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■かなりや
気が付けば2学期最後のパピプペポになりました。時が経つのは本当に早いですね。
この原稿を書いている今は日曜日です。今の私の心は、「リレー大会」で一杯です。
先月のリレーの件以来、日々皆が一つになって成長していく姿をずっと見てきました。一人一人の走り方、応援、何もかもが以前よりも強くなりました。縁があって出会えたこのメンバーで心を一つにする大切さと難しさを学んでくれました。
チームが1等を取ればクラス皆が喜び、4等でも拍手を送り、「皆かっこよかった!」と励まし合う姿さえも見られるようになりました。
きっとリレー大会でも素晴らしい姿を見せてくれるのでしょうね。期待で胸が熱くなります。
この原稿が手元に届く頃にはリレー大会は終わっています。リレー大会の子ども達を振り返りながら今の文章を重ねて読んでくださいね!
さて先日4回目のお茶会をしました。
家の人と客に別れて接待仕合いっこします。
お茶会も和室でのルールも完璧の皆は、「あっ先生、今(畳の)ヘリ踏んだで!あ〜ぁ!!」と指摘してくれるほどで、とっても頼もしいです!
いつも始まりの挨拶があります。
家:「いらっしゃいませ」
客:「こんにちは」です。
毎回この挨拶をする前に山本先生が子ども達に確認してから行なっていました。しかし4回目になったので、「何も言わないでも挨拶わかるよね?」と聞かれ、「大丈夫!簡単やもん」と皆大張り切りで答えていてとても可愛かったです!
「じゃあお家の人からお願いします!」と言われ自信たっぷりの表情で出た言葉は、
家:「こんにちはっ!」「……あれぇ??」
皆大爆笑です!あんなに張り切ってた子ども達だったのでおかしくて私も大笑いしてしまいました!本当に可愛かったです。
気を取り直して、きちんと挨拶を済ませ、お茶会が始まりました。
毎回違うお菓子がとても楽しみな子ども達は気になって仕方ない様子で、お菓子が発表されると、
きちんと和室の約束は守りながら少しおさえめで大喜びする姿が微笑ましかったです。
お菓子の食べ方も様々で、一口で食べる子、少しずつ大事に食べる子、と見ていて面白いです。食べ方は違っていても嬉しそうな笑顔は皆一緒で、私まで嬉しくなります。
抹茶の味にも慣れたようで、当初は、「苦〜い」 「うぇ〜」などちらほら聞こえていたのが、「美味しい!」 に変わりました。私も毎回お茶をたてているので、「美味しい」と聞くとホッとします。 そして来月はお母さんも来てくれるよ!と聞くと、「よっしゃ!」「かっこいいとこ見てもらわないとな!」「お母さん達にも教えてあげないと!」と張り切る皆でした!私も緊張しますがお茶をたてさせていただきます!楽しみにしていて下さいね!
■ぺんぎん
時が経つのは早いもので、ついに12月を迎えてしまいました。卒園の時期が刻々と迫ってきて、寂しさを感じずにはいられません。けれど残り少ない幼稚園生活、たくさんの楽しい思い出を皆で作っていきたいです。そして、幼稚園での様々な経験、思い出を胸に希望を持って小学校へ入学してほしいという思いでいっぱいです。一日一日を皆で大切に過ごしていこうと思います。
10日には暖かい陽気に恵まれ、餅つきが行なわれました。
前日に、「明日はなんと皆が餅をつけるんだよ!」と言うと、「やったー!」「年長さんになったから!」と飛び上って喜び合う姿が見られました。
「ぺったんこ、それぺったんこ!」と歌に合わせ気合いが入ります。当日は、「早く餅つきしたい!」と朝から園庭の準備を手伝ってくれる子ども達がたくさんいました。お父さん達の力強い餅つきを見て、歓声があがります。
次は自分達の番です。
杵を持ち上げると、「けっこう重いなぁ」と驚く子や、「全然重くないわぁ!」と余裕の表情で持つ子など様々でしたが、男の子、女の子2人で一緒に、「ぺったんこ!それぺったんこ!」と周りからの応援に気合いも入り交互に餅をつきました。
つきたての餅をお母さん達にちぎってもらい、今度は自分の手で餅を丸めます。黄粉をからめて自分の手の上でころころ転がしながら餅を丸めていきます。
「先生、見て!めっちゃおいしそうにできたやろ!」と嬉しそうな表情で作った餅を見せてくれました。
全員が丸め終わるといよいよ食べる時間です。
「いただきます!」と言い終ると同時に餅を口に運び、「おいしい〜!」とまたまた歓声が上がりました。自分達で餅をついて、自分の手で丸めた餅はさぞかしおいしかったでしょう。貴重な経験、思い出が子ども達の胸に刻まれた一日でした。
さて、いよいよリレー大会が始まります。ぺんぎん組は日々のリレーで一等をたくさん取っているかと聞かれると、そうではありません。けれど、私は結果が全てだとは思いません。それは子ども達の日々の努力をずっと側で見てきているからです。自由時間も、「リレーしてくる!」とバトンを握り締めて園庭に駆け出して行く姿や、「どうやったら早くなれるかな?一位取れるかな?」と真剣に話し合う姿、4等しか取れなくて悔しくて涙を流す姿、どれも無駄なことなど一つもありません。
子ども達も私も最後まで諦めません。子ども達の真剣な姿を最後まで見てあげて下さい。宜しくお願いします!
■つばめ
このぱぴぷぺぽがお母さんの手元に届く頃には、リレー大会は終わっているのでしょうね。子ども達はどんな姿、表情を見せてくれたのでしょうか。
「1位目指してがんばろう」「絶対1位とる」と、強い気持ちで挑んできたリレーでは、子ども達の想いとは裏腹に、結果に結びつかない日が続いていました。
何度も作戦会議を開き、園庭が空いていると、つばめ組だけのリレー大会をして、子ども達の想いを絶やさないよう心掛けてきました。
それでも、4クラスで競えば4等で、結果はついてきません。いつしか、みんなの気持ちは離れ、リレーをしていても自分のチームが出ていないと、応援する姿はなく、顔は下を向き、砂遊びが始まっていました。
部屋に戻っても何もなかったかのように遊んでいる姿を見ていると、悔しさが込み上げ、「どうして応援ちゃんとしないん?」と口にしていました。みんなの動きが止まります。「応援して」の言葉に、応援することの大切さを話し合いました。 それで分かってくれたと思いつつも翌日、どうして怒ったか再度尋ねると、「応援してなかったから」の言葉の他に、「4等やったから」と返ってきました。きちんと伝わっていなかった知り、私の伝え方に問題があったことをみんなに謝り、もう一度話しをしました。
1等を目指すことはとても大切です。でも結果よりも、みんなが全力を出し、最後まで、諦めないで仲間を応援することをみんなに知ってほしい、分かってほしいと思いました。
真剣な表情で話を聞くみんなは、再び、「応援して1等目指す」と、答えを出してくれました。
これまで悔しい想いもしてきたけれど、リレーを通して、一番大切なことに気付き、得られたこと忘れません。
お母さん達が遊びに来て下さった造形遊びでは、みんなの興奮した姿が今でも思い出されます。ありがとうございました。
参観後も、みんなで年中や年少を招待し遊びました。
リードして遊ぶ姿や表情は輝いていて、優しさが感じられます。
役を交代して、みんながお客さん、幼稚園や小学校の子どもになってもらうと、また一段と楽しさを発見した様子でした。
心待ちにしていた造形参観や餅つき、リレー大会、気が付けば2学期も終わりを迎え、残りみんなと過ごすせる日を考えると寂しさで一杯です。
3学期に始まる発表会ではどんな姿を見せてくれるのでしょうか。楽しみにしていて下さい。
■うぐいす
負けに直面している子ども達に、何と声を掛けたらいいのでしょう。
リレー大会の2日前、今まで1位しか獲ったことなかった皆が初めて2位になりました。
部屋に戻った皆はいつもと様子が違って静かです。
「座ろっか」皆で円になって座りました。
「負けたね」「うん」「どんな気持ち?」
皆下を向いて誰も何も言いません。
「○○ちゃん、顔が怒ってるけどどうしたの?」「…」「それはたぶん悔しい気持ちだよ」「俺も悔しい!」「私も!」「うん。悔しい人?」
全員が手をあげました。
「先生負けて良かったと思うよ」「何で!?」
皆バッと顔を上げ目を丸くしてこちらを見ました。
「今、皆が悔しいって思ったことは凄く大事なんだ。何で負けたんだろう。どうしたら勝てるかな?次は勝とう!って思うでしょ?そしたら今よりももっともーっと強くなれるよ!全部1位になってたら、そんなこと思わないからね」
「なるほど!」「そっかー!」
皆に笑顔が戻ってきました。
すると、他のクラスが園庭に出て来たのを見て、「あ、リレーするの…」私が全部言う前に、「俺達も行くー!」と全員部屋を飛び出して行きました。
「あららあ」と困った顔をしながらも内心嬉しかったです。子どもの成長にとって負けたとき、失敗したときは、むしろチャンスです。諦められない限り、勝利への道、成功への道は開けていきます。
1人では辛いことも友達からの励ましや応援が支えとなって再び挑戦する意欲がわいてくるものです。
次の日のリレーで驚く光景を目にしました。他のクラスのアンカーが遅れて走っていると、皆がその子を「○○頑張れ!」と応援し始めたのです。
思わず駆け寄り、「違うクラスだよ!?」問う私に、「うん!」と普通の顔をして答えられ、もう本当に驚きで、誉めちぎるしかありませんでした。
実はその日も2位だったのですか、皆の顔は晴れ晴れとしていて、「2位でも皆頑張ったからいいよね!」と励まし合っていました。
リレーを通して、多くのことを学び、いつの間にか、こんなにも「優しい心」を育んでくれました。しかも私に言われてではなく、自分達で学びとった子ども達を誇りに思います。
これからもぐんぐん成長する皆に追いついていけるよう自身の眼を磨き、共に前進していきたいと思います。
今は声を大にして言いたいです。
「リレー!本当にありがとう!」
■かもめ
12月に入り寒い日も多くなってきましたが縄跳び表のリンゴが塗りたくて、「先生、今日も縄跳びしてくるね!」「あと少しで10個になるよ」と言い外に遊びに行く子や、「もう外遊び終わりって言われた」と残念そうに帰って来る子など子ども達はいつも元気一杯です。
皆が楽しみにしていた餅つきがありました。 12月のカレンダーを貼ったときから、「もうすぐしたらお餅つきだね」「大きい組さんはお餅つくんでしょ?」と期待してくれている子が多かったです。
そのおかげで、「ぺったんこ、それぺったんこ」と歌もいつもより大きな声で歌ってくれていました。
当日、2階から他の年長のクラスがついているのを見ていると、「いいなぁ、早くつきたい」「お餅食べたい」と気合い十分でした。
保護者の方がついて下さっているときも歌で応援してくれました。
1人ずつつくときには杵を重そうに持つ子もいましたが、心待ちにしていた餅つきだったので皆嬉しそうでした。
部屋に戻ってから自分達で丸め黄な粉を付けました。
その間も、「お餅が手についた」「黄な粉が全然つかへん」「早く食べたいー」と大騒ぎでした。
自分達でついて丸めた餅は、いつも以上に美味しかったようです。おかわりも沢山してくれました。
手伝いに来て下さった保護者の方々、ありがとうございました。
造形遊びでは、年少、年中の子達にも遊びに来てもらいました。
「明日は○○組が来るよ」と伝えると、「やったー!」「同じバスのお友達がいる!」と喜んでいました。それと同時に、「でも○○組さんが来るんだったらご飯足りないかも!明日朝来たら作っててもいい?」と頼もしい声も聞こえてきました。 年少、年中さんが来ると、「いらっしゃい」と笑顔で迎えたり、手を繋いでいろいろ説明して遊び方を教えてあげたりと、皆の優しい姿が見られました。
自由遊びのときもよく造形で遊んでいる子もいて、気に入ってくれているようです。まだまだ造形遊びは続きそうです。
もう2学期も終わりに近付いてきました。
「発表会は秀吉でしょ?どんなことするの?」「お姫様出てくるの?」と期待してくれているようです。
3学期は皆で楽しい発表会を作りたいです。
また休み明けに、元気な子ども達に会えるのを楽しみにしています。
■あひる
「ぶ!」「ぬ!」と、32人全員の不思議な声が響いていました。これは、文字ビンゴをしたときの光景です。
私が文字カードを皆に見せ、皆は好きなマスにその文字を記入していき、その後抽選形式で文字カードを引き、早く一列揃った人が勝ちという言葉遊びです。
32人全員が瞳を輝かせて文字カードが出るのを待ち、出たと同時にその一文字だけが部屋に響きました。皆の集中力に感心しながらも、寺子屋のような少し滑稽な雰囲気につい口元が緩んでしまいました。言うまでもなくそこで笑っていた1人は注意され、次のカードを要求されました。
そこで、ふと気付いたのは、皆の書く速度です。以前に比べて格段に速くなっていて驚きました。 濁音や半濁音の文字も一瞬文字カードを読んだだけでスラスラと書いています。皆が上手に文字を書けるのは知っていましたが、改めて皆がもうすぐ小学生になってしまうことを実感してしまいました。少し寂しくなりましたが、これは皆には内緒です。
その翌日、文字を巧みに使える皆と絵手紙をしました。
外国の人やサンタクロースは日本語で書いても分からない、という話題が持ち上がり、皆は絵手紙を描き上げてくれました。そこでもまた部屋は寺子屋になりました。
「外国は英語の他にどんな言葉があるのか」です。テレビや家の人から見聞きしている皆のスポンジのような学ぶ力に再び驚きです。
翌日、1人の子がサンタクロースの国の名前を家の人に聞いてきてくれました。前日の絵手紙のときの話題から、サンタクロースは何語で話すのか気になり調べてきてくれたのでしょう。家の人に書いてもらったメモをその子が開くまで、全員が瞳を輝かせて国名が出るのを待っていました。文字ビンゴの文字カードが出るときよりも一層ワクワクした皆の表情が印象的で、次の瞬間顔が緩み「フィンランド聞いたことあるー!」と更に皆のスポンジは水分を吸い込んでいるのが分かりました。
皆で疑問に思ったことを共有し、皆の知識や経験のスポンジに絶やすことなく水を注げるようにしなくてはいけないですね。
それにしても子ども達の成長は早いです。気が付けば私が皆と共に出来る時間はあと3ヶ月もありません。それを考えると少し寂しく、いえ、とても寂しくなりますが、それはまだ皆には内緒です。
寺子屋の管理人は皆のスポンジに水を注げるよう、常に水を汲んで寺子屋で待つのが使命です。
■はと
「じゃぁ、3にしよう」「2は?」「1は?」と箸を片手に子ども達はあるものを見ながら話し合っています。
ちなみに只今、「7」です。何の話をしているのでしょうか。それでは少し巻き戻し!
「何から始まるの?」と子ども達が質問します。「7からだよ」と口をモグモグさせて答えます。すかさず子ども達が尋ね返します。「くるっと回って?」すぐさま私も返します。
「うん。くるっと回って」
すると子ども達は一気に速度を上げるのです。だって、1時間後にリレーが待っているから!
話し合っていたのは園庭に出て行く数字、そう、時計を見ていたのです。
私が一足先に準備に出ることを伝えると、「じゃぁ後でね」なんて手を振って送り出してくれました。どうやら自分達だけで園庭に出て行くつもりです。本当に子ども達だけで出て来れるの?半信半疑です。時計の針ばかりが気になりつつも、コースはすっかりできあがりました。あとは子ども達だけです。他の担任達はとっくに子ども達を呼びに部屋に戻っていました。園庭にただ一人、ここで待つのだと意志は固くとも、寒さで心が折れてしまいそう。もう針は「5」を指しています。
やっぱり私も!と、一歩を踏み出したそのときでした。
「先生〜!」と子ども達の姿が次々に視界に飛び込んできたのです。キターッ!赤帽子にハチマキをし、走順通りに並んでこちらへ駆けてきます。
感動の裏返しの、「遅かったや…」の声を遮ったのは子ども達の声です。
「ちゃうねん」「○○ちゃんのジャンバーがなくてね」「オレ達みんなで探しててん」「でも5になっちゃって」「制服の上着にしてん」「だから遅れちゃったの」と、まるで話す順番が決められていて、話のバトンを繋いでいるかのように懸命に伝えてくれました。
そしてこの日初めて、ずっと最下位だったはと組が1等をとったのです。勝因は言うまでもありません。
「自分のため」ではなく、「みんなのために」頑張ったからです。
沢山の話し合いを重ねてきた子ども達の、忘れられない顔があります。
リレー大会を週明けに控え、「もしかしたら、このリレーは大会がはと組最後のリレーになるかもしれないよ」と伝えたときの顔です。
そんなのイヤだと今にも言い出しそうな瞳で、顔を見合わせていました。このとき誓ったはずです。心の中で「みんなのために!」
そして、子ども達は今日も御仏様に手を合わせます。御仏様が魔法をかけてくれると信じて。
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■ぞう
朝晩は冷え込みますが、昼間は暖かい陽の光が部屋に射し込んで来ます。冬だというのに、「暑い〜」と、スモックやブラウスを脱ぎ、半袖の体操服で走り回り、元気一杯の子ども達にとても嬉しく感じています。
描画活動を終え、すぐに取り掛かったのは造形遊びです。
素材が次々に集まり出した頃、「これ今日使うの?」「(壁面の)キノコの玩具作る?」と、とても興味津々でした。
「段ボールで遊ぶときに使うよ」と言うと、「知ってるー!ちっちゃい組のときやった!」と大喜びで、「明日する?」と、とても待ち遠しそうでした。
そして、造形遊びが始まると大きな段ボール箱や沢山の素材に興奮気味の子ども達でした。
ガムテープで段ボール箱を繋げて、「八百屋作る!」「ここはドーナツ屋さん」「パン屋さん」と、グループで協力し合いながら、沢山の店が出来てきました。また、電車を黙々と作るグループもありました。
いつの間にかドーナツ屋とパン屋が合体したり、八百屋がイズミヤに姿を変えたり、またプリン屋やくじ引きが新たに作られたりと、それぞれの想いが絡み合い、発展していきました。
参観を終えてからも飽きることなく、活動に取り組んでいます。先日はぶどう組が遊びに来てくれました。
お兄さん、お姉さんの表情になり、「優しく教えてあげる!」と、とても張り切っていました。
部屋の外を覗いては、「ぶどうさんまだ?」と待っているのが可愛らしかったです。
ぶどう組が来ると、「いらっしゃいませ〜!」と、元気の良い声が飛び交っていました。
自分よりも小さな手を優しく引いて、部屋中を案内していました。ぞう組の子ども達がいつも以上に大きく見え、頼もしかったです。
また、私の知らない間に電車の横で魚釣り大会が開催されていました。私もさせてもらいましたが、つい熱中してしまいました。
造形の合間に再び描画も行ないました。テーマは『造形遊び』です。
クレパス画ですが、今回は画板を椅子に立て掛けたイーゼルで取り組みました。画面全体が見渡せるので、上の方から描き出す子が殆んどでした。また片足を立て、画家のようで格好良かったです。
皆の集中力にも驚きました。声も出さず、1時間近くも画用紙とにらめっこです。白い画用紙が鮮やかな色で埋め尽くされている子もいました。1ヶ月前の作品と比べると一人ひとりの成長を随分感じます。
冬休み明けにもまた子ども達の元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。
■きりん
寒くなり、「部屋で遊ぶ」と一時期言っていた子ども達ですが、「外行っていい?」と再び元気良く言ってくれるようになりました。その訳は、『縄跳び』です。
初めて縄跳びで遊んだ日、「縄跳びだ!やった〜」や、「縄跳びするねんて」と部屋中に喜びの声が響いていました。そして縄跳びを配り、手にしたときの表情は嬉しそうで輝いていました。
縄を2つ折りにして片手で回したり、縄を地面に置いて2跳躍など簡単な遊びを紹介しながら行なうと、「そんなん簡単やわ」、「見て!」とすぐにやって見せてくれました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、その日から縄跳びの虜です。
10日、餅つきがありました。
登園して来るとすぐに、「今日、餅つきでしょう!」や、「お母さんが言ってたもん」「そうやで」とわくわくしながら話をしていて可愛いかったです。
餅つきが始まる前に蒸した餅米を、「これが餅になるんだよ」と伝えながら見せると、「え〜、どれ?」や、「知ってんで!」と覗き込むように見ていました。
そして、『おもちつき』の曲に合わせて、「ぺったんこ、それぺったんこ」と皆も餅をつく真似をしながら歌う姿は力強かったです。
食べているときの満足そうな表情が印象的で、普段食べるのが遅めの子も、「おかわりする!」と嬉しそうでした。
造形遊びでは、「今日、造形する?」と楽しみにしてくれていて嬉しいです。
造形遊びが始まった頃に、1人が押さえてもう1人がガムテープを貼り、協力していました。
そのことを皆に伝え、「1人で出来ないことも友達と協力すると?」と尋ねると、「出来る!」と力強く答えてくれました。もちろん、「こうしたい!」や、「○○が作りたい!」との強い想いもあり、意見が合わないこともありました。
そこで具体例を出しながら説明すると真剣な表情で聞いてくれ、「どうしたらいい?」と聞くと、「相談する!」とすぐに答えてくれました。
その後の活動は、「ここ持ってて!」や、「誰か、ガムテープ持って来て」、「取って来る」など活気が溢れていました。
段ボール箱を高く積み上げるのがとても上手で、「俺達が作ってんで」と見せてくれたときの段ボール箱の高さには本当に驚きました。教師の補助がなくても友達と協力するとこんなに出来るんだという子ども達の未知のパワーにも驚きました。
参観後も付け足したりくっつけたりと、日々変化していて面白いです。
冬休み明けに会えるのを楽しみにしています。
■ひつじ
最近は氷が張るほど寒くなりました。もちろん、氷を初めに見付けたのは子ども達です。冷たい氷を素手で掴んで、「先生、見て〜氷やで」と見せに来てくれました。他の子もそれを見て、「どこにあったん?」「あっちやで!」と氷探しが始まりました。
「先生、あっちに氷あってんけど、冷たすぎて触られへんかったわ」と笑い合う姿もあり、今は皆で冬探しをしています。
毎朝、体操とマラソン、もしくは縄跳びをしています。
マラソンは、幼稚園の周りを走ったり、幼稚園前の公園内を走ったり、様々なコースがあります。
走る前に、掛け声を決めます。
「ひつじ!ファイト」「ひつじ!メェ〜」など毎日違います。途中で、「ぱんだ!」と他のクラス名を言い、「何でやねん」「ひつじや」と笑いが溢れています。
転んで泣く子なんていません。
「先生、僕転んだけど泣かなかってんで!」と自慢気に話す逞しさを嬉しく見守っています。
縄跳びは、「今日から縄跳びするんだよ」と手渡したときから大興奮でした。
「これ、どうしたん?先生の?」と尋ねられ、「今日から皆の物だよ。名前も書いてあるよ」と伝えると、「本当だ。私の名前書いてる〜」と嬉しそうに見ていました。
「先生が買ってくれたん?」と予想もしていなかった言葉に笑ってしまいました。「皆のお父さんやお母さんが買ってくれたんだよ」と話すと、「いつの間に買ったんやろ」と不思議そうに考えていました。
まだ跳べる子は少ないですが、縄を使って綱引きをしたり、しっぽ取りをしたりと遊びながら使っています。
餅つきの日は、登園するなり、「餅の匂いがする〜」と園庭を眺めていました。
年長の餅つきを見て、「皆も来年自分で餅つきするんだよ」と話すと、「えーっ!」と食い入って見ていました。とても真剣な眼差しに、来年の餅つきが楽しみになりました。
餅をついているところや、餅を丸めるところをを見て部屋に帰ると、エプロンを付けていた私を見て、
「エプロン先生がお餅配ってくれるん?」と聞かれました。
それを聞いた他の子も、「今日は木村先生じゃなくてエプロン先生や」と言われ、慣れない呼び方に新鮮で少し気恥づかしい気持ちになりました。
つきたてで柔らかい餅だったので、驚くほどおかわりが早かったです。美味しかったね。来年はみんながついて、みんなが丸めて食べるんだよ。
■しか
一気に寒さが増し、あっという間に12月を迎えてしまいました。しか組の子ども達と過ごせる時間も残り3ヶ月だと考えるだけでとても寂しく感じます。いえいえ、そんな感傷的なことは言っていられません。毎日、いっぱい楽しく遊びましょう!
12月に入ると、皆が以前から楽しみにしていた縄跳びが始まりました。
初めて縄跳びで遊んだ日は、縄跳びをしたことがある子も、ない子も楽しめるように、いろんな縄遊びから始めました。
地面に縄を一本に伸ばして置いて、その縄を中心に左右にジャンプしたり、友達と自分の縄を交差させて引っ張り合いをして遊ぶと、「うわぁ、綱引きみたいで面白い!」と夢中でした。
その日から、縄跳びを持って大喜びで外へ遊びに行きます。
「先生見てて!」と跳ぶ姿を見せてくれたり、「今日、○回跳べてん!」と嬉しそうに教えてくれます。
縄跳びをすると一日一個塗れる縄跳び表のリンゴも日に日に増えていきます。
何日か前まで跳べなかった子も、毎日の積み重ねで跳べるようになっていたり、子ども達の意欲と上達するスピードには驚かされる毎日です。
造形遊びは参観後も更に様々な工夫を見せてくれました。
他のクラスが遊びに来たときは、嬉しすぎて大はしゃぎの皆でした。そんな皆の姿が可愛くて、私まで嬉しくなりました。
年長のクラスに招待されたときは、「先生見て!こんなん作ってる!」「お兄ちゃん達、凄いなぁ」と喜びと驚きの表情を見せてくれ、見る物全てに感動していました。
残り少ない造形遊びも、思いっきり楽しんでほしいです。
12月10日、餅つきをしました。
見に行く前から、園庭から聞こえてくる餅つきの歌を歌い始め、「ぺったんこ!」と力強い動きで気合い十分です。
年長児が餅をつくのを見て、「来年は皆がつけるんだよ」と伝えると、「え〜!」「よっしゃぁ」と今から期待で胸は一杯です。
歌いながら餅をつく真似をする姿は年少のときとは違い、頼もしかったです。
部屋に帰ると、「美味しそう」「早く食べたいなぁ」と待ちきれない様子でした。沢山おかわりもして、皆で美味しく食べました。
来年は自分達で ついた餅が食べれるのが楽しみですね。
楽しい冬休みをお過ごし下さい。3学期にまた元気一杯の皆に会えるのを楽しみにしています。
■ぱんだ
木の葉もすっかり枯れ落ち、身も凍えるほど寒さも厳しくなって来ました。それでも子ども達は寒さに負けず、笑顔一杯元気に活動しています。
そんな子ども達の笑顔が日溜まりのように暖かく感じられます。
造形遊びは参観が終わっても、まだまだ続いています。
クラス内で遊ぶだけでなく、他のクラスにも招待してもらいました。
お金と買い物籠を渡してもらって買い物したり、くじ引きをしたりと自分達のクラスにはない物に興味深々で時間一杯たっぷり遊んでいました。
後日、ぱんだ組にもお客さんがやって来ることになりました。子ども達に話すと飛び上がって喜びました。
でもある子が、「鞄作ってなかったわ」と気付くと、次々に、「お金もっと増やそう」などと足りない物を言い合っていました。他クラスへ遊びに行ったことで刺激を受け、新たな発見を吸収していました。
そして、その話し合いの後、大改造が始まり、いよいよお客様がやって来ました。
「いらっしゃいませ!」と大きな声を出し、招待します。お客様が年少だったこともあり、自分達の作った玩具の遊び方を教えてあげ、一緒に遊んだり、料理をもてなしたりしていました。どの子も表情は明るく輝き、得意気だったのが印象的でした。
「ぺったんこ、それぺったんこ」
今年もこの季節がやって来ました。
12月に入ってから餅つきの日を心待ちにしながら、毎日餅つきの歌を歌っていました。
「先生いつ餅つきなん?」、「あと○回寝たら餅つきやろ?」と1日1日指折り数える姿が可愛かったです。
そして迎えた当日、登園するなり、「先生、空っぽの弁当箱持って来たで」と教えてくれました。そして、お父さん達が皆の餅をついてくれることを伝え、どうしたらおいしい餅をついてくれるかと尋ねました。
すると、「歌を歌ってあげる」、「大きな声で応援する」と様々な声が上がりました。
そしていよいよぱんだ組の番が来ました。
お父さん達の餅つきが始まった瞬間、皆の声が1つになりました。「ぺったんこ、それぺったんこ」皆が一斉に歌い始めたのです。餅がつき上がるまで歌が止むことはありませんでした。
そしてその後、丸めてもらった餅を食べました。「めっちゃ美味しい」と幾つも食べる姿は微笑ましかったです。また来年が楽しみだね!
いよいよ冬休みです。寒さに負けず体調を崩すことなく、元気で楽しい冬休みを過ごして欲しいです。
新年また皆に会えるのを楽しみにしています。
■りす
「ぺったんこ、それ、ぺったんこ」と餅つきの歌を歌い始めたときからこの日を楽しみにしていました。歌声も餅つきが近付くにつれて大きくなっていきました。
当日は年長さんがつき始めると待ちきれないようで、2階から噛り付くように見ていました。
実際に園庭に降りるとお父さんの力強い餅つきに興味津々で、「伸びてきた」「もう出来る」と出来上がりを楽しみにしていました。
餅を丸めるところも見ましたが、それでは足りず、臼を掃除するところまで見せてもらい大満足といった表情でした。
そんな餅の味は格別で、「美味しい!」「おかわりある?」と言っていたかと思うと、その後は食べるのに必死でいつもより静かに黙々と食べていました。
一通り食べると、「おかわり」の大合唱です。食べ過ぎで腹を壊してしまうのではないかと思うぐらいおかわりしている子もいたほどで、あっという間に全部食べ尽くしていました。
口いっぱいに餅をほおばっている表情が何とも言えず可愛かったです。
手伝いのお父さん、お母さんありがとうございました。
造形遊びでとても部屋が狭くなっていて遊べないのではと思っているのではないでしょうか。
それなら狭いのを逆に楽しもうとイーゼル形式(画板を立て掛ける)で絵を描きました。
見本でひっくり返した椅子の脚に画板を立て掛けたのを見せると、「うわー面白そう」「絵描きさんみたい」「かっこいい」と描く前から大騒ぎでした。
テーマは「造形遊びで作りたいもの」です。
今作っているもの以外にも沢山意見が出てきて水族館やマンション、ビー玉屋さんなど子ども達の想像はどんどん広がっていきました。
描き始めると誰も話をする子はいなくて、画用紙に向かう表情も本物の絵描きさんのようでとても真剣でした。
画用紙の上部は座って描くと届かない子もいたのですが、立って描いたりと画面全部を使おうと必死でした。
一番驚いたのは集中力の長さでした。9月から絵を沢山描いていましたが、初めは15分ほど描いたら、「出来た」と持って来ていたのが、今回は1時間近く画用紙に向かっていました。
描き上がったときには、「ふー、いっぱい描いた」と疲れたように言いながらも想いを絵で表現出来る喜びを味わい充実感で一杯なのが伝わってきました。子ども達の絵を見ながら、こんなに描けるようになったのだと嬉しく頼もしく感じました。絵手紙も随分変化しているので今後楽しみにしていて下さい。
楽しい冬休みが終わる年中最後の学期が始まります。発表会でどんなロビンフッドを見せてくれるのかとても楽しみです。
■くま
園庭の木の葉も散り、あっという間に12月も後半になりました。寒いのにも関わらず、半袖で過ごす子や汗をかいて遊んでいる子もいます。
皆が以前から楽しみにしていた縄跳びが始まりました。
子ども達は「やったー!」と、力強いカッツポーズです。
「先生、縄跳びしていい?」「○○ちゃん、縄跳び持って行こう!」と、時間があれば縄跳びを片手に大喜びで園庭へ遊びに行きます。
気が付けば、部屋が空っぽの状態で、「○○ちゃん呼んで来るわ!」「誰かいないか見てくる!」と、部屋で遊んでいたはずの子も誘い合い、いつの間にか外で縄跳びをしたり、鬼ごっこをしているのです。
日常の小さな事ですが、子ども達同士で刺激し合って成長していることが感じられるときが多く、どんどん成長して行く皆に私も負けていられないなと感じる毎日です。
地面に縄跳びを円にして置き、その上を足を開いたり閉じたりを繰り返して跳んだり、友達の縄跳びと自分の縄跳びを引っ掛けて遊んだり、縄跳びをしっぽ代わりにショートパンツに挟んでしっぽ取りをして遊びました。
縄跳びをすると、縄跳び表のりんごに一日一個色塗りができます。10個塗ると、シールが貼れるのでそれが楽しみで楽しみで仕方なく、最近は当番表の存在も薄れ、りんごの縄跳び表に釘付けです。きっと、冬休みの必需品になること間違いなしですね。
餅つきは、朝から気合い満々で「ぺったんこ〜それ〜」と、鼻歌を歌いながら着替えたり楽しみな様子が伝わりました。歌を歌いながら餅をつく真似をする姿は、お父さんの勢いあるつきっぷりに目を丸くしながらも、年少の時より力強く頼もしかったです。
また年長児が餅をつくのを羨まし気に見ている皆に、「来年は皆がするんだよ!」と言うと、「えー!」と言い、ニヤリと笑いながら来年への期待で胸が一杯の様子でしたが、部屋へ戻ると、大きい餅をペロリと食べ、今度はお腹が一杯になりました。皆で食べる餅は格別に美味しく、また餅を頬張る姿が可愛くて見とれてしまいました。
来年は自分達でついた餅が食べれるのが今から楽しみですね。
子ども達と過ごせる時間もいつの間にか残り少なくなり、そんな事を考えると寂しくなりますが3学期からも一緒に過ごせる貴重な時間を大切にし、一人一人と時間を掛けてゆっくり接し、私自身も成長していきたいです。
冬休みも沢山外で遊んで、縄跳びも是非子ども達と一緒にして下さいね!始業式にまた会えるのを楽しみにしています。よいお年をお迎えください。
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■いちご
「ゴー!ゴー!いちご!」「ゴー!ゴー!いちご!」と、寒さも吹き飛ぶ掛け声で、マラソンが始まりました。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、子ども達には関係ありません。朝から、「今日マラソンしたい!」と言うほど、張り切っています。
準備体操を済ませて園を出ると、表情が変わり、逞しい姿を見せてくれます。
少しくらいこけても平気です。
「大丈夫?」「先生!〇〇ちゃんが転んだ!」「後で事務所行こな」と、近くにいる友達が優しい言葉を掛けてくれるからです。
転んだ子もすぐに立ち上がり、歯を食いしばりながら走り出す姿はとても逞しく、成長を感じました。
マラソン後は、「汗掻いた!」「スモック脱ぐわ」と、自分達で服装を調整するので感心しています。
ジャンバーが手放せず、手袋までしている自分に反省しました。しかし、寒さにはなかなか勝てず、子ども達には完敗です。
自由時間も、「外行ってくる!」と、すぐに部屋が空っぽになってしまいます。他のクラスの先生も、誰一人いない部屋を見て驚くほどです。改めて、パワー溢れるクラスだと実感しました。
最近、会話の所々で一寸法師が登場します。
給食の時間、野菜を食べると強い体になると伝えると、今まで野菜が苦手だった子も、「鬼をやっつけなあかんからな」「全部食べたら一寸法師になれる?」と張り切り、食べられるようになりました。発表会活動に向けて準備万端の「いちご一寸」です。3学期楽しみにしていて下さいね。
一足早く、可愛いサンタクロースの行列に出会いました。大根抜きです。
畑に着き、大根を抜くまではあっという間でした。
「大きい!」「袋入らへんわ」と、顔よりも大きな大根を見て、目を丸くする子ども達がとても可愛かったです。
そして、「お母さん喜ぶかな」と言いながら、嬉しそうに抱えてバスに向かいました。
「サンタクロース、サンタクロース」と言いながら、白いビニール袋を担いで歩く姿はとても微笑ましかったです。
サンタクロースは、どんなに重いプレゼントでも、きちんと届けてくれます。アスファルトの道で大根おろしを作りながら運ぶサンタもいましたが、弱音を吐かずに運び届けました。一足早いクリスマスプレゼントの味はいかがでしたか?
今年も残り僅かとなりました。3学期も、パワフルな皆に会えるのを楽しみにしています。
■もも
寒くなり、上着を着て来る子どもが増えました。 「先生、これ着てきた。お母さんに買ってもらってん」と、自慢のジャンパーを私に見せてくれたり、友達同士で笑顔一杯に見せ合ったりととても嬉しそうです。
10日の餅つきの朝、辺一面霧が立ち込めていました。
「外が白いで。煙で一杯や。湯気やで」と、いつもと違う外の様子に不思議そうに何度も外を見に行ったり、霧で餅つきが出来なくなるのではと心配する子どももいました。
心配を余所に餅つきが始まるに連れ、太陽が顔を出し、霧もなくなり、絶好の餅つき日和りとなりました。
「ぺったんこ、それぺったんこ」と、外から年長が餅つきをする音が聞こえてきました。
「まだ行かないの?始まっちゃったよー」と外が気になり落ち着きがなくなって行きました。早く行きたくてガラス越しに見ている姿からは本当に餅つきがしたくて待ち遠しい様子が伝わってきました。
やっと順番が回ってきました。
お父さんが餅をつく前から、気合十分に音楽に合わせ、大きな声で歌っている姿は微笑ましかったです。
お父さんがつき始めると、お父さんに負けないぐらい手を振り上げ、足も力強く踏んばり、パワー全開でした。その元気の良い声にお父さんの餅をつく力は、いっそう強くなりました。
途中、杵が折れてしまうハプニングにはびっくりして驚きを隠せず、きょとんとして皆の動きが一度に止まってしまいました。でも、また何もなかったかのように動き出す姿には思わず笑ってしまいました。
今度は、お母さんの出番です。
お母さんがつきたての餅を丸めるのを見て一緒に真似る姿はとても可愛いかったです。
この日は始終笑顔が絶えませんでした。餅を食べているときの嬉しそうな笑顔は特別でした。
「もも、ファイト!もも、ファイト!」と、大きな掛け声で元気一杯マラソンが始まりました。
寒さに負けない、大きな声と力強く走る姿はとても格好良いです。
皆マラソンが大好きで、自由時間や部屋移動のときも、「もも、ファイト!」と言う掛け声が誰からか始まり、最後には、大きな声に変わっていきます。子ども達の気持ちがひとつになっていく瞬間に出会えるときです。
冬休みが終わると、いよいよ発表会が始まります。風邪を引かないように3学期にお元気な皆に会えるのを楽しみにしています。
良いお年をお過ごし下さい。
■ぶどう
毎年発行している「生きている心」には、お母さんから投稿していただいた子どものふとした瞬間の可愛い「つぶやき」がいっぱいです。
私も同じように毎日沢山の「つぶやき」に、心温められています。一冊の本にしてお母さんにも読んでいただきたいくらいですが、それは無理なのでここでほんの少し紹介させて下さい。どれも最近のものです。
●「やめて!この子ぶどう組のぼくの友達やから!」
自由遊びに園庭で遊んでいると、他のクラスの子におもちゃを取られた子がいました。それを側で見ていた子がとっさに言った言葉です。その後周りの子達も、「返してあげて」「仲直りしたらいいよ」と言い、すぐにまた仲良く遊び始めていました。
●「どうしよう。○○ちゃんが寂しそうや」
朝着替えを済ませて立っている子を見て、一人の子が隣の友達に言いました。その子には、一人で立っている子が寂しそうに見えたのでしょう。
ここからが更に驚きでした。周りの子達と何やら相談が始まりました。
「どうしたらいい?」「こっちに呼んであげようと、意見がまとまったようです。
みんなで、「こっちで一緒に遊ぼう!」と誘っていました。すぐにその子も笑顔になっていました。
●「喧嘩したらみんなも悲しくなるねんで!」
喧嘩をしている子に、ある子が言った一言です。この言葉は胸に響きました。喧嘩をすると本人達だけでなく、周りの人も悲しい気持ちになる。その通りです。こんなことまで感じてくれているのですね。
それを聞き、周りの子も、「喧嘩やめて!仲良く遊ぼう」と、口々に言ってくれました。
今回はどれも友達との関わりから出た「つぶやき」です。子ども達の言葉に私も色々なことを学ばせてもらっています。これからも私のつぶやき集はまだまだ増えていきそうです。
造形遊びは最終参観後も発展していきます。
先日、年長組が部屋に招待してくれ、そこで大きな経験をさせてもらいました。
客として招いてくれただけでなく、店屋さんまでさせてくれたのです。さすが年長です。どうやって店屋さんをすればいいかも丁寧に教えてくれました。子ども達はかなり刺激を受けたようです。
部屋に戻ってから火が付いたように、年長の部屋で見つけてきたものを必死で作っていました。
「あ〜上手に出来へん!」と、年少には少し難しい部分もありますが、自分なりに工夫をしていました。
造形遊びは終業式まで続きます。みんなの作った大切なものは、冬休みの間に幼稚園の三角の屋根に運んでしまっておくことにします。
■めろん
「か〜ごめ、かごめ」と自由時間に何処からか声が聞こえて来て、最初3〜4人で輪になって遊んでいますが、あっという間に人数が増え、大きな輪になっています。
鬼は後ろにいる子を当てます。後ろの子は犬や猫の鳴き真似をし、声だけで後ろの子を当てます。
「声だけでわかるの?」と思われるでしょうが、日頃、友達の声をよく聞いているんですね。すぐに当ててしまうんです。
造形遊びもあと少しとなりましたが、子ども達の気持ちはまだまだ造形一色です。
「今日もする?(造形)」と毎日のように聞かれ、出来ない日はみんなから「え〜」「やりたい」という声の嵐です。
お母さん方に来ていただいたのが嬉しく楽しかったようで、次の日から増々意欲的に作り始めました。
「帽子がいる」と帽子を作ったり、エプロンや財布を作ったり、店の外を飾りたいと花を作っている子もいます。
家の子は、「テレビがなかったわ」と大型テレビを作っていました。子ども達の次々と考え、発想力には、驚かされっぱなしで今では、「先生、新聞紙ちょうだい。私、〜色の画用紙がいる」と要求されます。
他のクラスからの刺激もありました。他のクラスへ遊びに行くと、ドーナツ屋とお化け屋敷があり、部屋に戻ってすぐ、ケーキ屋にドーナツが並び、家の中にお化け屋敷の部屋を作っていました。
また、接客にも磨きがかかり、他のクラスが遊びに来てくれると、大きい箱を太鼓に筒をバチにして叩いたり、紙コップのような素材をメガホンにして、「いらっしゃい」と呼び込みをしていました。みんな真剣で、とても可愛かったです。
「あと何回寝たらお餅つき?」「明日?」と餅つきの日を心待ちにしていました。
餅つき当日は、「今日は空っぽのお弁当箱持ってきた」と見せに来てくれました。
園庭から「ぺったんこ、それぺったんこ」と曲が流れてくると子ども達はもう気になって仕方がありません。
年長、年中がついた後のため、部屋で活動をしようと廊下に置いてある「椅子を取ってきて」と、言うと、なかなか帰ってきません。みんな椅子を持ったまま一列になって、餅つきを見ていました。
いよいよ年少の番です。餅をついて下さるお父さんに合わせて、みんなも大きな声で歌いながら餅をついていました。みんなの応援が入ったお餅はとても美味しく、ほとんどの子がお代わりをしました。
風邪などひかず、よいお年をお迎え下さい。
■みかん
園庭の木の葉もすっかり落ち、いよいよ冬本番となりましたが子ども達は元気一杯です。
朝の体操でジャンパーを着込んで園庭に出て皆を見付けると、半袖の体操服姿の子が沢山います。
思わず、「寒くないの?」と尋ねると、「寒くな〜い!」と笑顔が返ってきました。
それからも、「今日は寒いからスモックを着てね」と声を掛けても、半袖姿で走り回る元気な姿を見せてくれています。
私はと言うと、防寒対策でかなりの厚着をしているというのに、脱帽です。
そんな子ども達はマラソンが大好きで、毎朝必ず、「今日はマラソンある?」と聞かれます。「行くよ!」と答えると、「1,2,3,4,5,6,7,8,!」と大きな掛け声で出発して園の周りを走り出すと、「みかん」「ファイト!」と可愛い掛け声が響いています。
餅つきがありました。
何日も前から楽しみにしていてくれたので、前日の降園前のやり取りでは、「明日は…」「餅つきする!」と言ってくれたと思うと、他の子は、「段ボールで遊ぼう」「ガクッ!」
日に日に期待が高まっていました。待ちに待った当日は、他の学年が先に行っていて、「ぺったんこ、それぺったんこ」と歌まで聞こえてくるので、それはもう気になって仕方がない様子で、「先生、もうお餅つき始まってるよ!」と慌てて教えに来てくれたり、保育の合間に自然と口ずさんでいる姿には思わず笑みが溢れました。
いよいよみかん組の番になりました。
「これがお餅になるんだよ」と、蒸し上がったもち米を見せながら伝えると、「えぇ〜!」とそれだけで興奮気味でした。
お父さん達がついてくれている間に、歌を歌いながら振りも付けました。張り切り過ぎて顔が真っ赤になっている子さえいました。
沢山応援してお父さんやお母さんに作ってもらった黄粉餅は格別で、一緒に食べたお母さん達に、「お母さん、おいしい!」と言って見せてくれた笑顔がとても可愛かったです。大好きな皆との楽しい思い出がまた一つ増えました。
最終参観後も、造形遊びの熱はまだまだ冷めないどころか、他のクラスに遊びに行ったりしていると、「お金がいる!」「帽子も作る!」と益々製作意欲が高まりました。「みかん銀行」にはサインペンと色画用紙で作ったカラフルなお金が沢山あります。
気付けばもう二学期が終わり、皆と過ごせる時間を考えると寂しい気持ちで一杯になります。
でも、これからも皆の可愛い笑顔を見逃がさないよう、一日一日を大切に過ごして行きたいです。
冬休み明けに、また元気な姿で登園してくれるのを楽しみにしています。
■ばなな
ばなな組の前の柿の木の葉もすっかり散ってしまい、冬本番です。
寒さ対策に服を何枚も重ね着している私とは対照的に薄着の子ども達は元気一杯です。今月から園庭で体操や大縄跳びをしたりと寒くてもしっかり身体を動かし、体力作りに取り組んでいます。
先月から引き続き造形活動を行なっています。
最終参観で見ていただいた段階から更に工夫を重ねています。
ロケットには、無数のスタートボタンが取り付けられました。
バスは、前と横に窓を作り、とうとう本当に部屋の中を走り出しました。でも、かなり危険な運転手が多くいるようで、あちこちに衝突しては後ろに下がりの繰り返しです。最後には私が力づくでバスを止めることもしばしばです。
そのときの子ども達の満足そうな表情を見るとふと羨ましくなります。
私がもし千里敬愛幼稚園出身だったら、自分の背丈の何倍もある段ボールで何を作ったんだろう。こんな経験はここでしが出来ません。だから、少々壊れても皆で修理します。そしてまた壊れて新たな作品が出来上がっていきます。
いつの間にかマクドナルドは、たこ焼き屋さんに変わっていました。今回は本格的に紙を使ってたこ焼きを売っています。
日々変化していく造形遊びに終わりはありません。
先日はつばめ組に遊びに行きました。つばめ組への階段を上がっていくと、トントントンと耳慣れない音が聞こえてきました。金槌の音です。年長は、段ボールでなくベニヤ板を使って造形遊びに取り組んでいます。ばなな組を招待するために修理をしてくれていたようです。
「おじゃまします」と部屋に入ると、年長児が手を引いて幼稚園や学校、映画館と案内してくれます。
映画館に入るとBGMが流れてきました。つばめ組の男の子が歌ってくれているのです。これには子ども達も大喜びで、大盛況でした。
そして、つばめ組の先生から、「じゃぁ、今からばなな組がお店屋さんで、つばめ組がお客さん」と嬉しい誘いをもらいました。
素早く自分がしたい店に行き、威勢のいい声が聞こえてきました。
自分がしてもらったことをしっかりと覚えていて、「あと1時間で始まります」とアナウンスをして、「1時間て長すぎや!」と突っ込まれたり、しっかりBGMを歌ったりと楽しい時間が過ごせました。
部屋に帰ってからも、「今度、金槌でトントンしたい」という声も聞こえてきました。「まだ小さいから難しいかな」と言うと、「ちっちゃくないで、もう4歳やもん」
そうでした。まだ4歳ではなく、もう4歳なんですね。でも、もう少し可愛い小さなばなな組でいてね。
■すいか
園庭の木の葉も落ち、寒くなってきました。それでも子ども達は、「スモック着なくてもいい」「全然寒くないからブラウス脱ぐ」など、本当に元気一杯です。
日に日に厚着になっていく私は、少し恥ずかしい気さえするほどです。
12月に入り、マラソンが始まりました。
園庭で体操をした後、園の周りを走ります。日によっては、わらべうた遊びや縄遊び、鉄棒もしています。
マラソンの初日は、「一番になれるように速く走る」と目を輝かせていました。私が「マラソンは競争じゃないから、皆で最後まで一緒に走るんだよと伝えると、「分かった、じゃぁ皆でエイエイオー!!」と気合いを入れていました。
出発すると、「エイエイ!すいか」と声を出しながら、走っていました。
転んでしまっった友達に、「大丈夫?幼稚園に帰るまでもう少しだから、とかけ寄って声を掛けてあげています。そんな姿を見ると、微笑ましくて心がホカホカになります。
造形遊びでは、お母さん方と遊んでから招待してあげる楽しさを感じたようで、他のクラスが遊びに来る事を伝えると、「大変、もう少しでお客さんが来るから掃除しょう」と、用意しています。
ドーナツ屋、八百屋、家に分かれて準備OKです。
「お邪魔しまーす」と、可愛いお客さんが来ると、少し恥ずかしそうに、「いらっしゃいませー」ともてなしてあげていました。
時間が経つと恥ずかしさも消え、元気な店員さんの声が飛び交っていました。
いつの間にか、遊びに来た子ども達が店員になり、立場が逆転してしまっていて笑ってしまいました。
他のクラスへも遊びに行ったりと、色々な発展を見せてくれた造形遊びも、後少しです。終わりになるのは残念ですが、それまで思いっきり遊ぼうね。
餅つきの日、「空っぽのお弁当箱持って来たよ」「今日は餅つきだよね、ヤッター!」など、園庭での準備も気になり、落ち着かない様子でした。
やっと皆の番が来ました。「このお米が今からお餅になるんだよ」と餅米を見せて回ると、口をぽかんと開けていました。何とも言えない表情に、思わず吹き出してしまいました。
お父さんに負けないように、「ぺったんこ、ぺったんこ」と元気一杯餅つきをしていました。
つきたての餅を美味しそうに頬張っている友達を見て、パンを持って来ていた子も餅を食べれたのです。クラス全員で食べた餅は、本当に最高に美味しかったです。
もう冬休みですね。外は寒いですが、温かいクリスマス、お正月をお過ごしください。2009年、沢山の話と素敵な笑顔に再び会えるのを楽しみに待っています!
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