですが、ほのぼのとした空気が一転して、「先生、悔しいわ」「1等なりたかった!」「もう一回走りたい」と次々と悔しい想いが出てきました。
 縄跳び大会の話をすると、「絶対1等になろう」と話をする子ども達は、昼食を終えると、「縄跳びしてくる!」と早速、気持ちを入れ換え、取り組んでいます。
 この日から、園庭で縄跳びをする子ども達を見ていると、様々な姿に出会いました。
 「縄跳び教えてあげた」と縄跳びが少し苦手な子に手取り、足取り教えている姿や、みんなで円を作って、近くにいる他のクラスの先生を捕まえ、どれだけ跳べるか時間を計ってもらったり、一回も跳べないけれど、毎日毎日縄跳びをする姿、「縄跳びしに行こう」と誘い合う姿、どの姿も、とても頼もしく感じます。リレー大会で悔しかった想いが、また一つ、子ども達を強くし、気持ちを一つにしてくれたのだと思います。
 冬休みには、縄跳びを持ち帰ります。縄跳びが得意なお母さん、お父さん、是非伝授してあげて下さい。宜しくお願いします。
 造形遊びでは、先日、くま組を招待して一緒に遊びました。
 くま組の子ども達を案内していると、思わず女の子から、「はと組さんは素敵な街!」と言われ、とても満足気な表情の子ども達でした。一人でいる子に声を掛けたり、「こっちおいで!」と誘ったり、遊び方を教える姿は、とても優しく、すっかりお兄さん、お姉さんになったのだなと思い、嬉しかったです。
 くま組が帰った後は、「また呼びたい!」と片付けや修理に大忙しの子ども達でした。
 いよいよ冬休みが始まります。
 「雪が降ってほしい」と楽しみにしている子ども達ですが、風邪などひかないよう、沢山、遊んでほしいです。良い年を迎えて下さいね。


■ぺんぎん
 「最後まで絶対に諦めない」
 こう皆で掲げた運動会から3ヶ月が経ち迎えたリレー大会では、幾つものドラマを見せてくれました。
 凍えるような冬空の下で始まったリレー大会1日目、「頑張るぞ!エイエイオー!」の力強い掛け声と共に、勢い良く飛び出したものの、バトン渡しが上手くいかなかったり、自分の思うように走れなかったりと、結果は自分達が納得のいくものではありませんでした。
 1日目が終わり、部屋での話し合いでは、「楽しかった!」という声は聞かれても、「やったぁ!」という喜びの声が聞かれることはなく、そこには何故か物足りなさを感じている皆の姿がありました。
 「悔しい…」
 そう、私だけではなく皆も同じように感じていました。決してわざと力を抜いたり、ふざけて走った訳ではありません。本気で真剣だったからこそ皆の中に生まれた、「悔しい」という気持ち、その気持ちをバネに2日目に挑もうと皆と約束をし、1日目を終えました。
 そして2日目、「今日は絶対1位を取る!」
 朝から意気込む皆の姿は、少し逞しさを増したようにも見えました。それぞれのチームが順にトラック内に入り、1位を目指して走り始めました。スタートラインに立つ前に、一人ひとりに声を掛けました。「自分の力を信じてね」そう伝えると、全員が首を縦に力強く頷き返してくれました。まだまだ幼いと思っていた皆が、大きく逞しく感じられ、胸が熱くなりました。
 しかし、気持ちだけが空回りし、なかなか1位でゴールテープが切れず、悔しい想いは募る一方でした。
 そして迎えた最後のレース、泣いても笑ってもこれが最後なのだと、皆の想いを最後のチームに託しました。
 最後まで絶対に諦めない、そう信じて走り出した皆は、応援する皆の気持ちをパワーに変え、最後の最後で見せてくれました。3ヶ月前に皆で掲げたあの言葉を本物にしてくれたのです。
 皆、大きな感動をありがとう!部屋に戻った皆の会話は、「やっと1位取れたね!」「めっちゃ嬉しい!」と、嬉しそうな輝く笑顔が沢山見られました。
 悔しい想いをしたからこそ、いつもの何倍もの喜びを感じれたのだと思います。結果が全てではないけれど、最後に皆で勝ち取った1位がまた1つの皆の心を大きくしてくれたことでしょう。


■かなりや
 ある午後のことです。
 今日もいつものように、皆で歌詞を確かめ合って歌っていました。そして、ついに発表会の歌が三曲揃ったと、小さな達成感を味わっていました。
 すると、「先生、一回、発表会みたいに並んで歌ってみたい」と声が上がりました。というわけで、男女三列ずつ即席に並びました。
 礼の音を弾くと、「それじゃない!入場から!」とリクエストがあり、「おもちゃの交響曲」に合わせてその場での足踏みが始まり、丁寧に礼をしました。何だか照れ臭そうです。
 こうして、かなりや組によるかなりや組だけの発表会が始まりました。
 お客さんは黒板です。
 「待っててね」の前奏が始まり、いつもと違う空間を楽しみながら歌いあげました。「素晴らしい地球」では、沢山出てくる複雑な言葉を間違えないように、慎重に歌いました。そして最後に「ありがとう拍手を」です。
 私のピアノをよく待ってから、視線が一勢に黒板を向きました。すると、この細やかな発表会が創り出した空気と、子ども達の歌声が混ざり合い、部屋中が温かいハーモニーで包まれていました。
 歌が二番に差し掛かったときです。今まで何度も歌ったはずなのに、目に涙をためている子がいました。今にも零れてしまいそうな涙を必死に堪え、手の甲で何度も何度も拭っていました。そしてその涙が零れる頃には、沢山の子が泣いていました。
 それぞれが感じた何かを整理しているのか、後奏が止んでも誰も口をききません。しかし皆の想いが同じであることがすぐに分かりました。
 「こうやって、かなりや組の一日一日が終わっていくんだね…」
 三列に並んだままの静かな時間、制服姿の子ども達と緑色の名札が光って見えました。
 寂しさで一杯になりかけたそのとき、あひる組からかなりや組に、あるモノが届きました。それは、毎日交代でやって来る1等のトロフィーです。毎日の小さな積み重ねが大きな力になると教えてくれたそのトロフィーを前に、子ども達からこんな言葉が聞こえてきました。
 「かなりやの一日を大切にする!」
 部屋で会話をする子ども達、外で縄跳びをする子ども達、そんな様々な姿が違って見えます。目には見えない心の繋がりを感じます。


■つばめ
   朝晩の冷え込みが一層厳しくなり、冬も本番となりました。今までは、挨拶を済ませると勢い良く外に出掛けていた子ども達でも、着替えるまで少し時間が必要なようですが、遊び始めると、寒さを忘れて元気に走り回っています。
 最近夢中になっていることと言えば、縄跳びです。
 大興奮したリレー大会も終わり、次に目指すのは3学期に行なわれる縄跳び大会なのです。他クラスとの対抗意識も更に高まり、自由時間になると、「何回跳べるか数えといてな!」「僕、100回跳んだことある」と、他クラスの子も一緒に縄跳び競争が始まります。
 子ども達はコツを掴むのが本当に早いようで、1回ずつゆっくり跳んでいた子も、次の日には得意気に見せてくれたり、前跳びが出来る子は、ケンケン跳びや後ろ跳びに挑戦したりと驚かされます。
 自由時間が終わると、部屋にある縄跳び表の前にはサインペンを持った子ども達が長蛇の列を作り、いえ、正確には押し合いになりながら、表のリンゴを1個ずつ塗っては数を数えている毎日です。
 私も皆と同じように名前を端に書いてみたものの、まだ3個しか塗れていなく、「先生たったこれだけ?」「まだまだシールもらえないね」と言われてしまいました。リンゴが10個、つまり10回縄跳びをすると、褒美のシールが1枚貰えるのです。そのシールを目指し、友達同士で数え合いながら跳ぶ姿はとても微笑ましく、リレーのときの真剣な姿とは、ひと味違う表情を見せてくれます。
 降園準備の時間になると、「縄跳び持って帰っていい?」と何人もが聞いてくるほど夢中になっているようで、縄跳び大会が待ち遠しく感じられます。冬休み、ご家庭の皆様も一緒に体を暖めてみてはいかがでしょうか。
 さて、2学期が終わろうとしています。様々な行事を経て、子ども達は心も体も大きく成長しました。
 そして、クラス皆の心が一つになる素晴らしさを教えてくれました。
 何気なく過ごしている毎日が、子ども達にとってはとても大切であり、大きな成長へと繋がるということ、毎日が新しい発見であることを改めて感じさせられる日々でした。
 3学期は発表会活動が始まります。つばめらしい心の成長を表現してくれるのを楽しみにしています。
 そして、更に、「友情」の素晴らしさを感じてくれたらと願っています。


 




■ぱんだ
 寒さも厳しくなり、本格的な冬が到来しました。それでもぱんだ組は、「子どもは風の子!」と園庭に飛び出していき、元気一杯です。
 大好きな造形遊びが終業式で終わってしまいます。
 最終造形参観から、更に、手を加えたり、合体して、本格的なごっこ遊びが始まりました。
 店では、「いらっしゃいませ。何になさいますか」「またのお越しをお待ちしております」と丁寧な接客をしています。
 家のままごとでは、「静かにしなさい!お隣に聞こえるでしょ!」と普段の家庭の様子が垣間見られたり、電車では、「次はー京都ー京都。白線までお下がり下さい」など、子どもは本当よく見ているなと感心させられる毎日でした。
 年少児が遊びに来ました。
 前日に、「明日、年少さんが遊びに来るよ」と伝えると、「優しく教えてあげる!」「一緒に遊んであげる」など、してあげたいことが次々に出てきました。
 当日の朝は、緊張しているのか、皆そわそわしていました。
 「もーいいかい」「もーいいよ」と合同遊びが始まりました。始まるとすぐに、「これ乗ってもいいよ」と、段ボール箱に乗せてあげたり、「どうぞ」とご飯を食べさせてあげたりと、皆お姉さんお兄さんらしく、優しく接してあげてました。去年は逆の立場だった訳で、大きくなったなぁと成長を感じ、こういう風に成長していくんだと来年が楽しみに思いました。
 久しぶりにリレーをしました。3月のリレー大会に向けて毎日秘密の特訓をしているぱんだ組は、その成果が試されるときだと思いましたが、結果は、3位と4位に終わりました。
 「何で負けたんだろう。心を1つにしたし、応援も一杯したのに…」
 皆不思議でたまりません。
 「やぱっりバトン渡しかな」「走るのが遅いんちゃう」と結果が出て、次の日早速屋上で沢山走りました。空がとっても青く、皆の笑顔を見ていると、まあいいか、ぱんだ組らしくいこうと思いました。
 2学期も終わり、残るは3学期だけです。本当に早いです。1人3学期の終業式で皆から花束を貰うのを想像しては一人涙を流しています。
 毎日、降園時間に、「ずっとぱんだ組がいい人!」「冬休みも幼稚園に来たい人!」などと聞いては、「はーい!」と答えてくれる子ども達を愛おしく思っています。
 3学期は今まで以上に1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。新年、また元気一杯な皆に会えるのを楽しみにしています。良いお年を!


■ひつじ
 12月になって、急に寒さが厳しくなりました。登園する子ども達の鼻や頬が赤く、可愛らしさの余り思わず抱き締めてしまいます。
 先月から始めた造形遊びでは、子ども達が、「屋根を付けたい」「ドアにしたい」と、自分達で考え、話し合いながら進めて来ました。
 最終参観の前には、「お母さんが来る」ので、商品の量を増やしたり、座る場所を広くしたり、工夫もしていました。
 一年前と比較しての成長を感じながら、楽しんでいただけたでしょうか。
 参観後には、年少組も招待しました。
 お兄ちゃん、お姉ちゃんらしく、優しく教えてあげたり、壊れてもぐっと我慢する姿には涙が出そうになりました。
 11月末に園庭で縄跳びをして遊びました。
 自分の名前が書かれた縄を手にした子ども達は、「ヤッター」「大きい組みたいやな」と、目を輝かせていました。しかし、「僕跳ばれへん…」と、不安そうに私に耳打ちする子もいました。
 まずは、皆で縄遊びをしました。
 縄を畳んで地面に置いて、前後左右にジャンプをしたり、皆の縄を並べて連続跳びもしました。
 一番人気だったのは、2人組の綱引きです。「先生、見て!」と、人数を増やして引っ張り合う姿は、とても可愛らしかったです。
 楽しかった時間はあっという間に過ぎ、片付けです。
 「もっとしたい…」と残念そうにしていた子も、「皆のコーナーに掛けてね」と言うと、「えっ、自分で持ってて良いの?」と、飛び跳ねて喜んでくれました。
 その日の降園前、「先生、縄跳びしても良い?」と、鞄と一緒に縄を手に持って部屋を出て行く姿を見て、私も嬉しくなりました。翌日からも、縄跳び表に色を塗りたくて、一度園庭で縄跳びをするとすぐ、「ちょっと色塗るねん」と戻って来て、また園庭へと飛び出す子や、縄で円を作りタイヤに見立ててリレーをする子、早速跳んでいる子など、楽しみ方は様々です。
 もうすぐ冬休みです。お父さん、お母さんも忙しい掃除の合間に子ども達と一緒に公園へ出掛けてみて下さい。スムーズに跳べない子が殆どですが、真剣に取り組む姿が見られると思います。
 気付けば沢山行事のあった2学期も終わりです。残りの3学期も沢山子ども達と遊んで過ごしたいです。
 新年、元気いっぱいの姿が見られるのを楽しみにしています。


■くま
 12月に入り、部屋にはストーブが入りりました。
 「めっちゃ暖かい!」とストーブにあたりながらも、元気一杯に園庭に駆け出す皆が頼もしいです。
 先日は造形参観に起こし下さりありがとうございました。子ども達と一緒になって本当に楽しんで下さり、とても嬉しかったです。
 また、子ども達も大好きなお母さんと一緒に遊び、「楽しい!嬉しい!」と伝わってくる笑顔を沢山見せてくれました。そして、私も本当に楽しかったです。もう一度遊びに来ていただきたいぐらいです!
 参観は終了しましたが、部屋での造形活動は未だに現在進行形です。
 先日、はと組へ遊びに行きました。
 やはり年長さんだけあって、皆より少し凝った建物ばかりでした。それを見た子ども達は、「うわぁーすごい!」と大興奮でした。
 優しいお兄さんお姉さんが色々と招待してくれ、「城」にはドレスがあり、それを着てみる子や、「おもちゃ屋」でのくじ引きの列に並ぶ子、バーベキューをする子と皆大喜びで、可愛かったです。
 そんな年長さんの技を見て、「これ使えるかな」と研究!?する子もいて、思わず笑みが零れました。
 別の日には、ぶどう組を招待したり、りす組へ遊びに行ったりと、造形活動を大満喫しています。
 14日に餅つきをしました。
 まずは年長さんの餅つきから応援しました。
 「来年は皆も餅つくんだよ!」と言うと、「今やりたい!」と希望もありましたが、つき終わった年長さんに、「重たかった?」と聞くと、「中くらい組には重いかもな」と言われ、納得していた皆が可愛かったです。来年は、餅つきが出来るんだと期待を持ち応援していました。
 くま組の餅をつく番が来ると、更に応援がパワーアップし、「よいしょ!よいしょ!」と元気な声が園庭中響き渡っていました。その応援が効いたのか、あっという間に完成し、大喜びの皆でした。皆で応援し、出来た餅は格別美味しかったです。
 行事が盛り沢山の長い2学期と思っていたのが嘘のようです。楽しい時間は、あっという間に過ぎていきますね。もう冬休みです。このように、3学期も過ぎていくのだろうと思いながら、皆と過ごす時間を大切に感じる毎日です。3学期は、いよいよ、「シンデレラ」がスタートします。どんな表現を見せてくれるのでしょう!今から、楽しみでなりません。2006年の皆に期待しています!


■ぞう
 「子どもは風の子、元気な子!」
 園長先生に教えてもらったこの言葉を合い言葉に、どんなに寒い日でも皆は元気に園庭へと駆けて行きます。
 年長児のリレー大会での逞しい姿を見て以来、その雄姿に触発され再びリレーに対する熱い思いが膨らんだようで、「先生、バトン貸して!」「今日もリレーするからヨーイドン!ってやって」と運動会時期が戻って来たかと思うほど、毎日目を輝かせて走っています。年中のリレー大会はまだまだ先ですが、皆の心にある、「もっと速く走りたい」「1等になりたい」という意欲を大切に温めながら、その方法をクラス全員で一つずつ考え、クリアしていきたいです。
 リレーの他に、今、皆が夢中になっている「外遊びの友」が縄跳びです。
 縄跳びをしたらリンゴが1個塗れる縄跳び表も、上手に跳ぶ年長児の姿も、皆の縄跳びに対する意欲を引き出すようで、毎日沢山の子が縄跳びを片手に外へ飛び出して行きます。
 そんな皆を見ていると、改めて好きになることや意欲を持つことが習得や上達への早道なのだと感じました。冬休みの間も、寒さに負けず、この「外遊びの友」でお家でも沢山遊んで下さいね。
 どのクラスにも負けない、元気で力強いぞう組の掛け声が園庭に響き渡った餅つきですが、この行事もクラスの皆の心がぐっと繋がる機会となりました。
 その日の降園時、皆が着替えをしながら、「今日餅つき楽しかったな〜」「お餅めっちゃ美味しかったな」と言い合っている姿を見て、私も改めてこの皆で一緒に餅つきが出来たことを幸せに思い、帰る前に、「これから皆は数え切れないぐらいのお餅を食べるけど、お父さんや先生がついて、お母さんが丸めてくれた餅を、ぞう組の皆と食べれるのは一生で一回だけだよ」と話しました。優しく頷き、「ほんまやな〜」としみじみ言う皆を見ていると、思わず涙が出てしまいました。「悲しくて泣いているんじゃないよ」と慌てる私に、一人の子どもが、「知ってる!大好きやな〜って思って涙が出たんやろ」と言ってくれました。その言葉にまた胸が熱くなる私に、皆は、「年長さんもぞう組の皆でお餅食べたい」「今日のお餅めっちゃ美味しかったって忘れへん!」と更に涙を誘う言葉をプレゼントしてくれました。皆と一緒に食べた餅の味を、私も絶対に忘れません。
 これからも一つ一つの行事を大切に、皆と一緒だからこそ味わえる幸せを感じていきたいです。


■しか
 今、しか組の部屋で、子ども達を賑わせているものがあります。初めて見つけたときの歓声は今でも忘れられません。
 「わぁ!虹が出来てる!」
 そうです。日光がガラス戸を通して、虹になっていたのです。いつもは大空高くでしか見られないのが、手に触れられる場所にあるのです。手に触れられる?触れられるのでしょうか?光という、形ない物に、触れられると、思われますか?少なくとも、子ども達は確かに触れたようでした。大人が考えるのとはまた違った方法で触れていたのです。
 「わぁ!僕の手に虹が出来た!」とか、掴もうと、したときに、人影で虹が消えたのを見た子が、「やった!虹を掴んじゃった!」と叫んでいました。
 多くの子が感じたのは、虹の温かさでした。
 「虹って温かいんだね。」「お母さんにも、持って帰ってあげたいなぁ。」「きっとみ仏様からのプレゼントだ!」
 そんな姿を見て、私も思い出したのでした。小さい頃は虹へと憧れを抱き、触れてみたい、乗ってみたいと、あれこれ想像を膨らませたものです。大人になるにつれ、忘れてしまいがちな小さな発見や感動を、子ども達はいつも思い返させてくれます。「この子達と出逢えて良かった。」そう思える瞬間がまた1つ、増える出来事となりました。みんな、ありがとう!
 さて、小さな発見と言えば、先日の餅つきでもありました。
 「餅米が餅になる」という事実に驚く子が沢山いたのです。
 「ただのお米やん!」「え〜!ご飯がお餅になるの?」「すごいなぁ!!」そんなあまりに大きな反応に私も驚いたほどです。
 そこで、いただく前に話をしました。
 「スーパーで買うお餅も餅米を作ってくれる農家の人達がいて、お餅をついてくれる人がいるから出来るんだよ」
 私自身、食材はスーパーで買うのが当たり前と感じる世代です。上手く伝えられたのか、不安に感じながらも話をしました。
 すると、どうでしょう!次の日のお弁当の時間、子ども達からこの話題が出てきたのです。
 「先生、これも農家の人達が作ってくれたん?」「お母さんがせっかく作ってくれたから全部食べよっと!」
 あの餅つきが、こうやって子どもの心に何かを残してくれたのだと嬉しくなりました。
 冬休みが明ければ発表会です。子ども達の豊かな感受性と表現力に出逢えるのを楽しみにしています。


■きりん
 「口から白い息が出るよ!」「寒くなったからだよね」などと、子ども達も冬の到来を感じている様子です。
 しかし、寒さを吹き飛ばすほど夢中になっていることがあります。それは、造形遊びです。
 毎朝、「今日は段ボール遊びする?」と何人もの子に尋ねられるほどです。
 「ここは赤ちゃんが寝る部屋にしよう」「じゃあ、こっちにはご飯食べられる部屋がいるよ」などと話し合いながら、作り進めています。
 ある日、喧嘩が起こりました。どうしたのか尋ねると、「○○君がこの家の中に、僕が作ったのを貼ったから駄目って言った」と訴えます。すると、もう1人が、「だってここはお化け屋敷だから駄目なんだよ」と言います。どうやら、家の中の一部をお化け屋敷にしようとし始めているところで、片方の子はそれを知らなかった様子で、いじわるをされたと思ったのです。
 お互いに言い分があり、伝え合うと、「じゃあ、こっち側に貼っていいよ」「分かった!」とあっさり解決しました。
 造形遊びのあと、いい機会だと思い、子ども達を集めてさっきの喧嘩のことを話しました。どちらにも言い分があるこの喧嘩を通して、自分の気持ちは伝えないと相手は分からないということを知って欲しかったからです。
 「どうして喧嘩になっちゃたと思う」と尋ねると、「だって△△君は知らなかったから」とある子が言います。すると、他の子が「○○君が教えてあげれば良かったんじゃない?」「でも、△△君もどうして駄目か聞けば良かった」といつの間にか解決策を出そうと話は展開していきます。
 様々な意見が飛び交い、最後に「言わないと分からないよ」という意見が出ました。これには、皆納得し、これからは喧嘩になる前に自分の気持ちを伝えてみようと決めた様子です。
 この喧嘩と話し合いを通して、感じたことが2つあります。
 1つ目は、どの活動にも「〜したい」という目的を持った気持ちが生まれていることです。だからこそ、互いの気持ちがぶつかるのでしょう。とても大切な気持ちだと思います。
 2つ目は、このような話し合いを通して、かなり子ども達同士の関係が深まっていると感じました。いつの間にか私が口を出さなくても話し合って決めたりも出来るようになりました。
 きりん組終わりの日が近付くのが分かり、感傷気味な担任です。大好きな子ども達と最後まで沢山話をして笑い合いたいです。


■りす
 「今日はマラソンなん?やったー!」と、今りす組ではマラソンが大人気です。
 園の外周や公園方面などのコースがあり、毎回コースを変えて走っています。
 「走ったら、だんだん温まってきたわ」「ファイト!って掛け声を掛けて走ったら、あっという間に終わったよ」などと、少し速いかなと思うスピードでも皆は平気でついて来ます。
 最近では、「後でもう一回走ろう」と余裕の声も聞かれるほどです。転ぶ子も殆どいません。体力がついてきている証拠です。一番息切れが激しいのは、私かもしれません。
 マラソンと日替わりで、縄跳びも行なっています。
 縄を地面に置いて前後左右に跳んだり、「1・2」と掛け声を掛けながら前・後ろに縄を回したりなどして遊んでいます。
 縄相撲では、「僕と勝負しよう」と、強い友達に挑む姿が見られます。力一杯に引っ張るあまり、「キャー」と派手に尻もちをつくこともありますが、皆の楽しそうな笑い声がいつも聞こえてきます。
 また、しっぽ取りでは笛の合図と同時に可愛いしっぽを付けた皆は園庭を走り回ります。全員のしっぽがなくなった頃には私はクタクタになっています。
 描画展示は如何でしたか。どの作品にも、その子らしさが溢れていました。作品に込められた話や気持ちを、少しでも多く感じていただけたなら、とても嬉しいです。
 子ども達も描画鑑賞ツアーに出掛けました。
 自分の作品を見つけ、大喜びで教えてくれました。他のクラスの作品も見て回り、それぞれに感じるものがあった様子です。
 年長さんの作品を見たときには、「すごいな。私もこんなふうに描けるのかな」と感心していました。
 造形遊びは、まだまだ続いています。
 「先生、ちょっと作るもの変えてもいい?」「どうしても出来ないねん」「どうしたいのか教えて」「僕が手伝ってあげるから」と、今まで以上の工夫が見られるようにもなりました。
 他のクラスを招待したときには、「こっちに入って来て」「このボタンを押してみて」と声を掛けたりと関わりが増え、色々なことを吸収していました。
 さて、間もなく冬休みが始まります。風邪などひかないように、元気にお過ごし下さい。
 3学期も、皆の笑顔に会えるのを楽しみにしています。




■すいか
 
今月から園庭で体操をした後、、マラソンをしています。初めて行なったときには、園の外に出るので、皆、少し緊張しているようでしたが、慣れてくると、掛け声も段々と大きくなり、元気な声が響くようになりました。皆が白い息をはきながらほっぺたを赤くして走っている姿は本当に可愛らしく頼もしいです。
 縄跳びで遊ぶ朝は、縄を並べて跳んだり、縄を使って柔軟体操をしたり、1人ずつ跳ぶだけでなく、縄を使って色々な遊びをしています。
 他にも「かごめかごめ」や「なべなべ」など皆が一緒に出来る戸外遊びをしています。
 「後ろの正面だあれ」と大きな声で歌いながら座る姿を見ているだけで私まで嬉しくなります。寒さに負けず、冬だからこそ出来る遊びを楽しみたいと思います。
 餅つきをしました。
 12月に入ってから、餅つきの歌を歌っていたので、ずっと楽しみにしていた行事です。
 当日の朝は、皆そわそわしていて、「今日はお餅つきなんでしょ?だってお弁当箱、空っぽなんだもん」「先生、お腹すいた。早よお餅食べたい!」とまちきれないようでした。
 そして、園庭に餅つきの準備が出来てくると「先生、まだお餅つきしないの?何でまだなん?」と心配している子もいました。
 餅つきの時間がきました。餅つきの歌がかかると、皆、大きな声で歌ってくれました。
 しばらく餅をついていると、「お餅、まだ出来へんの?」と、待ち遠しいようでした。
 温かく柔らかい餅がつき上がり、お母さん達が丸めてくれている間に、「お部屋に帰ろう」と言うと、子ども達から、「え、まだお餅食べていない」「お餅食へんの?」と、一斉に声が上がりました。「お部屋で待っとこうね」と言うと、やっと納得してくれました。5個ずつ配られた餅は、あっという間になくなり、「美味しい」「おかわり!」と争奪戦が始まりました。皆、食べ終わると、「あー、美味しかった」と、大満足でした。
 お手伝いしてくださったお父さんお母さんありがとうございました。
 今月は、毎日のように造形活動で段ボールを使って遊びました。他のクラスとの交流もあり、今までにない経験も出来ました。
 もうすぐ冬休みですね。クリスマス、正月と、子ども達にとって、楽しいことばかりですね。3学期に元気に登園してくれるのを楽しみにしています。


■ばなな
 部屋の前にある柿の木の葉も全て落ち、一層寒くなってきました。
 マラソンが始まりました。
 初めてマラソンを行なった日、「今日はねマラソンって言って、幼稚園の外に出て走るんだよ。」と伝えると、「え〜」という声がすぐに返ってきました。目を見開き、その表情はキラリと輝いていました。
 「走るときに、なんて言って走りたいかな」と聞くと、「エッサが良い」や「ファイトが良い」と元気良く答えてくれました。
 皆で走ると、とても楽しく、「またやりたい」と言ってくれたので、嬉しかったです。
 その後、部屋移動のときにも、「ファイト」との声が聞こえてきて、可愛いな、と思いました。
 14日、餅つきがありました。
 前日に、「明日は、何があるでしょうか?」と聞くと、「餅つき!」と皆口々に教えてくれました。
 当日の朝、子ども達は登園して来ると、「今日は、餅つき」と笑顔で教えてくれたり、「餅食べれんで」と自慢げに教えてくれ、待ち遠しい気持ちが伝わってきました。
 また、園庭で餅つきが始まると、「早くしたい」との声も聞こえてきました。餅つきの歌は、部屋でも大人気で、よく、「お餅つき」とリクエストがあるくらいです。
 餅つきが始まると、子ども達は、「ぺったんこ」と歌いながら元気よく踊ってくれたり、「頑張れ、頑張れ」と応援してくれました。
 その後、出来た餅を食べると、「おいしー」という声が沢山聞こえ、楽しくて美味しい一日となりました。
 造形遊びでは、ぱんだ組とあひる組に遊びに行きました。
 ぱんだ組では、お兄さん、お姉さんがリードしてくれて、ケーキ屋さんでお客さんになって座って待っていたり、店員になって、「苺のケーキ」をご馳走してくれました。
 また、少し壊れると、進んで直す姿も見られました。
 あひる組では、1つ1つ立派な店や家になっていて、子ども達は驚いていました。
 最初、静かにお兄さん、お姉さんのすることを見ていましたが、すぐに遊び始め、病院では医者になって怪我を治したり、お花屋さん、ケーキ屋さんで買い物をしたりしていました。
 遊びに行った帰り道は、「あれ欲しかった」や、「早く段ボールしたい」との声が聞こえ、その後の活動に力が入りました。
 冬休み明けにまた元気な皆に会えるのを楽しみにしています。


■みかん
 「口から白い煙が出るー!」と真っ白な息を弾ませながら寒空の下、子ども達は毎日外で元気に遊んでいます。
 友達を誘い合い、小さな手をしっかりと繋ぎながらかごめやはないちもんめをして遊んでいますが、はないちもんめでは皆の歩幅がそれぞれに違うため、足をあげるタイミングが微妙にずれているところがとても可愛いです。
 風邪予防のためにと手洗い、うがいの大切さを伝えると、外遊び後に、「手洗った?」「がらがらぺ、しなあかんでー!」と子ども達同士で声を掛け合っていて部屋での風邪対策はばっちりです。
 「お風邪ひいたら幼稚園来れなくなるもん」と話してくれるの想いが嬉しく私達の心はいつも温かい気持ちで一杯です。
 先月から続いている造形遊びでは日を重ねるごとに子ども達の想い溢れる作品が増えていきます。
 また、「ここくっつけるから押さえといて!」「一緒に○○探しに行こう!」など友達と協力して製作する姿が見られるようになりました。大きな段ボールを出して来てお互いの作品の間に立てて壁にしたり、片方のみをテープで貼って扉を作ったりと参観で見ていただいたときよりも更に大きな作品となって部屋の大部分を占めています。
 いちご組の子ども達に遊びに来てもらったときには、「こっちだよ〜」と自分達の作った部屋に案内したり、「ここはね…」と作った物を説明したりとその姿はとても誇らしげでした。
 段ボールの中からは、「キャー!」と楽しそうな笑い声が聞こえてきて部屋を見渡すとどの子もこぼれるほどの笑みを浮かべています。皆の笑顔と段ボールとで部屋は今日も溢れています。
 今月から皆で取り組んでいることがあります。それはスモックを自分で脱いで畳むことです。
 どのようにするかを伝えるときの子ども達の集中力にはこちらも驚いてしまうほどでした。
 その日から「やって下さい」の代わりに、「出来た〜先生〜!」「自分でやってーん!」「先生、合ってる?」との声が飛び交っています。
 それに加え教え合ったり手伝ってあげる姿もみられ皆の優しさと共にクラスの輪がぐんぐん広がっていることにこの上ない喜びを感じています。
 沢山の行事があって、あっという間の2学期でしたが様々な姿を見ていただけたと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。


■ぶどう
 風の冷たさがより一層冷たくなり、真冬並みの寒さが続き、木の葉もすっかり落ちてしまいました。
 そんな寒さにも負けず、子ども達は園庭に走って行き、「先生一緒に遊ぼう」と元気一杯です。皆と遊んでいると寒さも吹き飛んでしまいます。
 12月に入り、マラソンが始まりました。
 朝の体操では、「今日マラソンする?」と皆楽しみにしているようでした。
 子ども達の、「出発進行!」の元気な声と共に幼稚園を飛び出します。
 「1,2,ぶどう」と元気な掛け声で走っています。途中で転んでしまうハプニングもありますが、「痛いよー」と泣いている子の所へ駆け寄り、「大丈夫?もう少しだよ」と励ましてあげる姿もあり、とても微笑ましかったです。
 園に帰ってくると、「もう終わり?」「もっと走りたい」と嬉しい言葉も聞かせてくれます。
 11月から行なっていた造形遊びでは、子ども達の作ることへの意欲は尽きることなく更に増し細かい部分まで子ども達の想いが感じられます。
 「段ボール、ちょうだい」「先生、この上に貼って」とあちらこちらから聞こえてくる言葉に、どんなのが出来るかなと毎回楽しみでした。子ども達の発想には驚かされ、感心するばかりでした。
 先日、もも組の子ども達が遊びにきました。各コーナーで、もも組が来るのを待ち、「こんにちは」の声に「どうぞー!」と大張り切りです。
 戸惑っている子の手を引き案内したり、ご飯を作ったりと、同じ年少なのに、少しお兄さんお姉さん気分の皆でした。
 帰るときには、「また来てね」と満面の笑みで、とても満足そうで、「次は何組に来てもらう」なんて話していました。
 逆に、うぐいす組に遊びに行きました。
 初めは少し緊張していた皆も遊んでいるうちに緊張が溶けたようで、自分の見たい所へ行ってました。
 「先生、これすごいね」と目を輝かせ、じっくりと見る姿はとても印象的です。
 「これ何?」「これは?」と興味津々のようで沢山質問していました。
 その後、部屋で造形遊びをしたとき、「うぐいす組みたいなの作ろう」と張り切っていました。
 冬休みの間、風邪をひかないよう気をつけて下さい。1月 からは発表会も始まります。休み明け、皆に会えるのを楽しみにしています。


■いちご
 部屋の前に置かれている4つの箱には、色とりどりのジャンパーが入っています。グループのシールが貼られたコンテナーを初めて出したのにも関わらず、私達が説明しなくても、自分達のグループシールの付いた所に入れていたのには驚きました。
 考えると、入園してからもう9ヶ月が経っていました。そのことにも気が付かず、毎日を過ごしてきましたが、子ども達の何気ない成長した行動に、9ヶ月という月日を実感させられました。
 「バディー!」の一言で2列に並んでいる男女が手を繋ぎます。軽くその場で駆け足をし、「いちご!」と私が言うと、元気な声で、「ファイト!」と返ってきます。寒さなど忘れ、マラソンに出発です!
 幼稚園を出て、静かな住宅街に響き渡る、「いちごコール」は一気に賑やかな住宅街に変え、幼稚園に辿り着くまで鳴り止むことはありません。元気一杯の「いちごコール」に逞しさを感じます。
 講堂で、運動能力を行いました。
 連なったフープを両足で跳んだり、ロープの端から端まで、スキップや片足跳びで行ったりしました。
 競技を終え、マットに並んで座っている子ども達の口から自然と出た言葉は、「頑張れ!頑張れ!」でした。一人が言うと、次々と応援し始め、手拍子と共に、運動会のときと変わらないほどの応援となりました。いえ、むしろ運動会のときより大きな声援でした。自分のことだけでなく、友達のことも自然と考えられるようになっていた姿に、とても嬉しく感じました。
 造形参観の日から、部屋の中の家や店は次々と変化を遂げ、それに伴って初めは、家に招待したり、店を出すことも恥ずかしがっていた子どもも、今では積極的に友達を招待する姿が多くみられます。
 ある日、めろん組の子ども達が遊びに来ました。
 前日に、めろん組が来ることを伝えたときから、「やったー!」と口々に言い、友達の名前が沢山出るほど楽しみにしていました。
 「めろん組が入ってきたら、何て言おうか?」と、相談したところ、「いらっしゃーい!」に決定し、振り付きで迎えることになりました。
 少し緊張した顔で迎え、「いらっしゃーい」と共に子ども達の店は大繁盛し、家には沢山の友達が訪れ、菓子を出す暇もないほどでした。積極的に、招待する姿を見て、私達も安心しました。
 冬休みの思い出話を楽しみにしています。


■めろん
 造形活動が始まりもう1ヶ月以上たちました。しかし、今でも飽きることなく積極的に取り組んでいます。
 活動を始めた当初は、のこぎりで切り刻むことや、小さなダンボールを繋ぎ合わせたり、積み重ねたりすることから始まりました。作る物も汽車や電車が多かったです。
 それから大きいダンボールを出す頃には、家やロボット、店などを友達と一緒に協力して作り上げるようになっていました。
 一番驚いたことは私達が、「このダンボール使う?」と聞くと、「それはいらないけれど、大きいダンボールちょうだい」と自分達の意志をきちんと持って取り組んでいたことです。
 素材を出したときにも、芯と芯を貼り付けて望遠鏡を作ったり、長い筒とテイッシュ箱を繋げて掃除機を点作っているのを見て感心してしまいました。長い筒を見たときには、「俺も欲しい」「私にも!!」「まだまだある?」と珍しいものだったせいか、目を輝かせて喜んでいました。
 布団は1枚しかなく、取り合いになるのかと不安でしたが、その不安も子ども達が消してくれました。それは1日毎に布団を交代して使っている姿を見たからです。
 時には喧嘩をすることもありますが、友達を思いやる気持ちがあり、一緒に遊ぶことが好きなだと感じ嬉しかったです。
 12月からマラソンがスタートしました。
 コースは幼稚園の周りを1周です。行く前に掛け声を決めていきます。今までは「めろん、ファイト!!」「ミッキー、1,2」「バズ、シャキーン」などの掛け声で走りました。好評だったのは「バズ、シャキーン!!」です。トイストーリーのバズの真似をしながら走りました。
 ジャンバーを着て走っている子もいますが、中にはスモックも着ずに体操服だけで走っている子もいます。私達はというと、勿論ジャンバーを着ています。子ども達のの元気な姿には日々圧倒させられていっます。
 走り始めると、「バズ、シャキーン!!」の掛け声で格好良いポーズをとったり、面白いポーズをとったりと色々な表情を見せてくれて、子ども達以上に私達が楽しませてもらっている気がします。
 走り終えた後には、「もっと走れたで」「全然しんどくなかった」と嬉しい言葉を掛けてくれ、頼もしいです
 。冬休み明けも、「バズ、シャキーン!!」の元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。


■もも
 寒さも本格的になってきました。毎朝、白い息を吐きながら、マラソンや体操をしている子ども達を見ていると、寒さも吹き飛んでいきます。
 初めてマラソンをした日は、正門から出発して、公園までの坂を登りUターンをして園まで戻るルートで走りました。
 出発したときは、皆元気一杯な掛け声で、「もーも!ファイト!」と言っていたのですが、帰り際になると、「もーも…、いっちに…」と少し疲れた声での掛け声になっていました。
 しかし、マラソンを毎日続けているうちに、今では走る距離も延び、掛け声は園に帰って来ても元気一杯に響いています。裏門から出発して、園の辺りを一周走れるようになりました。
 園に戻って来たときには、皆、「あっつー!」「汗かいたわぁ」と口々に言っていて、スモッグを脱いでいました。私はトレーナーの下に3枚も着込んでいたので本当に暑かったです。
 鉄棒で遊んだときは、年少児で鉄棒するのは難しいのではないかな、と思っていたのですが、子ども達は余裕な表情で鉄棒に掴まり、ブタの丸焼きや色々な技を見せてくれました。私は幼い頃から鉄棒が苦手だったので、皆の技一つ一つに思わず歓声を上げてしまいました。いつの間にそんな能力を身につけたのでしょうか。子ども達のパワーにはいつも驚かされてしまします。
 造形遊びでは、以前の参観から比べると、まだまだ沢山の作品が出来てきました。
 家の中部を細かく作っていました。覗くと、タマゴパックで棚を作ったり、床にカーペットを敷いている子もいました。
 ごっこ遊びのときに、お客さんにご飯を用意している子が多く、出来上がった作品を並べていたので見てみると、それぞれに工夫が見られました。綿の上に画用紙を細かく切ってトッピングをしていたり、毛糸と画用紙を作ってラーメンや、焼きそばを作ってきちんと割り箸まで用意していました。今度、みかん組の友達がもも組にお客さんとして来るので、皆はそれを心待ちにしている様子です。
 以前、年中のしか組と年少のぶどう組に招待されました。
 「焼きそば」や「ラーメン」は、しか組でご馳走になったので、その影響で部屋でも作っていたのでしょう。
 もう、皆に会えるのが残り僅かとなりました。寒さに負けず体調に気を付けて、楽しい冬休みをお過ごし下さい。
 3学期に元気に会えるのを楽しみにしています。