■かなりや
 先日の運動会、ミニミニ運動会では本当に沢山の応援と温かい拍手をありがとうございました!子ども達もいつもよりも張り切っていてとても可愛かったです!
 リレーでは皆、最後まで諦めず走る姿に私も応援に力が入りました。同時に逞しくなったなぁと成長を感じて嬉しかったです。
 10月21日にコスモスの丘へ出掛けました。
 コスモスの丘にたどり着く間、歌が大好きな皆から自然に歌が始まりました。今月から歌い始めた「ジグザグお散歩」という曲です。公園内の道にピッタリ合った歌詞で、皆も部屋で歌うよりも一段と輝いた笑顔で可愛かったです。
 歌の途中の、〜石けりしながら歩こうかな あの石狙って〜、「せーの空振り!」のところではそれはそれは大張り切りで、皆が本当に空振りし始め大爆笑でした。また、場所にピッタリ合った曲が自然に出てくる子ども達の歌心に感心しました。
 コスモスの丘に到着すると、「うわぁ〜」「綺麗やなあ!」「すげー!!」と予想以上に感動してくれました。
 すぐに鞄を置き、コスモス畑に出発しました。
 自分達の身長よりも高く元気に咲くコスモスに、「でっかいなぁ〜」「いろんな色があって綺麗」と次々に聞こえて来て一つ一つ大きく感動する皆がとても可愛かったです!
 コスモス畑を堪能した後は、森へどんぐりを拾いに行きました。ここでもどんぐりを発見すると予想以上に大喜びしてくれ、「見て〜こんなにも拾った!」と次々に見せてくれました。真剣にどんぐりを探す皆の姿が微笑ましかったです。
 その後、森を探検していると、またいつの間にか皆で大合唱が始まっていました。今度は、「真っ黒クロスケ出ておいで!出ないと目玉をほじくるぞ!」でした。確かにトトロが出てきそうな森でした。皆は真っ黒クロスケを呼んでいましたが、トトロを連想して出てきた言葉だったのでしょうね!
 どんな場所でも一つ一つ大きく喜び、思ったこと感じたことを素直に表現する皆がとても愛おしいです。ずっと笑顔の皆と一緒でとっても楽しく、色んなことに感動する皆の姿がとても嬉しかった一日でした!来月の園外保育も今から楽しみです。
 早いものでもう11月に入ります。
 11月は造形活動が始まります!どんな物を造り上げてくれるでしょうね!楽しみにしていて下さい!

■あひる
 「園長先生、上手って言ってくれたなぁ」「やったぁ、乾杯しよ!」
 講堂から部屋に戻った皆は慣れた手つきでハーモニカを片付けながら笑顔で言ってくれました。年中時には、ハーモニカの新曲はいつも園長先生とのボックスホーンの時間に初めて吹いていたのですが、年長では予め部屋で吹いておいて、講堂で合わせます。
 実は、前回は、「ソ」と「ファ」の吹き分けのコツを上手く皆に伝えられずに濁った音になっていて、それを園長先生に指摘されていました。だから、今回は部屋で行なうときに、「小さい口で優しく吹いたらいいで」と友達に教えてくれたり、「レとファはちょっとだけ(口の位置を)お引っ越しするねん」と隣に座っている子にアドバイスしてくれている子も沢山いたりと、今まで以上に真剣な眼差しを見せてくれました。
 私も、前回の失敗を繰り返してしまうと子ども達がハーモニカを好きでなくなってしまうかもしれないと心に据えてハーモニカに取り組みました。しかし、今回の曲は一層強敵でした。
 「ファ」と「ソ」だけに滞まらず「レ」と「ラ」も待ち受けているのです。
 子ども達は、黒板に貼られた楽譜とハーモニカの音の位置が書かれている表を交互に見比べて、1音ずつ確かめながら吹いてくれていますが、なかなか難しいようです。それでも私がピアノで弾いた音はすぐに探し当てて吹いてくれたので、私の方が皆からパワーを貰っているようでした。
 「解からんー!」と値をあげそうになった子がいたときも、周囲の子を中心にスクラムが組まれ、「もうちょっと左がレのところだよ」と教えてくれています。皆なら待ち受ける強敵もきっと制覇してくれるだろうという自信はあったのですが、全員で吹くと音が濁ってしまう部分がありました。
 しかし!!!子ども達の持っている力って凄いです。取り組み始めて3日目、何も特別なことは起きていないのに、皆のスクラムが1つの綺麗な音色となって響き出したのです。子ども達の感覚って本当に素晴らしいです!私は半ば唖然としてしまったのですが、ヒシヒシと嬉しさが込み上げてきました。
 皆も吹き終えたあと、照れたような、でも誇らし気な何とも言えない表情を見せてくれました。1人では出来ないことも、皆とやれば出来ることを私が一番教えてもらって出来事でした。
 私もスクラムの一員として皆と待ち受ける強敵に立ち向かいます!ハーモニカに乾杯!
            
■かもめ
 運動会、ミニミニ運動会も終わり、子ども達の話題もリレーから縄跳び大会のことへと変わっています。
 先日、昼食前に、皆で縄跳びをしに園庭へ出ました。
 「第1回、かもめ組縄跳び大会」と言うと、皆の目が変わりました。
 「よーい、ピー」の笛の合図で始まった縄跳び大会でしたが、なかなか上手く跳べないようで、すぐに終わってしまいます。
 その日から昼食後には、「先生、お外行って縄跳びしてきていい?」「またかもめ組の縄跳び大会しよ!」と私を外へ連れていってくれる子や、「お休みのとき縄跳び持って帰ってもいいん?」と聞いてくれる子が増えました。
 跳べない子も得意な子に、どうやって跳ぶのか教わったり、「先生が回して、一緒に跳ぼう」と、跳ぶタイミングを知ろうとしてくれています。
 皆の、何にでも興味を持ったり挑戦しようする気持ちを、これからも大切にしてほしいです。
 久しぶりに、遠足に行きました。
 初めて行く場所だったので、皆すごく楽しみにしていました。
 途中までは1学期に行った川遊びと同じ道でした。「あ!ここ来たことある」と思い出してくれる子も沢山いました。
 いつもと違う細い道を抜けると、そこには沢山のコスモスがありました。
 「すごい綺麗!」と、皆目を輝かせていました。コスモス畑の中を通るときも、「大きいね」「あ、蕾だ」と、間近で見るコスモスに大はしゃぎでした。
 写真を撮り終えると、次はどんぐり拾いです。
 「こんなに大きいのあった」「見て見て、こんなにいっぱい!」と袋いっぱいのどんぐりを見せてくれました。
 キノコやコオロギ、蛙まで見つけ、大騒ぎでした。
 昼食後には、大道芸人さんもいて、今までしたことのない経験が沢山出来、大満足の遠足でした。
 最近、皆の会話でよく聞く言葉があります。
 「ランドセル買ってもらった」「机を選んだ」「早く小学校に行きたいなぁ」ということです。10月の中旬には、卒園アルバムに載せるグループ写真をどこで撮るかを決めました。皆が卒園してしまうのは寂しいですが、「もうすぐ小学生になるんだよ!」と目を輝かせて話す子ども達はとても頼もしく、皆がランドセルを背負った姿が目に浮かびます。
 残り少ない園での生活なので、皆の笑顔がいっぱいのアルバムになるよう、これから楽しい思い出を沢山作っていきたいです。

■はと
 あの運動会が、今月だったなんて!何ヶ月も前のコトのように感じられます。しかし、その翌日のコトだけは、昨日のように覚えています。
 クラス対抗のミニミニ運動会へ向けて、リレーのチーム替えをしました。運動会同様、全てを子ども達に任せて見守ります。
 「どうぞ」の声で子ども達が一斉に動き出しました。そして間もなく、声が荒々しくなっていったのです。原因は、速い子の取り合いでした。もう子ども達は誰が速いのかを知っています。そうなるだろうと大方予想はしていたし、その正直な気持ちも分かるので責められません。誰だって1等が取りたい。だけど、一言だけ口を挟みました。
 「何のために、誰のためにチーム替えをしてるの?」
 このとき子ども達はどこか攻撃的な目で私を見ていましたが、やがて視線は子ども達同士で交わり、いつしか穏やかな顔へと変わっていました。そして時計の長針がカチッと音を立てたとき、誰かが言いました。
 「みんなのため」
 また子ども達が動き出しました。ここからは予想外の連続でした。
 「速い子と苦手な子が同じ数になるようにしようよ」と、一つのグループが速さを均等にし始めたのです。数量的な考え方もそうですが、「遅い子」ではなく「苦手な子」と称したことに驚きました。
 また、ここの女の子達は前回のチームで集まってグッパーをし、また、こちらの団体さんは前回のチームの色を唱えて無作為に分かれていきます。色を均等にしているのです。
 そして最後のグループの子達は、頭のてっぺんを睨み付け合っています。どうやら身長を均等にしているようです。こうして新たな気持ちでミニミニ運動会を迎え、残すは結果発表の玉数えです。
 玉の数を見て上位ではないと確心した私は、先に手を打っておこうと子ども達のところへ駆け寄り尋ねました。
 「4等でも、頑張ったって言える?」
 すると力強く頷き、子ども達は察してくれたように思えました。
 玉が宙に舞いました。
 「25〜!」結果は2等でした。しかしすぐに疑問に思った私は計算をし、大喜びをする子ども達にこう告げました。
 「本当は24点。だから本当は3等だよ」
 すると子ども達は、「なんで?!」と不服そうに詰め寄りました。数量的な勝ちよりも、大切なことがあることを伝えたかったからです。
 「作戦会議や友達を応援する心、4月から今まで力を合わせてやってきたみんなに、御仏様が1点をくれたんじゃないかな」
 部屋に戻ると全員で、「ありがとう」と御仏様に手を合わせる子ども達の姿がありました。
 そしてそこには、きちんと2等の彰状が立て掛けてありました。

■つばめ
 今月のぱぴぷぺぽも、運動会やミニミニ運動会、園外保育など楽しい行事が一杯で書きたいことが沢山ありますが、子ども達の素直で純粋な姿を紹介します。
 「一緒に過ごせる時間を大切にしよう」と、話し合い涙した日から、みんなはこの言葉のように、退園する友達と遊び、今まで取り合いになっていたリレーのアンカーを譲ったり、いつ見ても、その子を中心にしようとしていました。
 「ありがとう」と礼を言うと、誇らし気な笑顔です。
 「また出来るもん。でも○○は最後やから」と、返ってきたときは言葉に詰まりました。
 33人、一人の欠席も無く迎えたミニミニ運動会では、結果は3等でした。
 普段のみんななら、「悔しい」と肩を落としていたのに、この日はどの子も涙することなく、昼食の用意をしています。
「どうして?」と、子ども達に尋ねると、「○○と一緒に出来たから」と答えが返ってきました。「良かったな〜一緒に出来て」と、笑顔で笑い合うみんなの姿に胸が熱くなりました。
 悔しい想いはあるけれど、それ以上に、退園する友達と一緒に運動会が出来たことが何より嬉しかったようです。みんなの優しさ、素直な姿がとても頼もしく感じられました。
 その日の午後、みんなの提案でお別れ会を開きました。
 さっきまで笑顔だったみんなの表情が曇り、やはり涙が零れています。
 「恥しい」そんな言葉もなく、抱き合い涙する姿がありました。
 「先生!リレーの歌うたおう」と、リクエストされ歌い始めます。「リレーはいつも勝てないけれど、友達がいれば」と歌う姿にピアノを弾きながら流してしまいました。想いの詰まった歌声、涙を流しながら歌う姿は今でも忘れられません。
 今回、大切な友達との別れを経験して、みんなは色々な想いを感じたことでしょう。その想いをこれからもずっと忘れずに、大切にしてほしいです。きっとみんななら大丈夫ですね。
 退園してからこの1ヶ月、「○○くん元気かな?」と懐しむ声が聞こえてきます。写真展示で退園した子を見つけると、みんなが報告してくれ、「また涙出てくるわ」と、笑い泣きです。「もうまた泣いてる」とみんなが笑い出します。「また会おう」と、別れの日の約束を胸に、これからは32人の力で想いを1つにして過ごしていきたいです。
 幼稚園生活も残り少なくなりましたが、お母さん方からの応援を引き続き、宜しくお願いします。

■ぺんぎん
 園庭の木々は、赤や黄色に少しずつ色付き、ひらひらと落ち葉が散ると、秋色の絨毯が広がります。
 秋を探しに、万博自然公園へ遠足に行きました。
 初めて皆で行く場所に心を踊らせながら、行きの道から子ども達はたくさんの秋を発見しました。
 「どんぐり発見!」「このトゲトゲは栗だ!」「こっちの道始めて行くね!」
 木のトンネルを潜り抜け、階段を登っていくと、そこには満開の秋桜畑が広がっています。
 ピンク、紫、白綺麗に色付いた秋桜に皆、「わぁ!綺麗」と目を輝かせていました。どこまでも広がる秋桜畑の通り抜けをしました。
 「私より高い!」と背比べする子、「いい匂いがする!」と鼻を近付けて香りを楽しむ子、「この花が一番かわいい!」と好きな花を見付けている子、「バッタいないかなぁ〜?」と虫を探す子、皆の心も秋桜色に染まって、幸せな時間を過ごしました。
 次は、「ドングリの森に行こう!」
 子ども達の足取りは早くなり、森の中を探索します。
 「うわぁ、ここドングリがたくさん落ちてる!ってことはこれがドングリの木だぁ!」
 子ども達は、ドングリを拾い集めるだけではなく、木の名前や何科の木なのか、木の種類などが書かれている小さな看板にも目を向けていました。その看板はクイズになっていて子ども達は様々なことに興味、関心を示しながら秋の自然を満喫していました。
 今回の壁面どんどん、すごいことになっています!
 壁面に取り掛かる前に、「皆、4月の頃から比べたらお兄さん、お姉さんになったよね!宇宙の壁面もすごいの作ってくれてたけど今度の壁面は大きくなった皆が作れるようになったものを貼って皆に見てもらおう!」と話し、基本的な立体の方法を確認したり、伝えたりして、「先生はこんなのしか作れないけど皆だったらもっとすごいの作れるよね!」
 そして始まった立体製作、子ども達の発想、アイディアにただただ驚かされるばかりです。
 活動を始めると、皆真剣でそして友だちと話し合って楽しそうに作っています。活動を始めてから一時間もすぐに経ち、「皆お弁当食べる時間なっちゃったよ」と言うと、「まだ作りたい!」「食べなくていい!」と子ども達の熱心な気持ち、楽しいからまだやりたいという気持ちが伝わり嬉しくなります。
 壁面を作っているとき、何かに打ち込んでいるときの皆の顔が大好きです。子ども達はたくさんの可能性を秘めています。その可能性を開花させるきっかけをこれからもたくさん作っていきたいです。 

■うぐいす
 「よーい!ドン!」
 絵の具だらけの床を皆が雑巾を持ってリレーをしています。運動会が終わってもリレーの熱は、まだまだ冷めません。本来なら面倒臭いであろう掃除も、楽しさに変えてしまう子ども達は遊び発掘の天才です。楽しい気持ちが子どもには1番の栄養なのですね。
 最近、なんだか凄く皆仲がいいんです。運動会を通じて、皆で応援したり、「頑張ったね」と励まし合ったり、「やったー!」と大喜びしたり、笑ったり泣いたりドキドキしたりワクワクしたり、沢山の感情を共に感じ、1つのことを皆でやり遂げたことで、皆の結果も高まったのでしょう。皆の生き生きとした顔は自信に満ちています。毎日うぐいす組は笑い声が絶えません。
 先日、園外保育に行ったときも、行く途中のバスの中では、歌の大合唱です。コスモスの丘について鞄を下ろすと、「よし!リレーしよー!」「イエーイ!」と広くて開放的な緑の丘を見て、リレー魂がうずいて、子ども達が興奮しています。
 「あのー、先にどんぐり拾いに行きませんか?」と言うと、「えー!」と大ブーイングだったので、「じゃぁ鬼ごっこしよ!先生、鬼ね!」「キャー!」とちょっとだけ遊んで、森の中に出発です。
 中に入ると、「毒きのこ!」「毒くも!」と、すぐに色々な物に無中です。
 どんぐりを拾っていると、「はい、あげる」「これもあげる」
 1人の女の子の手のひらに皆がどんぐりを集め始めました。
 「俺ら、どんぐりに興味ないから」と今まで集めていたどんぐりを全部くれたり、あげすぎて自分のどんぐりの方が少なくなってしまった子がいたり、自分のことより友達に尽くす皆の優しさに感動しました。
 次第に小さな手のひらは、溢れんばかりのどんぐりと、皆のぬくもりでいっぱいになりました。
 「落ちちゃうー!」
 拾ってあげてる皆に、「どんぐりも人のぬくもりも手のひらから溢れたっていいんだよ。だからね、ってあれー!?」
 誰も聞いてやいません。何かの周りを皆で囲って見ています。
 「何何ー?」覗き込むと、「これ」と差し出された手の中で黒い物体がガサゴソと動きました。「ギャー!!」私が叫ぶと、黒い物体は逃げ出し皆で、「待てー!」と追い掛けて行きました。ブルブル。触角が長い恐ろしいゴキブリでした。
 こんな楽しい毎日も残り半年を切りました。早いなぁと思っているのは大人だけで、子どもの時間というのは実にゆったりと流れています。羨ましいですね。
 「ギャー!!なんでゴキブリ持って帰ってきたのー!!」


    


■きりん
 朝晩は肌寒い季節がやって来ました。
 「これ、着て来た」とブレザーを見せてくれたり、「一緒やで」とブラウスを友達と見せに来てくれ、皆の服装も秋へと移り変わっています。
 9日、はと組と虫取りに行きました。虫好きが多いので、「やった〜」と大喜びでした。
 公園に着き、説明が終わるとすぐに虫探しです。
 「いないよ〜」と言う子も、「ここにいるかもしれないよ!」と誘うと皆が集まって来て小さな円になり、目を凝らして草の中の虫を探す姿はとても可愛らしく微笑ましかったです。
 また、木の間に入って上を見上げる子が沢山いたので、何かな?と思って聞いて見ると、「ほら!」とセミの抜け殻を自慢気に見せてくれました。子ども達の目敏さにはいつも感心させられます。
 もちろん、「僕が取ったの!」とバッタやカマキリを見せてくれたり、「どんぐり!」と、秋も見つけました。
 15日、芋掘りに行きました。
 朝から目を輝かせ、「長靴、履いて来た!」と嬉しそうに教えてくれたり、「スコップ忘れた!」とはっと思い出したように心配そうに言う子もいました。みんなのは預かっていることを伝えると、「そっか〜」と安心する子もいて面白かったです。
 畑に着くと、「掘ってもいい?」とやる気満々でした。
 黙々と掘り進める子や、「ない〜」とすぐに諦めモードの子も芋の先っぽを見つけると、「あった〜」と一気に元気になり掘り起こします。
 「見て、こんなに取れた!」や「でっかい」と満足そうに見せてくれました。
 次の日、弁当に入っているのを、「昨日のお芋!」と嬉しそうに教えてくれたり、晩御飯に出て来たのを教えてくれました。自分で掘った芋の味は格別だったことでしょう。
 24日の音楽参観の日は、「今日、お母さん来るんやろ?!」といつものボックスホン以上に楽しみにしていて、「やった〜」と大喜びでした。ティンパニーを叩いている姿はとても楽しそうで私も嬉しかったです。
 パワーを全て使い果たしたんでしょうね、給食を食べ始めたときはとても静かで、本当にきりん組?!と思うほどでした。
 壁面製作では話し合いの結果『幼稚園』に決まり、自分達の分身から作りました。
 新聞紙と画用紙を使い、いくつかの方法を知らせてから取り組みました。立体的に作ったので糊だけでくっつけるのは難しいのですが、様々な方法を使い、想い想いに作っています。出来上がりを楽しみにしていて下さい。

■くま
 運動会が終わり、ほっとする間もなくミニミニ運動会がありました。
 「今日から赤チーム、白チームじゃなくて、皆同じチームだよ!」と、伝えると、「えー!」と、驚きながらも大喜びし、次の運動会からは「くま、頑張れ!」「○○くん、頑張れ!」と、応援も熱くなりました。
 晴れの日は「先生!バトン貸して!」と、「自分達だけでリレーをする」とのことで、子ども達だけでバトン送りの特訓をしていました。
 「もっと速く!」「はい!はい!はい!」と声を出して回したり、手取り足取り教え合っている姿をくま組の前からこっそり見た後、様子が気になり園庭へ行ってみると、驚いたことに全員1列に並んでバトン送りをしていたのです!
 子ども達に言った、「皆、同じチームだよ」の伝え方が悪かったのかな?全員が同じチームでリレーをしていたことが、面白く、可愛くて仕方ありませんでした。
 初めてのタイヤ取りでは、作戦が大成功し見事に全勝しました。
 部屋に戻ると、ある男の子が、「女の子は男の子より力がないから、男の子と女の子で一緒に引っ張ったらいいねん!」と、ヒントをくれました。「ほんまや!」「そうしようや」と、その意見に全員が納得し、早速取り入れた成果かもしれません。
 ミニミニ運動会に向けて毎日変わっていく皆の姿を間近で感じられ、胸が熱くなりました。毎日帰る前に自然と作戦会議をするようになっていました。
 「明日、頑張ろうね!」と、約束して迎えたミニミニ運動会の当日は、朝から気合十分でした。
 一種目の得意種目のビン倒しはトップになり、みんなの心に火が付き始めました。テントから聞こえる応援、お母さん達の熱い声援も子ども達の耳にしっかり届いていたのでしょう。
 タイヤ取りも絶好調で、ジュニアリレーも普段以上の真剣な表情が沢山見られ、嬉しくてたまりませんでした。胸に込み上がるものを抑えながらも、涙を流しそうになりました。
 「頑張ったから2位でもいいねん!」と、悔しい気持ちと満足した気持ちで一杯だった子ども達は輝いていました。
 弁当を食べるときには、「どこに置くん?」と、カップを飾る場所が気になり、皆の見える場所に置くように決まると、すっかり真剣な表情は消え、いつもの柔らかい表情に戻っていました。
 11月も学園祭や、遠足、造形遊び、体育参観など沢山の行事があります。一日一日を大切にし、一杯遊んで楽しい毎日にしたいです。

■ひつじ
 運動会、ミニミニ運動会では沢山の応援をありがとうございました。
 ミニミニ運動会は、赤白チームではなくてクラスで戦うことを伝えると、「えーっ!クラスでやって!」と皆目を丸くして大興奮でした。
 瓶倒しで入っていた袋「ジャンプ〜ン」では、戸惑うことなくすぐにルールを覚えました。瓶を倒す数は相変わらずでしたが、倒れなくても、「次は倒すから」と力強い言葉を聞かせてくれていました。
 タイヤ取りでは、年長の競技で行なっていたのを見ていたので、「あの大きい組がやってたやろ?」とこれも大興奮でした。
 「よーい」でタイヤを持ち上げ、笛の合図で引き合うのですが、「よーい」のときから引こうとする子を見て、私までいつ笛が鳴るのかと思うと心臓がドキドキしてきました。子ども達も同じ気持ちだったでしょうね。
 合図が鳴りました!
 あと一歩!その一歩が届きそうで届かない様子に何度手に汗を握ったでしょう。けれど、最後まで諦めない姿に頼もしさを感じずにはいられませんでした。
 リレーは運動会のときとは違い、いつもの走り、バトン回しを見させてもらえました。運動会では、緊張からか普段とはどこかが違っていました。でも、今回はそんな心配もなく、一致団結したリレーでした。
 2点差で2位になったけれど、楽しかったね、と部屋に戻ってから沢山の笑顔で溢れていました。
 芋掘りは前日の大雨でどうなるかと心配でしたが、当日は天候にも恵まれました。
 バスの中では、誰かが交替でクイズを出し合ったり、SOSママも参加しての知恵比べでした。
 畑に着き、掘り始めると、大きな芋を掘り続けていました。
 「先生、お芋って隠れんぼが上手やね」と可愛い言葉も飛び交っていました。
 雨で土は柔らかかったけど、その分芋に付いた土が取れず、「重い重い」と言って持ち帰りました。
 水色鞄に入れ、降園するときには、料理してもらうことで頭が一杯だったのでしょう。「ポテトチップにしてもらう」と料理名を言って出て行くので面白かったです。もう全部食べ終わったかな?
 音楽参観で、久しぶりのボックスホンでしたが、集中して取り組んでいました。終わってからは、「ドレミファって4つも音があったね」と歌っていました。
 まだまだ沢山参観があるので楽しみにしていて下さいね!
 
■しか
 園庭の木々も月日が経つうちに色付き始め、秋が感じられるようになりました。
 今月の大きなイベントはミニミニ運動会でした。
 運動会までは赤チームと白チームに分かれて応援していたのが、「今日からは、しか組頑張れ!って応援するんだよ」と伝えると、「皆、同じチーム?やったぁ!」と大喜びでした。紅白に分かれて運動会を経験したからこそ、仲間意識も高まり、クラス全体の輪も広がったので、ミニミニ運動会のクラス対抗への喜び方も大きかったのでしょう。
 運動会からミニミニ運動会まで、あまり日がありませんでしたが、他クラスのことも気になり始めたようです。
 「○○組は瓶倒し上手やからなぁ」「先生、リレーの特訓しようや!」と毎日やる気一杯の皆の姿はとても頼もしかったです。
 ミニミニ運動会当日は、子ども達もいつも以上に張り切っていました。
 応援をしている子も、「しか組、頑張れ!」と大きな声で応援してくれ、子ども達が1つにまとまっているのが実感できて嬉しかったです。
 そして、見事1等となり、跳んでガッツポーズをして喜んでいてくれて、私もそんな皆の姿を見て胸が一杯になりました。
 お家の方々にもどのクラスにも負けないほど力強い応援をしていただき、ありがとうございました。
 先日から、自分で図書室のパソコンを操作しての貸し出しが始まりました。
 24日の貸し出しの日に、「今日からは皆が自分で絵本を借りるんだよ」と伝えると、「えぇ〜!」と大喜びでした。
 保育室で、自分の名前とバーコードの書かれたペンダンドを首からぶら下げると、「出来るかな〜」と皆の表情は少し緊張しながらも、やる気満々でした。  
 パソコンとの対面のときには、笑顔で操作をし、自分の名前が画面上に出てきたときにはとても嬉しそうでした。
 その日の絵本は、いつも以上に大切に皆の脇に抱えられて水色鞄まで運ばれていました。きっと、初めて自分で操作をして借りたので嬉しかったのでしょう。そんな皆の後ろ姿がとても可愛かったです。
 学園祭りで使うポシェット製作をしました。チケットも自分達で切りました。
 チケットを切りながら、「うわぁ〜!一杯あるー!」と期待で胸を膨らましていました。子ども達も、お家の方々と過ごせる学園祭りを今から心待ちにしています。私もポシェットを首から下げて来てくれる可愛い皆に会えるのを楽しみにしています。

■ぞう
 木の葉の色付く季節がやって来ました。
 秋と言えば、「芸術の秋」です。詰まっているスケジュールの合間をぬって、描画活動に取り組んでいます。
 一学期に比べ、色の使い分けも大変上手になりました。使いたい色によって、筆を取り替え、真剣な表情でとても丁寧に描いています。年少では10分ぐらいで終わっていたものが、20分30分と集中力の違いに驚かされます。
 ある日、自分の絵の具で、初めて自分で色を作って好きな絵を描きました。
 パレットに親指ぐらいの絵の具を出すことを伝えると、きちんと親指で測る子が殆どでした。あまりにも可愛くてつい吹き出してしまいました。
 「紫が出来た!」「青と黄色で緑色や!」と色が混ざり合ってできる新しい色の発見に感動したり、綺麗な虹を描く子、自分や友達を描いて遊んでいる場面を描く子など様々で、それぞれが想い想いに筆を動かしていました。描画参観でもその様子を見ていただけたのではないでしょうか?
 秋と言えばもう一つ忘れてはいけません。「食欲の秋」です。甘いサツマイモが食べたくなります。
 本来なら、10月の最初に、しかも一番に行く予定でしたが、雨天のため最後の方に順延になり、やっと行けました。
 余りにも早い時期にスコップを持って来てもらっていたので、「スコップ持って来てたか心配になった」との声も聞こえてきました。
 「一杯掘るぞ!」「大きい芋あるかな?」と胸を高鳴らせて、遂に芋掘り開始です。
 スコップで力一杯土を掘っても、芋はなかなか顔を出してくれませんでした。それでも子ども達は諦めることなく掘り続けました。
 そして遂に紫色の芋が見えてきました!
 子ども達は額にうっすらと汗を光らせながら、手で芋の周りの土を必死に掘っていきます。
 地中から出て来た芋を片手に、「先生見て!」と誇らし気に見せてくれ、子ども達が何だか頼もしく見えました。
 自分で掘った芋は、どんな料理に変身したのでしょうか?
 壁面がまた新しくなります。
 皆にとって『秋』と言えば、『キノコ』や『松茸』でした。ただ生えているだけでは面白くないとのことで、「動いたらいいやん」の言葉をきっかけにテーマは「キノコの国」に決定しました。新聞紙を丸めて形を作り、それに画用紙を巻いてキノコ星人を作りました。かなり難しかったようで、出来上がるのに2限以上掛かりましたが、途中で投げ出す子もいなく、最後まで集中して作っていました。その分それぞれの表情も出ていて、見ているだけで癒されます。

■ぱんだ
「先生!いた!」「こっちにもいたで!」
 近くの公園まで虫取りに行きました。皆虫を見つけては追い回っています。でも、なかなか捕まえられません。
 「捕まえようとしてもすぐ逃げるし捕まえられへん」のだそうです。そして、「先生!いた!」と私の元に来るのです。
 「げっ、ヤバい」そう、私は虫が苦手です。
 「どうしよう…」躊躇はしましたが、ぱんだ組だけ虫籠が空なのは可哀想だし、これも子どもたちのため、意を決して私も虫取りに挑戦しました。
 「ギャー!」「早く!虫籠!」と私を含め、皆興奮気味でした。
 まだ少ないなと思っていると同行したつばめ組の子が、「これあげるわ!」と次々に虫籠に入れてくれたのです!皆の顔が笑顔に変わり、その目は輝きを増していました。
 その日以来、昆虫観察が始まりました。葉っぱをあげては、「先生、食べた!」と嬉しそうに教えてくれました。
 ある日、「虫が動かへん!」
 ぱんだ組に衝撃が走りました。皆大切にしていた分、ショックは大きかったようです。虫達のお墓を作り、埋めてあげることにしました。
 「バイバイ」そう呟く姿に胸が痛みました。でも、命の尊さを知り、また一つ大きくなった皆に頼もしく感じました。
 運動会が延期になり、どのクラスよりも早く行けるはずだった芋掘りへ22日にやっと行けました。
 空模様は曇りで、暑すぎず、寒すぎずの絶好の芋掘り日和でした。
 朝から、「スイートポテト作ってもらう」「お母さんが芋羊羹作ってくれる!」と、掘った芋がどう調理されるか嬉しそうに話してくれました。
 畑に到着すると、すでに他のクラスは掘り始めていたので、興奮を隠しきれずに、「もう掘ってるし!」「ぱんださんはまだなの?」と何人からも質問されました。
 一人一人に掘る株を知らせると、すぐさま「よっしゃ!」とやる気満々で掘り始めました。
 ところが、すぐに「先生、芋、ない!」と言い始めました。私も掘ってみましたが、例年よりも深くで育っているようです。深いところにあるよと知らせると、今まで以上に黙々と掘り始めました。でも、子おdも達には深すぎたようです。
 ここで、SOSの方の登場です。
 シャベルで掘り起こすと、大きな芋がゴロゴロ出てきました。
 「僕のこんなにでかい!」と嬉しそうに自慢大会をしていました。
 かなり体力を消耗したのでしょう、帰りのバスではウトウトする子もいました。

■りす
 園庭の木々も赤や黄色に色付き始め、秋らしく過ごしやすい季節になりました。子どもたちも真っ赤に染まった葉を御仏様のために持ってきたりしています。
 ミニミニ運動会では年長児しか出来なかったタイヤ取りを経験出来て、子どもたちも大喜びでした。
 しかし、タイヤ取りだけでは子どもたちは満足していません。
 自由時間になると鉄棒に走って行く子が増えていて、「逆上がりを出来るようになりたい」と意気込んでいます。年長児が軽々回るのを見て、「すごいね」と言って憧れの眼差しで見ていた子ども達も、何度も落ちながら顔を真っ赤にして挑戦しています。
 補助板を使って一人で回ったり、「先生、回して」と何度も頼まれます。
 そして、成果が少しずつ出てきて逆上がりが出来る子が増えてきました。
 「こんなになったよ」と手のひらのまめを見せてくれ、「出来るまで諦めなかった証拠なんだよ」と話をすると満面の笑みを浮かべていました。
 出来るようになった子は、まだ出来ない子の足を支えてあげたり、「頑張れ、もうちょっと」と励まし合っている姿も多くなり運動会を通して助け支え合うことが自然に出来るようになっているんだと実感出来て嬉しかったです。
 壁面も秋らしく「紅葉」を作っています。
 葉をどのように作るか話し合ったときも、「絵の具で塗りたい」「画用紙で作る」「絵の具で描きたい」など次々に意見が出てきました。
 これまでの経験から「自分達でこれをしたい」という思いが以前より強くなっているのが話し合いだけでもひしひしと伝わってきました。
 一人一人が意見を出して、しかもそれをまとめるのはこの時期にの子ども達には決して簡単ではないはずなのに、これまでの経験を活かして話し合いを進めている姿は眩しいほどです。
 最終的には、葉は絵の具で描いたのですが、まずは葉の研究から始めました。
 実際に葉を見て、「線がいっぱいや」「ギザギザになってる」「緑と赤と茶色や」と色や形などを真剣に観察していました。
 観察が終わり描き始めると大小いろんな大きさがあったり、一色で描いた後に上から模様を付ける子もいて、それぞれ工夫していました。
 一面に色とりどりの葉を描いた模造紙を見て、「きれいだね」と自分達の作品を自慢気に見ているのがとっても可愛かったです。
 あと一息で完成なので、出来上がりを楽しみにしていて下さい





    

■すいか
 10月に入り、気が付くと木々は赤く色付き始めています。季節の訪れを教えてくれるのは決まって子ども達です。
 「先生、見て!落ちてたよ」と紅葉した葉を見せてくれます。「いい匂いのお花、こんなに見付けたよ」と握った手を広げた中には、大量のきんもくせいの花でした。子ども達と一緒に匂いを嗅ぎました。「もう、いい匂いはしないけど」と、み仏様の前にティッシュを敷き、置いてあげていました。
 天気の悪戯で、なかなか運動会が出来ませんでした。当初の予定に合わせて、都合を調整して下さってた方が多く、こんなに天気を願ったことはないくらい、毎日祈る思いでした。
 やっと出来た運動会では、沢山の声援と笑顔をありがとうございました。
 教師競技に張り切りすぎ、「先生、大丈夫でしたか。明日も保育あるのに、と皆で心配しました」と声を掛けていただきました。気だけは若いつもりなのですが、身体は正直です。次の日は筋肉痛での出勤になりました。でも、子ども達の笑顔とパワーに再会すれば、痛みもどこかへ飛んで行ってしまいました。沢山の方にご心配をおかけしたようで、ありがとうございました。
 少し競技内容を変えてのミニミニ運動会では、より逞しく走る姿を見ていただけたのではないでしょうか。
 友達を応援したり、転んだ友達に「大丈夫?痛かったよね」と声を掛けてあげています。
 運動会を通して、友達や仲間としての意識が今まで以上に芽生え、子ども達は一回りも二回りも成長したように思えます。
 どんぐり拾いに行った園外保育では、子ども達が手を撃ぎ始め、花いちもんめの準備が出来上がっていました。春の園外保育のときとは違い、全員の名前をしっかりと覚えているので、口々に友達の名前を叫び、なかなか一人に決まりません。これも、嬉しい悲鳴ですね。
 「お父さんにも、お母さんにも拾ってあげる」と通園鞄に入るか心配になるほどのどんぐりを拾っていました。可愛いお土産に、微笑まれた事でしょう。
 描画参観では、親しみのある「ルルちゃん」を描きました。描くときの子ども達の想いは強く、「こんな毛があった」と背中の部分に毛を描いたりもしていました。結果、真黒に塗っている子も、ちゃんとルルちゃんなのです。
 ルルちゃんの食べ物の製作では「食べ易いように小さく切るね」などの優しい発言まであります。描くときの想いを大事にしてあげたいと強く感じました。描画展示をお楽しみに!
 すいか組での時間も、折り返し地点になりました。日々成長する子ども達と一緒に過ごせる時間を大切にしたいです。

■もも
 寒くなって子ども達は半袖です。
 「スモック着てもいいよ」と言うすぐに、「全然寒くない」と元気な声が返って来ます。その姿はとても頼もしいです。
 ミニミニ運動会が終わっても、まだまだ運動会は続いています。
 部屋にある玩具の太鼓を、「ドン、ドン」と一人の子どもが叩くと、他の子ども達がぴたっと止まり、それぞれ格好良くポーズを決めています。そう、玉入れのあれです。
 それを見ていると、本当に運動会が大好きなんだと嬉しい気持ちで一杯になります。11月には、体育参観がありますが、今からわくわくして来ます。
 園外保育では、どんぐり拾いに行きました。
 「水筒持って来た!袋も持ってきた!」と準備万端で、「早く行きたい!」と言わんばかりの笑顔で来てくれました。
 先発のクラスが、遠足に行く姿を見つけ、「もも組はいつ行くの?まだ行かないの?」と不安になって聞いて来る子もいましたが、もうすぐ行くことを伝えると、笑顔が戻りました。
 バスに乗ると更に表情は明るくなりました。
 バスの中では「バスごっこ」を元気一杯歌っている間に、千里南公園が見えて来て、「前に来たことある。ここ知ってる」など大興奮にかわりました。
 いよいよ袋を持ち、どんぐりを探しに山へ探検です。
 歩いている途中にもどんぐりが転がっていて、見つける度に足が止まりなかなか進まず、思わず微笑んでしまいました。
 山の上には、思っていた以上のどんぐりの多さに子ども達の目は釘付けになり、興奮も最高潮になりました。あちこち忙しく動き、「いっぱいある!」と袋の中はすぐにどんぐりで一杯になりました。
 「僕、私の方が多い」と友達で見せ合う子や、「先生、見て」と得意気な表情で見せに来てくれる子、「先生にあげる」と言って私にもわけてくれる子、休みの友達の分も拾うと張り切っている子など、一人一人が夢中にどんぐりを拾う姿を見ているだけで、とても温かい気持ちになりました。
 どんぐりの中には、まだ緑のものや、帽子を被っているもの、芽が出ているものなど、面白いどんぐりを発見する子もいました。
 芽の出ているどんぐりを見て、「どんぐりから尻尾出てるよ!」と可愛い言葉も聞けました。
 今度は万博記念公園の遠足が待っています。今から、行くのが楽しみです。

■みかん
 グループ替えをしました。
 「宝物を探してね」の言葉で、「きゃ〜!」という歓声を上げて探し始めると、次々と道具箱の中から折り紙を見つけ、「ぼくは青や」「わたしはピンク」と色の違いに気付きました。
 「今日からその色のグループになるんだよ」と伝えると、「えぇー!」と目をキラキラさせ、中にはひっくり返る子もいて、皆で大笑いしました。
 二学期から始まった当番発表も、もちろん新しいグループです。
 インタビューにも熱が入り、好きなジュースを尋ねると、「りんごジュースと、みかんジュースと、ばななジュースと…メロンジュースです」という本当!?と思わず吹き出してしまう答えが返ってきます。
 そして靴を揃えたり、植物の水を替える仕事を終えた後は、またひとつ自信を付けたような満足気な表情を見せてくれ、とても頼もしく感じています。
 しかし、穏やかなことだけではありません。
 「グループで座ろう」と声を掛けると、我先に、と急いで座ってくれます。積極的でとても嬉しいことですが、一番前に座りたい気持ちが強くて起こってしまうのが取り合いです。
 「先に座った友達の後ろに座ろうね」と何度か話をしましたが、なかなかその気持ちを押さえるのは難しく、衝突はしばしば起こります。そこで、みかん会議を聞きました。
 「今、○○ちゃんと△△ちゃんが二人とも一番前がいいって言ってるんだけど、どうしたらいいと思う?」
 「先に座ってた人が前に座る!」
 「そうだね。でもね、二人とも自分が先だったって言ってるからどっちが先だったか分からない。どうしようか」
 「○○ちゃんが前」
 「どうして?」
 「う〜ん」
 「何か良い方法がないか考えてみて」
 「うーん…」
 腕組みをして考えたり、友達と相談する子もいます。
 「ジャンケンをする!」
 一人の子が言った言葉に、「うん、ジャンケンがいい!」と次々に賛成の声が上がりました。そして、みかん会議の結論は、「どっちが先か分からないときはジャンケンで決める」に決まり、皆で約束をしました。
 すると、取り合いをした二人は進んでジャンケンをし、勝った子も負けた子も満足気な顔で前後に座ってくれました。
 私達が言っても納得いかなったことを自分達で解決出来たことがとても嬉しかったです。そして何より、皆で話し合い、どうすれば良いのか答えを考え出してくれたことにとても感動しました。改めて子ども達の成長を感じずにはいられない出来事です。

■ぶどう
 雨で延期が続いた運動会も無事に終わり、子ども達はまた一段と大きくなり活発になったように思います。
 7日の園外保育は心が温まる出来事があり、忘れられないものになりました。
 どんぐりを拾いに山へ登ったとき、急な斜面がありました。
 「こっちやで!」と、子ども同士で手を差し伸べて助け合っていました。
 自分で袋に沢山詰めたどんぐりも少ない子に分けてあげたり、惜しげもなく、「はい、先生!」と、手から溢れるくらいくれました。
 弁当が終わると広い芝生で遊びました。食べ終わった子が自然と集まり、クラス全員で笑いながら遊ぶ姿が、とても嬉しかったです。
 そうしていると一人の子が転んで泣き出しました。駈け寄ろうした私の足を止める光景がそこにありました。
 「大丈夫?」「向こうに行って座ってればいいよ」「歩けない?」と、泣いている子の周りをみんなが囲んで、体を支えて立ち上がらせ、こちらに向かって来ました。
 そして頭を撫でたり、涙を拭いてあげながら、「先生、こけっちゃたんだって!」と、報告してくれました。子ども達は先生のようです。
 子ども達から学ぶことが毎日沢山あります。優しさや純粋さもそうです。そして泣いている友達を笑顔に変えてあげられます。さっき転んで泣いていた子もいつの間にか笑顔になり、みんなで遊んでいました。
 「それやってあげる!」「そんなの簡単!」
 最近子ども達からよく聞く言葉です。私が次にしようとしていることに気付いて、「手伝ってあげる」と、言ってきてくれます。
 他にも最近では、週末に持って帰るものをみんなが先生になって発表してくれたり、忘れ物や落とし物があると持ち主まで届けてくれたりしています。
 みんなに相談することもあります。
 そんな子ども達を見ていると、本当に年少なのかと思って聞いてしまいます。すると、子ども達は決まって、「違う!小さい組!」「ぶどう組がいいの!」と、口を揃えて言ってくれます。必死な顔が可愛くて、その言葉が聞きたくて今日もまた言ってしまうのです。
 「小さい組じゃないみたい!もう大きい組になっておいで!」
 ちょうど折り返し地点になりました。この半年でここまで大きくなったみんなが、残りの日々またどのように成長していくのか、今の私の楽しみです。でも、「大きい組になってくる!」と言われてしまったらどうしよう!

■いちご
 園庭の木々が色付き始め、子ども達が落ち葉のプレゼントで秋の訪れを教えてくれました。
 先日、近くの公園まで虫取りに行ってからというものは、子ども達は毎日虫籠にへばりついて虫の観察をしています。
 そんなある日、公園で見つけたバッタやコオロギが弱っていました。
 「ごはんがないからや」「お腹空いたんかな」と、皆で会議が始まります。
 「おーい」と、呼び掛けても動いてくれないバッタもいました。子ども達は少し寂しそうな表情で何かを感じ取っていました。
 動かなくなったバッタをそっと手にとり、誰が言うでもなく、皆でお地蔵様の所まで連れて行くことにしました。
 お地蔵様の横に三匹、そっと寝かせてあげる姿は子ども達の様々な優しさが込められていました。
 何も言わなくても、手を合わせて目をつむり、静かな声で、何かブツブツと言っているのです。
 よく聞いてみると、仏参で歌う歌でした。真剣に歌う表情はとても微笑ましく、命の大切さや尊さを感じてくれたことに胸がいっぱいになりました。
 それから数日が経ち、虫籠を囲む子ども達はダンゴムシに夢中になっていました。まだまだ虫取りの熱は冷めないようです。
 それもそのはず、部屋前の人工芝の下はダンゴムシ大国なのです。
 「赤ちゃんダンゴムシや」「こっちはお父さん」と、次々と虫籠の中に入れ、小さな窓から皆で覗き込んでいます。
 しばらく見ていると、一人が葉っぱを入れ、一人が花びらを入れ、また一人が石を入れ、虫籠が賑やかになってきました。ただ単に物を入れているのではありません。
 「赤ちゃんには小さな葉っぱで、お父さんは大きな葉っぱやで。ダンゴムシのお部屋やねん」「お花は、ダンゴムシが喜ぶかなと思って。可愛いお花やろ」と、口々に教えてくれました。子ども達の想いやその世界に、私も夢中になりました。
 最近はいちご前だけでなく、めろん、あひる前まで足を運んでいます。そのクラスの先生に、『めくっていいですか?』と、確認してから人工芝をめくる姿がとても可愛らしく、思わず笑ってしまうほどです。
 命のつながりを感じ、様々な経験をした子ども達は、帰りの時間になると、ダンゴムシを人工芝の下に逃がしてあげていました。
 「また明日」と、空っぽの虫籠を靴箱の上に置いて帰る皆に、また一つ成長を感じました。

■めろん
 朝夕、涼しい日が多くなって来ましたが、子ども達は園に来ると、半袖になり、元気百倍です。
 そのうち、保育室の端から、「〜ちゃん、今日お母さんでいい?」「うん、昨日お姉ちゃんやったから、お母さんでいいよ」という声が聞こえて来ます。
 スポンジブロックで家を2、3ヶ所に作り、男の子も混じって行ったり来たりして、ごっこ遊びをして遊んでいます。
 その家には犬や猫もいるんですよ。いいえ、縫いぐるみではありません。子ども達が犬や猫になっているのです。ペットの子が多いときは、鳴き声の大合唱です。
 私もお邪魔させてもらうと、入口のドアもちゃんとあり、開けて中に入れてもらいました。
 御飯のもてなしを受け、「電話していいよ」と受話器を渡してくれたり、お風呂まで入らせてもらい、スポンジブロックの布団を敷いてくれたので泊まらせてもらいました。
 みんなの優しさが嬉しく、次々にもてなしてくれる上手さに驚かされました。
 日々、会話も増え、1人ずつ話をして、ごっこ遊びの役割を決められるって凄いですね。
 壁面製作でお菓子の家を作っています。
 1人1本ずつ丸太を作り、家の土台の好きな所に付けていきました。
 丸太は初めにクレパスで木の模様を描き、その後、濃度の薄い絵の具で塗りました。絵の具を塗ると、クレパスが弾じくので「わー。綺麗」「すごいなー」と歓声が上がりましたが、すぐに黙々と塗り始めました。
 なかなか止めません。もっと模様が浮き出てこないかと塗り続けていたようです。
 お菓子作りでは、ケーキを作りました。
 今まで画用紙だけで作っていましたが、今回初めて、布、毛糸、ストローを出しました。
 布をスポンジの部分に使ったり、ストローをロウソクにしたりと上手に使って作っていました。
 画用紙だけで作っている子も、丸めてイチゴを作って飾ったり、筒にしてロウソクにしたりと工夫して作っていました。
 「火を付けて、フーするねん」という子もいました。「食べてみたい」と思うほど、美味しそうなケーキが沢山出来た、お菓子の家、一度食べに来て下さいね。
 なべなべやロンド橋が大好きです。なべなべは2人組が、殆どの子が出来るようになり、今、3人組に挑戦中です。3人の内どこか一つ山を決めて(手を挙げて)その中にみんな頭を入れる。というようにしています。失敗しても、「あれー、おかしいなー」と大笑いしながらやっています。楽しいので、家でも挑戦してみて下さいね。子どもの高さに合わせるのは少し大変ですが。

■ばなな
「先生、あの木からトマトが落ちてきた!」と大慌てで部屋に駆け込んできたのは、確か運動会前の、9月下旬の出来事でした。
 「えっ!?何処から?」と部屋を出ると、子ども達は、ばなな組の前の大きな木を指しています。
 「これ何やろ?」「やっぱりトマトちゃう?」「下にいっぱい何か落ちてる」「ほんまや。食べられるんかな?」と暫し討論会が始まりました。
 謎のトマトの正体は柿の木です。
 実が大きくなる前に落ちてしまったようで、木の下には柿のヘタが沢山落ちていました。でも、本当に形はミニトマトにそっくりです。子ども達同士の会話も楽しくて聞き耳を立てて笑ってしまいます。
 そんな、柿の木も今では立派に成長し、運動会を過ぎた頃には、綺麗な橙色の実も沢山なりました。いつ食べられるんだろうと食いしん坊達が覗き込んでいます。そんな子ども達を見ていると、言えません!!渋柿だとは・・・。
 10月も行事は目白押しでした。
 ミニミニ運動会では、朝から、「がんばるぞ!エイエイオー!」と自然に声を掛け合っている子ども達を見て、逞しさを感じました。いつの間に、あんな団結力がついたのでしょうか。入園からまだ半年しか経っていないとは思えない光景でした。
 その気合いの入った子ども達の表情は、いかがだったでしょうか。
 実は、運動会の後、雨が続いていたので、園庭を使用できたのは2回程度でした。部屋では、少し形を変えながら行なっていたものの、ルールを覚えているのかなと内心ドキドキしましたが、そんな心配を吹き飛ばしてくれる快進撃でしたね。
 お母さん達の温かい声援ありがとうございました。
 久しぶりに園外保育に出掛けました。出発の準備もスムーズです。
 「こうやってバッテンするんやんな?」と通園カバンと水筒を持って今にも飛び出しそうな様子です。
 「行くよ」の声に、一目散に並ぶ姿を見て思わず、「大丈夫。皆一緒に連れてってあげるからね」と声を掛けずにはいられませんでした。
 公園に到着すると、早速ビニール袋を持って、どんぐりを探しに出掛けました。
 森の中には、丸々としたどんぐりが一杯です。 拾う子ども達にも個性があり、手当たりしだい袋に詰める子や、一つ一つ厳選する子がいました。
 「こっちにいっぱい落ちてるで!」と声がすると、「どこどこ?」と一斉に駆け寄る姿が何度も見られました。
 どんぐりのお土産はいかがでしたか?