
■りす
前回のザリガニに引き続きまたまた、りす組に新しい友達がやってきました。
「じゃーん」と子ども達に紹介すると、「カブトムシや!」「すげ〜」と大興奮でした。
お母さんが譲って下さいました。
早速名前を付けることになり、「名前はどうしよっか?」と尋ねると、持ってきてくれた子が、「コロやで」と名前が決まっていました。他の子も、「カブトは?カブトカッコイイ」と沢山の名前を出してくれた末に、コロカブトに決定しました。
そして当番児が霧吹きで水をやったり、餌をあげることも決めました。それ以来、当番の子は朝登園すると、「今日は、餌あげられる〜!」ととても張り切って餌をあげたり、水をあげたりしています。気がつくと、カブトムシの周りには子ども達で一杯です。
今年もプールの季節がやって来ました。
1週間前に、りす組の横に出来たプールを見ると、「先生、これプールやろ?」とすぐに尋ねてきました。「そうだよ」と伝えると、一人の子が部屋に戻って皆に、「プールあるで」と、大きな声で知らせていました。それを聞いた皆は、部屋から出てきて、「ほんまや〜」「凄い」と眺め、「早く入りたいな」と皆で可愛く話していました。
初めてのプールは、朝からプール鞄やタオルの自慢大会が繰り広げられていました。
「新しいプールカバン、買ってもらってん」「可愛いタオルやで」と、少し誇らしげで可愛らしかったです。
シャワーを浴びるだけで、「冷たい〜」「きゃー」と大はしゃぎで、入水すると、皆の顔が自然と笑顔になり、輝いて見えます。
水の掛け合いをしたり、動物に変身したり、ボールで遊んだり、色々遊びましたが、なんといっても一番は、滑り台です。滑り台をすると言ったときの皆は、「やった〜」「よっしゃ〜」と大喜びで、とびっきりの笑顔は忘れられません。
更に、しっかり順番を守って並んでいる子ども達に、さすが年中さんだと感心させられました。
遊んでいると、あっという間に終わりの時間を迎えてしまいます。
「もう終わりやって」「もっと遊びたかったな」と嬉しい一声が何度も聞けました。数回しか入れないプールを皆と満喫できました。
体を動かすのが大好きな皆を見ていると、次に楽しみになるのが運動会です。力一杯、元気に走ってくれるのをついつい想像してしまいます。
あっという間に3ヶ月が過ぎ、気が付けばもう1学期も終わりですね。いよいよ夏休みです。沢山遊んで、真っ黒に日焼けした皆に会えるのを楽しみにしています。
■くま
先日、大好きな皆にまた成長を感じさせてもらった出来事がありました。
自由時間に部屋で遊んでいた子に、「先生、帰って来れないから、片付けの時間になったら動物園を作る(壁面製作)準備をしててね」と言い残して部屋を後にしました。
具体的には伝えてなかったし、正直なところ、あまり期待はしていませんでした。
しかし、自由時間が終わり、戻ってみると、製作用のカーペットをグループ数の5枚きっちり並べ、「これは○○グループのやで」と声を掛け合って鋏と糊まで準備しているところだったのです!
暫く眺めてから部屋に入ると、「先生、遅いやん」と笑顔で迎えてくれた皆に嬉しさが込み上げて来ました。
初めはお互いの名前も分からなかった皆が一学期を一緒に過ごし、一つの目的を持って協力して行動出来るようになったことがとても嬉しかったです。
準備が整い格好良く座り、これでもかというくらい目を見開いてこちらを見てくれる皆に向かって、「今日はみんなで協力して準備をしてくれたね。すごく格好良くて先生は嬉しかったよ!」と素直に気持ちを伝えると、顔を見合わせて照れ笑いをした皆がとても可愛かったです。
ついにプール遊びが始まりました。
「明日はプールだよ」と初めて伝えたときの皆の反応は予想を超えるもので、思わず笑ってしまいました。
「よっしゃー!」と大ジャンプを何度もしたり、友達と抱き合って喜ぶ子もいました。登園すると、「見て、プールの鞄持って来た!」と自慢の鞄を見せ合ったり、「楽しみやな」と話をしていました。
シャワーを終えてプールに入水するまで時間がある日はシャワーで遊びました。
一列の列車になって出発進行!シャワーの下を通ると、「きゃー!」Uターンをすると再び、「きゃー!」と大歓声の連続で、待ち時間だけで声が枯れてしまうのではないかと思うほどの大笑いでした。
もちろん入水してもそのパワーのままでした。ワニになってフープをくぐったり、宝探しなど沢山遊びましたが、やはり歓声が一段と大きくなるのは水の掛け合いです。
隣のプールに入っているクラスとの掛け合いでは、自ら水しぶきの中に飛び込んだり、負けないぞとひたすら真剣に掛けたり、顔に掛かって今にも泣きそうになったりと、様々な表情を見せてくれました。どの表情も可愛くて、見逃すまいと心のシャッターを押しっぱなしでした。
長い夏休み明けに、また元気な笑顔で会えるのを楽しみにしています。
■ぱんだ
梅雨を知った太陽が、また私達を悩ませにやってきました。
園内プールが始まり、2日目の朝、曇り空を眺めながらプールの準備を進めていました。すると雨がポツポツと降り始め、次第に勢いを増し、やむを得ず準備を中断して子ども達を迎えることになりました。
その日が初回だった皆は、少し諦めた表情でプール鞄を抱えて登園してきました。
「雨だから入れないよね?」と言いながらも、何度も部屋の前から空を見上げて雨が止むのを待っているのです。
そして、しばらくすると曇り空になってきました。何事もなかったかのように顔を出そうとしている太陽の下で、「先生!雨止んできたよ」「いける!」と、皆は目を輝かせていました。しかしプールに水は入っていません。何度も部屋の前に出ては空を眺め、確認している皆を見ると、楽しみにしていたことが伝わってきて胸が痛みました。
今日は入れないと言っても、「えー」「なんでなん?」「雨もう降ってないのに」とブーイングの嵐でした。仕方なく、水が入ってないことを話し、「ごめんね」と言うと、「なんじゃそりゃー」と転げ、笑いながらガクっと肩を落とし、意外にもすんな
り理解してくれたのです。「先生悪くないよ」と優しい言葉を掛けてくれる子さえいて、逆に励まされてしまいました。張り切って着てきた水着をこっそりと着替えながら、皆の優しさと明るさに、胸が熱くなりました。
そしていよいよプールに入る日がやってきました。園に置きっぱなしだったプール鞄の出番です。
「持って来るの忘れちゃった」と、置いてあることを忘れていたり、「水着がない!」「パンツで入るんやで!」と、可愛らしいハプニングもありましたが、パンツ姿の皆はいつも以上の笑顔を見せてくれました。そして、約束事を聞く皆の表情はとても真剣な眼差しで、1学期の間に少しずつ成長してきたのだと改めて実感しました。
遊ぶときは思い切り遊ぶ!きちんとするときはきちんとする!と、皆が教えてくれました。少し元気過ぎるときもありますが、そんなありのままの皆に会えるのも嬉しいことです。夏休みを目前に、この30人だったからこそ今があるのだなと幸せを感じました。シャワーやプールで、キャーキャー言いながら笑う皆は本当に可愛かったです。意地悪な!?太陽も最終日は味方をしてくれましたね。予報では傘マークだった1週間でしたが、子ども達が帰るまで雨を降らせず、プールに入らせてくれました。園では3回しか入れませんでしたが、3回分の笑顔は、とても眩しかったです。夏休みも、プールや海で沢山遊べるといいね!真っ黒になった皆を想像してしまいます。そして、1ヶ月後の成長を何よりも楽しみにしています!
■ひつじ
早いもので、もう1学期も終わりです。
この一学期の間でも、子ども達の団結力には、驚かされました。
片付けのときには、「ねえ、これ一緒に畳もう」と、オレンジカーペットを畳んでくれたり、「先生、雑巾貸して!」と、一人が言うと、「僕も!」「私もする」と、殆どの子が絵の具で汚れた床や、製作用のカーペットを拭いてくれるのです。皆が協力して片付けてくれるので、気が付けはいつも部屋はピカピカになっています。張り切って片付けや、手伝いをしてくれる皆が頼もしく、成長が見られ、嬉しいです。
クラスで飼っているザリガニですが、「ザリコと、ザッチャンを描こう」と、絵を描いた日のことです。
皆が帰った後、待ってくれていたかのように、ザリコが深い眠りにつきました。
翌朝、すぐにザリコの異変に気付いた子ども達は、「先生、ザリコが固まって動かない」「死んじゃったんじゃない?」「違うよ!寝てるだけや」と、虫籠の周りに集まり、話をしていました。
皆に、「ザリコは死んじゃったけど、皆に絵を描いてもらえてとても嬉しかったと言っていたよ」と、伝えました。真剣な表情で聞いてくれ、「どうしてあげる?」と、相談すると、「お墓作りたい!」と、一人が口を開くと、「そうしたらザリコ喜ぶな」と、大賛成で決まりました。その日は、早く着替えを済ませ、お地蔵様の近くに埋めに行きました。「バイバイ」「元気でね」と、それぞれ別れの言葉を言い、お地蔵様にも、「ザリコがずっと幸せでいられますように」と、皆で手を合わせお願いしました。
次の日から、「ザリコのお墓にお花置いてきてあげた」「ザリコ元気かな?」と、今でも忘れることなく話をしてくれます。そんな皆が微笑ましく、素直な気持ちが嬉しかったです。
ずっと楽しみにしていた、プール初日は、雨で中止でした。しかし、子ども達は、「雨止んだら入れる?」「今日プールある?」と、質問攻めで、中止を伝えられずにいると、少し雨が止みました。
すると、「やったー!雨止んだでー」「本間やープール入れるな」と、全員が廊下に出て、飛び跳ね、喜んでいたのです。それほど楽しみにしていたのですね。そんな皆に中止を伝えるのは、心が痛かったです。
やっと入れたプールでは、入った瞬間から、「キャー」「気持ち良い」と、歓声が聞こえ、自然と水の掛け合いが始まっていました。私も張り切って掛けましたが、予想通り、完敗でした。いつも以上に、笑顔が弾けとても楽しい時間でした。もっと皆で入りたかったです。夏休みには沢山プールに入れますように!
2学期、また一回り大きくなった皆に会えるのを楽しみにしています。
■ぞう
7月に入り、蒸し暑い日が続きますが、子ども達は元気一杯です。
初めてのプールの日の朝は、「見て!このプールカバン!買ってもらってん」と大はしゃぎでしたが、大雨でプール中止を子ども達に伝えると、「嫌だ!入りたい!」「昨日み仏様にお願いしてないからやん!」と形相を変えて大ブーイングで、昼に雨が上がると、「今から入れるんちゃう先生?絶対入れる!」と本当に心待ちにしてくれていたことがよく伝わってきました。
6日の朝は来る子来る子から、「今日は入れる?」の質問攻めで、着替えのときには、タオルの見せ合いや、「パンツ恥ずかしい〜」と入る前から大はしゃぎで、シャワーから水が出てくるのを見るだけでも大興奮です。
シャワーを浴びると、「冷た〜い!」と子ども達の明るい笑顔が広がりました。
そして、入水すると、もう止まりません!パワー全開で掛け合いがスタートしています。私も何度水を掛けられたことでしょう。恥ずかしながら、水の中で目を開けられないので、誰に掛けられていたのかよく分かりませんでしたが、歓声を上げて喜び、無邪気で可愛い笑顔が見られて嬉しく、本当に楽しかったです!
7月始め頃、「結婚式の写真見せて〜」と言われたお子さんが多かったのではないでしょうか?
壁面製作で皆で話し合いをした結果、結婚式をテーマに作ることになりました。
お母さんとお父さんに結婚式の話を聞いてきてね!と言うと、「写真見たよ!お母さん可愛かった!」「お父さんはグレーの服やった」「えっ、ぼくのお父さんは白やったで!」「火、付けてたよ」と次の日早速教えてくれました。
そのイメージを基に女の子は新婦さん、男の子が新郎を作り、他には赤いカーペットや花、城があると案も出してくれました。
皆で作った結婚式が完成すると、「先生、可愛いの出来たね!」と子ども達が言ってくれて本当に嬉しかったです。
最近は皆、当番発表をとても楽しみにしているようです。
前日から、「明日お当番や!」「先生、当番(座席表)回しといてね!」と大張り切りです。
給食机を運ぶとき、「こっち一緒に持って!」と声を掛け合っている子ども達を見ていると、この4ヶ月の間の成長、友達の輪の広がりを強く感じると共に嬉しい気持ちで一杯です。
夏休みが始まります。沢山遊んで、沢山食べて、また一段と成長した皆に会えるのを楽しみにしています!
■きりん
あっという間に4ヶ月が過ぎ、気が付けば1学期も終わりです。子ども達の団結力も増々深まっています。
壁面製作後の片付けのことです。
「雑巾持ってきて拭こうよ」「絵の具いっぱい付いちゃったね」と懸命に床を拭く子や、「そっち持って」「端っこ合わせるんだよ」「ぐちゃぐちゃになったよ、もう1回」と悪戦苦闘しながらも、製作で使用したオレンジカーペット(敷物)を、自分達なりに畳んでくれている子、糊や鋏をグループ毎の箱に入れ、引き出しに綺麗に片付けてくれている子までいます。
皆で協力しながら片付けてくれる様子を微笑ましく眺めていると、いつの間にか、部屋が隅々まで片付いていました。
すると、「先生、ビックリした?ビックリ作戦大成功!」とまた子ども達にビックリ作戦をしてもらえました。2度もしてもらえるとは思っていなかったので、嬉しくて思わず飛び上がりそうになりました。
プール遊びが始まりました。
前日、「明日は・・・」と私が言おうとすると、「プール」と待ってました!と言わんばかりに元気な答えが返ってきました。少し皆を試したくなり、「持って来る物は?」と質問すると、「タオルとパンツやろ!」とすぐに返ってきたので少し悔しくも感じましたが、さすがだな、と感心しました。皆を試すようなことをして、ごめんね。
プール当日は、いつにも増して元気一杯、パワー全開の子ども達です。
「坂は滑るから、ゆっくり歩いてね」と伝えました。
するとどうでしょう、このままではプールで遊ぶ時間がなくなってしまうのではないか?と心配してしまうほどのゆっくりしたスピードで歩く皆がいるのです。思わず笑ってしまいました。
そして、シャワーを出すときは必ず、「ちちんぷいぷいのプイ」と魔法を掛け、水が出ないと、「あれ?魔法が効いてないよ」と何度も魔法を掛け、水が出ると、「ヤッター」と飛び跳ねて喜びます。
真面目すぎるほど純粋で素直な子ども達が可愛くて仕方ありません。
入水すると、もう子ども達のテンションは上がり、自然と水の掛け合いも始まり、水しぶきの間から見られる満面の笑顔を見ると、とても幸せな気持ちになり、その表情を忘れないように心のシャッターを何度も押しました。
これから長い夏休みが始まり、私の元気の源である皆の笑顔が見られなくなるのは少し淋しいですが、また元気な皆に会えるのを楽しみにしています。
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