ぺんぎん
 桜が舞い散る4月9日、期待に胸を膨らませて新しい世界への扉を開きました。
 園庭に並ぶ旧クラス看板の前に並びながら新クラス発表を心待ちにしています。
 「今日からぺんぎん組だよ。ようこそ!」と笑顔で一人ずつ抱き締め、ぺんぎん組の名札を付けると、緊張していた子ども達の顔から笑顔がこぼれます。
 一人一人と初めてのご対面をしながら、今日からこの子達と一年間を一緒に過ごして行けるんだと思うと嬉しさと出会えた喜びで胸がいっぱいになりました。
 「やったー!ぺんぎん組になりたかったんだー!」と嬉しがる子、「先生知ってるー!」と笑顔を見せてくれる子、この日は、33人全員出席で笑顔で始業式を迎えられたことに何よりも嬉しく思いました。
 式が終わると初めてのゲームで爆弾ゲームをしました。息がぴったりで、とびきりの笑顔をたくさん見せてくれました。
 旧クラス別に座り、初めて皆に話しをすると、皆ばっちり目を見て真剣に話しを聞いてくれました。初日から私は感じました。このクラスだったら、絶対に心を一つにできる、どんなことも、ぺんぎん組全員の心を一つにして乗り超えて行こう。一日でも早く皆が、「ぺんぎん組大好き!」と思えるクラスにして行こうと初日から心に誓いました。でも私は皆よりも先に、「ぺんぎん組の皆のことが大好きです!」
 そして、初めての壁面製作では、「皆は年長になったからグループの友達と話しあって一つのものを作ろう!」と投げ掛けると、グループで何を作るかあれこれ話し合いを始め討論が行なわれます。
 自分達で話し合った結果、何を作るか決定しました。今回は、鯉のぼりや家、木、ケーキとグループで様々なテーマが出ました。
 その次はグループの皆で話し合って協力して一つのものを作り上げていきます。
 グループで一つのものを作るというのは一人で一つのものを作るより断然難しくなってきます。
 どうなるのだろうと私もアドバイスしながら見ていると様々な感動がありました。
 話し合って分担して作るには意見を出し合ったり、意見の違いも出てきて小さな喧嘩になってしまうこともあります。それだからこそ出来上った作品には喜びと達成感があります。
 誕生壁面、のれんもグループで作りました。立体的に仕上がった作品を是非ご覧になって下さい。皆の思いがたくさん詰まっています。


うぐいす
ドキドキの始業式、園庭で、「うぐいす組だ」と告げられ、すぐそこに見えるクラスまでの道のりは、さぞかし遠く感じられたことでしょう。不安と期待を胸にやってくる子ども達の緊張した面持ちを今でもよく覚えています。
 しかし、さすが子ども達です!知り合いを見付けるなり、「一緒!?やったー!!」と大喜びでたちまち元気になり走り回ります。
 初めての自己紹介、「先生の名前は…」「猿!」「お化け!」「ゴリラ!」「そうそう、よく知ってたね。ってこら!」「ぎゃはははは」と皆ゲラゲラ大笑いをしました。
 1人1人名前を呼ぶときも、ゲームのときも、初対面とは思えないくらい笑いが絶えない1日でした。さぁ、ドキドキわくわくのうぐいす組のスタートです!
 「うぐいすさーん!帰ってきてー!」
 毎日何回叫んでいることでしょう。皆集まらないといけないときに必ず誰かいません。そう、うぐいす組は誘惑がいっぱいです。
 園庭が近い、水槽が近い、鯉の池が近い、事務所が近い、子ども達にとって魅力的な所がすぐ行ける距離にあります。そして、私にとって最大の敵、目の前の花壇です。
 「先生見てー!」「ぎゃぁ!」
 毎日、みみずやかたつむり、いろんな虫を捕まえてきては、なめくじのように虫籠にへばりついて見ています。
 訪問者も多いんです。「先生、蜂!逃げろー!」「あれ蜂じゃないって!」「先生すずめが入ってきた!」「すぐ出て行くよ!」「先生小さい組さんがいるー!」「ええ!?」
 きっと賑やかなうぐいす組の仲間に入りたくて寄ってくるのでしょうね。
 先日、年中、年少さんとお楽しみ会をしました。
 始まる何分も前から、スモックの中に自分達が作った腕時計を隠してそわそわしています。ついこの間はもらう立場だったのに、もう皆があげる立場になったのですね。早いなぁ。
 「ジャンケンして負けたら抱っ子してあげて!」「よいしょー!」とふらふらしながらも、満足そうにしています。
 目を瞑る目の前の子に、そっと腕時計をかけてあげて、「もういいよー!」目を開けて時計を見て嬉しそうな年中、年少さんを見て、皆も嬉しそうでした。お兄ちゃん、お姉ちゃんになったんだね!
 これからの1年間、イベント盛り沢山、面白いことだらけの毎日が待ってます!何でも楽しさに変える皆とだから楽しみでなりません。
 一杯思い出作ります!
 明日はうぐいす組に誰がやってくるかな?


はと
 教師同士が集まり、誰が何組なのかと予想をし合うのは、1学期を間もなく迎えるこの季節のお決まりことです。
 わざわざ表まで作り、28人分の名前を書き込んでいくのです。
 子ども達のクラスを?
 違います。書き込まれていくのは私達担任の名前です。
 しかし、年長6回目の私の選択肢は少なく、「先生は、ぺんぎん組かはと組でしょ〜」と1番にサラサラッと書かれてしまうのでつまりません。そんなときは、「もしかしたら、もう一回あひる組かもよ!?」と反撃するも、ムダな抵抗です。
 「はと組、亀原さん」と、おひげの園長先生にまであっさりと発表されてしまいました。
 始業式の日、「あ〜!うぐいす組の先生!」の声が、広いはと組前の廊下や階段にまでこだましました。そしてはと組の部屋が子ども達で一杯になる頃、一つ目の事件が起こりました。
 何やら子ども達が言い争っています。
 「うぐいす組の先生やで!」「ちゃうで、つばめ組やで!」「かもめ組やって!」
 思いもよらない「はと組第一回討論会」の真剣な子ども達に、いろんなクラス名を言ってもらえた私は内心ニンマリでした。そして言い放ちました。
 「め組です!!」「へっ?」と全員がこちらを振り返りました。
 そこには、意味がわからずぽかーんとしている顔に、何をこんなときにと今にも怒り出しそうな顔、くだらないダジャレにニヤッとしている顔や、鼻歌なんかを歌い出しそうなお澄まし顔など、様々な顔が溢れていました。そして思いました。今年はどんなクラスになるのだろう。
 改めて私の年長の生立ちを話し、め組の意味も理解してくれ、ようやく落ち着き始めたときでした。誰かが言いました。
 「ねずみ先生」
 正確にはそう聞こえただけかもしれませんが、思わず返事をしてしまいました。
 「チュー」と言うと幸か不幸か、今度は瞬時に理解してくれたようで「ねずみコール」が起こりました。
 「ね・ず・み!ね・ず・み!」こうなったらもう止められません。二つ目の事件の勃発です。
 つい先程集まったばかりのクラスだとは思えないほどの団結力です。必死に応戦しました。
 「チュラー(コラー)!」
 こうして始まった「新はと組」も、もう一ヶ月が過ぎました。
 はと組だけの特殊なコーナーにもすっかり慣れ、最近では、いかに水色鞄が倒れないようにしまえるかと工夫しています。
 戸口が狭く、一見ほの暗そうに見えるこの部屋も、中は広く、太陽の光と子ども達の活気でとても明るいのです。チュー目です!


かもめ
 始業式の日、部屋に来た子が、「あ、ぱんだ組の先生やー」と言ってくれました。
 体操をした後、皆に自己紹介をし、1人1人と挨拶しました。
 私は次の日の朝からバスに乗っていたのですが、部屋に帰るといつも、「お帰りー!」と皆で出迎えてくれました。
 初めは話し掛けるのも恥ずかしそうだった子ども達も、今では大きな声でいろいろな話をしてくれるようになりました。これから、もっともっと皆と仲良くなりたいです。
 年長になって初めての遠足に行きました。
 行きのバスでは、「前にお別れ遠足で行ったとこやんな?」「え!てことはもしかして、今日ってお別れ遠足?!」と会が弾み、私が、「違うよ。今日のは『これから1年宜しくね遠足』だよ」と言うと、「なんやそれー」と突っ込みを入れてくれる子もいました。
 山登りも、初めは怖がる子もいましたが、皆、力強く登り、先に頂上に着いた子は、「先生、見て見て!登れたー!」と満面の笑みで教えてくれました。
 まだ残っていた松ぼっくりや、どんぐりを見つけ、とても嬉しそうでした。
 山を降りて弁当を食べようとすると、雨が降ってきてしまい残念ながら南公園では食べれませんでしたが、園に戻り、部屋で円になって食べる弁当もとても美味しそうでした。
 年少、年中の子にあげる腕時計を作りました。 昨年、年長の子にもらったのを覚えていた子もいて、「作りたい!」「誰にあげようかな?」と作っているときも楽しそうでしたが出来てからも毎日のように、「あれいつになったらあげるん?」とプレゼントする日が待ち遠しいようでした。
 お楽しみ会をしているときの年少・年中の子を見る眼差しはとても優しく、とても頼もしく思いました。
 でも、年少の部屋から帰るとき、「バイバーイ。またいっぱい遊ぼうね」と言って笑顔で部屋を出たはずが、戸を閉めるとすぐに、「あーあ。あげてばっかりや」と本音がちょっぴり出る子もいて、とても可愛く思いました。
 年少の子が幼稚園に慣れてきたこともあり、帰りのバスのところまで子ども達が連れて行きます。
 そのことを皆に話し、「今日から年少さん迎えに行ってあげてね」と言うと、皆、更に気合いが入り、今では帰るとき、「今日も迎えに行くやんな?」と自分から言ってくれてお兄さんお姉さんぶりを発揮しています。
 頼もしいところと、まだまだ可愛いところのある皆と、1年間楽しく笑って過ごしたいです。
 1年間宜しくお願いいたします。


かなりや
 「かなりやになりたいって願ったら叶ったんだよ!」「あっ○○君一緒!やったぁ!」
 新しい緑色の名札を付け、元気一杯にかなりや組がスタートしました!
 コーナーに置いてある出席ノートの名前を見て、「○○ちゃんもいる!」「あっ!○○ちゃんも!」「きゃぁぁ」と喜び抱き合う姿も見られ、興奮気味の子ども達からは年長になった喜びがとても伝わり嬉しかったです。
 本当に今日出会ったばっかり!?と思わせられるほど明るい笑い声が響き渡り、私も一瞬にして子ども達が大好きになりました!
 そんな子ども達に出会いもうすぐ一ヶ月が経とうとしています。
 「友達になろう!」と言う嬉しい会話を何度聞いたことでしょう、日に日に仲が深まる皆の姿が微笑ましいです。
 16日、千里南公園に出掛けました。
 山登りをするとき、山にはどんなものがあるか探検しようと登りました。探検隊になった皆は目つきが変わりました。面白い木を見付けると集合が掛かり皆で、「すごいなぁ!」と観察し、また探検開始です。木のブランコ発見!と集合が掛かるとまた全員が集まり、「おお!」と歓声があがります。
 そしてまた探検が始まり、いろんな形の石や、鉄板に使う網があったり沢山のものを見付けてくれました。何かを見付けたときの皆の輝やいた目、興奮した姿がとっても可愛かったです!
 そろそろお腹もすいてきたし弁当にしよう!と言った途端、ぽつ、ぽつと雨が降ってきました。止みそうもないので急遽荷物をまとめて、幼稚園へ帰ることになりました。
 バスを待っているときに、「太陽起きろー!」と誰かが言いました。すると皆も、「太陽起きろー!」と大合唱が始まりました。まず、「太陽起きろ!」なんて私には思い付かない言葉に感動しました。そして必死に空に向かってお願いする皆にも感動しました。まだ帰りたくない皆の気持ちがとても伝わり、私も気付けば、「太陽起きろー!」と叫んでいました。
 でも、残念ながら太陽は起きてくれず、仕方なく幼稚園へ戻りました。
 それでも皆で輪になってお母さんの愛情たっぷりの弁当を口にすると、もう笑顔一杯の子ども達が可愛かったです!次の天王寺動物園遠足は絶対晴れて欲しいね!
 さてもうすぐ5月です。
 母の日参観、プラネタリウム、土粘土遊び、動物園遠足と行事は盛り沢山です!今から皆の笑顔が思い浮かびワクワクしています!


あひる
「先生、お腹減ったー」
 それもその筈です。年長になって初めての園外保育では、皆が年長になったことをひしひしと感じました。
 何度も訪れている南公園ですが、遊び方が一段とダイナミックになっていました。
 年中時には安全面から避けていた斜面も、「登れるでー。だって俺ら大きい組やもんな!」と気合十分です。皆は小さな手と足で器用に木の根や斜面の凹みを掴んで、スルスルと登っていきます。 一方、大きな手と足の持ち主は小さな手の皆に上から引き上げてもらう始末でした。クラス最年長の一員は年長児には敵わないようです。それでも差し出された小さな手の数々にとても嬉しくなりました。
 短い時間ながらも、山で沢山遊んだ後はいよいよ昼食です。
 鞄を置いた場所へ移動しているときも、「早くお弁当食べたーい!」と聞こえていました。
 ところが、ご存知の通り雨が降りだしたのです。しかも、かなりの大粒の雨でした。急遽、園に戻ることになりました。
 主任の先生が、「タオルある?」と全クラスの担任達に聞いて回っているのを見た数人の女の子が「タオルあるよ〜」と私に応えてくれました。雨が強まりそうな気配もあったので、「じゃあ、持ってる人は出してくれる?」と伝えました。皆が素早く荷物を掛けているあいだ、他クラスの様子を伺っていた私は、次の瞬間、思わず笑ってしまいました。
 振り返った私の目に飛び込んだ皆の頭の上には、弁当を食べるときに使用する予定の大きめのハンカチが乗せられていました。確かに言いました。それをちゃんと聞いてくれたいた皆の行動には何の間違いもありません。ただ、「そういうふうに考えてくれたのね」と、今思い出しても口元が緩んでしまう光景です。
 園に戻り、本来の役割りを果たしたハンカチが片付けられた頃には皆の空腹は満たされ、殆どの子ども達が、部屋の場所の特権でもある「登り棒」で遊んでいました。ここでも皆はスルスルと登っています。私はというと…聞かないで下さい。皆の前で披露出来るまでは、皆が帰った後、こっそり励むことにします。
 今回の園外保育は少し残念でしたが、これからも天王寺動物園遠足、お茶会、お泊まり保育など楽しみなことが沢山待っています。
 皆と共に過ごす毎日を大切にしながら、一緒に考え、育っていきたいです。毎日精一杯遊んで、毎日、「お腹減ったー」が響くクラスになるといいです。
 至りませんが、1年間宜しくお願いします。
 

つばめ
 始業式の朝、みんなの名前が書かれた名簿を見ながら、早く会いたいなと、1人部屋でみんなが来るのを待っていると、1つの疑問が浮かんでしまいました。
 「つばめ組が何処にあるのか分かるのか!?」
 窓から園庭を覗くと、クラスを告げられつばめ組専用の階段へと走る姿がありました。
 「良かった」と、安心したのも束の間、再び園庭へと戻っていました。
 「えー!」と、思わず叫んでしまいましたが、迎えに行きたい気持ちを抑え、靴箱の前で待ちました。すると、階段の下から元気な声が聞こえてきます。
 「えー!○○ちゃん一緒!」「つばめ!つばめ!」と、歌いながら登って来る子、中には階段の途中で、「ふー、はー」と、緊張からか溜め息をつく子と、様々です。きっと朝から期待と不安で一杯だったことでしょう。
 元気一杯、「おはよう!」と挨拶してくれる子や下を向き照れた笑顔を見せる子、声を掛けると涙が溢れ出した子、みんなの表情から色んな想いが伝わりました。
 これから始まる毎日、少しずつでいいから、「幼稚園に行きたい」「つばめ組大好き!」と思ってもらえるよう、沢山遊んで、みんなの輝いた笑顔を見ていきたいと思いました。
 つばめ組の特権なんでしょうか。
 ばなな組の屋根の下につばめの巣があります。子ども達にそのことを伝えると、その日から釘付けです。
 「つばめ帰って来るかな?」と心配していたみんなは、時間があると見に行っていました。
 数日が経ち、降園でバスに向ったはずの子ども達が部屋に帰って来たのです。
 「先生!つばめが帰って来てる!」「本当やで」と、みんな大興奮でした。「すごいな」「可愛い」と飛び跳ねて喜ぶみんなが可愛かったです。
 「赤ちゃん産まれるかな」「元気に育ったらいいな」と、新たな楽しみが増えました。
 最近合い言葉のようになっている、「先生つばめ見て来る!」「いいよー」は、まだまだ続きそうです。赤ちゃん報告をお母さん方も楽しみにしていて下さい。
 年長になったみんなは、帰りの挨拶をすると年少のクラスに行き、同じバスや歩きの友達と手を繋ぎ、優しく手を引き連れて行ってくれています。とっても頼もしいです。
 さぁ、幼稚園最後の1年がスタートしました。沢山遊んで、沢山の笑顔が見られるよう一緒に過ごしていきたいです。
 お母さん方も応援してあげて下さいね。
 至らない点もあると思いますが、一年間、宜しくお願いします。





    


■ぱんだ
 
新学期、新しいクラスが決まり、名簿が手渡されたした。上から順に名前を読み、1人1人の顔を思い浮かべました。そしてニンマリ、これはきっと楽しく賑やかなクラスになるだろうと胸は高鳴り、期待で一杯になりました。
 しかし、不安が全くなかったかと言うと、そうではありません。新しいクラス、新しい担任、そして新しい友達に皆すぐに馴染んでくれるかな?不安で泣いて来る子もいるのかな?そんな気持ちも少なからずあったのも事実です。
 そして迎えた始業式の日、皆に会えるドキドキと、不安の入り混じったドキドキで、緊張しながら皆を持っていました。
 すると、遂に来ました!1便のバスの子ども達がやって来たのです。
 「あった!ぱんだ組や!」「あ!ばななの先生や!」と笑顔で元気に来てくれたのです!その瞬間、私の不安は一瞬にして何処かへ吹き飛んでいました。
 そして気付いたときには、続々とやって来た子ども達の元気な笑顔と笑い顔で、部屋の中は明るく輝いていました。
 「やっぱり!!」
 私の期待は見事に現実のものとなりました。明るく元気で楽しい、そして賑やかなぱんだ組の始まりです!
 ぱんだ組になって初めの遠足の日の朝、無情にも雨がしとしとと降っていました。そして次の予定日も土砂降りでした。皆が前々から楽しみにしていたのを知っています。私は自分を憎みました。そうです、私は昨年度の行事も事ある毎に雨にして来た最凶の雨女なのです。本当にごめんなさい。
 しかし、遂にこの日がやって来ました!
 朝から暑いと思うほどの絶好の遠足日和でした。
 「今日は遠足行けるな!」と笑顔でやって来る子ども達の姿に胸を撫で下ろしました。
 そして遠足へ出発です。バスに乗り公園に到着です。
 広場へ行く途中チューリップの花壇の前を通ると、「うわー綺麗!!」と歓声が上がりました。そう言う皆の笑顔はチューリップに負けないくらい可愛かったです。
 荷物を置き、山登りに行くと、「先生見て!」の嵐でした。春を感じさせる草花や生き物、面白い形のどんぐりや松ぼっくり、椅子のように座れる切り株など、大発見の連続でした。子ども達の純粋な姿を見られた一時でした。また行こうね!
 あっという間に過ぎ去ってしまった1ヶ月でしたが、この1ヶ月で、ぱんだ組が大好きになりました。これから子ども達と色々なことを感じ、共に学び、素敵なクラスにしていきたいです。
 至らずご迷惑をお掛けすることも多々あると思いますが、宜しくお願いします。


■りす
 どんな子ども達がくるのだろうと、始業式の日は部屋で楽しみに待っていました。
 登園して来る子ども達は色々な反応をしていました。緊張して表情が硬い子もいれば、「えー、先生なん?」とすでに私を知っていた子は驚いていました。
 そして、1人1人名札を付けると表情が少し変わりました。新しい名札を自慢気にいろんな先生に会うたびに、「りす組やった」と嬉しそうに報告している子もいて、進級した喜びが伝わってきました。
 初日は皆とても緊張して、座って私の話を聞いているときもあまりに静かで驚きました。
 「こんなにおとなしいのかな」と思ったのは2、3日だけで、徐々に隠れていたパワーが出てきました。私も、「これ位元気でなければ」と思っていたので、これからもっと子ども達と沢山遊び内に秘めている色々な面を引き出したいと思っています。
 グループを決めて、当番活動も始まりました。
 年少のときはグループ全体が当番児でしたが、年中になると当番はグループで1人ずつ順番に回ってきます。その日はグループの代表者なのです。
 黒板の上にある座席表を見ると当番児が一番上に名前が来ます。私がその表を回し忘れていると、「先生、今日回してないよ」と沢山の子が言っています。当番を楽しみにしていて、意欲満々なのが分かりました。
 昼食の挨拶も前に出て当番が挨拶の掛け声を掛けます。それも恥ずかしそうにしながらも前へ出て代表で言うのが楽しいようで、皆笑顔で立っているのが印象的でした。
 壁面製作をしました。
 テーマも皆で話し合い決めます。意見もしっかり発表出来ていたのに驚きました。テーマは、「絵本と花畑」です。
 まず花畑をクレパスで描いて作りました。描く前も、「チューリップ描きたい」「僕が乗ってるひまわりバスのひまわりを描く」と皆で決めたテーマなので特に想いも強かったです。
 描き始めると黙々と手を動かしていました。大きい模造紙に次々に花が咲きました。それを見て、「一杯描けた」と満足そうに言っている子もいて微笑ましかったです。
 片付けも皆でしています。製作するときに床にしくシートも、一度一緒に私がするとそれ以降は皆で協力して片付けています。
 「ここは角を合わすんだよ」と皆に教えている子もいて、とても頼もしく今後が楽しみになりました。
 いろいろな行事を子ども達と経験し、友達と助け合える優しく元気なクラスにしたいです。一年間宜しくお願いします。


■くま
 4月9日、小さな胸を期待と不安で膨らませた32人の子ども達がくま組へやって来ました。続々とバスが到着し、園庭では子ども達の声が響き渡ると、私の緊張も徐々に増していました。
 スロープを登り、少し息切れした子ども達とのご対面です。
 「おはよう!先生がくま組の先生だよ」と、挨拶する前に、「めろん組の先生やぁ〜!」と元気良く言ってくれる子が多く、嬉しく且つ、心強さを感じました。
 一年前、大泣きで始まった入園式でしたが、あれから一年が経ち、誰一人も泣かずに全員が笑顔で始業式を迎えられたことが嬉しかったです。
 そんな皆とまずは初めての爆弾ゲームも楽しみ、私の緊張もいつの間にかほぐれていました。
 2日目、早速新しいグループを発表しました。 恒例の宝探しなので、「宝探しスタート!」と言うとすぐに道具箱に入っている宝(折り紙)を見つけ、「赤グループや!」「やったー!ピンクだぁ!」と友達と見せ合っていました。
 毎朝、黒板の上に吊されたグルグル(当番表)を見上げ、「やったー!お当番や!」と言いながら自分の名前を探している姿をよく見かけます。当番発表はまだ少し恥ずかしそうですが、日に日に大きな声で言えるようになりました。
 やっと天候に恵まれ、年中で初めての遠足は快晴でした。
 公園に着くと、山登りに出掛けました。
 年少のときとは違い、どんな急な斜面でもへっちゃらです。
 「先生、ここ持って、ここに足置いたらいいねん」と声を掛けてくれたり、手を差し出してくれたりと、昨年末のお別れ遠足のときよりも頼もしくなり、また優しさに感動した一日でした。
 壁面製作をしたときです。
 「外で乾かすんやろ?」と言うと同時に、グループの子と手分けをして、「よいしょ、よいしょ」と自分達で模造紙を運び出していたのです。汚れた手足や床、絵の具カップ、筆も洗ってくれたりと、小さな先生がたくさんいます。
 初めて自分達で話し合い、くま組全員で作った壁面のテーマは「宇宙」です。母の日参観で、是非見て下さいね。
 クラス替えをしてまだ一ヶ月も経ちませんが、友達の輪が広がり、友達同士の会話も増え、嬉しいです。何よりこの学年の子ども達とまた一緒に過ごせることが嬉しいです。
 32人全員と一緒にたくさん笑い、皆といると楽しいと思えるクラスにするのが目標です。笑顔・元気・想いやりを忘れず、素晴らしい一年間になりますように。
 至らぬ点もあると思いますが、宜しくお願いします。


■きりん
 暖かい春になり、きりん組がスタートしました。 始業式の日は、園庭に立てられた元クラスの看板の所に行き、新しいクラスが知らされます。
 部屋までやって来た皆は、恐る恐る部屋を覗き込んだり、緊張した表情や嬉しそうな表情をしていました。
 「おはよう」と挨拶すると笑顔に変わり、「あった!」と出席ノートと名札を見つけて嬉しそうに見せてくれました。
 降園前に、年中ならではのハーモニカや縄跳び、チューリップ植えがあることを伝えると、興味津々に聞いてくれて可愛かったです。
 10日、年少のときと同様に道具箱の中にグループ毎の色の折り紙を入れておき、宝探し形式でグループ発表をしました。一度したことがあったのですぐに見つけ、「あったー」と嬉しそうでした。
 見つけた後はグループ毎に集まってグループ名を決めます。
 年少のクラス以外の果物の名前を付けます。
 「さくらんぼ」「りんご」「柿」「きうい」と次々に出て来て、果物の名前もよく知っているなと驚きました。
 千里南公園へ遠足に行きました。
 2日間雨で延期になり残念でしたが、その日は保育室で円形になって弁当を食べました。すると、「遠足みたい」と嬉しそうだったので良かったです。
 22日は、このようにして待ちに待った遠足だったので、「そろそろ行くよ、お片付けしてね」と伝えると、待ちきれずに通園鞄と水筒を持って用意していて、とても可愛かったです。
 公園に到着し、山遊びに出発しました。
 途中に沢山のたんぽぽを見つけると、「わぁ〜、たんぽぽ、いっぱい!」かけ寄り、友達と顔を見合わせ、皆の笑顔で輝いていました。
 次は山登りです。
 今までと違い、少し急な所から登ることにしたので、「大丈夫かな?泣く子いるかな?」と少し心配しましたが、皆は凄い勢いで登って行き、力強さに驚きました。
 そこで、「先生、怖いよ。登れるかな?」と言うと、「先生、頑張れ!」と応援してくれたり、「はい」と手を差し出して助けようとしてくれました。皆の優しさが嬉しく、感激しました。
 壁面、誕生壁面、のれん製作では、何を作りたいかを話し合い決めました。「車」「動物」「花」と次々に意見が出て来て、あっという間に決まりました。
 子ども達と一緒に沢山のことを感じ、楽しんで笑顔の絶えないクラスにしていきたいです。
 至らない点もあると思いますが、一年間宜しくお願い致します。


■ぞう
 4月9日に、新学期のスタートを切りました。 3月より、また少し大きくなった子ども達が園庭に集まります。
 新しいクラスを発表され、ぞう組の部屋にも次々に来てくれました。少し緊張した表情で来る子や新クラスへの期待を胸に来る子等、皆それぞれでした。
 また、前のクラスへ行ってしまう子や、迷っている子もいて、可愛らしい姿も目にしました。
 部屋に入ると、自分でコーナーや持ち物の整理を行ない、1年間で随分成長したなぁと感じました。話もとても静かに、皆が私に注目して聞いてくれます。もうすっかり、お兄さんお姉さんです。
 22日には、年中での初めての園外保育に出掛けました。
 その1週間前に怪我をしてしまった私は、子ども達と一緒に山を登ることは出来なかったので、山の下で子ども達の帰りを待っていました。山の上から子ども達の元気一杯の声が聞こえてきました。「京極先生」と何度も叫ぶ声が聞こえ、とても嬉しかったです。
 皆が山の上に行ったと思っていたら、一人の子が、私の方を見つめ座り込んでいました。具合が悪くなかったのかと思ったのですが、よく聞いてみると、私が一人になることが気になり心配してくれていました。優しさを感じ、目頭が熱くなりました。
 「先生は大丈夫だよ。ここで待ってるから行っておいで」と言うと、何度も振り返りながら、力強く山を登って行きました。
 新クラスでまだ間もないのに、こんな感動が味わえると思っていませんでした。この気持ちをこれからも大事にしていきたいです。
 山登りを終えた子ども達の手には、黄色くて、可愛らしいタンポポの花が一杯でした。
 「沢山咲いてたよ」「見て、見て、可愛いでしょ」と、満面の笑みを浮かべていました。
 そして皆が、「先生にあげる」と、沢山の花を差し出してくれました。皆の担任になれて、私はとても幸せです。
 次の日には、屋上で体育遊びを行ないました。
 天気も良く、とても暑い日だったのですが、子ども達は思い切り体を動かし、張り切って取り組みました。
 年少で行なったことのあるものばかりで、皆、何の抵抗もなく参加していました。前転、鉄棒での豚の丸焼き、横転の3種目だったのですが、それぞれの約束事もすぐに思い出していました。
 額から汗を流し、顔を真っ赤にし、逞しさを感じました。
 また、壁面製作にも取り組んでいます。皆で話し合った結果、「果物の木」に決定しました。完成を楽しみにしていて下さい。
 新年度早々怪我をしてしまい申し訳ありませんでした。順調に回復しています。


■しか
 始業式の日、子ども達はきっと期待と不安を胸に、緊張した表情でしか組までやって来たことでしょう。
 けれども、恐らく私は子ども達以上に緊張していたと思います。どんな子が来るのかな、笑顔を、見せてくれるかなと、「しかぐみ、嫌だ」なんて言う子はいないかな、などなど、考えても仕方のない不安で一杯でした。
 でも、「おはよう!今日からしか組だよ!」と笑顔で初めての対面をすると、不安そうな顔をしていた子ども達の顔から笑顔が溢れます。
 「先生、知ってるー!」と元気な声が返って来ました。不安で一杯だったのが、子ども達に出会えた喜びで胸が一杯になりました。
 始業式から数日後、新しいクラスになって初めての遠足に行きました。2日間も雨で延期になってしまい、楽しみにしていた分、とても良い天気に恵まれた遠足でした。
 公園に着き、広場へと歩いて行く途中で花壇に咲き誇るチューリップを見て、「うわぁ〜綺麗だね」「凄いなぁ」と話すと子ども達の笑顔は、とても輝いていました。
 山登りに出発すると、身軽な皆はどんどん上に進み、「先生、大丈夫?はい!」と小さな手を差し伸ばしてくれ、私の方が引っ張られてしまいまた。
 途中でたんぽぽの花を見つけると、皆はたんぽぽ摘みに夢中になりました。
 両手に溢れるほどのたんぽぽを持って、「先生にあげるわ〜」と少し照れた表情で手渡してくれました。
 子ども達の優しさを沢山もらった遠足でした。
 短い時間でしたが、青空の下で、皆で輪になって弁当を食べたり、沢山の友達と話ができ、少しずつ友達の輪が広がったようにも思います。
 壁面製作をしたときのことです。
 塗たくりをするときは、腕をまくりすることも、上靴・靴下を脱ぐことも、子ども達は慣れたものでよく知っています。
 一面に絵の具を塗った大きな模造紙を、私一人でどうやって運ぼうかなと考えていると、「持ってあげようか?」と一緒に運んでくれたりと、小さな先生がしか組には沢山います。みんな、とても親切で、働き者です!
 子ども達や私自身にとっても、また新しい1年が始まります。
 様々な行事や経験を通して、心も体も大きく成長していきたいです。何よりも、子ども達が楽しいと思える幼稚園生活を、皆で作って行きたいです。
 これから一年間、どんな色に変化していくのか、とても楽しみにです。
 至らない点もあるかと思いますが、1年間どうぞ宜しくお願いします。


■ひつじ
 もう来るかな?もう来るかな?
 ドキドキしながら始業式の日、部屋で登園して来る子ども達を待っていました。緊張し過ぎて何度も部屋前から園庭を覗いてしまいました。
 最初のバスが到着したのを確認すると部屋前で待っていました。すると次々と皆がやって来ました。周りの様子を見ながらゆっくり来た子、一目散に走って来た子と様々でした。けれど反応は一緒でした。
 「先生がひつじ組の先生??前はぶどう組だったよね」と、すぐに話し掛けてくれました。
 さぁ、まず32人全員揃っての行事は始業式です。園庭に並び、園長先生の話を聞きました。
 話の途中で、「○○組さん!」「ハーイ」のやり取りがありました。
 「大丈夫かな」と心配だった私の思いは的中してしまいました。「ひつじ組さん!」と呼ばれて返事したのは数名で、皆きょとんとしていたのです。「皆ひつじ組だよ!!」と小声で話し掛けたけれど、再度、「ひつじ組さ〜ん」と呼ばれた返事も半数いかないくらいで、「このクラス大丈夫かな?」と不安で一杯になりました。
 式の後、部屋に戻るとき、前のクラスの先生に付いて行ってしまったり、何をするにも大変な1日でした。
 部屋に入ると、「私、ひつじ組やったわ」「○○もひつじ組やった」と口々に話していました。皆もかなり緊張していたんだな〜と思わず笑ってしまいました。
 部屋の壁に飾りを作りました。久しぶりの絵の具が楽しかったのか、笑顔と歓喜の声で溢れていました。楽しい雰囲気に連られて、気付くと私も絵の具まみれ、床にも絵の具が付いていました。
 「大変!!床が緑になってるよ」と気付いた子が1人、また1人と拭き始めてくれました。
 とても可愛く、明るい飾りが出来ました。何を作ったかは、皆に聞いてみて下さいね!
 千里南公園へ遠足に行きました。
 バスに乗ると、テンションは最高潮です。それもそのはず、雨で2回延期になったので期待が膨らみに膨らんでいたのでしょう。
 それでもやはり年中です。歩くのもしっかりしていたし、円になって鞄を置くのもすぐに出来ていました。山に登ったり、だるまさんが転んだをして沢山遊びました。次は5月ですね!
 少しずつ名前を呼び合えるようになりました。これから楽しみにしていて下さいね。
 この1年で、どんなひつじ組になるか想像つきません。皆と一緒に素敵なクラスに、他人を思いやれる優しい気持ちを持った皆になって欲しいです。
 1年間至らぬ点も多くありますが、よろしくお願いします。




    


■もも
 
花の色が美しい季節になり、新しいもも組がスタートしました。
 入園式では、講堂の式典に行くお母さんの姿を見て、「お母さんがいい」「お家に帰りたい」と泣いて訴えていたのが、今では少しずつ笑顔が見られるようになりました。
 登園すると元気良く、「おはよう」と挨拶をし、「今日何するの?」「粘土したい」と張り切って部屋に入って来てくれ嬉しく思っています。
 初めての粘土遊びでは、活動する前から興味津々で、「先生まだしないの?」「もう作っていい?」と大きな声が部屋に響きました。
 「遊んでいいよ」と言うと、まだ硬い粘土を必死でちぎって、「先生キャンディーあげる」「お団子屋さん」と形にしたり、丸めたりしていました。真剣に取り組む姿に引き込まれ、これからの活動が楽しみです。
 初めの週末が明け、幼稚園での弁当が始まりました。
 「今日お弁当持って来たよ」「アンパンマン入ってる」と通園鞄から弁当を取り出して見せてくれました。
 朝泣いていた子もお母さんが作ってくれた弁当を開くと、嬉しそうに食べていました。いつも元気な声が聞こえる部屋も昼食時は静まり返っていました。
 園内巡りでは、幼稚園の中を探検し、広い講堂に圧倒され入り口で戸惑う子や目を丸くさせている子もいました。
 図書室の前では、「皆も絵本貸りれるよ」と話をすると、「早く貸りたいな」「○○の本がいい」と気持ちを高ぶらせていました。
 職員室前の水槽に目を輝かせ、「ニモがいるよ」「えびもいる」と喜んでいました。
 最後に鳥小屋を見ました。いろんな種類の鳥に口をポカンと開けて入る子や、「おはよう」と話し掛けている子もいて大興奮する子ども達を見て、私達も胸が高鳴り嬉しくなりました。
 汽車遊びをしました。
 先に乗っていたクラスの子を見て、「あれ乗るの?」「楽しそう」と汽車の所まで笑顔で走って行きました。1回乗り終わった子も、「もう1回乗りたい」「次は前に乗りたい」と様々な活動をしましたが、汽車遊びが1番人気でした。
 これから1日1日を大切に過ごし、個性溢れるクラスにしたいです。
 至らぬ点も多くあると思いますが宜しくお願いします。


■いちご
 入園の日に、着慣れない大き目の制服を身にまとった子ども達が、少し不安そうだったり、嬉しそうだったり、様々な表情を浮かべてやってきました。これから始まる幼稚園生活に、緊張や期待など色々な思いを持っていたのでしょう。
 保護者の方が講堂に上がられてから、つい寂しさで泣いてしまう子もいましたが、歌を歌ったり、体操も大喜びでしてくれました。新しい環境にすぐ溶け込んでしまう子ども達に驚かされました。
 その元気一杯な皆の姿を見ていて、どんなクラスになるかと、とても楽しみになりました。
 それから数日が経ち、「おはよう!」と毎日元気に挨拶して登園してくれ、徐々に緊張が解れてきたようです。
 まず、登園してすることは、出席ノートの捺印です。初めてしたときは、なかなか並べず、混雑することもありましたが、今では、真っ直ぐ並び、自分の捺印が終わると、「はい、どうぞ」と次の子に譲っています。その友達に親切にする姿を見ていて、心温まりました。
 捺印をした後は、「早く遊びたい」と急いでスモックの手や頭を出す所を探しながら着替えて、子ども達同士で遊びに没頭しています。
 中旬に、汽車に乗りました。
 「今日は、汽車に乗るよ」と伝えると、「やった!」と大はしゃぎでした。そして、汽車を見た皆は、「わぁ、乗りたい!」と期待に胸を膨らませていました。
 「出発進行!」の掛け声も元気一杯で、動き出すと、「行ってきます!」と大きく手を振り、待っている子もずっと手を振り返して、その光景を見ていて微笑ましくまりました。
 動物小屋にも行きました。
 子ども達は、普段あまり触れることのない動物に興味津々でした。持っていたキャベツをウサギが食べると、満面の笑みを浮かべて喜んでいて、その表情がとても可愛かったです。
 そして、小屋から出ると、「あのね、フワフワしてた!」「一杯食べてた!」とウサギに触れたときの気持ちを、興奮気味に教えてくれ、嬉しかった気持ちが伝わりました。
 沢山遊んだ後は、大好きな弁当です。
 フタを開けると、「こんなの入ってるねん」と嬉しそうに教えてくれます。いつも美味しそうに弁当を頬張る子ども達を見ていて心が和みます。
 これから、可愛い子ども達と一杯楽しい思い出を作っていきたいです。
 

■みかん
 真新しい制服を身にまとい、緊張した面持ちで入園式を迎えた日から1ヶ月が立とうとしています。
 入園式では、初めて子ども達と顔を合わせ、「おはよう!」と名札を付けていくと、不安になって泣き出してしまう子や、お母さんから離れようとせず、「嫌ー!」と大号泣する子どももいました。どんな所に行かせられるんだろうと初めは不安に思いますよね。
 そんな子ども達も毎日幼稚園に来る度に、表情が変わっていくのがわかりました。
 登園すると、子ども達から、「おはようー!」と挨拶してくれるのです。私も、「おはようー!」と元気に挨拶をすると、照れながら、「先生好き!」と耳打ちしてくれました。こんな嬉しいことはありません。涙が出そうになりました。
 朝の登園時間のことです。
 着替えを終えて、子ども達が次々に、「先生!いつお弁当食べるの?」「お腹すいたー!」と話しました。初めて弁当を持って来た子ども達は、嬉しかったのでしょうね。
 「まだ弁当の時間じゃないんだ。遊んだ後に食べようね」と声を掛けましたが、「食べたーい!」の大合唱です。
 でも、ある子が、「今日は何の遊びをするの?」「汽車?粘土?」目を輝かせながら聞いてきて、「うふふ、何するのかな〜。後のお楽しみだよ」と言うと「はーい!」笑顔で答え、外遊びに出掛けて行きました。
 好奇心いっぱいな子ども達は、友達と遊んでいる姿も多く見られるようになりました。
 「先生、僕ままごとしたい」
 ままごとをしている友達の方を向いて話をしてくれました。
 「うん!わかった!それじゃ先生と一緒に遊びに入れてもらおう!」
 手を繋いで向かうと、その子は不安そうな顔をしていました。
 「僕も入れて!」
 その子は勇気を振り絞って話すと、「いいよ!」と友達が答えてくれて、嬉しそうな顔でままごとをしていました。
 元気一杯でパワーが漲っている子ども達とこれから一年間過ごせると思うと、大変嬉しいです。幼稚園は大好きな場所と思えるよう、至らない点も多々あると思いますが、一年間宜しくお願い致します。


■ぶどう
 4月10日、待ちに待った入園式です。
 期待に胸を膨らませて、子ども達が来るのを待っていると、降っていた雨も子ども達を待っていたかのように止み、大きな制服、鞄を持った子供達が登園して来ました。
 「おはよう」と挨拶すると、元気に挨拶をしてくれた子や、今にも泣き出しそうな顔で挨拶をしてくれた子、お母さんの後ろに隠れて恥ずかしそうにする子など、一人一人様々な気持ちを抱えているようでした。
 「先生と同じバッチだよ」と言って一人一人の胸に名札を付けると、満面の笑みを浮かべて「持って帰っても良いの?」と、嬉しそうに話してくれた子や、「ぶどう組のバッチなの?」と、もうクラスを覚えてくれている子もいました。
 部屋に入るときになると、「ママも一緒に来て」と、やはり不安な様子でしたが、一人一人好きな遊びをしている姿が見られ、嬉しく思いました。 そして式典が始まる時間が来ると、部屋は大きな泣き声で一杯になっていました。その声に、この後どうなるのか不安でしたが、歌や体操が始まり、元気に踊っている子ども達の姿を見て、不安はなくなりました。その姿はとても可愛く、これから始まる毎日がとても楽しみになりました。
 その反面、子ども達の不安の大きさを知り、子ども達の不安な気持ちを受け止め、幼稚園は楽しいと思えるようにしたいと強く思った一日でした。
 翌日から幼稚園生活が始まり、早速、砂場遊びをしました。
 泣いて登園して来た子ども達も遊びが始まると、「先生のりんごジュース作ったよ。飲んでみて」、「僕はケーキ作ったで」と、私達に作った物を見せに来てくれたりと、すっかり涙も乾いて笑顔が溢れていました。
 その姿を見ていると、自然と笑顔になりました。 次の週からは大好きな弁当が始まり、朝来た時から、「くまの弁当箱やねん」「アンパンマンのおにぎり入ってる」と嬉しそうに話をしてくれ、弁当を心待ちにしている姿が印象的でした。
 食べ始めると、賑やかだった部屋もとても静かになり、驚くほどです。
 入園式から2週間少しが経った今、不安や寂しさから思わず泣いてしまう姿も時々見られますが、外で遊ぶことが大好きで、朝の自由時間には部屋には誰もいなくて寂しくなるほど、とても活発なクラスです。
 子ども達の笑顔が絶えないクラスのなるよう、いつも笑顔でいたいです。
 至らぬ点もあると思いますが、一年間宜しくお願いします。


■もも
 10日9時、入園式の日がやってきました。
 お父さん、お母さん、と離れたくないと泣いている子、こちらも驚くくらいに丁寧に挨拶をしてくれる子、恥ずかしそうにお母さんの後ろに隠れている子、一人ひとり違うとても可愛い子ども達28人が揃いました。
 玩具で遊んでいても不安そうな笑顔をしていましたが、海賊体操が始まると、子ども達の表情は一変し、必死に教師の真似をしながら楽しそうに踊ってくれたのです。
 そのことが嬉しくて、私が1番楽しんで踊っていたかもしれません。
 砂場遊びでは、「はい、熱いかき氷」と面白い食べ物持って来てくれる子や、何度も何度も、「はい、牛乳」と持って来てくれる子、「はい、カレー」と持って来てくれる子に、「辛い!」と言うと、次には「甘いカレーだよ」と持って来てくれる子、弁当を食べる前に私はもう胸一杯お腹一杯でした。
 「出発進行!」の合図で子ども達が心待ちにしていた汽車が走り出しました。
 あれ?声が聞こえてきません。あれほど心待ちにしていたので、きっと喜ぶに違いないと思って、張り切って汽車を押していたのですが、子ども達の顔が怖ばっています。どうやら、私が張り切って速く押しすぎたみたいです。
 言葉を掛けながらゆっくり押すと、慣れたようで、待っている友達や井上先生、山本先生に手を振ったりして笑顔一杯になりました。
 動物小屋見学でウサギに餌をあげに行きました。
 最初は緊張の面持ちでなかなか中に入ろうとしませんでしたが、自分があげた餌を食べている所を見ると嬉しそうに、「キャベツー!」と手を出して何度も催促されたのは言うまでもありません。
 気付けば幼稚園生活が始まりもう14日が過ぎました。
 弁当を食べる時、グループで座るのですが、最初は1人1人どこに座るか知らせていたのですが、今では言わなくても自分で座り、自分で弁当を開けられるようになりました。
 出来なかったことが出来るようになることに感動している毎日です。
 そんな子ども達の姿を見ながら、私自身も子ども達と共に成長していきたいと思います。
 一年間、至らない点もあると思いますが、宜しくお願いします。


■めろん
 喜びと不安で一杯だった入園式から早くも一ヶ月が経とうとしています。
 入園式当初は、クラスの半数が、「ママに逢いたいよ」「僕、もうお家帰る」と大粒の涙を流して泣いていました。
 中には私の手を引っ張り、「ママに電話して」と泣く子もいたので、「ママに電話しようね」「もしもし○○ちゃんのお母さんですか?」とクラスの内線電話の受話器で話すふりをすると、安心したのかすぐに友達の所に走って行き、楽しそうに遊んでいました。
 またあるときは、「ウサギさん見に行こうか」と一緒に行くと、涙一杯の顔も少しずつ表情が明るくなり笑顔で、「ウサギさん可愛いね。赤ちゃんのウサギさんが好きだよ、先生は?」と話をしてくれました。
 子ども達はウサギや熱帯魚やブタのルルちゃんなどの動物を見ると落ち着くようです。
 いよいよ三日目から弁当が始まりました。
 お母さんの手作りの弁当が嬉しかったようで、毎日元気に走り回っている子ども達が驚くほど静かになり、今まで泣いていた子も涙が止まり美味しそうに食べていました。弁当はお母さんの表情がたっぷり入った魔法の宝箱なのだと思いました。やはりお母さんには敵いません。
 今月は晴天が続き、園庭での外遊びを中心に活動したので、なかなか粘土遊びが出来ませんでした。中には余程遊びたかったのか、自由時間にこっそり粘土を触って遊んでいる子もいて、その姿はとても可愛く愛おしく思えました。
 三週間目でようやく粘土遊びが出来ました。
 初めはどうしたら良いのか分からずに粘土を眺めているだけで戸惑っている子もいましたが、何人かの子どもが、「先生、見て!おだんご」「見て見て、へび」「ハンバーグ」などと嬉しそうに見せに来ると、戸惑っていた子も無我夢中で作り始め自由に遊んでいました。
 一人では出来ないことも友達を見ながら少しずつ出来るようになり成長する様子に驚かされます。
 約1ヶ月が経った今、随分とクラスにも慣れ、友達も出来、「キャッキャ」と笑う楽しそうな声が響いています。
 私は子ども達の笑顔にいつも助けられています。まだまだ未熟で至らないことばかりですが、子ども達と笑い共に泣き共に成長していきたいと思っていますので、
 これからの一年間宜しくお願い致します。


■ばなな
 4月10日は心待ちにしていた入園式でした。 緊張しながら子ども達を待っていると、登園してきた子ども達は元気で、一人一人とスキンシップを取り挨拶をしました。
 子ども達の中には緊張と不安で泣いている子も多くいました。全てが初めてのことばかりなので、子ども達の心に不安や期待が交錯しながらも、幼稚園に登園しているのでしょう。
 初めての活動は動物小屋見学でした。
 動物小屋へ行き、カメ、ウサギ、フラミンゴ、トリを見ました。子ども達は、ウサギが餌を食べる瞬間を見て喜び、興味を持っていました。
 これをきっかけに自由時間でも動物小屋に行き動物を見に行っている姿も見られるようになりました。
 講堂での体育遊びは、広い空間で、マット、トンネル、滑り台、フープ跳びをして遊ぶ活動です。
 マットは、見たことのないほど分厚く、とてもふわふわします。笑顔で何度も跳びはね、感触を味わったり、寝転がったりしている姿が見られました。
 フープ遊びでは、両足で跳びはねたり、動物に変身して跳んだりと、とても楽しそうでした。
 粘土遊びは、粘土で自由に遊ぶのですが、子ども達それぞれが、いろんな物に見立てて作ってくれました。粘土遊びは、最初だけ全員で遊んで決まり事などを知らせたあとは、雨の日の自由遊時間などに保育室での遊びのひとつとして遊びたい子が遊びます。雨が降ると子ども達は進んで粘土遊びを始めます。
 子ども達は歌や手遊びが好きで、「歌を歌いたい」などと声を掛けてくれたり、しっかりと教師の手を見て、集中して手遊びをしてくれたりします。
 でも、今の時期の子ども達の「お楽しみ」は何と言ってもお母さんの手作り弁当です。
 子ども達はいつも弁当の時間が待ちどうしく、「いつ御飯食べるの?」など聞いてくれます。
 そしてグループに分かれてで昼食を食べ、話をすることで、まずはそのグループの子ども達同士が友達になってくれればと願っています。
 登園して1ヶ月なので、子ども達もまだ分からないことが沢山あり、不安もあるとは思いますが、ゆっくり時間を掛けて子ども達が笑顔で幼稚園に行きたいと思えるようにしたいです。