■かもめ
 3学期の始業式の日、発表会の約決めの前に、「豊臣秀吉」の絵本を読みました。
 読んでいる途中で、「秀吉って『猿』って呼ばれとってんで」「信長、知ってる!」「明智光秀も出て来るんで」と次々に登場人物の名前を言ってくれました。
 絵本を読み終えると、「冬休みにパパとママに教えてもらった」と、皆、話してくれました。
 女の子達は、「先生、発表会に『ねね』出て来る?」「秀吉のお母さんは?」と、女性の役が気になって仕方がないようです。
 「ごめんね。ねねも秀吉のお母さんも出て来ないんだよ」と伝えると、「えっ?」といきなりの大ブーイングでした。
 「それなら、やりたくない!」と言い出す子も数名いたほどです。でも、「最初の場面の役を決めよう。秀吉か秀吉の友達のどっちの役が良いか決めてね」と伝えると、少し前まで嫌がっていた女の子達も、「どうする?」と友達とニコニコしながら相談してくれました。
 このように、最初の場面の役も無事決まって、発表会が始まりました。
 初めは恥ずかしそうにしていた子も、小道具の木の棒を持っての戦いの場面が楽しいようで、一日目から元気いっぱいに表現していました。
 週末に、「明日とその次、お休みだけど、発表会のこと忘れないように、お家でもしていてね」と伝えると、「分かった!」と元気で頼もしい返事と共に、「先生、ピアノの練習、頑張ってね」と励まされてしまいました。
 発表会を作っているときには、「次はこんな場面だよ」と説明しながらピアノをまず弾きます。
 「あっ、聞いたことある」と言ったり、自然にピアノの周囲に集まって、「う〜ん、先生、もう1回弾いてみて」と、よく一緒に考えてくれます。
 「あっ、それいいね」と私が思いつかない意見も沢山出してくれています。
 1場面が終わった日のことです。
 そのことを伝えると、「えっ、発表会、もう終わったの?」「じゃあ、ママ達が見に来てくれるの?」の言葉に、「まだ、いっぱいいろんな場面をするよ」と伝えると、納得したような顔になりました。でも、子ども達は早くお母さん方に見せてあげたいのでしょうね。
 「女の人が出てこないならやらない」と言っていた子ども達も、今ではすっかりそれぞれの役になりきって演じてくれます。それだけではなく、「発表会では○○するけど、ミニミニでは△△の役をするんだ」とか、「発表会、楽しくなってきた」と笑顔で話してくれ、皆、「豊臣秀吉」が大好きになってくれたようです。
 「次はどんなん?」と毎日聞いてくれます。元気一杯の発表会をこれからも皆で作っていきたいです。



■つばめ
 
「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」
 元気一杯な新年の挨拶で幼稚園生活最後の学期、3学期が始まりました。
 みんなは友達との再会をとても喜び、冬休みの話に花を咲かせたり、園庭へと縄跳びをしに行ったり、元気一杯です。みんなの変わらない笑顔が嬉しかったです。
 さて、いよいよ発表会が始まりました。
 始業式の朝、ナウシカの本を黒板の前に置いておくと、数人が読み始め、いつしか輪になって読み始める姿がありました。
 その姿に、「みんな発表会好きになってくれるかな?」と考えていると、次の瞬間、子ども達が、「ナウシカしたい」「オウムはどうやってする?」と、自分達だけで役決めをしたり、考えを出し合っていたのです。それまで抱いていた不安や心配が一気に吹き飛んでいました。
 園庭で遊んでいた子や、バスの到着が遅い子も自然とその話に入ってきます。
 その後、朝礼や体操を園庭で終え、改めてナウシカの本を読み、一場面の役を決めました。
 「発表会しよう!」「先生ピアノ弾いて」と、やる気満々の子ども達の目は真剣です。この初日の子ども達のやる気は2週間経った今も、変わることはありません。
 でも時には、同じ場面を繰り返す場合もあったり、出番が少なく、つい遊んでしまうこともあります。すると、自分達で注意し合う姿を見せてくれるのです。
 「自分達で作る発表会」
 子ども達はちゃんと分かっています。意見を出し合い、作り上げる発表会だからこそ、想いも強くなっていくのでしょうね。
 講堂で園長先生に見せた後、私がアドバイスをもらっていると、自然とみんなが周りに集まり、園長先生の言葉に耳を傾けています。
 次の場面に進んでいいのか気になり、自由時間に園長先生を探し、自分達で聞きに行く姿もありました。勿論、オッケーをもらえたときは、歓声が上がり、喜び合う子ども達です。
 最後の場面になり、エンディングの歌を歌い、出来上がったときには、どんな姿、表情を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみでなりません。 参観では、もちろん最後まで出来てはいませんが、最初の場面から少しお見せできます。皆様も是非、楽しみにしていて下さい。
 残り少なくなってしまったみんなと過ごせる1日1日を大切にして、楽しく笑顔一杯で過ごしていきたいです。お母さん達も、1日1日を大切に、子ども達を送り出してあげて下さいね。


■あひる
 
「リンカーンってどんな話?」
 これは数ヶ月前、発表会のテーマが書かれてある敬愛サムタイムズを見た皆の反応です。リンカーンが人物の名前であることを知っている子は殆どいませんでした。
 その日の昼食時間は、リンカーンは、物語ではなく偉人であることを伝えるだけで終わりました。予想通り、皆は興味深さと難しさが入り混じった表情をしていました。当たり前ですよね。
 しかし、時は奇しくも第44代アメリカ大統領選挙の真っ只中で、翌日からは家庭で話を聞いて来た子ども達や、本来なら聞き逃していたニュースに目を留めてくれた子が、「アメリカの大統領のことテレビでやっていたで」「オバマっていう人とマケなんとかっていう人やんな」と皆の興味や知識が広がっていくのを実感しました。
 3学期になると、リンカーンの絵本を読みながら、その時代背景なども皆は真剣な面持ちで聞いてくれています。
 これまた偶然、テレビのニュースでは、オバマ氏がリンカーン元大統領に倣っていることも報道され、子ども達の話題になっていました。
 5,6歳の子ども達が真剣に、「ニュース見た?」と話し合う様子に、作品を決定した私の方がタジタジになるくらいです。子ども達の学ぼうとする力にはいつも驚かされていますが、今回この作品は「難しい」と決めてかかっていたのは皆に失礼だったようです。これからも皆に負けないように、ニュースを見て勉強しながら発表会活動に臨みます。
 発表会活動自体もさることながら、大変なのは講堂への移動です。ただ、あひる組に割り当てられた時間までに講堂に行けばいいのですが、講堂から最も離れているあひる組から、使用する小道具を持参しなければなりません。
 段ボールを抱えてくれる子、楽器を持ってくれる子など、殆どの子が何かを持ってくれています。講堂への道のりはまさに「大統領パレード」か「大名行列」のようです。
 「重たっ」と聞こえれば誰かがその友達を支えてくれたり、大きな道具をぶつけないように声を掛け合ってくれている様子に皆のチームワークを感じます。
 このチームワークでこの作品のテーマである「強い意志」や「自由と平等」を皆と理解して分かち合えるように、当日まで作品を作っていきます。
 皆との残り時間を考えると淋しくなってしまいますが、1日1日を大切に、楽しんで来てもらえるように、講堂から最も遠い寺子屋で待っています。
   

■はと
 
マスクなんて付けたのは小学生の頃の給食当番以来で、抵抗がありましたが、そんなことは言ってられません。しかし口が塞がれたお陰で目が充実し、子ども達の色々な姿を見つけられたと同時に、色々な姿を見過ごしていることにも気付かされました。
 登園して子ども達が、上靴の先をトントンと鳴らしながら部屋に入ってきます。そして私をみつけるなり目を丸くして、「どうしたの?」と案じてくれます。しかし、その言葉は目の前にいる私にではなく、友達に投げ掛けられるのです。先生は答えなくてもいいよと言ってくれているかのよう。すると友達が小声で言います。
 「熱だよ。かわいそうに」
 このやりとりを何回と見ていたでしょうか。誰かが登園する度に繰り広げられ、ちょっとした間違えで仕舞いには、「スッピンだよ。かわいそうに」と大変ありがたい心配までされてしまいました。
 しかし一つ、どうしても聞き取れないことがありました。厳密には、子ども達がコソコソと内緒の話をするので分からなかったのです。
 「それは言っちゃダメだよ」と口止めをする声まで聞こえてきます。そしてこのやりとりもまた、誰かの登園の度に行われ、どうせ眉毛がナイとかそんなところだろうと想像していた私は、この後、頭を100トンハンマーで殴られたような衝撃を受けることになります。
 全員が揃った頃でした。
 「どうする?言ってみる?」と子ども達は時間をふんだんに使います。今日はのんびりとした一日になるなぁと時計に目をやったときでした。
 「先生、ピアノ弾くのはしんどくない?」
 飛んできたのはそんな質問です。真意が掴めないまま、「弾けるけど…」と答えた瞬間、「やったー!」と歓声が起こりました。
 そう、子ども達は皆、発表会をやりたいという思いを押さえて私の体調を気遣い、言っていいものかと悩んでくれていたのです。
 しんどい日くらい発表会から離れてもいいかと考えていた私は、子ども達を裏切ってしまったような気持ちになりました。それほどの思いを持った子ども達が目の前にいるのです。
 そうだ!しんどいときこそ子ども達がいる!
 発表会は教師にとって決して楽な活動ではありません。しかし、子ども達と作り上げる発表会がやはり楽しいと思えるのは、子ども達のお陰なのだと強く思いました。
 「1場面の用意をしよう」と誰かが私に代わって皆に声を掛けると、皆が返事をします。「今日も進化するぞ!」の合い言葉も響きます。
 子ども達に遅れないようにしなくっちゃ!待って〜!


■うぐいす
 
さぁ!発表会が始まりました。
 始業式の日、ノートルダムの鐘の話を読み聞かせました。主人公は、醜い男、“カジモド”です。
 「醜いって意味分かる?」「分からなーい!」「うーん。見た目が悪いことかな。見て嫌な感じがするの。カジモドは、左目が腫れていて、鼻も口も歪んでて、背中にこぶがあって背骨が曲がってるんだって」「こう?」1人の子が真似すると、「見てー!」と、他の子も次々とカジモドになって歩き回りました。「ぎゃはは!本物みたい!」子どもの吸収力は凄いです。あっという間に出来た滑稽な姿はカジモドの醜さを見事に表現しています。
 冬休みずっと考えてた、醜さをどう表現するかという悩みはいとも簡単に解決されました。
 それからの毎日、部屋で発表会をしていても、色々な意見が飛び交います。
 セリフ1つにしても、「お許し下さいご主人様は?」「それ長いやろ!」「ごめんなさいは?」「それなら言える!」とどんどん決まっていきます。 ときには、こっちの想定外のナイスな意見も出て驚かされます。それもそのはず、子どもが考えているときは、○○君、○○ちゃんではなく、カジモドだったり、フロローだったり、その役になりきって考えてくれるのでリアルな答えが生まれます。
 なので、声の色だって、自然と、フロローだったら恐い声、しょんぼりしているときは、しょんぼりした声になってきます。さすが年長さんです。
 講堂のフロアを、「やっつけるぞー!」「○○へ行こう!」なんて言いながら楽しそうに回ってた小さくて可愛い年少さんだった皆が、たった2年でここまで考えられるようになるのですね。
 子ども達の勢いは止まりません。勿論やり直しになる日だってあります。
 そんなときも、「園長先生、面白くないって。どうする?」と子どもに相談すると、「○○したら?」「○○はどう?」身振り手振り教えてくれ、「それいいねー!」「そうしよう!」と一発解決です。
 本当に子どもの想像力は無限大で、発表会に無限な可能性さえ感じます。柔軟な心を持った子どもだからこそ出来るのでしょうね。
 やり直しをする前より、よりよい発表会になっていくのを実感し、「意味のない失敗なんてない」と子ども達から教わったような気がします。
 子ども達と作り上げていく発表会がどんなものに出来上がるか私も凄く楽しみです。
 うぐいす組らしい「ノートルダムの鐘」、乞うご期待です!


■ぺんぎん
 園庭に出て外遊びをしていると、雪がちらちら舞い落ちてくるのを見て、子ども達は、「雪だ!雪だー!」と大喜びしてクラスに戻り、「皆外出てきてー!雪が降ってるよ!」と嬉しそうに友達に知らせます。
 皆揃って雪を見つめながら、「雪積もらんかな?」「積もったら雪合戦しようや!」と楽しそうに友達同士話合う姿を見ると、嬉しくなります。
 そういった日常の生活の中の喜びもクラスの皆で共感したいという思いが見られ、クラスの皆が仲良くて、一つになっているんだなぁと実感するからです。
 その思いは、発表会を始めた頃から日に日に強くなってきました。発表会は毎日が感動の連続です。
 私が、「今日はこんな場面をするんだよ」と言いながら紙芝居を見ながら話をします。
 ピアノを聞くと子ども達は、思い思いに表現してくれます。そしてその動きに対してそれぞれが意見します。
 「ここは悲しいところだからこっちの方がいいんちゃう?」
 台詞1つにしても、こんなことが言いたいと、手を挙げて意見を出し合って決めていきます。子ども達がしたい動きと私のピアノが合ってなければすぐに弾き方を変え、子ども達の言いやすいタイミングで台詞を入れていきます。年長にもなると、こんなにも子ども達と一緒に発表会を作っていけるんだと感動と同時に一つの発表会をクラス全員で作り上げていく楽しさを味わうことができるのです。
 子ども達の動きや台詞とピアノが合ったときは、子ども達の表情に迷いはなく、表現はより力強いものとなり、台詞も自信を持って言え、演技に力が入ります。
 それと同時に子ども達にとって楽しくない動きや内容では、表情からして違います。
 ウエストサイドストーリーは、2つのグループの縄張り争いから始まります。そんなこともあり、前半は動きも激しく活発なので講堂での発表会から帰ってくると、1月にも関わらず、汗をかいている子もいるほどです。
 話は段々とシリアスになっていくのですが、ここから子ども達はどんな姿や表情を見せてくれるのか、楽しみです。
 お母さん方からは、「家でも家族に見えないように自主練習しているんですよ!」「次の場面を考えて紙芝居を作っているんです!」などと聞くと、本当に嬉しくなり、それだけ子ども達の心の中で発表会活動が大きいものになっていて楽しんでいることが伝わり嬉しく思います。
 講堂での発表会前活動参観も楽しみにしていて下さい。小さな表現も見逃さないようにして下さい。


■かなりや
「明けましておめでとうございます!!」の挨拶で3学期も元気にスタートしました。
 始業式の日の皆は、また一段と大きくなり、顔付きも変わっていて、成長を感じ嬉しかったです。わざと皆に、「このお兄さん(女の子の場合はお姉さん)誰やったかなぁ??見たことあるんねんけどなぁ〜」と悩んだフリをすると、全員同じ反応で、ニヤ〜っと嬉しそうに、「○○やぁぁぁ!!」と名前を教えてくれました!皆とても可愛かったです。しつこく3便の子にまでやっていると、1便の子は、「まだやってる」と少し呆れながらも、「先生全員忘れたん?○○やん!早く思い出して!!」と皆との久々の再会に満面の笑顔で私の冗談にも付き合ってくれました!
 3学期と言えば、「発表会」です。
 「トラップ一家物語今日読んでな!!」「今日は発表会やらへんの??」と初日から楽しみにしてくれている様子で嬉しかったです。
 早速発表会を始めました。最初のシーンはマリアがミサに遅刻するところです。「どうしよう!」と言うセリフから始まるのですが嬉しくて仕方ないという気持ちが先に出てしまい、満面の笑顔でセリフにポーズする子が多く、私も思わず、「かわいい〜!」と言ってしまうほどでした。
 しかしそれではダメです。遅刻したときを想像してもらい、もう一度やってみると、困った顔、急いでいる顔とそれぞれに変わり発表会モードに一気に突入しました。さすがですね。
 どの場面も、そのときの気持ちになり演じる皆は本当の役者のようです。
 今、ちょうど半分進みました。年長ですからもちろん去年よりも高度な内容になっています。ちょっと難しいかな?と思う場面でも、「こんなのめちゃ簡単やで!」と頼もしい言葉を聞かせてくれます。皆で心を一つにし、話し合い考えて作る楽しさを感じながら取り組んでいます。色んなアイディアが飛び交い私も楽しくて仕方ありません。今週の参観で、完成している場面も少し見ていただきます!楽しみにしていて下さいね。
 先日の、「お茶参観」では一年の集大成と言えるくらい皆の堂々とした姿に感動しました。
 「どうぞ」「ありがとうございます」もいつもよりはっきりと聞こえました。何もかもが完璧で、驚きました。
 皆は参観だから改まってしているつもりは全くなかったはずです。いつの間にか身についていたのですね。幼稚園時代に学んだ貴重な経験が大人になっても心の片隅にでも残ってくれればいいなぁ!と思いました。
 お母さん方の温かい眼差しがこども達も嬉しかったと思います!私も嬉しかったです。ありがとうございました。



    


■しか
 冬休みも終わり、登園して来た子ども達の笑顔と元気な笑い声で部屋中が明るくなりました。
 久々に会った友達と元気に挨拶を交わし、大喜びしている姿を見ると私もとても嬉しくなります。
 学期が変わり、グループも新しくなりました。
 くじ引きで決めたのですが、初めてのやり方だったのでとても嬉しそうでした。皆で、「わくわくどん!」で一斉にくじを見ると、「一緒や!」と折り紙を見せ合って喜び合っていました。
 新しいグループで集まってグループ名を考えました。「○○がいい」「それいいなあ」と子ども達同士で解決する力が付いてきているのだと実感できたのが嬉しかったです。
 最近は雪も降ったりと寒い日が続いていますが、縄跳びを元気に園庭で取り組んでいます。
 冬休みの間に跳べるようになっていた子もいて、「先生、跳べるようになってん!」と嬉しそうに見せてくれたり、熱心に跳んでいる姿を見ると寒さを忘れます。
 発表会が始まりました。
 冬休みに入る前から心待ちにしていて、始業式の日から、「今日は発表会する?」と聞いてくれる子ども達を見て、楽しみにしている気持ちが伝わってきました。
 始業式の日は、発表会の最初の場面の役決めをしました。
 「ヘンゼルとグレーテル」の絵本を読んでいるときも、皆は真剣に聞いてくれました。
 そして、読み終えたあと、「年中さんは、いろんな役が出来るんだよ」と伝えると、更に皆は笑顔になりました。
 「初めは、ヘンゼルとグレーテルとお父さんが出てくるんだけど、どれがやりたい?」と聞くと、殆どの子が、「ヘンゼル!」「グレーテルがいい!」と言いました。
 そこで、小道具の話などをしているうちに、「やっぱり、お父さんをする!」と興味を示してくれる子も出てきました。
 セリフでは、こんなことを言いたいと意見を言ってくれたり、面白い表現も積極的に見せてくれるようになりました。毎日の皆の表情の変化を見るのが、凄く楽しみです。
 元気一杯のしか組のヘンゼルとゲレーテルをどうぞ楽しみにしていて下さい。
 また、発表会で歌う合唱の曲も子ども達は大好きで、振りをしながら歌う姿はとても可愛いです。こちらも是非、楽しみにしていて下さい。


■ぱんだ
 
雪もちらつき、寒さも一段と厳しくなって来ました。それでも子ども達は、「お外行って来ていい?」と園庭で元気に遊んでいます。そんな皆に負けないように、私も時間があれば園庭に出るようにしていますが、でもやっぱり寒いです!体調を崩さず元気に過ごして欲しいです。
 先日、千里敬愛幼稚園のアイドル、ルルちゃんが永眠しました。
 その知らせを聞いた子ども達はルルちゃんの元へと一目散に駆けつけ、覗き込んでいました。
 「本当に死んでいるん?寝てるみたいやな」
 その言葉に目頭が熱くなりました。本当に安らかな顔をしていて、今にも動き出しそうでした。こんなに沢山の子ども達に愛されたルルちゃんは幸せだったことでしょう。
 そう思っていると1人の子が手を合わせていました。それを見た皆も次々と手を合わせます。そして、「ルルちゃんにお手紙描きたい!」と急いで部屋に戻り、手紙を描く子もいました。
 「み仏様に届けてもらおう」と何枚もの手紙が並べられていました。子ども達の優しい気持ちと、ルルちゃんが大好きな気持ちが痛いほどに伝わって来た1日でした。生命の尊さを知り、また1つ大きく成長したことでしょう。
 今月の大イベントと言えば発表会です。
 2学期に、「発表会でラピュタするよ」と伝え、絵本を読みました。
 初めは、どんな話なのか知らない子が殆どでしたが、絵本を読み進めるにつれ、「僕、パズーやりたい」「シータがいい」と話してくれるようになりました。
 そして3学期に入り、実際に活動が始まると、皆やる気満々です。
 年少では使わなかった、大きな鉄砲やカマを持つと、目を輝かせて喜んでいました。
 どんな場面なのか、どんな曲なのか知らせ、どう動くか尋ねると沢山の意見が返って来ました。
 「ここ走って逃げる」「ジャンプして『バンバン』って言う」などと答えてくれ、実際にピアノを弾くと、リズムや音の違いに気付きステップを変えて動いてくれます。本当に感心しています。
 発表会が大好きな皆は、「発表会早くしよう!」「講堂に行く日やんな?」と、とにかく発表会がしたくて、待ち遠しくて仕方がない様子です。そんな姿が嬉しくて、ピアノを弾く手にも力が入ります。
 お父さん、お母さんにも早く皆の姿を見ていただきたいです。楽しみにしていて下さい。今年から発表会前の参観を年中も講堂で行ないます。素敵な「天空の城ラピュタ」の最初の部分も見ていただけますので、楽しみにしていて下さい。


■ひつじ
 始業式の日もやはり寒く、白い息が出ていました。けれど、部屋に来た子を見て驚きました。ジャンパーを着ていない子も沢山いたからです。
 「寒くないの?」と尋ねるより先に、「あー暑いわ。何でか分かる?バス降りてから走って来てんで!」と冬休み前と変わらない笑顔を見せてくれました。
 今でもジャンパーを着ていない子がいるほど、元気一杯、風の子ども達です。
 冬休み中に縄跳びが跳べる子が増えていて、自由時間に披露し合っています。
 2人で跳んだり、「郵便屋さん〜」と歌に合わせて跳んだりと、この短かい冬休み中の成長の早さに驚きました。
 さぁ、いよいよ3学期の一大行事の発表会が始まりました。
 「3学期にある行事と言えば何か知っている?」と尋ねると、全員口を揃えて、「発表会!」と答えてくれました。そして間を置くことなく、「雪の女王やろ!」「冬休み中に本で読んだ」とほとんどの子が内容を知っていました。予習はバッチリですね。
 1場面の役決めをして、「じゃあ明日から一緒に発表しようね」と伝えると、「えー明日からなん?」と残念そうな表情を見せてくれるほどです。午前保育じゃなかったら、その勢いで発表会の幕開きができたほど、子ども達の期待度の高さを痛感しました。
 毎日が発表会です。
 初めは皆同じような表現、動きでしたが、今では違います。もう、その役そのものなのです。それそれの子どもが、それぞれの表情をして、台詞にも心を込めて伝えています。
 部屋に準備している小道具を見て、「これは誰が使うん?」「いつ使う?今日?」と毎日のように質問の嵐です。
 「今はまだ秘密だよ」と話すと小道具を囲んで推理していました。
 「これは、カイが持つんちゃう?だって…」と黒板に立て掛けている絵本を捲り、皆で確かめ合う姿がとても可愛かったです。
 1人1役ではなく、複数の役をしています。
 「○○ちゃんって何の役だった?」と尋ねると、「○○役だよ」と友達からすぐ返事が戻って来ます。自分の役だけでなく、他の子の役まで覚えていてすごいなぁと感心している毎日です。
 ゲルタ、カイ、雪の女王、雪、山賊など沢山登場人物がいるので、ぜひ皆に尋ねて下さい。もちろん、誰がどんなことをしているかも、戸惑うことなく話してくれますよ。
 33人揃ってこそ、より素敵な発表会なので、風邪を引かず、毎日元気に来てね!
 

■きりん
 
冬休み明けに登園して来た子ども達は、嬉しそうな笑顔を浮かべていて、暖房をつけて、暖かさが広がるように、部屋の隅々まで楽しさが広がっていました。
 登園当初にグループ替えをしました。
 今回初めてグループの色の折り紙を4つ折りにして袋に入れておき、くじ引きで行いました。
 順番に並んでいるときはとても嬉しそうで、何が出て来るか、楽しみでわくわくしている気持ちが伝わってきました。
 全員引き終わると、「また同じ色や」や、「やったー!○色だ」「一緒やで!」とすぐに見せ合いをしていました。
 新しいグループ名も決めました。すぐ決まったグループもあれば、意見が分かれたり、中々いい名前が浮かばないグループもありました。また、どんなグループ名に決まったのか聞いて見て下さい。
 部屋の隅の小道具を見て、「これ、何?」や「知ってる!発表会で使うんでしょう」と笑顔で聞かれたり、「発表会、今日する?」と気にしていて、楽しみで仕方がない気持ちが伝わって来て嬉しかったです。
 どの子も小道具にとても興味を持っていたので、好きな小道具で遊ぶ時間を作りました。もちろんどんな風になっているか触ってみたりと満面の笑みを浮かべていて可愛かったです。
 と同時に、やる気も倍増していました。
 牛若丸の絵本を読もうとすると、それまでの賑やかだった教室が一瞬にして静かになります。
 読んだ後に次にする場面を伝え、役を決めます。
 どの役がいいか聞くと、「牛若丸!」や「手紙持って来る人」「やっぱり、あっちがいい!」とすぐにやりたい役を言い、準備してくれます。
 お母さんから、お父さんが殺されてしまったという手紙が来た場面では、牛若丸はどんな気持ちだったのか話し合いを何度も行いました。
 「悲しい気持ちや」「びっくりする」「泣く」など出て来ましたが、もっと牛若丸の気持ちになって欲しい!と考え、想像してもらいました。
 「自分のお父さんが今死んじゃったら…遊べなくなるよ。一緒にご飯が食べれないよ。会えなくなるよ。どんな気持ち?」と、尋ねると、数人が泣いてしまい、他の子もとても悲しそうな表情になり、牛若丸と一体化していました。
 その後の仇を討つ為の修行にも力が入っています。特に普段から戦いごっこは大好きなので、「早くやりたい!」とお願いされるほどでした。
 むしろ、力が入り過ぎないように、本気になり過ぎないで、と祈る思いです。
 是非楽しみにしていて下さい


■ぞう
 
発表会一色の時期がやって来ました。と言うことは、ぞう組も残り僅かです。早いものですね。そんなことを考えていると、やはり少し寂しくなってきます。
 「今日何するん?」「くるみ割り人形?」と、嬉しそうな表情を見せてくれる子ども達は私のやる気も高めてくれます。
 音楽をよく聞き、ネズミ退治の場面では、「ネズミが逃げてしまいそう…」と言ったり、クリスマスの準備をするところでは、「スキップ出来そう」と的確な意見を言ってくれます。子ども達の能力にいつも感心します。
 また、次回にするところを話すと、「お家で考えてくるわ」と、心強い言葉を掛けてくれます。
 このように自分達で作り上げるという意識が日に日に高まっているようで、とても頼もしいです。
 一つひとつの表現も様々でいつも面白いものを見せてくれます。
 ちょこちょこと動き回るネズミには手で耳や髭、前歯を表現し、可愛らしくもあり不気味さもあり、面白い皆のネズミが大好きです。
 全員で天使にもなりました。滑らかに柔らかく、羽ばたいたり、表情もにこやかでとても優しい天使を見せてくれます。
 子ども達もよく見ていて、「〇〇ちゃん上手、足音が聞こえない」「本物の天使みたい」と、友達の表現を認め、それを上手く自分のものにし、表現を高めています。
 また人形にもなりきって遊んでみました。
 普通に歩いていただけだったのが、徐々にロボットの様に固い動きが出てきました。もう少し続けてみると、歩き方にもそれぞれ違いが出てきました。両手を同時に上げ下げしたり、猿の玩具のように手を叩きながら歩いたり、首を動かしたり、様々な人形を考えてくれています。表情を作る子もいて、「〇〇君の顔面白い」と、笑みも溢れています。
 また、子ども達は、3場面をとても心待ちにしていました。皆の大好きな戦いの場面だからです。
 「戦いまだ?」「今日、3場面する?」と、まだ2場面も終わっていないときから言っていました。早く戦いたいがために、更に気合いが入ります。
 そして遂に、ネズミ対くるみ割り人形の戦いが始まりました。
 「やぁ!やぁ!」「チュウ!チュウ!」と、両者の元気で力強い声が響き渡ります。
 黒板に貼られたカレンダーには、くるみ割り人形やクリスマスツリー、天使などの登場人物を描き、皆への一日の褒美としています。いつも一生懸命取り組んでくれるので、今のところパーフェクトです。「今日は何、描いてくれるの?」「可愛い!」と、喜んでくれるので、毎日私もとても嬉しいです。参観を楽しみにしていて下さい。
 

■りす

 「あけましておめでとうございます」と新年の挨拶から新学期が始まりました。久々で初めは少し緊張していたのですが、クリスマスや正月の思い出話が始まるともう止まりません。
 「僕はお年玉でおもちゃ買った」「お餅つきしたよ」「凧上げしたら、紐が切れて飛んでいっちゃった」などユニークな話もあり、全部を一度に聞けないのが残念でした。
 冬休み前にしていた縄跳びですが、3学期になって大きく変化しました。
 2学期は、「できないからしない」と縄跳びをしなかった子も休みの間に家でたくさん跳んで跳べるようになり、「先生、数えてよ」というぐらいに自信満々です。
 すぐに引っ掛かっても、「もう一回」と次に挑戦しています。
 「20回跳べた」「30回やった」と回数も報告に来てくれるのですが、日々増えていくので驚いています。
 最近は縄跳びをする人数も増えて、一対一で数えるのが難しくなってきたので、スタートの合図で皆で一斉に跳んでいます。1年飛び越えた年長さんのプチ縄跳び大会のようになっているんです。
 年長の縄跳び大会では回数ではなく、時間の勝負だと伝えると、「先生、時計持ってきて計って」とリクエストもあったほど熱中しているので私の応援にも力が入ります。
 まだ跳べない子も毎日園庭に出て何度も繰り返して跳んだり、跳べる子が教えてくれているので、今後がとっても楽しみです。
 3学期に入り、発表会を毎日しています。
 始業式の日に部屋の後ろに置いてある小道具を見付けると、「これ、ロビンの?」「これ何に使うの?」と興味津々で目を輝かせていまし。
 ピアノの曲を知らせると、「かっこいい」「えー、何する?」など様々です。
 曲の途中で変化があると、「そこちょっと違う」と気付く子もいて子ども達の感覚は鋭いです。
 部屋で作って講堂に見せに行くのですが、私が緊張していたり落ち込んでいても、子ども達は、「講堂に行くよ」と伝えると、「ヤッター」といつも飛び跳ねて大喜びなんです。私の緊張もそんな子ども達の姿を見ていると吹き飛び元気をもらっています。
 表現も少しずつ深まっていて、ポーズだけでなく表情も変化してきました。
 その役の子だけでなく、全員で同じ役をして表現やステップを皆で考えたり、表現を見合って刺激し合っています。
 歌も歌い迫力が増しているので出来上がりを楽しみにしていて下さい。


■くま
 冬休みも終わり、久しぶりの登園日は沢山の思い出話と一緒に元気な挨拶と笑顔で部屋が一気に明るくなりました。
 段ボールだらけだったはずの部屋がいつの間にか広くなり不思議そうに入ってくる子や、「明けましておめでとう」「先生、今年もよろしくね!」と、皆との再会が嬉しくてたまりませんでした。
 冬休みにいろんな経験をし、何だかちょっと大きくなった皆は、「早く発表会しようや!」「今日は発表会する?」と、発表会のことは忘れていませんでした。この日の話題は発表会のことで持ちきりで、部屋の隅っこに置いてあった初めて目にする小道具にも目を丸くし、興味津々でした。
 新しいグループをくじ引きで決め、興奮が冷めないままトムソーヤの冒険の絵本を読み、早速役を決めました。
 「小さい組のときと違って、いろんな役が出来るからね」と伝えると、「えー!」と笑顔になり、「トムがいい!」と、大人気なのはやはりトムとハックでした。しかし、肝心なポリーおばさん役がなかなか決まりませんでした。
 「ポリーおばさんがトムを起こさないとトムは冒険に行けないの」「1番に登場するから、すごい大事なんだよ」と話すと、「やりたい!」「私も!」と、元気に手を挙げてくれた子が何人もいて、やる気が感じられ、とても嬉しかったです。
 始めは、恥ずかしさもあり、後ろの方で友達と遊んだり、セリフの声が小さかったり、表情も緩んでいました。でも今は違います。
 当番発表でいつも声が小さかった子や、人前が恥ずかしかった子までも、こんなことを言いたい、ここで言ったらいいよと意見を言ってくれるようになり、おもしろい表現や大人では思いつかないような表現を教えてくれるようになり、皆の意見に「あ〜そっか」と納得させられる毎日です。
 トム、ハック、ポリーおばさん、ベッキー、インジャンジョー、沢山の役がありますが、日が経つに連れ、それぞれの登場人物になりきり、怒ったり、笑ったり、怖がったり、その場面や登場人物のイメージを子ども達も頭の中で膨らましていることが伝わって来ます。毎日、ピアノを弾きながら感動したり驚いたり連続です。
 「先生、皆が格好良くてビックリしたからピアノ間違えたんやろ?」と、私のミスを笑顔でフォローしてくれるトム(男の子)の優しさや、早く発表会がやりたいために、自分達だけで机や椅子を片付けたり、部屋のゴミを拾ったり、おもちゃを片付けたり、手伝いを率先してくれる頼りになるベッキー(女の子)達です。
 2月の発表会に向けて、今以上にこの気持ちをどんどん高めて行きたいです。
 「トムソーヤの冒険」楽しみにしていて下さいね!
            


    


■ぶどう
 
「先生〜明けましておめでとう!」と元気な挨拶で三学期が始まりました。「今年も宜しくお願いします。」と挨拶する姿には感心しました。
 始業式の日は、久しぶりの幼稚園で友達に会えたのが嬉しかったのか、子ども達は、朝からハイテンションでした。
 「僕の家にサンタさんが来たんだよ。」「あっ!僕も寝ているときに、サンタさんがプレゼント持って来てくれたで」と、とても嬉しそうにクリスマスの話をしたり、おばあちゃんの家に行ったときの話をしたりと、話は尽きませんでした。
 皆が笑顔で話をしている姿が微笑ましく、思わず笑みが溢れました。
 そして何より、段ボールの家や店がなくなっていたので、登園するなり、「なんかぶどうの部屋が広くなったみたい〜」「段ボールの家片付けたからじゃない?」と話ながら、広くなった部屋を駆け回る子もいて、元気一杯でした。
 長い休みがあっても、友達が大好きな気持ちは変わっていなくて、嬉しかったです。
 最近、つくづくと感じるのが、子ども達の成長です。
 この間、おもちゃの取り合いになり、泣いている子がいました。前までは、「先生、○○ちゃんが泣いているよ」と、教えに来てくれていましたが、今は違います。私はあえて間に入らず、その様子を見ていると、泣いている友達に、「どうしたの?」と声を掛け、理由を聞くと、「○○君が使ったら、次、貸してあげてね」と、その友達の代わりに言ってあげると、「次、貸してくれるって!だからもう泣かんときな?」と、優しい言葉を掛けてくれていたのです。4月当初では考えられない姿に感動しました。
 ぶどう組も残りわずかとなってしまいましたが、日々の子ども達の成長を見逃さず、しっかりと見たいです。
 発表会活動も始まり、子やぎ達は、やる気満々です。
 活動をしないときは「先生、今日はオオカミと7匹の子やぎしないの?」と、皆から聞いてくれるほどです。
 活動中も、子やぎになりきり、積極的です。
 「オオカミがやって来て逃げるとき何て言うのかな?」「あっ!分かった、助けてって言う」「怖い〜って言う」「お母さん助けてがいい」など沢山意見を出してくれます。
 そして話し合いの結果、「怖い」と言いながら逃げることになり、そのときの表情まで、本当に怖そうで、子やぎになりきる姿がとても可愛いです。
 元気一杯の子やぎたちが見られるのを楽しみにしていて下さい!


■ばなな
早いもので3学期が始まりました。「おはよう」と元気に挨拶をしてきてくれる子や、少し恥ずかしそうにしている子、どの子も可愛くて抱き締めると、満面の笑顔で答えてくれました。
 冬休みに楽しいことが沢山経験した子ども達は、「○○○に行ったよ」「お餅食べた〜」「サンタさんに○○、もらった」など登園するなり緊張もすぐ取れ、部屋に話し声が響き渡りました。
 初日は、椅子取りゲームをしました。
 椅子を並べ、ゲームをすることを伝えると、「何のゲームするの?」「やったぁゲームや」と大はしゃぎです。
 実はこのゲーム、グループ替えのためのゲームなのです。そんなことは知らない子ども達はゲームに夢中です。
 最後に、このゲームで新しいグループが決まったことを伝えると、大興奮で、「○○グループや」「○○ちゃん、○○君と一緒だ」と皆で顔を見合わせ、とても嬉しそうにされていました。
 次の日からは、毎日が発表会です。
 エルマーの話をすると、真剣な表情で聞き、「エルマーは龍を助けに行くねんで!」「動物もトラも出てきて…」とやる気満々です。
 まずは、ピアノ側と、エレクトーン側を決めました。講堂での発表会で座る側をピアノとエレクトーンに分かれて座るので、保育室でも同じように呼んでいます。
 子ども達は、保育室にはエレクトーンがなくても直ぐに覚え、「ピアノ側さん。エレクトーン側さん」と呼ぶとすぐに、「はーい」と大きな声で返事が返ってきます。
 発表会を作り始めて、約1ヶ月近く経とうとしています。
 嬉しいことに朝から、「今日は、エルマーする?」「発表会する?」「講堂に行く?」と聞いてくれます。そう、部屋よりも広い講堂での発表が大好きで、講堂で発表会をする日は、いつもとどこか気合いが違います。「格好良い所を園長先生に見せる」と、とても頼もしいです。
 イノシシが出てくる場面があるのですが、エルマーは、足の裏を使わずにイノシシに見付からないように、そーっと歩く所で皆、歩き方を沢山考えてくれました。
 次の朝、「先生、足の裏使わずに歩けるで!家で考えてきてん」と、見せ合いが始まり、とても微笑ましくなりました。初めての発表会は、子ども達に凄い影響を与えているのだと改めて実感しました。
 挿入歌も大好きになってくれ、「昨日、お母さんに見せた」「もう覚えた」など自信満々な姿は、とても可愛らしいです。振り付けを見せていただいた保護者の方もいるのではないでしょうか?
 2月の発表会、「エルマーの冒険」楽しみにしていて下さい。


■もも
 
「明けましておめでとうございます」と新年ならではの挨拶を交わし、寂しかった教室が一気に賑やかになりました。
 久し振りに見る皆は、少し大きく逞しくなったように感じました。
 早速、その日に、グループ替えをしました。今回は椅子取りゲームの要領で行ないました。
 椅子の上に赤白玉を置き、男の子は白玉、女の子は赤い玉の所に座ります。
 ピアノが止まると、勢い良く椅子に座り、玉の色を間違えて座っている子は誰一人いませんでした。
 そして、「これが新しいグループだよ」と伝えると、「えー、前と同じ色のグループや」と少し落ち込む子や、「やったー○○ちゃんと一緒だ」と喜ぶ子がいたり、反応は様々でした。
 新しいグループの友達と顔を見合わせ、「同じグループだね」と笑顔で話す姿は微笑ましかったです。
 3学期といえば、発表会です。
 おむすびころりんの絵本を読むと子ども達の目は輝き、「次は○○が出てくるよ」と絵本の内容を先々に話し始めるほど、物語の内容も理解してくれています。
 子ども達の一番好きな場面は、穴の中から楽しそうな歌声が聞こえてくるところです。この場面になると、皆で声を揃えて、「おむすびころりんすっとんとん」と何度も口にしています。その姿は何とも言えないぐらい可愛らしいです。
 「ねずみさん!」と呼ぶと、「はい」と元気一杯の声が部屋に響き渡り、ねずみになりきっています。初めは、音楽に合わせてステップを踏み、私達の真似をして、走ったりジャンプをしたりします。日が経つにつれて、合図なしに音楽を聞いて動けるようになりました。
 洞穴を体で表現する所では、前屈をしている子や、ブリッジをしている子、友達と足の裏を合わせて作るなど、一人一人違う表現をしています。毎日変化する、子ども達の表現、表情に驚かされています。
 朝から発表会をしないときは、「今日は発表会しないの?」「やりたい」と言ってくれ、自由時間になると自分達の口ピアノで、ステップを踏む姿が見られます。子ども達から熱意が感じられ嬉しいです。
 家でも、歌を歌ったり、話をしたりしているのではないでしょうか。
 発表会当日、一人一人の個性溢れる、おむすびころりんを、是非楽しみにしていて下さい。


■すいか
 
始業式の日、「明けましておめでとう!!」の声が響き渡り、ついに最後の学期、3学期がスタートしました。
 「サンタさんに○○もらったよ」「お年玉いっぱいもらった」「神社行ってん」と冬休みの楽しかった出来事を熱心に話してくれました。
 それでもまだ話足りなかったようなので、当番発表で、1人1人に聞くと、少し恥ずかしそうに、でも思い出を振り返り、楽しそうに発表してくれました。
 新学期に入り新しいグループになりました。
 早速、新しいグループで発表会のピアノ側とエレクトーン側に分かれました(講堂で着席するのをピアノのある方とエレクトーンのある方に分かれるので、保育室でもそう呼んでいます)。
 グループも変わったばかりで覚えられるのかなと心配でしたが、「○○ちゃんこっちだよ!ここ空いてるよ」と子ども達の優しい声が聞こえてきました。驚かされました。そんなに心配する必要はなかったみたいです。
 「発表会早くしたい!」と楽しみにしてくれていたようで、普段でも、「今から、発表会するよ!」と言うと、「やったー!!」と大喜びです。
 でも、最初はリズムのみで行うので、「発表会いつするの?」と尋ねてくる子もいたのですが、ニルスが小さくされてしまうところでは、皆真剣な表情で1人1人違った表現をしてくれます。
 小人にされその後すぐ歌う挿入歌では、本当に悲しそうな表情を浮かべて見ているこちらの胸に響くものがあります。29人の本物のニルスです。
 「ニルスの不思議な旅」のもう1人重要な登場人物といえばモルテンです。
 「次、新しい場面するよ。モルテンが空を飛べるようになるところだよ」と言うと、自然に手を上下に振り気持ち良さそうに、ときに低空飛行のモルテンもいたりと、全員本物のモルテンになります。
 皆と作り上げていく「ニルスの不思議な旅」が今後どうなっていくか私自身楽しみでなりません。
 もう1つの楽しみは壁面製作です。テーマはもちろん「ニルスの不思議な旅」です。
 まず最初にニルスを作りました。
 製作で人物を作るのが初めてだったので、どのようなものが出来上がるか半信半疑でしたが、1本1本丁寧に髪の毛が生えたニルスや、小人のニルスなど本当に見ただけで笑顔になてしまう可愛らしいニルスが出来上がりました。こちらもどう出来上がるか楽しみです。
 2月18日には壁面のニルス達にも会いに来て下さい!待っています!
 

■めろん
 
「あけましておめでとうございます」「今年も宜しくお願いします」の挨拶と共に、3学期が始まりました。
 部屋の入って来て、「先生〜」と駆け寄って来るなり、ギューッ!と抱きついて来てくれました。冬休み中、この瞬間を待っていてくれたのかと思うと、とても可愛く、愛しかったです。
 そんな子ども達に、「冬休み楽しかった?」と尋ねると、「サンタさん来たよ」「お餅一杯食べた」「おばあちゃん家行った」と目を輝かせながら、口々に聞かせてくれました。幼稚園に入園して初めての冬休みは、心に残る思い出になったのでしょうね。
 その日に、グループ替えを行いました。
 今回は、椅子取りゲームの要領で決めました。
 久しぶりに皆で遊べて嬉しかったのか、大はしゃぎで楽しんでいる皆は、とても微笑ましたかったです。
 「出ておいで〜」の掛け声に合わせて、洗面器を一つずつ開けていきました。
 「やったー○○グループだ」「○○君と一緒や」と開けるたびに歓声を上げて大喜びです。
 早速グループで座ってみると、2学期とは違い、私達が何も言わなくてもグループを覚え、正しく座っています。
 戸惑っている子がいれば、「○○ちゃんこっちだよ」と教え合っているのには驚かされたのと同時に喜びを感じました。本当に確実に子ども達は大きく成長しているのですね。
 さて、3学期の大イベントと言えば、発表会です。
 毎日が発表会で、少しずつ取り組んではいるのですが、初めは音楽を知らせて、それでステップを踏むのが中心なので、子ども達は発表会をやっているとは分からなかったのでしょう。
 「金太郎いつするの?」と尋ねてくる子もいました。しかし今では、「金太郎!」「はーい」と元気一杯の金太郎になりきり、ときには、ウサギ・サル・クマになったりと、子ども達は大忙しです。
 先週クラスに珍しい客がやって来ました。子ども達は興味津々で、その周りから離れようとしません。その正体は、鬼です。
 怖がって部屋に入れない子がいるかな?と少し心配していたのですが、その逆で一安心でした。
 「格好良い金太郎を見に来たんだって」と話すと、急に顔付きが変わり、「強いとこ見せる!」と真剣そのものです。その姿には逞しさを感じ、皆と作り上げていく「金太郎」がこれからどうなっていくのか、楽しみで仕方ありません。
 発表会まで1ヶ月を切りました。更にパワーアップした金太郎を楽しみにしていて下さい。


■みかん
 
「明けましておめでとうございます!」
 久し振りに登園して来た子どもの第一声でした。
 その姿は、頭が地面に着くほどの丁寧なお辞儀だったので、驚きの余り目が点になり、慌てて、「これはこれはご丁寧に。明けましておめでとう!」と挨拶を返したほどです。
 それをきっかけに次々と新年の挨拶をしてくれ、暫く会わないうちに、こんなにも見違えるほど成長しているのに嬉しくなりました。
 新年の挨拶を済ませると、「冬休みな、おじいちゃん家に行ってん!」、「サンタさんにプレゼントもらったで。ほんでな、手紙をくれてん!」と冬休みの思い出話に花が咲き、沢山話をしてくれました。
 そして胸を打たれた一言が、「先生!幼稚園早く行きたかってん」です。胸が熱くなりました。
 「先生も皆に会いたかったんだよ!」と、抱き締め再会を噛み締めていました。
 さぁ、年少最後の学期の始まりです。
 発表会活動も始まりました。
 「皆がピーターパンになれるんやろ?めっちゃうれしい!やったー!」と手を挙げて喜んでいました。
 「でもフック船長は強いよ。勝てるかな?」と尋ねると、皆の視線が一気に私に集まりました。 睨む子どももいます。鼻息を荒くして、「そんなん勝てるに決まってるやん!」「こうやってパンチしたらいいねん!」とパンチのポーズをして、戦闘モード全開です。
 ステップも最初は音楽に合わせて私達の真似をするのですが、日が経つに連れて合図なしで動けるようになりました。
 毎日の発表会で私達の思い付かない豊かな表現や表情をする子ども達には、毎回のように感心させられます。
 2月19日の発表会では、どんなピーターパンを見せてくれるのでしょうか!今から楽しみでなりません。
 先日、ミニブタのルルちゃんが亡くなりました。
 朝そのことを伝えると、皆悲しそうに「もう会えないの?」と話していました。
 「ルルちゃんのお参りに行こう」と小屋に行くと、何も言っていないのに目をつむり、自分から手を合わせていたのです。
 横たわっているルルちゃんを見て、「ルルちゃんありがとう」「天国に行ってね」「また遊ぼうね」と優しい言葉を次々と掛けていました。皆の気持ちは必ずルルちゃんに届いているはずです。
 「ルルちゃん、今まで一杯遊んでくれてありがとう」


■いちご
 
冬休みが終わり、久し振りに登園すると、「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶をしてくれました。
 寂しかった部屋も、子ども達の元気な声ですぐに明るくなり、楽しみにしていた3学期がスタートしました。そして、この日に3度目のグループ替えをしました。
 今回は椅子取りゲームで決めました。
 まず、グループカードを洗面器で隠し、その周りに椅子を並べます。椅子の上には紅白の玉を置き、女の子は赤い玉、男の子は白い玉の所に座るゲームで、皆は音楽が止まると、勢いよく一斉に椅子に座ります。
 子ども達は新しいゲームに大はしゃぎでした。それを何度か行なった後、
 「実は、これは新しいグループなんだよ」と伝え、隠していたグループカードを見せると、「えー!」と目を丸くしたり、「一緒のグループや」と嬉しそうに顔を見合わせたりと、色々な表情を浮かべて喜んでいました。
 そして、発表会ではエレクトーン側とピアノ側の2グループに分かれて山台に座るのですが、そのグループも発表すると、「これで発表会するの?」とワクワクした様子でした。
 次の日から待ち望んでいた発表会が始まりました。
 「今日から発表会するよ」と言うと、「一寸法師するの?やったー!」「早くしたい!」と期待に胸を膨らませていました。
 そして、「一寸法師」と子ども達に投げかけると、「はーい!」と元気に答え、その気迫に驚かされます。
 最初は、「鬼、恐いからしたくない」と不安そうにする子もいましたが、ピアノが鳴り始めると、すっかりなりきって、細かい所まで表現してくれます。特に表情には注目です。
 また、2人で手を繋ぐ場面があり、なかなか相手が見付からない子がいると、「こっちおいでよ」と中に入れくれて、協力する姿に頼もしさを感じました。
 挿入歌とエンディングもお気に入りで、自由遊びのときに皆が口ずさむ姿を見ていて微笑ましくなります。
 発表会では、いちご組の持ち味である、明るさと力強さを発揮してくれるでしょう。
 また、壁面も作っていて、テーマは発表会と同じ「一寸法師」です。
 久し振りに絵の具を見て、「うわー、青色!」「ペンキ屋さんするん?」と興奮していました。これからどのような壁面になるのか、こちらの完成も楽しみにしていて下さい。