
■ぺんぎん
「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします!」と、待ちに待った三学期が新年の挨拶でスタートしました。
みんなは友達との再会をとても喜び、冬休みの出来事を報告し合ったり、園庭に縄跳びをしに行ったり、元気一杯です。
「みんな発表会好きになってくれるかな?」と、ふと遊んでいるみんなを見て考えていると、数人が部屋に帰ってきて、「後で発表会する?」と聞いてくれたのです。その声にみんなが集まってきました。
緊張の一瞬です。
「発表会、今日するよ」
下を向いて目を閉じていると、「やったー」と、歓声が上がったのです。
「ムーランがしたい!」「シャンユーがいい!」と、みんなで役決めが始まりました。
バスの到着が遅い子ども達も部屋に着くと、「発表会?」と、急いで話の輪に入っていきます。みんなを見ていると、嬉しくて、それまで抱いていた不安や心配が一気に吹き飛んでいきました。
その後、朝礼や体操を終え、改めて一場面の役決めをしました。
役が決まると、「発表会しよう」と、みんなやる気満々です。始業式で降園時間も早かったので、役に分かれて始めずに、みんなでシャンユーになって遊ぶことになりました。
体格や性格を少し話しただけで、歩き方が変わり、表情も一変しました。
「普通には歩けない」「こうちゃう?」と、みんなで考えを出し合って作っていました。やっぱり子ども達と作り上げる発表会は、楽しくて面白いです。
初日のやる気は今も絶えません。みんな場面が進む度に喜び、出来上がるのを楽しみにしています。
しかし、先日、なかなか思うように進めない日がありました。原因は私です。ピアノが合っていなくて、大事な所で弾き間違えたり、子ども達が考えた動きに私が合わせられなかったのです。
「先生が悪い。今日ピアノ考えてくるから、明日、もう一回してほしい」と、話しました。すると、「オレ達も間違えたし、大丈夫やで」「明日もう一回しよう」と、優しく声を掛けてくれたのです。申し訳ない気持ちと子ども達の優しさに、「ありがとう」としか答えられませんでした。それ以上話そうとすると、涙が出そうになるからです。
リードする立場の私が、いつしか子ども達に背中を押してもらっていました。
日々、逞しく成長する子ども達と一緒に作り上げる発表会を楽しみにしていて下さい。参観のときはほんの少しだけお見せしますね。
■うぐいす
うぐいす組に、再びあの人が帰ってきたー!
「先生のお父さんです」と二度目の紹介をされ、「父です」とペコリとおじぎをしたのは、そう、内山先生です。学校の休みを利用し遊びに来てくれたのです。
同じみの黒の上下のジャージには、しっかりと名札が付けられています。まるであの頃にタイムスリップしたようです。朝一番の子ども達の反応は見事なまでに皆が同じでした。
登園し、捺印をしようと帳面台に並んでいた数人の元に、「おっはよ〜」の低い声が響きました。すると、声の主に目をやった子ども達の、眉も目も口も真ん丸になり、「内山先生だぁー!」と声を轟かせました。その後も続々と登園した子ども達も、皆同じ表情で驚きと嬉しさを語っていました。
さぁ昼食の時間です。今日は特別、円になりました。内山先生の話のおかずに食べる様子は、弁当が温かい以外、あの頃と何も変わりません。
すると何人かが果物やゼリーなどをほおばるのを見て、内山先生が席を立ちました。そして、「先生のデザートは…」と一緒に現れたのは、大きなヨーグルトです。
まさに、お父さんの背中ほどの大きいヨーグルトは、一瞬にして子ども達の心を奪いました。
「でっか〜!」「何が入ってるん?」「食べれる?」「やったー!」と、いつの間にか食べることになっています。勿論ニセモノのそれは、数分後には、「な〜んや」と言われるはめになっていましたが、持ち上げられたり、フタを外されたりと十分な活躍でした。
午後は発表会「とべないホタル」です。講堂にも行きます。子ども達には課題がありました。恥ずかしいのか、不安なのか、いつも自信なさげなのです。確かにホタルは難しく、私自身も悩みながら進めていたのも事実です。内山先生にそこを指摘されました。
「もっと自信を持って」
子ども達にとっても、充実した時間ほど経つのが早いと痛感した一日だったようです。
「昨日は楽しかったね」と、翌朝、皆で朝の挨拶をしようと立ち上がったときです。
「あー!あそこに何か掛かってるー!」
壁のフックに掛かっていたのは丸い手紙でした。使い切ったテープの芯に、ぐるりと一周に字が書いてありました。
実習が終わってからの内山先生は、毎日のようにホームページをチェックし、うぐいす組の子を見付けては嬉しくなったり、私のぱぴぷぺぽを読んでは、同じ気持ちになっていたそうです。
そして、ジャンボヨーグルトを発見したとき真っ先に、「うぐいすの皆へ」と工面してくれたようです。
「また、くるね。みんなかっこいい!!うちやまようすけ」
■つばめ
元気一杯にスタートした3学期は、「明けましておめでとうございます」の前に、「トロフィちゃんとある!?」と心配しながら登園する子、「縄跳び○回も跳べるようになったで」と嬉しい報告をしてくれる子などいつも通りの皆の笑顔に、安心と喜びを感じました。
3学期と言えば、「発表会」です!
早速あらすじを伝え役決めをしました。
勿論アン役に立候補するのは女の子です。男の子はおじいさんのマシュー役を狙います。しかし、初めの場面にマシューは出て来ません。どうしようと男の子に聞くと、「アン役なんて絶対嫌!」と一点張りです。仕方ありません。役がないまま発表会作りが始まりました。
始まる前にリレー大会で一等を取った皆だから発表会も心を一つにしよう!と話し合いをしていました。子ども達も最後の発表会、もうすぐ卒園と自覚しているようで、真剣に話し合う姿が印象的でした。
スタートして5分、男の子は役がないので見ているだけです。しかし女の子の女優のような演技に引き込まれ、誰もが遊ばずに、アン役の女の子を見つめます。
一人の子が意見を言うようになり、次第にやりたくなったのでしょう、「今だけアンやるわ」
すると絶対嫌と言っていたほとんどの男の子が、「やっぱり俺もやるわ」「今日の講堂までは、アンでいいけど、お母さん達が見に来るときはやらんで!」と言いつつもアンを演じ始めたのです。このやる気とクラスの一体感に感激しました!
約束通り講堂でのアンを終えると、「もうミニミニまではやらんで!」(ミニミニでは役替えをします)と言う姿に、ミニミニではアン役やってくれるんだ!と思わず顔がにやけてしまいました。
毎日が発表会です。ですから初日のような集中力はやはり続きません。同じ場面を何度も繰り返すときもあります。出番ではない子はつい遊んでしまい怒られることも度々です。行き詰まるときもあります。そんなときは気分転換に全員でゲームをしています。人気は、ハンカチ落としです。束の間!?の一時のようでクラスに笑い声が絶えません。ゲームが終わるとまた発表会モードに早変わりで、色々な意見が飛び交います。上手く自分達で気分の入れ替えが出来るようになったんだなぁと成長を感じています。
勿論発表会に笑いがない訳ではありません。セリフを考えているときに、「『いいじゃないか』は?」と提案してくれた子に対し、「それいいじゃないか」とダジャレを言う子がいて皆で大笑いをしたり、何と言っても1番は、場面場面完成したときの達成感の笑顔です。皆で作るからこそ楽しい発表会を最後までやり遂げてリレー大会よりも何よりも最高の達成感を皆で味わってほしいです。発表会の終わりはまだ見えませんが、皆の笑顔は今から想像出来ます。
■かもめ
「小道具はバトンと一緒やなぁ」
発表会中に誰からともなく言ってくれた言葉です。
場面が変わると役も小道具も変わり、前の場面での役によって退場する場所も違います。次のピアノの曲と共に新しい小道具を持ち登場するまでは僅かな時間しかありません。
「後から登場する人が先に持っておいて、渡してあげたら良い!」「皆で協力や!」と私が尋ねるまでもなく、皆から答えてくれたことが嬉しくて、更に2学期のリレーを通して、「心を一つに」という意味が込められた「バトン」に例えて笑顔で話してくれたことに本当に感動しました。
1場面の役決めのときにはやりたい役が集中してジャンケンで決めていました。でも今では、「やって良いで!また次の場面で出来るし!」「○○ちゃん、まだこの役やったことないから代わってあげる!」と譲り合う姿も見せてくれました。
昼食後には、机を拭いている私に向かって言ってくれた優しい言葉は忘れられません。
「皆でやっておくから!先生はピアノの練習してて良いよ」と私の手から布巾を取って、机を拭く子、運ぶ子、床のゴミを拾う子とそれぞれで分担してあっという間に片付けてくれたのです。
皆の優しさに胸が一杯です。3学期に入り、ますます皆が大きく見えます。
一人一人が考えて意見を言ったり行動する姿に私はある言葉を思い出しました。
「皆違って、皆良い」
学生の頃、黒板一杯に書かれたその言葉はとても印象的でした。そしてその言葉は正に皆にぴったりの言葉です。
「ヘラクレス(発表会)は先生だけじゃ作れない」と話した3学期の初日、皆は、「それはそうや」と大きく頷いてくれました。
去年とは違い、年長にもなると、なりきるのではなく、その役を演じているというのが伝わって来ます。
同じ役の子で集まって、「私はこのポーズするから○○ちゃんはどうする?」と研究したり、セリフも皆で黒板前に集まって、「この言葉は絶対言いたい!」と話し合ったり、皆と一緒に作っていくのが本当に楽しいです。
「今のピアノちょっと分からなかった。セリフの前にジャンジャンって弾いたら?」と的確な意見も出してくれます。
こうやって皆で悩んだり話し合ったりして作って来たことをいつまでも忘れないでいてほしいです。
皆違うから皆良い!かもめ組の部屋は今日も居心地が良いです。
■かなりや
「今日は皆ヘレンで給食食べてみよう!」「よっしゃー!」「簡単!簡単!」「じゃぁ先生がいいよって言うまでね!はいどうぞ」
パクパク「あわわわ!」モグモグ「ひぃ!」「はい!やめー!!」
慌てて打ち切り、20秒で私が断念です。子ども達のヘレン、凄いです。そのまま続けていたら、一体どうなるか恐ろしくなるほど、リアルな演技なのです。
ある日の講堂での発表会で、たまたま見ていた先生に、「本当に目が見えなくなったみたいだったよ!」と言われ、「ええ!本当ですか!?」とビックリし、凄く嬉しくて、皆にもそう伝えると、「えー!!絶対嘘や!!」「本当だって!!凄いね皆!!」と言うと、照れ臭そうに喜んでいました。
それからというもの、それがきっかけで、皆にも火がつき、日を重ねる毎に、誉めれば誉めるほど、いや、誉めずにはいられないのですが、本当のヘレンに近付きます。いえ、もうこの子達はヘレンです。アカデミー賞の主演賞を受賞できそうなほどの演技です!
私が、ヘレンの真似をしようものなら、「先生、目見えてるみたいやで」「違う、こうやって!」と指摘されるほどです。子どもだからこそ出来るのでしょうか。毎日驚きの連続です。
ヘレンが、花瓶を誤って割ってしまうという場面を作っていたとき、私は、ただ、花瓶が割れて、お母さんが出てきて、それを見てがっくり落ち込んだらいいかとしか考えていなかったのですが、作っている途中に、「先生!お花、お母さんにプレゼントしたら?」「あ…、そっか、ヘレンって本当は優しい子だもんね!」「ナイスアイディア!」「いいねー!」「そうしよう!」
急遽変更です。
ピアノにも合ってなくて、ぐだぐだでしたが、なんとか講堂の発表会に間に合いました。子ども達が、目が見えなくてもお母さんを喜ばせてあげたい気持ちは一緒なんだと、ヘレンの気持ちを考えてくれたことも嬉しかったですし、私が気付かなかった子ども達の優しさにも感動しました。
毎日、「ここはこうしたら?」「こういた方がいいんじゃない?」「おっ、それいいねー!」「やったー!」と一緒に作り上げていく発表会が楽しくて仕方がありません。私が考えるより面白かったりします。子どもは頭が柔らかいですね。
笑いあり、ドキドキあり、感動ありのかなりや組らしい「ヘレン・ケラー」になりそうです。
まずは、発表会前参観で子ども達を見て驚いて下さい。そして家に帰って誉めてあげて下さい。きっと期待を裏切りません!
発表会当日は、3年間の成長を目に焼き付けて帰って下さいね!お楽しみに!
■あひる
「先生、これ見て!」と凄い勢いで私のところに言いに来た子ども達の手には、氷が握られています。どうやら、園庭を探し回り、この時期ならではの遊び道具を見つけたようです。
光にかざし、きらきら光る氷を皆で眺め、「綺麗ね!」「ずっとこのまま溶けなかったらいいのにな」などと言い合っています。そんな姿を見て、皆こそこのままでいて欲しいと感傷的になる担任です。
今、子ども達が夢中になっているものが2つあります。1つ目は、縄跳びです。
2学期のリレー大会では、無念にも惨敗しました。あれ以来、「縄跳び大会は1位取りたい!」と気持ちに火が付いたようです。誕生壁面にも登場し、画用紙で作った大きな1位のトロフィーが、リレー大会での7位の小さなトロフィーの横に飾られています。冬休みに特訓してくれたので、全く跳べなかった子の何人かが跳べるようになっていました。その子達に刺激され、他の子達も熱心に取り組んでいます。
「縄回した後、手がお休みしてるから続けて回せないんじゃない?」「見ててや、こんな感じで回すといいよ」「一緒に跳んでみよう」などと、試行錯誤しながらも、小さな先生達がアドバイスしています。難しいこと、今出来ないことに挑戦し、努力している姿には胸を打たれます。
そして、努力が実り、出来たときの感動は大きく、一緒になって跳び上がってしまうほどです。何にでも挑戦する気持ちを、いつまでも持っていて欲しいです。
2つ目は、勿論発表会です。
しかし、ある日問題は起こりました。
ある子に、「馬の赤ちゃんってどの位で立つの?」と尋ねられ、返答に詰まりました。なぜなら、私自身テレビでしか馬を見たことがなかったからです。それは金曜の帰りのことだったので、土日に調べて来ると約束し、週末は乗馬クラブに行きました。
月曜に、「馬の赤ちゃんは15分で立てるんだって」「たてがみって引っ張っても痛くないんだよ」など見聞きしたことを伝えると、「へぇ〜、知らなかった」と子ども達も真剣に話を聞いてくれました。
この間、「白馬はスーホーが1番大好きで、スーホーも同じ気持ちなんだよ」と伝えると、「白馬とスーホーって、僕とお母さんと一緒やん」とある子が言い、皆も頷いています。
どんどんスーホーの白い馬の世界に引き込まれています。参観も本番も、ぜひ楽しみにいらして下さい。お待ちしています。
■はと
毎朝、布団から出るのが億劫になるほど、寒過ぎる日々が続いています。それでも皆は変わらずに、元気な姿ととびきりの笑顔で、登園してきてくれます。
「今日、雪降るかな」「降ったらいいのに」
寒さが増すに連れ、こんな会話も増えています。皆にとっては、寒過ぎる日も、楽しみが増える日のようです。
そんな皆の気持ちを察してか、先日、空は雪のプレゼントをくれました。
部屋の両側にある大きな窓から、突然目に飛び込んで来た光景に、一瞬皆の動きが止まりました。そしてその後一斉に、「雪だー!!」と全員が大はしゃぎしたのは言うまでもありませんね。ほんの僅かな時間でしたが、私も一緒になって思い切り遊びました。
こんな風に皆と笑い合える一瞬、一瞬を大切にしたいと、いつも以上に大はしゃぎする皆の笑顔を見ながら、改めて感じた一時でした。
1日がもう少しゆっくり進めばいいのになぁ。
先日、久し振りに、森のくまさんの歌を歌ったときのことです。この歌は5番まであるのですが、「これってこんなに長かったっけ〜?」「途中忘れちゃった〜」という子が沢山いたので、改めて歌の内容を、物語りにして話しました。
1番は、女の子と森のくまさんが出会う内容なのですが、2番は、女の子にくまさんが逃げろと言うのです。その後の3番から5番は、女の子が落とした物をくまさんが、拾って届けてくれるという内容です。
全ての話をし終えると、誰かがこんなことを言いました。
「なんで、くまさんは逃げろって言ったん??」ん…!?確かに、そう言われてみれば何故そんなことを言ったのでしょうか。「ほんまや!」「なんでやろ?」そこからは、どうしてくまさんが逃げろと言ったのかという話し合いが始まりました。
「誰かが追いかけて来たんちゃう?」「何かに食べられそうになったとか?」
皆が口々に色んな考えを教えてくれました。そして、皆の想像をまとめて出した答えは、きっと森のくまさんには、食いしん坊の父親ぐまがいて、人間も食べてしまう。心の優しい森のくまさんは、女の子が食べられては可哀想だと思い、逃がしてあげた。という結果になりました。
「うんうん!」「絶対そうやわ!」と皆で話し合った結果に大満足したようです。子どもの想像力って本当に面白いですよね。
この森のくまさんの裏事情、意外に有り得る話かもしれませんよ。
ある〜日、森の中〜♪
発表会の裏話は2月のぱぴぷぺぽに取っておきます。

■ぞう
冬休みも終わり、登園して来た子ども達の笑顔と元気な笑い声で部屋中が明るくなりました。
登園初日には、グループ替えをしました。
袋の中にグループの色の折り紙を4つ折りにして入れておき、1人1枚ずつ引く、くじ引き形式で行ないました。初めてのやり方だったので順番に並んで自分の番を待っているときにはとても嬉しそうな表情をしていました。
引き終わると、「また、同じ色だ」や、「一緒だね」と折り紙を見せ合って喜び合い、新しいグループで集まってグループ名を考えました。
すぐに決まったり、なかなか決まらずに何度も話し合いをしたりと様々でした。どんな名前に決まったのか、また聞いてみて下さい。
発表会をする前から、「発表会、いつするん?」や、「孫悟空するんやろ?」と聞いて来たり、部屋の隅に置いてある小道具を見つけると、「これ、何?」「分かった!発表会で使うんやろ?」と笑顔で言い、「そうだよ」と言うのを待っているのが分かり、とても可愛かったです。
絵本を読もうとすると、「その本持ってる」や、「買ってもらった」と教えてくれたり、読んでいる途中に次に誰が出て来るか質問すると、「三蔵法師」や、「おしゃか様」とすぐに答えてくれ、驚きました。
活動を始めた頃は恥ずかしがっていた孫悟空でしたが、次第になりきり、孫悟空の名前を呼ぶと、「キー」とポーズ付きで返事をしてくれます。
初めて小道具を使うときに、注意事項を伝えてから使って良いことを伝えると、「やった〜」と大喜びで、ポーズを決めたり、孫悟空が持つ如意棒を回したり、友達と見せ合ったりと満面の笑みでした。
新しい場面の話をすると真剣に話を聞いてくれます。ピアノを弾き、ここでどうしたらいいか聞くと、「『待って!』って言う」と答えてくれたり、ジャンプしたり、脚踏みをしたりとやって見せてくれます。
役を決めるときには、「悟空がいい」や、「あっちがいい」とやりたい役を進んでしています。
誕生会の日に外で体操をすると、少しずつ変化が見えました。
「キー、キー、キー」と自然に変身して、元気な孫悟空で一杯になりました。目を輝かせながら笑顔で体操していて、とても面白くて途中から笑いが止まらなくなりました。
普通の体操をしていても孫悟空の真似をするくらいですから、孫悟空を好きになって、楽しんでやってくれているのが分かり嬉しいです。
挿入歌も好きで、前奏を弾き始めると皆集まってきて、話し声もなくなります。
孫悟空の完成を楽しみにしていて下さい。
■りす
冬休みが明け、久しぶりの登園日の1月8日、たくさんの思い出話と一緒に元気な姿で登園する子ども達を見て、冬休みにいろんな経験を積んで大きく成長したことが伝わって来て、嬉しく思いました。
子ども達は、少しの期間会わないだけで話し方がお兄さん、お姉さんらしくなっていたり、新しい言葉を覚えていたりと子ども達の成長の早さには驚かされるばかりです。
久々に会った友達と元気に挨拶を交わし、大喜びしている姿を見ると私もとても嬉しくなります。
そして、何よりも子ども達の成長を実感できたのは、発表会活動です。
冬休みに入る前から心待ちにしていて、始業式の日から、「今日は発表会しないの?」と聞いてくれる子ども達を見て、楽しみにしている気持ちが伝わり嬉しく思いました。
初めての活動から子ども達のやる気はすごいものでした。初めは、慣れずに声が小さかったり、恥ずかしがる子もいるかな、と予想していたのですが、全くそんな様子もなくクラス全員が大喜びで参加してくれて調子のいいスタートが切れました。
ストーリーの初めから順を追って進めていくので、今どんな場面をしているのか、子ども達も分かり易くその役になりきって演じる姿は、大人も顔負けです。また、その場面や役のイメージを想像して膨らませていくことで、子ども達の頭の中で宝島≠フ世界が繰り広げられていきます。
そうしたイメージを強く持って発表会をすると、大人がびっくりするような表現が生まれ、毎日が驚きと感動の連続です。
「この場面でどんなことしたい?」「ここで台詞何て言う?」と子ども達と対話しながら一緒に考えて皆で宝島の発表会を作り上げています。
子ども達は、次から次へと意見を出し合いながら、世界に1つしかない、りす組の宝島≠ェ完成していくのです。元気一杯のりす組にこのテーマ宝島≠ヘぴったりでした。
最後に手に入れるのは、ご存じの通り宝物です。 宝島の発表会が完成したときに、最後まで諦めない心、クラスの皆が心を一つにするからこそできあがった発表会を実感してもらい、その心が子ども達にとってまた一つ、大きな宝物になればいいなと思っています。
元気一杯のりす組の宝島をどうぞ楽しみにしていて下さい。
また、発表会で歌う合唱の曲も子ども達は大好きで、振りをしながら歌う姿はとても可愛らしく胸が熱くなります。こちらも是非楽しみにしていて下さい。
■しか
「何でインディジョーンズにしたん?」
サムタイムズでテーマが発表されてから、子ども達やお母さん方から何度も聞かれました。
お母さん方からは、「しか組には意外だった」「イメージと違った」という声もありました。
私自身、6月にテーマを決定する時点でとても悩みました。穏やかでゆったりした空気が流れる、どちらかと言えばマイペースなこのクラスに、どんな作品が良いのか、皆に合うのか、色々な映画や本を見てもなかなか決められず、テーマの希望を園長に提出する期限の直前まで迷いました。
「インディジョーンズ」に対する私の興味と意欲は早くからあり、冒険をテーマにしていることや、剣やピストルによる戦いが多くあること、一人で立ち向かう主人公の強さから学ぶことが多いことなど、やってみたいと思う要素は沢山ありました。
けれど目の前にいる子ども達を見て、このクラスの良さやクラスらしさが出ないのではないか、もっと可愛い作品の方が良いのではないかと決断出来ずにいました。
皆はもう忘れていると思いますが、5月に一度、遠足の帰りのバスで、「今年の発表会はどんなのがやりたい?」と尋ねたときの、「剣が持ちたい!」「エイエイってやりたいな」という皆の返事を思い出し、最後はその言葉と、きっと発表会の時期には今よりもっと心も成長して逞しくなっているだろう、という期待で最終的にこのテーマに決めました。
それから皆と一緒に様々な行事や一日一日を過ごし、目に見えて強く逞しく成長していくのを実感する度に、私の頭の中はインディになって戦う皆の姿が浮かんでいました。
特に運動会が終わった頃の子ども達の心の変化は大きく、「今の皆なら大丈夫」と自分の決断が間違ってなかったことを確信していました。
三学期の始まりと共に、発表会活動も幕を明けましたが、その確信は今は自信となっています。
活動が始まった瞬間から皆はインディジョーンズの物語に入り込み、登場人物になりきります。
台詞やポーズを話し合っても、登場人物になりきっているからこそ、そのときの感情が自分に置き換えられ、驚くほど適切な発案をしてくれます。
人前では話したり発表が出来なかった子も、リズムに合わせて動くのがの苦手だった子も、活動中なかなか集中力が持たなかった子も、何処へ行ってしまったのでしょう。皆の楽しみながらも真剣に取り組む姿を見て、きっとお家の方もこの作品に決めたことに納得されると思います。
このクラスだから出来る、「インディジョーンズ」を楽しみにして下さい。
■くま
初めて発表会の絵本を読んだ日、皆が魔法にかかったのではないかと思うほど部屋中の動きが止まっていました。全員が微動だにせず絵本を見ていてくれていました。
映画も少し難しく、子ども向きの絵本も少ない作品ですが、この日の皆を見て「みんなならナルニアの王になれる!」と確信し、私自身もこれからの発表会作りが楽しみになった瞬間でした。
発表会作りが始まり数日経ったある日のことです。
その日は白い魔女が登場する場面を作っていました。私のピアノの弾き方が悪く、なかなか魔女達に登場や台詞のタイミングが合いそうなフレーズを見つけてもらえませんでした。雪やエドマンドもピアノに耳を傾けて一緒に考えてくれました。
私が予想していたフレーズもどうやら子ども達には分かり辛かったようで、「ルーシーを連れてきて」という皆で考えた台詞は完全に魔女の口元で行き場をなくしてしまいました。完全に私の準備不足です。
その日は皆に「先生、ピアノを分かり易く弾けなくてごめんね」と謝り、その場面は私も再度考え直してから皆にピアノを聞いてもらうようにお願いしました。
すると魔女達がピアノに座っていた私の傍へ寄って来て「先生、ピアノ上手だったよ」「今日の場面は今日初めてのところだから仕方ないよ」「僕もうちょっとで(どこで台詞を言うか)分かりそうだったよ」と不甲斐無い担任を雪よりも真っ白な心で励ましてくれました。
エドマンドや雪達も「また明日、一緒に考えるで」と温かい気持ちをくれました。そんな皆をこれ以上困らせないように、一層精進しなければと思いました。
また別の日、今度は雪の場面を作っていたときのことです。
「先生〜、雪、雪っ!」と興奮気味の声に全員で外を見ると空からチラチラと舞ってきました。部屋の前に出て全員で空を見上げていると「ナルニアみたい」「僕達の雪が上手やったから雪も降りたくなったんかなー」と、可愛いつぶやきが聞こえてきました。
冬なので当たり前と言えばそれまでなのですが、偶然にも雪の場面で雪が降って来たことで皆の気持ちが高まったのを感じ嬉しくなりました。
強い心で他人に優しく出来るアスランのように、また一人では不可能なことを力を合わせて乗り越えていくルーシー兄妹のように、皆も日々発表会活動に取り組んでくれています。
私が選んだ作品なのに、私の方が子ども達に教わることが多い毎日です。
■ひつじ
「あけましておめでとう」の声が響き渡り、元気一杯に3学期初日を迎えました。
「サンタさんきたよ」「お年玉もらった」「たこ上げした」と次々に冬休みの楽しかった思い出を話してくれました。
一斉に熱心に話をしてくれるので、一度に聞けないほど賑やかでした。
「皆で作ったお祭りがやっぱりないわ」と2学期の造形遊びが終わったのを目の当たりにして残念そうにしている子もいましたが、すぐに部屋の隅に置いてある発表会の小道具を見付けると、「発表会いつからするの?」と気持ちは切り替わっていました。
学期が変わり、グループも新しくなりました。くじ引きで決めたのですが、くじを引くときは目を閉じたり、何度もくじを手で混ぜて選んだりと子ども達も様々でした。
皆で「いち、にの、さん」で一斉にくじを見ると、「やった、一緒や」と喜んだり、早くグループの友達を知りたいのか、「緑グループこっち」とくじを高く上げてグループの友達を探したり、子ども達だけで自然に分かれていたのに驚きました。
その後のグループ名決めは更に白熱していました。グループ毎に輪になり話し合いをしたのですが、「○○がいい」「私はイヤ」と自分の意見をしっかり持って話をしているのを見て、子ども達同士で解決する力が付いてきているのだと実感出来ました。
3学期のメインイベントの発表会は毎日続いています。
役決めの前から、「モモがしたい」「灰色の男する」と自分のしたい役を決めていました。
役が決まり、小道具を持つと顔付きが変わりました。
話と音楽を聞き、ステップを考えていくときも、「ここは歩かないで走る」と堂々と意見を言ったり、小道具の使い方を考えてるときも、バケツを自然に叩いたり、かぶったりと様々な方法を考え出していました。
子どもの発想の豊かさにいつも驚かされていて、私も、負けないようにと思っています。
まだ恥ずかしくて、セリフや表現が小さい日がありました。部屋で皆で話し合いをしていたときに隣のクラスから、元気な声でセリフを言っているのが聞こえてきました。
1人が、「あれに負けないようにする」と言うと次々に、「僕も」「私も」と言って皆で気持ちを一つにしました。
最後までこの気持ちを忘れずに作って行くので、楽しみにしていて下さい。
■ぱんだ
3学期の始業式の日、発表会の役決めをしました。
「アラジンと魔法のランプ」の絵本を読んでいるときも、皆、身を乗り出しながら、真剣に聞いてくれました。
そして、読み終えたあと、「年中さんになったら、いろんな役をするんだよ」と伝えると、更に皆は笑顔になりました。
「初めは、アラジンと魔法使いが出てくるんだけど、どっちがやりたい?」と聞くと、全員が、「アラジンがいい」と言いました。当然でしょうが、それでは劇になりません。
そこで、小道具の話などをしているうちに、「やっぱり魔法使いやってみたい!」と言ってくれる子も数人出てきました。年少のときとは違い、小道具も使えるので、登場人物のイメージも膨らみ興味を持ってくれたようでした。特に魔法使いはマントを着ます。これに興味を示してくれた子も多かったです。
そのあと、登場人物のキャラクター作りも皆でしました。すると、アラジンは「格好良くて強い」「元気一杯」で、魔法使いは「ズルくて恐い人」でした。
発表会を進めていくと、セリフや表現なども、子ども達から沢山意見が出てくるようになりました。
「ここはこっちの方がいい!」など、家で考えて来てくれたのを披露してくれる子もいます。
途中で役を替わりますが、そのときも、皆で話し合ったり、自分から、「○○したい」と言ってくれる子がいたりと、頼もしさを感じています。
発表会の他、2月の豆まきのときに使う三方を作りました。年少のときに折ったのを覚えている子もいました。私が説明しても、以前だと、「先生、分からへん」とあちらこちらから聞こえていた声が聞こえず、グループの友達と話し合っているグループが沢山ありました。
近寄って話を聞いてみると、「違うって!ここをこうするんやって」と三方の作り方を子ども同士で教え合っていました。そして私に気付くと、「な?先生」と、満面の笑みで微笑んでくれました。
気が付けばもう3学期です。子ども達の成長ぶりに本当に感動することばかりです。
1月に入ってから何度も雪が降りました。「あ!雪や!」と皆で窓にくっついて、「すごいなー」と言ったり、昼食中のときには、「ご飯食べたらお外行ってもいい?」と、いつもよりも早く食べ終わる子も多いです。普段なら、「寒いからお外行かない」と言うと子も、「先生!お外に行こうな」と私の手を引っ張って連れていってくれるなど、まだまだ年中さんらしい可愛いところも沢山あります。
ぱんだ組も残り少なくなってきましたが、楽しんでほしいです。
■きりん
冬休みが開け、3学期が始まりました。
最近は雪も降ったりと、寒い毎日が続いていますが、縄跳びを元気に園庭で練習しています。冬休みの間に跳べるようになっていた子もいて嬉しそうに見せてくれたり、「先生、教えてね」と熱心に跳んでいる姿を見ると寒さを忘れます。
朝の時間に、「冬休みはどこかに遊びに行った?」と質問をすると、「おばあちゃんの家でお泊まりした」「スケートに行った」などと言い合い、久しぶりに部屋が賑やかな声で一杯になりました。その後も後ろにくっついて沢山話を聞かせてくれた子もいて面白かったです。
発表会が始まりました。
リトル・マーメイドの登場人物について話をしていたときのことです。一番人気だったのは、女の子はアリエル(人魚姫)で、男の子は魔女でした。「王子様は?」と聞くと、何故か恥ずかしそうに照れていました。
しかし、活動が始まると王子様を希望する子の人数も増え、今では一番張り切ってかっこいい姿を見せてくれます。
セリフでは、こんなことを言いたいと意見を言ってくれたり、面白い表現も積極的に見せてくれるようになりました。毎日の皆の表情の変化を見るのが、凄く楽しみになっています。
恥ずかしそうに友達と顔を見合わせて笑っていたり、友達の後ろに隠れていた子も最初はいましたが、最近は、皆が積極的に前に出て、見せてくれます。
場面の説明をしているときにも、真剣な顔つきで聞いていたり、自分達で登場人物の気持ちを考えて話してくれ、とても嬉しいです。
それと共に表情も付いてきて、怒っているとき、悲しんでいるとき、楽しいときを気持ちから表現しているのが凄く伝わってきます。
皆の姿を見ていて、勉強になることも多々ありました。曲と皆が1つになったときには、ピアノを弾いていると私の方までゾクゾクして不思議な感覚でした。
このように毎日新しい発見や感動があり、発表会に向けて私の気持ちもどんどん高まってきています。
年少のときとは違い、年中では小道具も使用します。それを使うのもとても嬉しいようで、小道具を身に付けるだけで魔法がかかり、すぐに変身して動き回っています。
その姿を見ると、子ども達の気持ちが伝わり、ピアノを弾く手にも力が入ります。
きりん組での生活もあと残り2ヶ月ほどとなりました。以前に比べたら、友達の輪も広がってきたところですが、残りの生活も悔いの残らないよう過ごしたいです。

■いちご
「明けましておめでとうございます」と皆で挨拶を交わし、新学期がスタートしました。
厳しい寒さが続いていますが、子ども達は変わらず外へ出て、元気一杯遊んでいます。
最近、流行っているのが、警察と泥棒ゲームです。友達を追い掛けたり、逃げ回ったりして園庭を走り回っています。
外遊びから帰って来ると、「あ〜寒かった」と鼻を真っ赤にして話している姿が可愛いです。
新学期が始まってすぐに誕生壁面を作りました。
「海の中の生き物を作ろう」と投げ掛けると、「たこ作った」「見て。魚」と可愛い海の生き物を沢山作ってくれました。集中して真剣な表情で制作に取り組んでいる姿に感心させられました。是非、見に来て下さい。
3学期に入り、新しいグループになりました。
今回は、椅子取りゲームで決めました。椅子をグループ毎に固めて置き、その真中に洗面器を置きグループカードを隠しました。
何度か椅子取りゲームを繰り返し、最後に、「実は今座っているのが新しいグループさんだよ」と伝えると、「えー!?」と近くの子と顔を見合わせていました。
「○○ちゃん、一緒だね」「僕は○○」と言う声が飛び交っていて、とても微笑ましい光景でした。
その後、グループ毎に発表会のピアノ側と、エレクトーン側に分かれました。覚えられるかなと少し心配でしたが、そんな心配はいりませんでした。次の日、誰も間違えることなく、ピアノ側とエレクトーン側に分かれていて、日に日にしっかりとしていく子ども達に、いつも驚かされます。
そして翌日から本格的に発表会が始まりました。
2学期の終わりに、「ライオンキングするよ」と伝えると、「僕達がライオンになるの?」「ガオーってする!!」と喜んでくれていたので、とても楽しみでした。
初めのうちは、リズムのみで行なうので、「発表会いつするの?」と尋ねてくる子もいたのですが、今では台詞も入り、「シンバ」と呼ぶと、皆、「ガオー」と返事をしてくれるほど、なりきっています。
一つの場面でも、一人一人違った表現を出してくれるので、面白いです。
発表会まで残り3週間、皆と一緒にまだまだ作っていきます。
当日は元気一杯なシンバ達が講堂中を駆け回ります。子ども達の逞しく、成長した姿が見られるのを楽しみにしていて下さい。
■ぶどう
「先生、おはよう!」と子ども達の元気一杯の声が部屋に響きわたり、3学期が始まりました。
久し振りに会った子ども達は、冬休みを満喫した、と言わんばかりの生き生きとした表情で、「○○はな、お祖母ちゃん家に行ってんで!」「○○はスキーに行った」など、それぞれの冬休みの過ごし方を教えてくれました。
最近寒い日が続いていますが、子ども達は寒さにも負けず、毎朝元気いっぱいにマラソンをしています。
2学期までは、「ぶどう組ファイト!」だった掛け声が、3学期に入ると、「桃太郎ファイト!」に変わりました。その姿はとても逞しく、桃太郎そのものです。
先週雪が降りました。
「キャー、雪だ!」「先生、雪降ってる!雪ー!」と部屋中が大興奮です。絵を描いていたのですが、早めに片付け、外でパラバルーンをして遊びました。
パラバルーンは遠足の度に遊んでいたので、慣れて教師も必要ないぐらい上手に上下に揺らしたり、中に入って隠れ家を作ったりと大はしゃぎでした。
3学期はまたグループ替えをしました。
今までは教師が決めていたのですが、今回は椅子を7つの固まりに置き、椅子取りゲームとして行ないました。もちろん子ども達にはグループ替えだということは伝えていません。
何度か行った後、「実はね、今日から新しいグループになるんだよ!真ん中にある洗面器の下に新しいグループのカードがありまーす!」と言うと、「えー!?○○は何グループかな?」「○○はピンクがいい」と、部屋中賑わっていました
。一斉に洗面器を開けると、あちこちから、「やったー緑や」「青だー」と嬉しそうな声や、少し残念がった声も聞こえてきました。
その後は発表会に向けて、ピアノ側とエレクトーン側に分かれます。
「どっちの桃太郎が元気で強そうかな?」と聞くと、「はーい」「はい!はい!」と両方から大きな声が聞こえて来ました。
次の日から発表会の始まりです。子ども達はとてもピアノの音に敏感で、すぐに覚えて動いてくれました。また、分かりにくいときは、「難しいよ」「分からない」と言ってくれるので、とても助けられています。
部屋よりも講堂の発表会が好きなのですが、次のクラスの子どもや先生が見ていると声が小さくなったりしてしまうので、部屋で、「皆の強い桃太郎を見に来てるんだよ。お母さん達が来てくれる発表会はお客さんも沢山いてるんだよ。どんな桃太郎見せたい?」と聞くと、「強い」「格好良いの!」と答えてくれたので、「じゃぁ、一杯強くて格好良い桃太郎を見せてあげようね」と約束しました。
それからは今まで恥ずかしがっていた子も大きな声を出したり、皆と違う表現をしたりと変わりました。
本番まで残り1ヶ月弱です。これから子ども達がどのような桃太郎になっていくか、私達も楽しみです。本番の2月22日には最高の桃太郎を必ず見に来て下さい。待っています。
■すいか
早いもので3学期が始まりました。
久しぶりに顔を合わせると、「おはよう!」と元気な挨拶をしてくれたので、嬉しくて思わず抱き締めてしまいました。
「冬休み何したの?」と聞くと口々に、「おばあちゃんの家に行った」、「雪、見たで!」と大興奮で教えてくれました。嬉しそうなとびきりの笑顔で、「いいやろ、○○君らも行きたかった?」と自慢気に他の友達に聞いている姿が可愛らしかったです。
その後、早速、椅子取りゲームでグループ替えをしました。
椅子を7グループに分けて、その上に紅白玉を置き、女の子は赤、男の子は白の玉を取って座ります。
音楽が鳴ると椅子の周りを走り始めます。そして、止まるとすぐに椅子を探して座っていました。
座る場所が見当たらない子にも優しく、「こっち空いてるよ」、「ここ赤やで」と教えてくれていて、感動しました。
実はこのとき円に並べた椅子の中央に置いていた洗面器の下にグループカードを隠していました。
洗面器を取ると、「やった」、「赤グループや!」、「○○君と一緒!」と喜んで微笑ましかったです。
部屋に大きなトトロがやって来ました。
ある放課後、子ども達に分からないように大きなトトロの人形を部屋に運び入れ、黒布で隠しておきました。
前日から、「トトロに遊びに来てねって電話しておくからね」と話していたので、登園した子の話題はトトロで持ち切りです。
「トトロまだ来てないんや」、「いつ来るんやろ」と、ずっとそわそわしていました。
そして、「トトロ、どうやって来ると思う?」と聞いてみると、「歩いてやで」、「ネコバスに乗って来んでー」、「駒に乗ってくるんちゃう?」と話し合いが始まりました。
全員揃ってから、おもむろに黒布を取ると、「キャー!」と大歓声が部屋中に広がりました。子ども達の何倍もあるトトロに、両手一杯広げて抱き付いているときの表情は笑顔が凄く輝いていて、可愛かったです。
「トトロに発表会見せてあげる!」とやる気充分で山台に座ってくれています。
真っ黒くろすけの場面では、体を小さくしたり、跳ねたりと、色んな表現が見られます。子ども達の表現の変化や熱意に驚かされる毎日です。
私達が悩んでいても子ども達から答えが返って来るのでやる気が伝わり熱が入っています。
発表会までいよいよ1ヶ月を切りました。当日を楽しみにしていて下さい。
■めろん
冬休みが終わり、賑やかに3学期がスタートしました。
「先生、おはよう!」と部屋に入るなりクリスマスにもらったサンタさんからのプレゼントの自慢話や、餅つきをしたことなど、次々と思い出話を聞かせてくれた子ども達の様子から、楽しい冬休みだったということが伝わってきました。
初日はグループ替えをしました。
今回はいつもと違う決め方です。部屋で椅子を7ヶ所に分け、花弁のように並べ、真ん中に置いた洗面器にグループカードを隠しておきました。
子ども達は、グループ替えということを知らず、椅子りゲームを堪能していました。
最後に「洗面器の中を見てみて!新しいグループです!」と、グループが決まったことを伝えると、「やったー!○○グループや」「○○ちゃんと一緒!」と言いながら、友達同士顔を見合わせ、喜んでいました。
次の日から、毎日発表会です。
発表会で分かれるピアノ側、エレクトーン側のどちらかも覚えました。
初めは山台に座ると、ついついお喋りをしたり、ジャンプや走るのだけでただただ楽しい様子でしたが、回数を重ねるにつれ、子ども達の顔付きが真剣になって来ました。
ピアノの音が鳴り始めると、子ども達の目の色が急変し、スティッチに大変身します。その姿はとても可愛く、こちらの表情も崩れるほどです。
また、子ども達のやる気が伝わり嬉しくもあります。
保育室の黒板の横にはスティッチのパペットが置いてあります。
「スティッチ、おはよう」と、登園すると必ず一番に挨拶したり、「どうぞ!」と、おにぎりを作る似をし朝ご飯をあげている姿を目にするようになりました。
「スティッチはいつも皆のことを見てるよ」と、見守ってくれているということを信じている子ども達は、毎日の発表会が楽しみで仕方ないようです。
挿入歌もエンディングも大好きで、「スティッチの歌がいい!」と、リクエストしてくれます。歌い始めると、手を洗っていた子や、トイレに行っていた子達が飛んで帰って来るほどです。
振りを付けて張り切って歌う姿に、毎回見とれてしまう毎日です。
日に日に強くなり、パワーアップするスティッチ達(子ども達)ですが、発表会でエイリアンに勝つことが出来るのでしょうか。当日まで1ヶ月を切りましたが、子ども達と一緒に最高の発表会を作りたいと思っています。
どんなスティッチに出会えるかな。是非見に来て下さい。
■みかん
冬休みが明け、寂しかった教室が明るく賑やかになりました。
「先生〜、クリスマスにサンタさんからダンボの絵本、もらってん」とクリスマスの話をしたり、「おじいちゃん、おばあちゃんの家に行って遊んだよ!」「お餅沢山食べたよ!」と楽しかった思い出話をする子ども達の目は輝いていました。
幼稚園生活、初めての冬休みは心に残る思いでになったことでしょう。
この日にグループ替えをしました。
椅子の上に赤白玉を置き、男の子は白い玉、女の子は赤い玉の所に座ります。音楽が止まると皆、勢いよく椅子に座りました。そうです、椅子取りゲームの要領で遊びました。子ども達からは、久し振りに友達と遊ぶのが楽しくて仕方がないようです。みんなの表情から伝わってきました。
そして最後に、「これが新しいグループだよ」と伝えると、「また同じカードや」「○○君と一緒!」と友達と顔を見合わせて喜んでいました。
その後、グループ毎に分かれて座ったのですが誰一人、迷うことなく座っていたのには驚かされました。2学期のグループ分けでは一人ずつ確認しないといけなかったことを思い出すと、ウソのような早業でした。
3学期の大イベントといえば、発表会です。
ダンボの絵本を読むと、「次、ダンボ、○○なんねん」「これ見たことあるで」と皆が先々に話をするので絵本が進まなくなるほど、ダンボの話に精通しています。
「発表会は何をするの?」と、ちょっと意地悪く尋ねると、「ダンボ!」と元気の良い声で答えてくれ、楽しみにしていることが伝わり嬉しく思いました。
部屋での発表会にも積極的に取り組み、初めは私達と一緒に走ったり、回転したりしていたのですが、日が経つにつれて私達の合図なしで音楽を聞いて動けるようになりました。
講堂に行く前には部屋で発表会をしているので少し疲れてしまったのか心配でしたが、そんな心配はいりませんでした。部屋での動きよりも大きく、一人一人がいろんな表現をしていました。その姿を見て子どもはすごいと改めて感じました。
日々変化する子ども達の豊かな表現にいつも驚かされ、皆と作り上げていく発表会はとても楽しいです。
壁面制作では、久しぶりの絵の具だったので準備しているのを見て、「今日、絵の具するん?」と嬉しそうに聞いて来て、教室に入って来る友達に、「今日、絵の具するんやって」と教えていました。
活動では筆を使い、真剣な表情で綺麗に塗ってくれていました。これからどんな壁面が出来るのか、こちらも楽しみにしています。
■もも
年が明け、遂に3学期が始まり、久し振りにどんな顔で登園するのだろうかと、楽しみにしていました。
子ども達が部屋に着くと、「先生、おはよう!」と元気に挨拶し、「見てや。口から煙、出るねん!先生、出せる?」と白い息を出して笑顔で話をしてくれました。相変わらず可愛い姿を見られ、とても嬉しかったです。
早速その日に、グループ替えをしました。
7グループあるので、今回は椅子を7箇所に分けて配置し、各場所にグループを書いたカードを隠して置き、椅子取りゲームをして、グループを決めました。
子ども達は、音楽が止まったと同時に、空いている椅子を見付けて座りましたが、中には見付けられずにまだ迷っている子もいました。すると、既に座っていた子達が、「ここ空いている!」と指を指して教えてあげ、迷っていた子は座われ、嬉しそうにしていました。
その仲の良さと、成長した姿に心温まりました。
皆が座り、新しいグループを発表していくと、「一緒やな」と嬉しそうに話をしたり、「やった、緑グループや!」と歓声を上げたりして、大喜びでした。
それと同時に、自分のグループが発表会で分かれるピアノ側かエレクトーン側のどちらかなのかを伝え、ピアノ側とエレクトーン側に分かれて座り直しました。初めの数日間は、どちらなのか間違えてしまう子もいましたが、今ではしっかり覚えて、「○○側さん」と呼び掛けると、「はーい!」と元気一杯答えてくれます。
こうして3学期の1番大きな行事の発表会が始まりました。
「にんじんばたけのパピプペポするんやろ?」と期待に胸を膨らませて、子ども達は子ブタになりきっています。
皆で一緒に音楽に合わせて体を動かすのが楽しいようで、掛け声も弾んでいます。
挿入歌も大好きで、「歌いたい!」とよくリクエストしてくれ、可愛く振り付けをしながら、飛び切りの笑顔で歌ってくれます。
ある日、部屋で遊んでいる子ども達が黒板に貼っている歌詞を書いた紙を見ながら歌っていました。その微笑ましい光景が忘れられません。
また、その「にんじんパピプペポ」の壁面も作っています。
最初は、にんじんを作りました。
「今日は美味しい物作るよ」と伝えると、「にんじんやろ?」とすぐに気付かれてしまいました。画用紙を配り、「どうしたらにんじんに見える?」と尋ねると、「ねじる!」と細長くする方法を答えてくれました。子ども達の発想の豊かさには、いつも驚かされます。これから、更に色々なものを作っていきますので、こちらの完成を楽しみにしていて下さい。
■ばなな
「明けましておめでとう!!」
冬休みが終わり、ばなな組にも皆の明るい笑顔が戻って来ました。
「おばあちゃん家に行ったよ!」「お餅食べたよ!」と、期待通り、それぞれの思い出話に花を咲かせてくれました。同時に、そんな皆の表情に、新学期への期待で胸が膨らみました。
先日の手足も痺れるように寒い朝、園庭に氷が張っていました。
「うわー!氷が出来てる!」「何で氷があるん?」寒さで震える私をよそに、皆平気な顔をして素手で氷取っては、「またあったで〜!」と、宝物でも見つけたように、得意気に持って来てくれました。
「先生にもあげるわ!!」と何度も持って来てくれるのです。皆の喜ぶ顔が可愛くて、その表情をもっと見たくて、いつの間にか私の手の上に氷の山が出来ていました。私は手袋をしっかり着用していましが、素手で氷に触れられる皆の元気一杯の姿に少し羨ましく感じました。
その日からクラスの前には洗面器が置かれています。皆が氷の出来るのを楽しみに、水を張っているのです。未だに氷は出来ていませんが、私も子ども達同様に楽しみにしています。朝、園に着くとつい1番に見てしまうのですがいつも失望してしまいます。早く氷が出来るといいね!
「ジャック!」「は〜い!!」
“毎日が発表会”です!!いつも様々なジャックの姿を見せてくれるんです。元気に走り回ったり跳びはねる姿はもちろん、真剣な表情も見せてくれます。例えば大男の家に忍び込む場面では、「大男の家を見つけたとき皆ならどうやって入る?」と問い掛けると、「そ〜っと見付からないに行く!」「シ〜って言う!!」などと頭をフル回転させてそれぞれアイディアを出してくれます。友達と話し合う姿も見られます。
入園当初の姿と重ね合わせると皆の成長が一層感じられ、嬉しくなります。
皆と作り上げて行く“ジャックと豆の木”が今後どうなって行くのか、私自身も楽しみでなりません。
壁面も新しく変わりつつあります。
テーマはもちろん“ジャックと豆の木”です。 まだ皆にテーマは伝えていませんが少しずつ作成中です。今は豆の木が出来ています。皆は、ペンキ屋さんになり、緑の絵の具を刷毛で綺麗に塗ってくれました。
「もっと絵の具頂戴!」「色が混ざって綺麗〜!」と目を輝かせて仕上げてくれました。
こちらもどう出来上がるのか楽しみです。
来月の発表会、そして出来上がって行く壁面を是非お楽しみに!
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