
■あひる
「今日も滑り台の下で」
毎朝合言葉のようにこの会話が飛び交っています。
実は、最近、滑り台の下でレストランを開いていて、それに夢中な様子です。
朝9時になると必ず1便の子達が、食べる場所をカラータイヤで作り始めます。
「ここは沢山人が来ても大丈夫なように、広くしよう」、「じゃぁ、カラータイヤもっといるから、手伝って」などと言い合いながら、協力して外装を作り上げます。
よく見ると、スケーターの駐車場もあり、工夫が見られます。
2便、3便の子達が来ると、すぐに着替えをして、レストランを手伝いにやって来ます。
「入れて!」、「じゃぁ、こっち忙しいから手伝って」と、どんどん参加していきます。自由時間にも関わらず、全員が滑り台の下に集合しているのには驚かされます。
「○○君達は木の実取って来てね」、「力強い人、この木の実の種、取り出して」、「厨房は人が沢山いるぞ」などと、役割分担を自分達で考えて行なっている様子で、とても微笑ましいです。
男の子達もフライパンを持って、器用に何かを作っています。
「凄く上手だね」と伝えると、「家でも手伝ってるから」、「お父さんもやってるで」などと自慢して教えてくれました。
ウエイトレスの子もきちんといて、注文表を持って、「今日は何にしますか?」と満面の笑顔で尋ねに来ます。
「肉料理がいいな」と担任がリクエストすると、「では、ステーキ定食はいかがでしょうか」と本物の店員顔負けの口調で、答えてくれます。
普段、店に行ったときに、本当によく見ているのだと実感させられました。子ども達の観察力は凄いです。
友達同士の関わりも、このレストランを通してぐっと深くなり、更に仲良くなり、協力し合う姿も見られました。
力が強い子、手先が器用な子、笑顔で注文出来る子など、子ども達なりに考えて役割分担を行なっています。
子ども達は、友達の得意なこと、良いところを見付ける天才です。そして、友達に頼られたり、誉められたりすると、更に自信が付き、その力は大きくなっていきます。
私も、子ども達の力を引き出せるよう、認めることを忘れない人でありたいと再確認出来ました。皆で認め合い、成長していきたいです。
「明日も滑り台の下で!」
■かもめ
「僕達が悪かった。だからごめんなさい」
ある日の降園準備のときの話です。
その日の皆は誰もが、「あと少しだけ」の気持ちでずっと遊んでいました。私の声が届いていることも知っていたし、きっと、「あと少し」がずるずる続いているのだと思いながらも一向に帰る用意が整わないまま、ただ時間だけが過ぎていきました。
私が大きな声を出さなくても、全てを言わなくても、やるときはやれる皆なのに…と思いながらも目の前の現状に今学期に入り初めて皆をきつく叱りました。
騒がしかった室内は一気に静かになり、「もうずっと遊んでて良いよ」と言って部屋を出る私を見ながら皆の表情はみるみるうちに曇っていきます。
部屋を出たものの、バスの出発時間まではあと僅かです。このまま皆バラバラに帰って行くのかな、どうしようかと思いながら、はと組の前を通り過ぎた頃に、男の子がゆっくりと後を追いかけて来て上記の言葉と一緒に、「だから戻って来て」と言いました。
泣くのを必死に堪えてそう話す男の子に私も泣きそうになりました。
部屋に戻ると全員通園鞄を膝の前に置き、きちんとグループ毎に座っています。2台ほど出していた給食机も畳まれていました。
「先生、何で怒ったと思う?」と尋ねる私にポツリポツリと返事が返って来ます。
「一杯怒ったから怖かったでしょ?でも男の子は怖い先生の後を追いかけて来たよ。何とかしなくちゃって思ったんだよね?」と話すと緊張の糸がほどけたように皆が泣き出しました。
「仲が良いのは良いことだけど…」と暫く話しているとどんどんと熱いものが込み上げて来ました。
私の話を正座で真っ直ぐな瞳を向けて真っ赤な顔で聞いてくれています。担任をさせてもらうって本当に幸せなことなんだと心から思いました。
「だらだらしてたら時間ってすぐに経っちゃうんだよ!楽しいことも出来なくなっちゃうんだよ。そんなかもめ組は嫌だ」と話すと、「僕も嫌だ」「私も嫌だ」と返って来ます。
「遊ぶときは思いっきり遊ぶ。でもやるときはやる」と皆は言いました。
次の日にはいつもと変わらない笑顔で、「おはよう!」と挨拶してくれる皆です。そんな皆が愛しくてたまりません。このままずっと一緒にいれたらいいのにな。
■ぺんぎん
園庭の木々も色づき、気が付くと、部屋のみ仏様の前には、子ども達からの落ち葉とどんぐりのプレゼントが並べられていました。季節を感じると共に、心が温かくなります。
運動会やミニミニ運動会では、温かい声援と、思わずコースに入りそうになるぐらい身を乗り出して応援するお母さん達の姿がとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。
新しい種目の綱引きは、なかなか勝てずに、悔しい想いをしていました。
最下位で部屋に帰ったとき、「悔しい」と、みんなが口にし、涙を浮かべる子もいたのです。子ども達の姿や想いに言葉が詰まりました。
すると、「もっと応援しよう」と、一人が口にしてくれ、話し合いが始まりました。
「掛け声決めてなかった!ぺんぎんって声掛ける?」と言うと、「力出ないやん!」「変や!」と、みんな明るい笑顔を見せてくれたのです。残念なことに直ぐに却下されたけど、皆の笑顔が嬉しかったです。
その後は、子ども達だけの話し合いになっていました。
そして迎えたミニミニ運動会当日、勝ったときに見せてくれた最高の笑顔と応援する姿、話し合いを通して想いが1つになったこと、全て忘れません。
先日の園外保育では、久し振りの遠足に朝から興奮気味でした。
「コスモス何本咲いてるのかな?」「10本?」「100本ぐらいちゃう?」と話していた子ども達でしたが、実際にコスモスの丘に着くと、「うわー!」「すごい」と観声が上がり、思わず拍手していました。その姿が可愛くて仕方なかったです。
コスモス畑の間を歩き、写真撮影をしました。みんなの興奮が写真から伝わると思います。是非、楽しみにしていて下さい。
さぁ、今度はどんぐり拾いです。
「見つけたよ」「小さいどんぐり!可愛い!」と、嬉しそうな声が聞こえてきました。ただ、今年はどんぐりの数が少なく、なかなか見つけられませんでした。
一個も取れず空の袋の子がいると、「○○ちゃんあげる!」「私もあげる」と、分け合う姿が広がっていったのです。みんなの優しさに胸が熱くなりました。
楽しみにしていたミニミニ運動会やどんぐり拾いも終わり、思い出が一杯できた10月でしたが、みんなと一緒に過ごせる残りの日々を考えると、寂しい気持ちになります。でも、落ち込んでいてはいけませんね。きっとみんななら、「まだ一杯遊べるよ」と、声を掛け、励ましてくれるでしょう。
■うぐいす
9月に引き続き今月も運動会で始まりました。しかし、うぐいす組には9月ほどの勢いはありません。朝のお決まりだった、「今日の運動会何?」のハツラツたる質問が、いつしか、「今日も運動会?」に変わっていました。それもそのはず、赤白対抗がクラス対抗になり、10点以上の差を付けられて負けるなど結果は散々でした。どれだけ気合いを入れて臨んでも勝てないのです。目の前では、勝つ難しさに悩んだ子ども達が、「がんばったから仕方ないよ」と励まして合っています。経験も生きず、ただ見守るしかないこの状況に私も悩みました。勝つ喜びを味わわせてあげたい。それはやはり子ども達も同じでした。
「勝ちたい」「1等をとりたい」
こうして、あのミニミニ運動会を迎えるまでにどれだけの話し合いと秘密の特訓を重ねたことでしょう。少しの時間を見付けては、「アレやろう」とボールのキャッチをし、裏ワザを信じて足に輪ゴムを付けて走り、給食は残さないで食べると必要以上に口をモグモグとさせていました。
しかし皮肉にも当日も4等に終わり、悔しさで胸を詰まらせ部屋に戻ると、「がんばったから仕方ない」の風に吹かれた子ども達は涼しい顔をしていました。その姿に腹が立ち、「悔しいのは先生だけなん!?」と言い放ちました。
すると子ども達が一斉に泣き始めました。今の「がんばったから仕方ないよ」は、悔しさから出た精一杯の強がりだったのでしょう。
成長するために必要なのは悔しさです。勝ってばかりでは悔しさは分かりません。負けてばかりでは本当の悔しさは消えてしまいます。
私は、勝つことが負ける悔しさを知る方法だと思っていました。だから喜びも味わわせてあげなければと焦っていました。
しかし、努力することが、両方の気持ちを生むのだと気付きました。いえ、子ども達に気付かされました。
そして心から称え合いました。
「がんばったからそれでいい!」
芋掘りや園外保育では、欠席した友達にどうやって芋やどんぐりを届けようかと話し合いになりました。
壁面製作では、自分のグループ以外にも気を配り合って協力する姿がありました。
風邪で咳き込む私を部屋の真ん中に寝転ばせ、「先生は片付けしなくていいよ」と気遣ってくれました。机や子ども達にまたがれながら、いつか踏まれるとハラハラしながら目を閉じ耳を澄ました。
子ども達が奏でる音は心地良いなぁと浸っていると、「寝たらあかんで」と激しい揺さぶりに合いました。ゴホゴホッ。
■は と
予想通り?いやいや、予想以上の活躍を見せ、私達大人を驚かせたミニミニ運動会では見事、1位に輝いてくれました。
皆の心が1つになると、その力は何十倍にも、何百倍にもなれるんだと話し合いました。その話を、「うん、うん」と頷きながら、真っ直ぐな瞳で聞いてくれた姿からは、逞しさと同時に、何か大きな力も感じられました。
そして迎えた当日は、どの種目にも、全力で戦う姿が見られ、応援にも熱が入りました。全力で真剣に戦った分、1位をもらったときの喜びは倍増でした。
終わった後に部屋へ帰ると、一人の女の子が、「先生!皆の心が1つになったからやね!」と嬉しそうに言ってくれました。その子だけでなく、皆もそう感じてくれたはずです。難しいことは、まだまだ分からないけれど、小さな力が沢山集まれば、大きな力が生まれることは、しっかりと心に刻んでくれたと思っています。
その日、頑張った自分を皆でヨシヨシしました。「えへへへへ」と照れ笑いの皆に、「先生からは、チュウのプレゼント!!」と伝えると、「ギャー!!」と悲鳴を上げながら、拒否されてしまいました。(涙)このプレゼントは、おあずけのようです。
さて、先日は、気分屋の空を心配しながら遠足に行って来ました。途中、何度か、ポツリポツリと頭を濡らしましたが、その度に皆で、「うめぼし〜」と空に向かって、叫びました。これは雨が止むおまじないです。何故梅干しなのでしょう?これには、皆も疑問に思ったらしく、「なんで梅干しなの?」「空は、酸っぱいのが嫌いなの?」「梅干し食べたいのかな?」と謎は深まるばかりです。それでも気分屋の空へ、梅干し攻撃は続きます。
ひっきりなしの攻撃に降参したのか、空は晴れ間を覗かせてくれました。
「あっ止んだ!」
今回のおまじないは、大成功のようでした。しかし、このおまじないの成功率は、6割、いや、5割程度なのです。微妙!?どうか、この先もこのおまじないが、上手くいきますように。
雨も止み、森の中へ進むと、どんぐりだけでなく、皆の興味のあるものが沢山ありました。
一番興奮していたのは、いろんな所に生えているキノコを見付けたときでした。
「うわっ!これは毒キノコや!」「皆、触ったらあかんで!」「あぁ〜!踏んじゃった!!」と、見付けるだけで大騒ぎでした。
他にも、巨大な蜘蛛の巣や、ザリガニのハサミ、見たこともない虫に大興奮し過ぎて、どんぐり拾いどころではなかったようです。どんぐり拾いは次の遠足に期待しましょう。
■かなりや
「早くリレーしようやぁ!」
園外保育に行っても、どんぐり拾いよりもリレーがいいかなりや組は、まだまだ運動会の熱も冷めず、今まさにスポーツの秋です。運動調査も始まり、沢山ある種目に気合い充分です。
先日の運動会では、大きな声援をありがとうございました。初めは、どうなることかと思いましたが、皆らしい結果を出してくれました。
初めて園庭で綱引きをしたときのことです。
あまり負けたことのない皆は、勿論綱引きも余裕で勝てると思っていました。しかし、「よーい、ピー!」ズルズルズル。「よーい、ピー!」ズルズルズル。とすぐに相手チームに引かれていき、全く勝てません。
皆かんかんに怒っています。泣いている子までいました。部屋に帰って、制服に着替えていても、いつもうるさいのに、凄く静かで、こんなに悔しそうな皆を見るのは初めてでした。
「先生、負けて良かったと思うよ」「はぁ!?」「なんで!!」
今にも殴りかかってきそうな勢いです。
「皆が今イライラしているのは、悔しいからだよ。悔しいって思うことは大切なことだよ」
まだギラリと私を睨みつけています。
「だって、次勝とう!って思うでしょ。どうしたら勝てるかなって考えるでしょ?そしたら、今よりももっと強くなれるよ!全部勝ってたら、そんなことも思わないでしょ」
そういうと、シュルシュル〜と皆から怒りが消えていくのが見えました。
すると、すぐに話し合いが始まり、闘志を燃やしていました。また1つ大きくなりましたね。リレー大会も期待してるよ。
本当に体を動かすのが大好きな皆は、「描画参観あるから画板拭こう!」と提案すると、「やったー!」と大喜びで、画板を拭き終わっても、「床も拭いていい?」「ここも拭くわ」とコーナーの上や黒板の周りまで拭き始め、まるで年末の大掃除です。
「先生、来て!」と手を引かれて行くと、「キャー!」
皆の靴が床に落ちてごちゃまぜです。丁寧に靴箱の中まで拭いてくれています。
後ろを振り返ると、「ひぃ!」
緑の廊下や隣の坂まで水浸しです。
部屋に戻ると、石鹸で画板を洗い始めています。「偉いでしょ」とばかりに嬉しそうに私の顔を覗き込む皆が可愛くて仕方ありませんでした。もちろん、全部悪戯ではなく、手伝ってくれているのです。
かなりや組も、あと半分を切りました。終わりの日が段々と近付いてくるのが分かり、感傷気味な担任です。大好きな子ども達と、ずっと一緒にいたいです。
■つばめ
先月の運動会、ミニミニ運動会では、愛情たっぷりの声援をありがとうございました!
お母さん方の熱い気持ちが伝わり、子ども達も更に強い気持ちになっていました!(もちろん、私にも伝わりました!)
皆で力を合わし成し遂げた運動会は、子ども達にとって大きな自信をつけてくれたようです。子ども達の思いは、もう、次のリレー大会に向けられていて、自由時間も、リレーする姿が見られ、とても頼もしいです。私も今から楽しみです。
運動会後、日々の生活でも協力しあう姿が増えました。
片付け、コーナー整理など何から何まで誰かが気付き、自分達で教え合っています。
壁面製作でもその効果は見られました。
画用紙の立体工作を行なってから、「街」を作ると決まりました。いつも以上に気合いの入っている皆は、話し合いからかなり真剣に取り組みました。
今までは、普段のグループ毎に分かれて製作することが多かったのですが、今回は好きなものを作りたい子同士でやってみたいと意見が上がりました。
街には何があるか考え、誰が何を作り、などの役割分担までも考えてから取り組みました。
マンション、レストラン、遊園地、幼稚園、公園と、各グループかなり集中して、それぞれに思いを込めて作り上げていました。
しかし細かい作業が多いため、大きな壁面に広がる街は一向に埋まりません。それでも諦めようとせず最後まで完成させようとする皆がいました。それだけでも嬉しくてたまらなかったのですが、どんどん想いが膨らんでいく皆を見て感動しました。
その勢いは保育時間だけでは終わりません。朝、登園するなり私が何も言わなくても壁面製作が始まります。
ご飯を食べた後も一目散に取り掛かるのです。
そんな日々が続き、ようやく完成した、「街」は全国住んでみたいランキング1位に輝けるくらい最高の街になりました。
運動会後に見せてくれた皆の粘り強さと、最後まで諦めようとしない気持ちは、更に成長しました。
出来上がった壁面を皆で眺める時間は、今1番の幸せです。達成感に溢れる皆の笑顔は、私の大切な宝物になりました。
皆の気持ちが形となり、日々私達を見守ってくれているようです。
さぁ、11月は造形活動が始まります。更にパワーアップした街が完成する予感です!是非楽しみにしていて下さいね!

■く ま
「本をピッ、名前をピッ、星、星」と皆で声を揃えて教えてくれました。
これは、図書の本を借りる手順です。先日から、自分で図書室のパソコンを操作しての貸出が始まったのですが、カミナリ先生に操作方法を教えてもらった日に欠席していて知らない友達に先述のように教えてくれました。
「星」とは、星のシールを貼ったEnter キーのことです。スキャナーで本のバーコードを読み取り、次に首から掛けた自分の名前のバーコードを読み取ります。
図書室に向かう前の皆の表情は、気合いに満ち、何度も、「本をピッ…」と繰り返していたのがとても可愛かったです。
さぁ、いよいよパソコンとの対面です。手順は分かっていてもスキャナーでの読み取りの微妙な角度や位置は、実際にやってみると少し難しそうだったのですが、スキャナーを上下に動かしたり、図書委員のお母さんに教えてもらったりして、次々に作業を終えていました。
その日の絵本は、自分で操作して借りたからか、いつも以上に大切に皆の脇に抱えられて水色鞄まで運ばれていました。皆がまた少しお兄さん、お姉さんになったように感じた瞬間でした。実際、子ども達も、年長児がしていたことを自分達もしたので、ちょっぴり大きくなったと感じていたでしょう。
カミナリ先生が、操作方法を説明してくれた日、各部の名称も教えてもらいました。
「スキャナー」という言葉を初めて耳にし、「ス…ん?」と首をかしげていた皆の様子を読み取ったカミナリ先生が、「好きやなぁ、好っきゃなぁ、スキャナー!」と教えてくれました。すると、皆の頭の中の「?」も見事に解読されたのが一目で分かりました。
一通り説明を聞いた後、再度皆に、この名称を尋ねてみると、「好きやなぁ」がよっぽど印象深かったのでしょう。見事に「スキ!」という名称に改名されていて、思わず私の口元もゆるんでしまいました。
皆が今まで以上に絵本の貸出を楽しみにしてくれ、私もこの時間が好きになりました。
友達を思いやる心のスキャナーも、様々な行事を通じ、その一端をお母さん方に見ていただけていると思いますが、皆から私の方がパワーや優しさをもらっています。
欠席の子が早く治って登園出来るようにみ仏様にお願いすることを提案してくれたり、友達が困っていると、すぐに駆け寄ったりと、クラスでの団結がより増しています。
私のスキャナーも、皆に負けないように、より性能を上げるよう心掛け、皆からも、「好きやなー」と思われるスキャナー先生になります!
■ぱんだ
今月の1番大きなイベントはやっぱりミニミニ運動会ですよね。
運動会が終わってから、「明日の運動会からは『赤頑張れ、白頑張れ』じゃなくて『ぱんだ頑張れ』って応援するんだよ」と子ども達に伝えると、大喜びでした。
初めは、「赤が強い」「白が強い」と言い合っていた子ども達も次第に、「ぱんだ頑張れ!」という言葉にも慣れ、応援にも今まで以上に力が込もっていました。
運動会からミニミニ運動会まであまり日がありませんでしたが、何回も作戦会議をし、屋上でもリレーをして遊びました。
ミニミニ運動会当日は、父兄の方々も沢山応援に来て下さっていて、子ども達も、いつも以上に張り切っていました。父兄の方々の応援も素晴らしく、父兄の方々と子ども達が1つにまとまっていて嬉しかったです。
途中で、得点の玉を数えるときや、リレーの旗を取って帰ってくるときには、応援している子ども達も一緒にガッツポーズをして喜んでいてくれて、友達同士で喜び合う姿も見られました。
そして、見事に1等となり、前日から欲しくてたまらなかったひつじ組と同じ大きなカップももらえました。
ミニミニ運動会が終わったあとの弁当のときには、「それどこに飾るん?」と、カップを飾る場所を気にしたりと、満足そうでした。
「あのね、運動会は終わったけど、ぱんださんが終わるときに、もう1回、リレー大会っていうのがあって、リレーするんだよ」と伝えると、「まだリレーするん?!」と返事が返ってきましたが、目はとても嬉しそうでした。
「リレー大会は1等から7等まで決まるんだよ。次はもっと大きいトロフィーがもらえるんだよ。何等がいい?」と聞くと、皆で一斉に、「1等!」と言ってくれました。
最近は毎日のように絵を描いています。絵の具を6色で描いたあとにクレパスでも描くなど、難しいのですが、上手に使い分けています。
重ねて描きたいときには混ざらないように少しずつ点で描いたり、その絵が少し乾くまで待ったりと、いろいろなやり方を伝えると、理解してその通りできるようにもなりました。
個人持ちの絵の具にもすごく興味があるようです。
水入れバケツを使ったときにはパレットの色だけでなく、筆を洗ったときの水の色の変化もおもしろいようで沢山の発見をしてくれています。描画参観も楽しみにしていて下さいね。
学園祭りで使うポシェット製作をしました。
ポシェットには自分達で絵を描き、チケットも切りました。子ども達も、父兄の方々と過ごせる学園祭りを楽しみにしています。是非来て下さいね。
■きりん
朝夜が肌寒い季節になって来ました。登園して来たときには、「寒いね」と言っていたのに着替えを済ませると、半袖のままで元気に走り回っていて、いつも驚かされます。
雨天の日、昼御飯を食べていると、急に雷が鳴り出したときのことです。
一人の子が、「雷やー」と叫ぶと、他の子が、「急いでおへそ隠してー」「食べられる」と言って、全員がその言葉に反応し、両手でへそを隠し、皆が真剣な目で空を見つめていました。
そして男の子たちが急いで、入り口のドアを閉めに行き、「これで大丈夫や」と言っていました。
この素晴らしい瞬時の連携プレーを見て、驚くと同時に、思わず笑ってしまいました。
運動会のリレーを終えた直後ぐらいから、皆の様子の変化には気づいていましたが、こんなに変わっていたことに感動しています。
静かに話を聞かず遊んでいて、私が怒ったとき、以前は、それに対してバラバラに一人一人が意見を言っていたり、各自で謝りに来ていたのですが、今では違っています。
初めは、バラバラで座ったまま動かず考えている様子だったのですが、少しずつ動き出し、自然に皆で円を作り、寄り合って、「どうしたらいいかな?」と意見を出し合ったり、皆で一緒に考えようとしていて、こちらは怒っていたのに、その姿に感動し、一人で泣きそうになってしまいました。
その後は、全員で来て、謝り、これからどうするのか皆で決めたことを話してくれたのです。怒っていたことも忘れ、その姿に興奮を隠せず、笑われてしまいました。
子ども達は、日々成長しているのを改めて実感させられた日でした。
芋掘りに行きました。
前日から、全員が楽しみにしていて、「明日、芋掘りやろー」「よっしゃー」と言う声が飛び交って、大興奮状態でした。
次の日、芋掘りに出発しましたが、天候は悪く、雨が少し降っていました。バスの中でも、不安そうに窓の外を眺めている子もいました。
しかし畑に到着すると、そんなことも忘れ、皆、夢中になって芋を掘り出し、大きな芋が出ると、「先生、見てー」と大声で必死に呼び続けています。しかも、本当に芋が大きくて、私も一緒になって大喜びしていました。
雨も止んで、楽しい想い出がまた一つ増えて、良かったです。
早いもので、きりん組での生活も、残りあと半年になってしまいました。一日一日の生活を大切に、沢山楽しい思い出を作っていきます。
■ぞ う
天候に恵まれ、ミニミニ運動会も芋掘りも無事に行けて本当に良かったです。
壁面製作をする前に何を作りたいかを聞くと、「幼稚園!」という意見が出て来て驚きました。でも驚くと同時に幼稚園を作りたいぐらい好きなんだな、ととても嬉しかったです。
幼稚園のどんなものを作りたいか話し合っているとき、「コーナー、ピアノ、ハーモニカ、絵本」と次々に作りたい物、必要な物が出て来ました。
「今から作るよ」と伝えると皆の目の色が変わり、真剣に話を聞いていました。
材料は模造紙(とても大きな紙)と絵の具、画用紙、糊、鋏を用意しておき、「こんなやり方があるよ」と画用紙で立体形を作る方法を少し説明してから行ないました。
すると、私が伝えたやり方をただ真似するだけでなく、蓋を付けたり、箱を作ってその中に入れたり、今までにやったことのある技法を取り入れたりと、一つ一つに工夫が見られ、こんなに出来るんだ、と子ども達の成長を感じました。
図書の貸し出しのとき、今までお母さん達にコンピュターの操作をお願いしていました。しかし15日に西木先生より、今度から自分達ですることになったことを聞くと、嬉しそうに微笑んで友達と顔を見合わせてから説明を聞いていました。
そして、26日の貸し出しの日に自分達で操作をすることを伝えると、「やった〜」と大喜びです。
保育室で、まず自分の名前とバーコードの書かれたペンダントをすぐに首からぶら下げます。
説明の日から少し時間が経ったので忘れているかな?と思い、「最初どうするんだった?」と聞くと、「絵本をピッとする」や、「ボタンを押す」とよく覚えていて答えてくれました。
借りたい絵本を探して、実際に操作するときは笑顔でしていて可愛かったです。
11月3日の学園祭りに向け、ポシェットを作りました。
「また、お祭りがあるよ」と話すと、「パパと行く」や、「皆で行く」と教えてくれ、楽しみにしていることが伝わって来ました。
ポシェットは蓋を付け、鋏で好きな形に切りました。真っすぐに切ったり、縦に切り込みを入れたり、変わった形に切ったりと、様々で面白かったです。
その後、サインペンで好きな絵を描いたり、チケットを切ったり、一工程が終わる度に、「今日、持って帰る?」と目を輝かして聞かれ、「まだだよ」と伝えるのが心苦しかったです。持って帰る日を、是非楽しみにしていて下さい。
■り す
園庭の木々は赤や黄色に色付き、ひらひらと落ち葉が舞い散ると、あっという間に秋色の絨毯が広がります。
「一枚、二枚、三枚…」「先生、たくさん拾えたからあげる!」「み仏様に飾ろう!」
子ども達は、落ち葉を拾い集めると、嬉しそうな笑顔でプレゼントしてくれました。
「ちょっと寒くなると、葉っぱの色って変わるんだね!」「赤とか茶色、黄色もあるよ!」
子ども達は、季節の変化と共に木々の移り変わりに敏感に気付いていました。
「りす組の部屋も秋にしよう!」
子ども達の提案で、りす組の部屋の壁面には、秋の森を作ることに決定しました。
まず始めに、木を作りました。
段ボールを水で濡らすと、上の紙が簡単に剥がれて、ボコボコした面が顔を出します。この方法は子ども達が教えてくれました。
「うわぁ!楽しい!」「こんなにいっぱい剥がれた!」
これには子ども達も楽しさを覚え、無我夢中で剥がしていきます。
一日乾燥させ、次の日は、絵の具を塗たくります。
「だんだん、木の色に変身してきた!」塗たくり遊びをするときのように子ども達の表情は生き生きとしていました。
「先生、葉っぱも作らないとね!」「赤とか黄色とか茶色の画用紙、ちょうだい!」
子ども達からどんどん要求が出ます。
「皆が拾ってきた葉っぱ、よーく見て!」と言うと、子ども達はじっくり観察を始めました。
「葉っぱの中に模様があるで!」「こんなん、作れるで!」
本物の葉っぱに近付けようと細かい部分や形をよく観察して、一人一人違った素敵な葉っぱがたくさん出来上がりました。子ども達のアイディアと友達と相談しながら作り上げていく姿は真剣そのもので一つのものを皆で作り上げようという一体感が生まれ、その様子を見ると嬉しさが込み上げてきました。
「この木に、果物があったらもっといいやん!」「りんご、みかん、ぶどう、梨!」「いろんな果物作ろう!」ということで、おいしそうな色で塗った紙で、新聞紙を丸めて作った果物を包んでいきます。次から次へと秋の果物が出来上がり、果物の森が完成しました。
「おいしそー!」「食べたいな!」
自分達で作った秋の森に、子ども達は大満足でした。りす組の秋の森、是非見にいらして下さい。おいしいですよ!
天候が心配された芋掘りでしたが、無事行ってこれました。
「土、固いわぁ、でもいっぱい掘るで!」あるだけの力を発揮して、掘り起こしました。「先生見てー!」掘った芋を持ち上げながら、とびきりの笑顔をたくさん見せてくれました。
■ひつじ
園庭の木々も色付き始め、秋が感じられるようになりました。
園外保育では秋を沢山拾いました。ビニール一杯のどんぐりです。
山に入ると、子ども達は地面を食い入るように見ていました。どんぐりの木がない所も必死で見ている姿に思わず笑ってしまいました。
どんぐりの木に到着すると、それはそれは勢い良く拾っていました。
「見て、大きいの取れた」「ちっちゃいどんぐり」「帽子付きやで」と、どんぐりの自慢大会も始まり大騒ぎでした。子ども達の勢いで、ものの10分ほどでどんぐりを取り尽くしてしまいまったので、場所を移動して、まだまだ取ります。
次の場所は木の種類が違い、最初よりも大きいどんぐりがあり、子ども達は大興奮でした。そこは地面の溝に太いどんぐりがいくつも落ちている密集地帯で、今度は無言で黙々と拾っていました。
「弁当を食べに帰ろう」と言っても聞こえないほど熱中している子ども達は可愛かったです。家に大量の土産が届いたでしょうか。
壁面製作も秋らしく、「りすの家」を作りました。
「りすにどんぐりを食べさせたい」と子ども達の話し合いで決めました。
今回は難しい作業にも挑戦しました。最初は家の形作りです。
1枚の大きい模造紙をグループで切り貼りして作ります。
初めは1人で思い思いに切っていた子も、貼る段階になると、「ここにしよう」と友達と一緒に決めたり、糊付け役と貼る役に分かれて製作したりと成長を感じられた場面でした。
次は家の中の小物を作ります。
画用紙を立体にする方法を取り入れました。私がいくつか例を見せてから作りました。
示した例からいろんな発想が生まれたようで、箱型にしたり、階段型にしたりと悪戦苦闘しながら作っていました。
「段階出来た」と見せてくれましたが、1つ作るとそのまま貼っているだけで1日目は終了しました。
2日目は先に作り始めていた他のクラスの作品を見に行ってから再度作りたい物を話し合い製作しました。
すると、変化がありました。
筒と箱を組み合わせてテーブルにしたり、箱に小さい筒を貼り合わせてベットや枕にしたりと、子ども達も自信満々の表情で見せてくれたのが印象的でした。
子ども達の発想の豊かさに驚かされ、そして、これからの造形活動がとても楽しみになりました。
■し か
「今日の2位は1位と同じやから嬉しい」
ミニミニ運動会の表彰式の後に、一人の子どもがそう言い、皆で頷き合った言葉です。
運動会で勝敗の意識が芽生え始めた子ども達が、クラス対抗なるミニミニ運動会で、より一層競争心に火が付いたり結果を気にするようになったのは言うまでもありませんでした。
他クラスのことも気になり始め、「さっき○○組がリレーの特訓してたで」「○○組はヒモ馬も御輿も上手やからやばい」と運動会では見られなかった姿も見られ、その変化を嬉しく見守っていました。
でも一番嬉しかったのは、どんなに勝つことに強い思いを持っていても、「皆が同じ気持ちで頑張る」ことを忘れず、クラスが一つになって取り組めたことでした。
上手く出来ない子の隣には、いつも優しく声を掛けてくれたり教えてくれる友達の姿がありました。決して責めたり、締めたりせず、「皆で一位になろう」という子ども達の気持ちが強く感じられました。
運動会を経て、ミニミニ運動会に向けより変わっていく皆の姿に、毎日胸が熱くなりました。
私自身も、皆と一緒に出来る喜びや活動する楽しさを大切にしながらも結果を気にするようになり、毎日子ども達と作戦会議を真剣にするようになっていました。
気合い十分で臨んで当日は、一種目めのヒモ馬がまさかの点数の少なさで4位スタートとなりましたが、そのおかげで子ども達の緊張がほぐれ、「楽しむ」ことを思い出せたと思います。
折り返しリレー、ジュニアリレーでは、ニコニコ笑顔と、普段は見られない真剣な表情が沢山見られ、胸に込み上げるものがあり、何度も涙しそうになりました。
「皆で力を合わせ、皆が頑張った」という満足感と達成感がどの子どもの心にもあったと思います。
表彰式の際、2位という結果で悔しがるかなと心配したのですが、ジャンケンで勝ち、皆を代表して賞状とトロフィーを受け取った友達に、「取りに行ってくれてありがとう」と皆が礼を言い、冒頭の言葉を聞いて、同じように嬉しそうに頷き誇らし気な子ども達の姿に、もう涙を止められませんでした。
「皆、めっちゃ格好良かったなぁ」「皆で頑張ったから優勝やな」と言い合う皆を見ていて、改めてこのクラスの担任になれたことを幸せに思いました。
お家の方々にもどのクラスにも負けないほどお力強い応援をしていただきありがとうございました。

■も も
9月まで暑かった日差しが嘘のように、10月に入ると寒さも増し、気が付くと木々は赤く色付き始め、秋の訪れを感じるようになりました。
それでも子ども達は相変わらず、「暑いから靴下も脱ぐー!」と元気一杯、寒さ知らずで活動しています。
そんな子ども達の姿を見て、私達も日々、元気パワーをもらっています。
千里南公園へ園外保育に行きました。
前日に、どんぐりも拾うことを伝えると大喜びし、目をキラキラさせて降園する姿を見て、当日子ども達が登園してくるのを楽しみにしていました。
そして当日は予想通り満面の笑みで部屋まで走って来るや否や、「もう行く?」と、今にもそのまま出かけそうな勢いの子や、通園カバンの中から大きな袋を取り出して、「この袋にどんぐり一杯持って帰るねんで!」と、意欲満々に話してくれる子など様々でした。
公園に到着し、荷物を置くと、ビニール袋を片手にどんぐり拾いに出発しました。
どんぐりの森に到着して暫くすると、1人の子が、「どんぐりあった!」と言うと、他の子ども達の競争心に火がついたように探し始め、「大きいどんぐり見つけたよー!見て!」「赤ちゃんどんぐり、小さいでしょ」と、どんぐりの森は大騒ぎです。
私も子ども達に負けないように夢中で探していると、何人もの子が、「沢山持っているから先生にもあげる」と言って小さい手の平を差し出してくれました。とても嬉しかったです。
中には、「パパとママにもあげるから、もっと見つけないと」と、忙しそうに拾っていました。その表情はとても優しくて、何処にいてもお父さん、お母さんと繋がっているのだと感じさせられ、とても心が温かくなる園外保育でした。
学園祭りに向け、ポシェット作りをしました。
今度、祭りがあることを話すと、「えー!」と驚きと喜びの表情を見せてくれました。
新聞紙でスタンピングするときは、みんな思い思いに好きな色を使いスタンピングをし、色が重ならないように綺麗に並べて押す子や、思い切って全体的に押す子など、一人一人違った工夫が見られました。
出来たときは、「先生、出来たよー!」と満足そうに見せてくれました。ポシェットを持って帰る日を楽しみにして下さい。
■ぶどう
運動会、ミニミニ運動会、芋掘りに園外保育と、盛り沢山の行事も、あっという間に終わってしまいました。沢山の声援と笑顔をありがとうございました。
運動会では、力一杯走っている皆の可愛い姿を目に焼き付けていただけましたか?
開会式では、「頑張るぞ、エイエイオー!!」と気合い十分でテントから出て行きました。
1つ目、『コロコロボール』は、箱が引っ繰り返る子が続出しましたが、すぐにボールを追っている姿は頼もしかったです。
2つ目、『縫いぐるみが欲し〜い』では、板の上を腕だけで進んでいる姿に力強さを感じませんでしたか?
実は最初はなかなか進めなかったのです。板の端ではなく、板の上で手を後ろに引く子がいましたが、回数を重ねる毎に力も付き、コツを捕んでいったようです。
3つ目、『○、△、□』では、両手にしっかり玉を握り、穴を目がけて投げていました。入ったら喜び、入らなくてもすぐ玉を取りに行く集中力に感動しました。
最初は一番下の穴に入れようとする子が多かったですが、次第に、「先生!僕一番上の穴に入れてみせる!」と上を目指す子が増えていきました。
運動会もミニミニ運動会も結果は、赤白両両方の勝ちってすごいですね。
芋掘りでは、掘っても掘っても抜けず、「先生…このお芋、隠れんぼ上手やなぁ」と可愛い一言に思わず笑ってしまいました。
「取れたよ〜」と持ち上げると、顔がスッポリと隠れてしまうほど大きなのを引き抜いた子もいました。
帰りのバスでは、「ママびっくりするかな」や、「焼き芋にしてもらう」と想像が膨らんでいました。
その後日の弁当を見たり、話を聞き、様々な料理をしてもらい美味しく食べたんだなぁと羨ましくなりました。
園外保育の日は、朝が雨でした。すっきりしない天気のままバスに乗りましたが、園を出て1分もしない内に、日差しが差し込んで来ました。「やったー」とこの一言と笑顔で一杯になりました。
鞄と水筒を置き、どんぐりを拾いました。
「これ帽子付いている」「さっきの場所よりも、おっきなどんぐりばっかりだ」と秋の自然に触れ、沢山の発見をしていました。目を輝かせて、「先生!これな〜」と話をしてくれました。持って帰ったどんぐりを皆はどうしたのかな?
描画参観では、お母さん方がおられても、気にすることなく描いていましたね。これから、もっと様々なテーマで描いていきます。描画展示を楽しみにしていて下さいね。描く人は、皆ニコニコしていて、いつも笑っているんですよ。
■ばなな
「見てー!オレンジ色になってる」と、何人もの子ども達が指差す先にあるのは、部屋の前の柿の木です。
「こっちも」「あ!ここもや!」と、日に日に赤く染まる実を嬉しそうに見上げる姿は、秋の訪れを感じさせてくれます。
早いもので、皆なと過ごすようになって、半年が過ぎました。入園当初よりも、ぐんと逞しくなった子ども達ですが、最近、特に感じるのは、『思いやる気持ち』が成長しているということです。
ある日、部屋で小さな喧嘩が起こりました。理由は、『友達が使っていた玩具を、取ったから』でした。取られてしまった本人ではなく、傍にいた別の子が、友達のことを思い、怒ったのです。
しかし、取った子も悪気があった訳ではありません。誤解を解くためにも、私が話を聞きに入ろうとしました。
すると、私より先に、今度は、また別の沢山の子ども達が、その喧嘩の間に入り、話をし始めたのです。
「なんで、取っちゃったん?」「○○君の玩具やって、知らんかったんやんな?」「ごめんって言ったら、もう怒ったら駄目やで」
子ども達なりに、互いの友達を思い、声を掛け合う姿に、何も出来ず傍にいた私は、ただただ感動しながら、見守りました。
しかし、最後の結論がやはり出来ません。今度こそ私の出番だ!と近寄ろうとすると、思わぬ言葉が聞こえてきました。
「じゃぁ、じゃんけんで決めたら?」「そうや!負けたら、ごめんね言いや」
ズッ転けそうになる私を尻目に、満場一致でじゃんけんをする子ども達は、いつしか皆んなが笑顔になり、その微笑ましい風景は、とても心温まる瞬間となりました。
『思いやる気持ち』は、千里南公園への園外保育でもありました。
久しぶりの園外保育に、大興奮の子ども達は、「あった!」「こっちも!」と、地面に顔を近付け、夢中でどんぐり拾いを楽しんでいました。
1人ずつ持った袋は、見る見るうちに膨れ上がり、「こんなにいっぱい」と嬉しそうに見せてくれる笑顔が可愛くてなりませんでした。
すると、1人の男の子が、私達が持っていた袋に気付きました。
「先生、少ないなー」
確かに、私達の袋は、皆んなに比べ、膨らみがありませんでした。
すると、今度は、「一個あげる」「○○ちゃんも!」と、大切な袋から、皆んながどんぐりを分けてくれたのです。
「先生もいっぱいになったね」と、私達を思いやり、笑顔で話す子ども達の優しさに、私達の袋も心も一杯になりました。
■めろん
めろん組での時間も半分が過ぎ、折り返し地点になりました。
最近の子ども達を見ていると、入園当初を思い出せなくなりそうです。それほどみんなは逞しく、大きくなってくれました。
全員での話し合いの機会も多くなりました。
朝や帰りにみんなで色んな話をします。
休園している友達の話、仲良く友達と遊ぶ方法など、その話はとても可愛らしいです。
ある日も、おもちゃの取り合いがあり話し合いをしました。
「み仏様が見てるよ」、「友達いなくなっちゃうで」と、子ども達の口から嬉しい言葉が沢山出てきました。仲良くなってきたからこそ時々トラブルもありますが、あっという間に仲直りをして、「遊ぼ!」「いいよ」と、もっと仲良くなれる魔法の言葉でまた遊び始めています。
帰りの着替えも殆ど全て自分達でしています。少し難しくて時間が掛かっても、「自分でやるもん」と、手伝おうとする手を止めます。
そしてそれだけではありません。
着替えが終わってグループ毎に座ると、子ども達同士で襟の出し合いをしたり手伝ってあげたりと、その姿は年少とは思えないほどです。嬉しいような、少し寂しいような、複雑な気持ちです。きっとこれから先も、日々もっと大きくなっていくんでしょうね。
園外保育では、みんなで沢山のどんぐりを拾いました。
私達が見つけるよりも早くに、「こっちにあったよ!」「大きいの見つけた」と口々に聞こえてきました。ただの落ちているどんぐりでも、子ども達にとっては大切な宝物です。
「見て、こんなに取れた」と、言う姿はとても誇らしげに見えました。
そして嬉しかったことは、それだけ大事な宝物のどんくりを、「あげる!」と私達に差し出してくれたことです。子ども達と比べると私の拾ったどんぐりの数は、とても少なかったのです。それを見てみんなは、自分のどんぐりを分けてくれたのです。
一人がくれると、「僕もあげる」と、みんなが次々とくれました。その優しさにとても感動しました。
子ども達が教えてくれることが、毎日数え切れないほどあります。
描画活動ではとても伸び伸びと、おもいっきり描いてくれています。
けれど一つ気になることがあるようです。
ミニミニ運動会でもらった金色のトロフィーを見ては、「今日は運動会ある?」と、尋ねてきます。子ども達にとっては、まだまだ運動会は続いているようです。
■みかん
「先生あげる」と、落ち葉の束を持って、子ども達が秋の訪れを教えてくれました。
朝晩すっかり寒くなってきましたが、子ども達の衣替えはまだまだ先のようです。
絵の具での活動が終わると、スモックはすぐにコーナーに片付けられ、靴下も、「いらんから後で履くわ」と言うほど寒さとは無縁のようです。
私も、子ども達に負けじと半袖になり、活動していましたが、すぐに断念してしまいました。子どものパワーには完敗です。子ども達はもうしばらく、半袖で走り回っていることでしょう。風邪をひかない程度に、見守っていきたいです。
先日の芋掘りでは、「長靴履いて来たよ!」「いっぱい掘る!」と、気合い十分で出発しました。
畑に着き、スコップを掘り締めて夢中で土を掘り起こしました。しかし、土が固くてなかなか姿を現さない芋に、皆、悪戦苦闘しています。
「先生、ないよ」と不安な表情を浮かべる子もいましたが、SOSのお母さん達に少し手伝ってもらったお陰で、綺麗な紅色が見えてきました。
「あった!」「大きいよ」と、目を輝かせる姿がとても可愛らしかったです。傷がつかないように慎重に掘る子や、後ろの畑に土が飛ぶほど、ダイナミックに掘る子など様々でしたが、芋が出てきたときには、「こんなに大きいの穫れたよ」「やったぁ」と、みんな一様に大喜びで、「赤ちゃん芋も入れとくわ〜」と、小さな芋も大事そうに袋に入れていました。
「先生、捕まえた!」と、芋を握りしめる子もいて、思わず笑ってしまいましたが、土で汚れた手や顔を見ると、必死で掘った喜びが伝わってきて、頼もしかったです。
帰りのバスでは、「何作ってもらおうかな」「僕は焼いてもらう!」「スイートポテト!」と、自分達で掘った芋の料理を楽しみにしていました。きっと格別に美味しかったでしょう。
次の日、弁当に入っている芋を見て、「これ私が穫ったお芋やで」「僕のはスイートポテト」と自慢大会も始まり、農園体験で自然のすばらしさを実感してくれたのだろうと嬉しく思いました。
次回は大根抜きです。
大根抜きはまだ1ヶ月以上先ですが、友達が大根用の袋を持って来る度に、「今日大根掘りに行くの?」「明日大根掘りに行く?」「袋、持って来るの忘れちゃった」と毎日誰かが大根抜きの話をするほど、皆楽しみにしています。
次回のおかずは、おでんかな??
■すいか
何日も前から、スコップを持って来て、「今日芋掘りでしょ?行くんでしょ?」と薩摩芋掘りを心待ちにしていました。
他のクラスが芋掘りに行ったと言う情報を何処からか知り、「すいか組はいつ行くの?」と不安な表情で聞いてくる子もいました。
そして、芋掘りの当日、畑に向かうバスの中から子ども達の期待は膨らんでいきました。
「どんな薩摩芋採れるかな?」と聞くと、手を大きく拡げ、「こんなに大きいのん採るねん!」と自信満々です。
株により大きい芋があれば、小さい芋が沢山出てくるなど様々でしたが、子ども達は土の中から顔を出した芋に目をキラキラさせていました。スコップを持つ手にもより力が入っていきました。
始め、手が汚れるのを嫌がっていた子も最後には、「もっとやりたい。帰りたくない。」と喜ばしい声まで聞け、嬉しかったです。
10月になってからも、「今日運動会ある?」とワクワクしながら登園して来てくれました。
外で遊ぶのが大好きな子ども達は、まだまだ運動会を一杯したいようです。
そして迎えたミニミニ運動会、子ども達の無我夢中に走る姿に感動し、涙が出そうになりました。
折り返しリレーではアンカーの子どもが、なかなかボーリングのピンを倒せずにいたとき、赤チーム、白チーム関係なく応援してくれたすいか組の姿は、何よりも格好良く、嬉しかったです。
初めての表彰状とトロフィーにも満足そうな一杯の笑顔が印象的でした。
学園祭り用のポシェットを作りました。
指に絵の具を付けてスタンプのようにして模様を沢山作りました。
「ペタペタ、ポン」と口々に言いながら笑顔一杯に押す姿はとても可愛らしかったです。
出来上がったポシェットは水玉模様のようでとても素敵です。
ポシェットを作ったことにより子ども達の学園祭りの期待が更に、大きくなったようで、「今日、ポシェット持って帰って良い?」と聞いてくる子どもまでいます。
学園祭りの前の日に持って帰ってもらうので楽しみにしていて下さい。
初めてBOXホーンにも挑戦しました。
初めて触れる楽器なので、嬉しい気持ちと緊張する気持ちで一杯のようでした。少しすると緊張も解け笑顔で叩いてくれました。
すぐにまた出来ることを伝えると、「やった!」と元気な声が返ってきました。
■いちご
園庭の葉も色付き始め、すっかり秋らしくなってきました。
赤や黄色の落ち葉を片手に「これ、み仏様にあげる!」と、満面の笑みを見せてくれます。そして、部屋のみ仏様の傍に置き、自然に手を合わせていました。とても可愛らしく、み仏様もきっと喜ばれていることでしょう。
先日、千里南公園へどんぐり拾いに行きました。
朝から、「袋、鞄の中に入れて来たよ」「一杯どんぐり拾う!」と、興奮気味の子ども達でした。
いつもは時間一杯まで遊んでいる子ども達も、この日は私達が、「片付けするよ」と言う5分も前に、グループに座っていました。勿論、部屋も綺麗に片付いていました。
「まだ遊んでいても良いんだよ」と、言っても、珍しく、「やだー!早く遠足行こうよ!」と、大変楽しみにしている様子が伝わってきました。何だかとても可愛らしくて、思わず笑ってしまいました。
鞄と水筒を肩に掛け、帽子もかぶり、靴も履き替え、いよいよ出発です。
「出発進行!」と、皆の元気一杯の声が園庭に響き渡ります。
バスに乗り込み、暫くすると、不気味な声が聞こえてきました。バスのマイクを使って、お化けの真似をしたのです。子ども達は、「キャー」と言いながらも、嬉しそうな表情を見せてくれました。
「良いお化けやで」「お化けも一緒にどんぐり拾いに行くんかな?」と、可愛らしい発言もあり、とても賑やかでした。
公園に着くと早速、どんぐり拾いです。
丸くて、とても大きなどんぐりが沢山転がっていました。子ども達は、目を輝かせながら、袋に一杯拾い集めていました。
「先生、お休みの子の分あげる」と分けてくれたり、「パパとママの分もやから、一杯拾うねん」と、必死に拾い集めている子もいました。
子ども達の優しさにも触れられた園外保育でした。
昼食後は、皆でだるまさんが転んだや、花いちもんめ、綱引きもしました。
広い公園で思いっ切り遊んだので、帰りのバスでは、眠ってしまう子もいました。
また、芋掘りでもへとへとになるまで力一杯掘っていました。
芋の周りの土を丁寧に少しずつスコップで掘り、「見えて来た!ここにある!」と、額に汗をにじませていました。掘れたときの得意気な表情は、とても逞しく格好良かったです。
次の日には早速、弁当に入っている子もいました。
「昨日の芋やで」と、嬉しそうに見せてくれました。自分で掘った芋は、特別に美味しかったでしょう。

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