■うぐいす
 運動会やミニミニ運動会では、沢山の応援と温かい拍手を送って下さり、本当にありがとうございました。トロフィーや賞状は、みんなにとって宝物となり、運動会が終わった今でも、眺めたり、ティッシュでトロフィーを磨いたり、時には話し合いで登場し、みんなに自信や力を与えてくれる存在です。子ども達からも、「みんななら出来るよな」と声が上がり、気持ちを1つにしてくれます。運動会が終わっても、また次の目標を見付け、自由時間には縄跳びにチャレンジしたり、ミニリレー大会を自分達で開いたり、次へと目を向けるみんなに頼もしさを感じます。また、応援して下さいね。
 先日は、久し振りの園外保育で、コスモスの丘へ出掛けました。
 到着すると、「うわぁー」「綺麗やな!」「コスモスだらけや」と、予想以上に感動していました。
 コスモス畑で写真を撮った後は、森へどんぐり拾いです。どんぐりが少なくて、1つも見つけられない子に、「あげるわ」とみんなが集まって、1つずつ自分の袋から取り出します。
 「優しいなぁ」と、しみじみ思っていると、次の瞬間、今までどんぐり探しをしていたみんなが走り出します。「どこに?」頭にハテナマークが飛んでいると、「つかまえたよー」と持ってきたのは蛙でした。「あそこにもいた!」と、みんなが蛙跳びで追い掛けます。私の袋に集められた蛙は6匹です。「幼稚園で育てよう」みんなの気持ちは1つでした。「わ…わかった」仕方ないと自分に言い聞かせ、昼食へと丘まで戻ります。
 昼食後は丘の上で、縄跳びをしたり、追い掛けっ子をしたり、それでも蛙のことは気になり、途中何度もチェックしていました。
 帰りの時間になると、ずっと袋の中にいた蛙達の元気がなくなり、跳ばなくなっていたのです。みんなに伝えると、「逃がしてあげる?」と1人の子が言ってくれました。みんなも、「いいよ!」と返事が返ってきます。「本当にいいの?」何度聞いても、「いいよ」でした。
 思い返せば、虫取りに出掛け、みんなが捕まえたバッタやコオロギが、クラスで飼っていると、元気がなくなり、死んでしまったことがありました。お地蔵様の近くにと出掛けた子ども達は、最後にまだ元気だったカマキリを逃がしてあげようと言ってくれたのです。それも、「幼稚園でなく、近くの公園へ」と、カマキリを預かった私は、そのときのみんなの想いが嬉しかったことを思い出しました。
 この虫取りでの出来事をちゃんと覚えていたからでしょう。帰って行く蛙に「バイバイ!」と手を振るみんなの後ろ姿が可愛かったです。


■はと
 朝は少し肌寒くなり、秋の訪れを感じます。
 18日、万博公園のコスモスの丘に行きました。
 前日に、「明日は遠足だよ。どこに行くか知ってる?」と聞くと、「花、見に行くんやろ?!」、「ヒマワリやんな?」とよく知っていて、「ヒマワリも咲いてるけど、コスモスが沢山咲いているんだよ」と伝えました。
 当日、コスモスの丘が見えると、「うわぁ〜」と沢山の花に驚いていました。
 荷物を置いて、花を観察しました。
 「(花びらが)8枚や!」や、「(葉っぱが)細い!」、「つぼみ、あった」と気付いたことを言い合い、楽しかったです。
 次は、どんぐり拾いに出発です。
 最初は、「全然、ないよ…」と言っていましたが、「あった」や、「見て、こんなの!」と次々見せてくれました。1ヶ所だけでなく、いろんな所へ移動して探しました。すると、「カタツムリいた!」と落ち葉の上や、隠れていたカタツムリを見つけて嬉しそうに見せてくれました。そのときに女の子が、「どんぐりあった!」とカタツムリを捕まえて言っていて、可愛くて思わず笑ってしまいました。
 勿論、カタツムリだけでなく他にも沢山の生き物がいます。生き物が大好きな皆は、「でっかいミミズいた!」と嬉しそうです。そして躊躇することなく捕まえます。虫が平気な私ですが、ミミズは好きではありません。いつものように、「見て!」と見せに来てくれましたが、「え〜、無理!」と私が怖がったので、悪戯心に火が付き、それまで以上に嬉しそう笑って近付けて来て、その場から逃げ出してしまいました。
 その後、木が沢山の所へ移動すると、「森みたい!」と目をキラキラさせて言っていて、可愛いかったです。私が、休みの子の分のどんぐりを拾っていると、一緒に手伝ってくれたり、自分が拾ったのを、「あげる」と分けてくれて、皆の優しさが嬉しかったです。
 学園祭りに向けて、チケットを入れるポシェットを作りました。
 何を作るかテーマを話し合い、『カタツムリ』と『くじ引き』に決まりました。今回、カタツムリを飼うのが2回目で、遠足に行ったすぐ後だったこともあり、皆の思いが強いんだな、と感じました。とても丁寧に作っていて、カタツムリを葉っぱの下に隠れるように作っていたり、殻の切り方をうずまきのように切ったりと工夫していました。「いつ持って帰るん?」と聞かれたり、「お母さんとお父さんと行く」と言い、学園祭りを今から楽しみにしているのが伝わって来ました。  


■かもめ
 秋の風が心地よい季節となりました。子ども達に大人気の虫取りは毎日の日課です。虫籠が部屋に見当たらず、私が探そうとしていると、「とりあえずくま組に借りてきたから大丈夫やで」と、自分達で考えて行動出来る皆には驚かされます。虫籠を囲んでバッタやカマキリを観察する虫博士達は、いつ逃がすかということで衝突してしまうこともあります。しかし、さすが年長の皆です。話し合いできちんと解決出来るようになりました。「まだ逃がしたくない」「でもお母さんバッタが探してるかも」「お腹空いて弱ってしまうやん」「家族と離れ離れになって可哀想やで」と、皆がそれぞれの意見を出し合います。逃がしたくないと言っていた子も、「じゃあ逃がしてあげる」と納得してくれ、毎日空っぽの虫籠が靴箱の上に置かれているのです。虫や花にも命があり、自然の大切さにも触れ、様々なことに気付いてくれたことと思います。
 ミニミニ運動会が終わり、部屋に飾られた小さなトロフィーを横目に、縄跳びをしに出掛ける子ども達が増えました。縄跳び大会があると知った子ども達は、12月にあるリレー大会を飛び越し、縄跳びへの挑戦に夢中なのです。
 「今からやったら優勝出来るんちゃう?」「家にも持って帰ってやる」と気合いは十分で、自由時間になると、「先生、見てて」「数えといてな」と毎日のように特訓の成果を見せてくれます。なかなか跳べなかった子が、いつの間にかスムーズに跳べるようになっていたり、「後ろ跳びも出来るで」と、得意気な表情で見せてくれたりと、子どもの習得の早さには驚くばかりです。周りの友達の影響も大きいのでしょう。得意な友達の動きをじっくりと見ながら必死に縄を回したり、「回してピョンってするねん」と教え合ったりと、遊んでいるときも助け合う皆は本当に頼もしいです。  運動会、ミニミニ運動会と悔しい経験をしましたが、次へと繋がる強い心が持てるようになり、クラスの結束が強くなっているのは言うまでもありません。まだまだ沢山の行事が あります。これからの皆が益々楽しみです。
 ミニミニ運動会が終わってすぐ、引っ越しで退園する友達がいました。退園の日、帰りの挨拶での出来事です。皆の顔が見れず、私の背中で泣いていたその子に、何と声を掛ければ良いのかと言葉を選んでいると、「心は繋がってるよ」「また会えるよね」「ずっと友達だもん」「かもめの写真見てな」と、次々に笑いながら声を掛けてくれたのです。子ども達の言葉には頭が下がります。私は頷きながら涙を堪えるのに必死でした。皆の優しさと心の温かさに感心し、改めて子どもの純粋さ、友達の大切さを実感した一日でした。いつまでもその心を忘れないでね。


■あひる
 「1等あひる組!」「やったー!!」
 今でも鮮明に蘇ってきます。あの興奮した日は、忘れられない思い出です。本当に嬉しくて、跳び上がるほど嬉しい出来事でした。そして、保護者の方々の熱いご声援ありがとうございました!
 ミニミニ運動会の当日の朝は、いつもより鼻息荒く登園していました。
 「いよいよ今日やな!」「ドキドキするね」と高まる気持ちが強く感じられました。  開始時間が近づき、部屋で話しをしようと全員の顔を見渡すと、今までにない眼力を感じました。言葉なんていりません。その強い眼力が全てを物語っているのです。
 「皆のその強い気持ちがあれば、大丈夫!最後まで諦めずに頑張ろうね!」と言うと、「うん!皆頑張るぞー!」とある子が立ち上がり呼び掛けると、「エイエイオー!」と全員で掛け声の合唱でした。皆の熱気は最高潮になり、まるで湯気が出そうなほどでした。運動会を経験した皆は、急速に団結力が増して、どんなことも皆で頑張るぞという気持ちが膨れ上がっていたのでしょう。その変化を近くで見られた私は言葉も出ないくらい嬉しい気持ちで一杯になりました。
 一つひとつの行事が終わる度に感傷に浸ってしまいそうになりますが、それ以上に得られるものが沢山ありますね。卒園までに、その宝物達は溢れ出ていることでしょう。
 雲一つない晴天でした。そんな日に遠足に行けたのは、思い思いに作っていたてるてる坊主の願いが届いたのでしょう。
 「皆の背より高い花が咲いているんだよ」「えー!」と目を丸くしながら着いたコスモスの丘では、「すごーい!」「きれい!」「背が高い!」と歓喜の声が次々と聞かれました。「迷子になったら、探されへんなぁ」と心配してる子さえいました。
 また、どんぐりを探しに草むらに行くと、沢山のきのこが生えていました。すると、「おーい!毒きのこがいっぱいあるから気をつけて!」「わかった!」と会話してる声があちらこちらから聞こえてきました。「あかんきのこやから、採ったらあかんでー」とそれぞれ友達を気遣う様子は、とても心が温まる出来事でした。  今月はまたまた嬉しいニュースがありました。そうです!  4月末に退園した中村侑宇亜さんがあひる組に帰って来られました。皆の喜びもひとしおです。
 「前、使ってたコーナーはここだよ!」「僕が教える!」など、私が言う前に子ども達が率先して分からないことを伝えてくれています。31人となったクラスで、また楽しい思い出を沢山作っていきたいです。


■つばめ
 「元気バッチリ!天気バッチリ!」と笑い合う皆に、「いいね、それ!」と私も仲間に入れてもらい運動会に行く前には合言葉のように皆で口にしていました。勿論、とびきりの笑顔付きです!皆、本当に運動会が好きなんです。
 天気を味方に付け、お母さん方からの力強い応援を背に、当日の運動会も31人全員が力強い表情を見せてくれました。
 実は、リレー決勝戦に出場したチームのメンバーの一人は一学期には、リレーは苦手だから走りたくないと泣いていた子でした。
 目に大粒の涙を貯めて、それでも一周走ったその子を、皆はとても優しい眼差しで声を掛けていました。「よく頑張ったね」と。
 それからのリレーで、その子は泣かなくなりました。一人で走れるようになりました。「皆が誉めてくれて嬉しかった」と少し恥ずかし気に、そして目を細めて話してくれました。
 これはまだクラスが替わって間もない4月のときの話です。子ども達同士の力って凄いなぁとただ感心し、何よりも自分の力で乗り越えられたこと、それぞれがとても素直な気持ちを持ってくれていたことを見せてもらったように思います。
 今ではその子もリレーが一番好きだと話してくれ、見事に決勝戦を走り抜けるチームメンバーになりました。それを応援する皆はどの子も、「真っ直ぐ」でした。
 そして、紅白ではなくクラス対抗となるミニミニ運動会では2等の賞状を手にしました。
 「皆で取った2等だね。どうだった?」とゆっくり話し合う時間を作ると、様々な気持ちを教えてくれましたが一番多かったのが、「楽しかった」です。
 感想を述べ合い、最後にずっと聞いてみたかったことを尋ねました。  「頑張るってどういうことだろう?」
 これには沢山答えがありました。一生懸命やること、諦めない気持ちでやること、自分と皆を信じることなんて答えもありました。
 「じゃぁさ、それでも負けちゃったら?」と続けると、「それはしょうがないよ。でもまた頑張ったら良い」と話してくれました。
 運動会に限らずこれからの様々な行事でも勝つことが大切なのではなくて、負けないことをこのクラスで大事にしていきたいです。
 子ども達から教えてもらうことの方が多い担任です。
 今度はバトンに縄跳びも加えて皆で、「頑張るぞ!」「えいえいおー!」


■ぺんぎん
 ミニミニ運動会では熱い声援をありがとうございました。リレーでの真剣な眼差しには私も驚かされました。「3等で良かったんだよ!」と伝えた運動会から、今回のミニミニで2等をもらえた子ども達にとっては、とてもプラスになる賞状になったことだと思います。
 「頑張ることが大事」という言葉を胸に、その日からは次の目標である縄跳びに一心不乱です。友達と一緒に並んで跳んだり、出来る子は苦手な子に、「こうやって跳ぶねん。見てて!」と教え合っています。「涙と勝利と」で、「友達がいればリレーはできる」と歌詞にありますが、縄跳びも同様だと思っています。友達がいるからこそ励まし合い、そして時にはライバルにもなります。一つ一つの物事が掛け替えのない、「友達」と一緒に一つ一つの大切な思い出となって欲しいです。
 「家から虫籠持って来ても良いの?」
 「虫持って帰って良いの?」
 「虫捕り」の言葉にあまり反応しない、なでしこぺんぎんとは真逆に、次から次へと質問責めしてくるのが男の子達です。近くの公園へ虫取りに行って来ました。
 ぺんぎん組だけではなく、青帽子を被ったぶどう組も一緒です。公園までの道のりは歩道を辿れば着きますが、ぶどう組にとっては溝も危険です。そんなことを分かっているのか溝の横を通るときは危なくないように繋ぐ手を反対側に替える子もいました。
 公園に着くと真っ先に草むらへと思いきや、ぶどうの子の手を握ったまま虫を探し始めました。
 「こっちおいで〜」「そっちは危ないよ〜」と、声を掛ける様子は正に年長組でした。そして、堂々と虫を捕まえて見せるお兄ちゃん達の手元には小さな青帽子が沢山寄り添っていました。
 高く澄み渡った秋の空がとても心地良かった園外保育では満開のコスモス畑に肩を並べて歩きました。
 蜜蜂を見付けて、その様子を見ていると、「こんなに花があるからどの花が良いか迷っているんじゃない?」という子がいました。純粋に感じられる子ども目線にはいつも心が癒されます。
 畑を抜けると次は森へと進みどんぐり探しです。小振りのどんぐりが多かったのですが当日欠席した子に、「大きいのあげる!」と優しさを沢山分けてくれました。
 途中、地図を見付けては真剣に見つめる私に、「先生、大丈夫?」「迷ってるの?」と胸中を突かれる質問もありましたが、無事に探検を終えて昼食となりました。  コスモスに囲まれて食べた弁当は格別な美味しさでした。



 



      



■りす
 運動会が終わっても、「頑張るぞ!エイエイオー」の掛け声は止むどころか、更に勢いは増すばかりです。こちらも気合いを入れずにはいられません。  
 先日、とても微笑ましい光景を目にしました。
 降園時、着替えを済ませた子が5,6人で当番マイクを使いバトン回しをしていました。
 様子を見ていると、着替え終わった子が少しずつ加わり、長蛇の列が自然と出来ました。それでもリレーは続き、最後には34人全員でリレーが始まりました。
 「手を出して待つよ」「もっと速く回すよ」
 普段私が口にする言葉を掛け合う皆は本当に可愛く、真剣さが伝わってきました。
 結果はどうなるのかな、と見ていると、「1等りす組」「ヤッター!」と全員が一団となって、大喜びするではありませんか。本当に輝いていて、勝つ喜びを味わわせてあげたい!と強く思いました。だって、その日のこのリレーは全員りす組なんですから、1等になっても当然です。でも、だからこそ、子ども達の「勝ちたい」との思いがひしひしと伝わってきました。  そしてミニミニ運動会当日、皆の表情はいつも以上に気合いが入っているのは言うまでもありません。
 部屋で円陣を組み、「応援も瓶倒しもタイヤ取りもリレーも皆で頑張ろう」と伝えました。
 すると、「絶対勝とうな」「リレーはバトンめっちゃ速く回すな」と言い合っていて、胸が熱くなりました。
 最初の競技から皆の想いが伝わり、瓶倒し・タイヤ取り共に好成績で、りす組の底力に圧倒されっぱなしでした。  
 そしてリレーでは初めて「1」の旗を手にしました。今まで1度も勝てなかったりす組が続々と奇跡を起こすのにとても感激し、涙しそうになりました。勝つ喜びだけでなく、負ける悔しさも知っている皆は、更にひと回り大きく成長したのではないでしょうか。お母さん達の大きな応援も子ども達の力になりました。本当にありがとうございました。
 壁面製作は、グループで白熊とペンギンを作りました。
 すると、「めっちゃ格好良い白熊作ろう」「ペンギンだって負けないよ」と運動会モード全開の皆には笑ってしまいましたが、「僕、足作るから、体作って」などと役割り分担しながら作る皆はとても頼もしかったです。
 運動会が壁面製作などの日々の活動で少しずつ得た喜びや悔しさ、皆で協力する大切さなどをこれからも忘れず、残り半年更に成長した皆になるのを信じて、りす組皆で楽しみたいです。


■くま
 園庭の葉っぱも赤色に変わり始め、秋を感じさせられます。
 10月は音楽参観や近くの公園に虫採りに行ったり、沢山の行事がありましたが、園外保育は格別でした。
 コスモスやヒマワリを見ると、「沢山あって凄い」「綺麗」と歓声があがっていました。
 「色んな色のコスモスがあるね」と、皆でじっくり見ていると、「葉っぱがハートみたいに見える」と一人の子が言うと、「ホンマや〜」と、コスモスの葉っぱに釘付けでした。
 ヒマワリを見に行くと、「僕より背が高い」とヒマワリの横に並び背比べをしていました。周りの子も、「僕も」「私も」と皆で、ヒマワリと背比べが始まり、子ども達の無邪気な笑顔は可愛くて仕方ありませんでした。
 沢山歩いている皆に、「まだ、歩ける?」と尋ねると、「全然疲れてない」「歩ける」と頼もしい言葉が返ってきたので、「じゃあ次は、どんぐり拾いに出発!」「進行」とまだまだ元気一杯の声で答えてくれ、皆の体力に驚かされます。ポケットに入れていたどんぐりの袋を触りながら、「先生もう袋出していい?」とすぐに聞かれ、「出していいよ」と伝えると、「やった〜」と袋を持った子ども達の笑顔が輝いていました。
 どんぐりを探していると、色んな虫に遭遇しました。「あっカマキリや」の一言に、「ホンマや」とぱっと振り返ると、全員がカマキリを中心に集まっているのには思わず笑ってしまいました。
 今度こそ、「どんぐり拾いに出発」「進行」と進んでいると、「カエルや!」と大きな声が聞こえてきました。見てみると、本当に飛び跳ねているカエルがいました。怖がりもせずに捕まえようとしているのには驚かされました。どんぐりは、あまり落ちていませんでしたが沢山の虫に夢中でした。帰りのバスで、「楽しかったね」と嬉しい一言が聞けました。来月の園外保育はとんぐりが沢山ありますように!!
 先日、学園祭りのポシェットを作りました。どれにしようかと、好きな色を選び、胸を弾ませていました。お家の方々と一緒に過ごせるのを心待ちにしています。飾り付けをして可愛く出来たポシェットを持って帰ってくるのを楽しみにしていて下さい。
 今回の壁面製作のテーマが、「城」に決まりました。
 いつもみたいに、「何したい?」と聞くと、「動物園」「恐竜の町」「お城」と沢山意見が出ましたが、いつのまにか、「お城」がいいと一致団結していました。「お城に決定」と伝えると、「よっしゃー」と大喜びでした。「お城ってこんなんやろ?」と家で聞いてきたと教えてくれ子もいました。家で聞かれた方もいるんではないでしょか?完成したので、是非見に来て下さい。
 雨で延期になったミニミニ運動会、次は晴れますように!


■しか
 運動会が終わり、皆に「今度は赤対白じゃないんだよ。しかさん全員が同じチームになるよ」と、話ました。すると「え〜」と、皆満面の笑みで喜び、「しか組が勝ったらしか組に得点が入るんだよ」「やったぁ〜!絶対勝つ」と、すぐに皆の気持ちはミニミニ運動会に向けて1つになっていました。
 どの競技もやる気満々ですが、特にリレーは大好きで、そんな皆を見て、クラスで自由に遊べるように、新聞紙を丸めてバトンを作りました。それからは自由時間にも「はい!はい!はい」とクラスの殆どが1列になり、バトン回しをして、リレーごっこをして遊ぶのがブームでした。
 年長さんが外でリレーをしていると「あー、しかさんもリレーしたい!今からしたい」と、リクエストされることもありました。本当に毎日の運動会が大好きで、競技中は、言わなくても自然と、「しか頑張れ、しか頑張れ」と、応援が聞こえてきていました。
 でも、勝ちたいと、いつでもやる気満々な分、負けた日は、「今日はしかさん勝てなかった」と、残念そうでした。
 そんな皆に、「今日は勝てなくて悔しい気持ちだったよね。次は勝ちたい?」「うん!次は絶対勝ちたい」と、真剣な表情でした。「その気持ちが大切なんだよ。次は勝てるように作戦しよう」と、話し合ったこともありました。
 その次の運動会では前よりも皆が上手になっていました。日に日に皆が1つにまとまっていくのを感じ、とても嬉しかったです。
 ミニミニ運動会当日は本当に皆のやる気が最高潮でした。
 「ご飯の準備をしてから運動会行くから、着替えたら準備してから遊んでね」と、伝えていました。しばらくして部屋を見てみると、帽子を被り昼食準備を終わらせ、席に座って待ってくれていたのです。まだまだ遊んでて良い時間なのに、片付けも終わっていたのにはつい笑ってしまいました。更に、まだ着いていない3便の友達を「先生、○○ちゃんがいない!探してくる」と、もう運動会に行く気満々な皆がとっても可愛いかったです。
 お母さん方の温かい声援も皆の力となり、結果しか組が1等で、本当に嬉しかったです。皆も1等のトロフィーを楽しみにしていたので、「やったぁ〜1等のトロフィー」と、跳び上がって喜んでいました。いつも素直に一生懸命な皆が大好きです。皆、本当に格好良かったよ!
 最近は、もうすぐお祭りがあることを伝えると、「お母さんと一緒にお祭りに行ける」と、今から心待ちにしています。来月も笑顔が沢山見られるのを楽しみにしています。


■ぱんだ
 朝晩は肌寒さが感じ、園庭の木々も色付き秋らしくなってきました。風と一緒にキンモクセイの香りも漂い、「先生、何かいい匂いがするよ」と教えに来てくれる子もいました。子ども達も秋を体で感じているように思いました。
 きりん組と虫取りに行きました。
 出発する前から、「大きいバッタ捕まえたるねん!」「じゃあぼくは、もっと大きいバッタ捕まえるわ!」と張り切っている様子が微笑ましく感じました。
 公園に着くと、周りを見渡したり、虫籠の口を開いて用意したり、待ち切れない様子でした。
 虫取り開始となると、一目散に草の中に入り手で草をかき分けたり、花壇の近くを真剣な表情で探したり、皆の顔がいつも以上に輝いて可愛らしかったです。
 前日の雨のせいか、虫籠の中には、バッタ1匹とセミの抜け殻でしたが、部屋の虫籠の中に入れると、「エサ入れたろうや!」「葉っぱも入れてあげよう!」と1匹のバッタを大事そうに見守っていました。そんな皆の優しい思いが私にも伝わり温かい気持ちにさせてくれました。
 10月に入ってから、クロッカスとヒヤシンスを育てています。
 「先生!お花、大きくなってる!」「ちょっとヒゲが生えてる!」など観察しています。今では、ヒヤシンスもクロッカスも沢山の根っこが生え、少し芽を出しています。成長していく植物に毎日、子ども達がどのように反応してくれるのか楽しみです。
 20日に、「コスモスの丘」へ出掛けました。
 久し振りの園外保育に大喜びで、前日から、「先生!明日は、水筒と弁当とハンカチと袋がいるんやで!」と先に子ども達に教えてもらい、私が伝える必要もなく準備万端だったようです。
 バスを降りてから少し歩いたので、「先生まだ?」「もう、お弁当食べたい!」など口々に言う子もいましたが、コスモスが見えてくると、「うわ!コスモスが咲いてる!」「綺麗!」と皆の表情が明るくなり、目を輝かせコスモスに見とれていました。
 コスモスの丘に入ると、「コスモスのお祭りみたいだね」「違うよ!コスモスの国だよ」などの会話も聞こえ、大変感動している皆がとても可愛らしかったです。
 もうあっという間に11月ですね。来月も行事が沢山あります。  雨で延期になったミニミニ運動会は、お待たせした分だけ大きな声援を楽しみにしています。
 

■ ひつじ
 運動会、ミニミニ運動会では、温かいご声援をありがとうございました。
 ミニミニ運動会では赤、白チームではなく、ひつじ組全員が同じチームです。私はこのことを伝えるのがとても楽しみでした。
 「今日からの運動会はね、赤チームと白チームじゃないんだよ。何と…みんな同じひつじチームだよ!」と伝えると、「えぇ〜!!」「やったー!」と大喜びで、手を取り合ってジャンプをしたり、抱き合う子もいました。私も同じ気持ちだったのでとても嬉しかったです。
 それ以降、「運動会をするよ」と伝えると、「ひつじチーム?」と必ず聞かれました。自分達で、「ひつじチーム頑張るぞ」「エイエイオー!」と何度もガッツポーズをしたり、「ひつじ、頑張れ!」と手拍子付きの応援が自然と沸き起こったり、勝つと全員で大喜びする皆を見ていると、こんなに心が一つになるなんて!と、毎日感激していました。そんな日々の延長にミニミニ運動会がありました。
 いつもの皆なら大丈夫!と特別なことは何も伝えませんでした。いつもと変わらない雰囲気でのミニミニ運動会は、瓶倒しを終えて、「あれ?」タイヤ取りを終え、「あれれ?」何と最下位になってしまいました。
 最後のジュニアリレーでは、1回でも1等を取りたい!と、走る子だけでなく、テントからも更に大きな応援が聞こえてきました。しかし、願いは届かずに、見たかった皆の笑顔は見られませんでした。
 最後の合計点の玉を数えるときには、ひつじチームになってからの皆の成長を思うと胸が苦しかったです。そして、テントに行き、皆の顔を見ると涙が溢れてきてしまいました。これも一つの経験だ、友達の応援だってこんなに出来るようになった、泣くところじゃない!と自分でも情けなかったです。
 「先生、大丈夫やって!」と優しい言葉に、もうどちらが先生か分からない状態でした。そして、「ほら、虫取りに行けるやん!」の励ましの言葉に思わず吹き出してしまいました。もっと私に出来ることがあったはずだと反省も沢山ありましたが、あぁそうか、皆はミニミニ運動会だからなんて構えてなんかないんだ、午前はミニミニ運動会、午後は虫取りと、他のことと同じように楽しみにしてくれていることを改めて皆に教えてもらいました。
 帰宅してから楽しかったと笑顔で教えてくれた子、バスから降りてくるなり悔し涙を流した子、お母さん方から色々な様子も聞けました。それぞれの想いを伝えてくれたと思いますが、運動会を通して色々な感情を持ち成長していく皆を見られたのが本当に嬉しかったです。
 翌日、ある子がくれた手紙です。
 「きのうはまけちゃってざんねんだったね。でも、たのしいから、またこんどやりたいんだ」  先生もすごく楽しかったよ!またみんなで運動会したいね。


■ぞう
 今月は行事が沢山あり、様々な子ども達の表情が見られました。
 先日はみかん組と一緒に虫取りに行きました。
 虫が大好きな男の子達は大喜びで、「いっばい捕まえる!」と、とても意気込んでいました。
 虫が苦手だと伝えると、「俺が取ってあげるから大丈夫!」と頼もしさに感心していました。
 ところが、探索中に手に虫が飛んでくると、「うわあ!」と慌てて手を振り払っていて、直前の意気込みはどこへ行ってしまったのかと、思わず笑ってしまいました。
 すると「虫捕まえたで」と大きなバッタを堂々と見せてくれたのは女の子でした。「虫恐い」と嘆いていた女の子達が、「虫取ったら籠持ってるから渡してな」と見事なチームプレイを発揮していたりと頼もしく大活躍してくれました。
 園外保育でも様々な自然に触れ合いました。
 いつもの万博公園ですが、バスを降りる場所が違うため、「太陽の塔、見えへんで!」「今日はどこ行くの?」と少し不安気な表情でした。
 少し歩いていくと、一面に咲くコスモスの丘に到着し、「うわあめっちゃ綺麗!」、「花畑や」と、表情も一気に明るくなりました。
 匂いを嗅いだり、どんな色があるか探したりととても興味深く眺めている皆が可愛かったです。
 その後はどんぐり探しです。
 薄暗い木々へ入っていくと、「あっ!蛙!」と誰かが叫びました。皆が一目散に駆け寄るとピョンピョンと飛び跳ねています。
 別の所ではカタツムリを発見しました。
 肝心のどんぐりはあまり多く見付けられませんでしたが、予想外の生き物達との遭遇に子ども達は、勿論大満足でした。
 そんな帰り道、大きなカマキリを見付けました。
 園に持ち帰り、虫籠を準備していると、「カマキリ、うんちした!でもな先生、うんちが動いてる!生きてるねん」と言うので、訳が分からず何かと思って覗いてみると、なんと細長い黒い物体が勢い良く動いています。
 「卵、産んだんかな?」と不思議に思っている子や、「ミミズ?」と怖がる子など様々で、初めての体験に騒然としていました。見たことのなかった私も慌ててしまい、写真を撮りに来た主任の先生にすぐさま尋ねてしまうほどでした。
 黒い物体の正体は、うんちでも卵でもなく、ハリガネムシでした。気付かないうちに捕まえていたようです。
 皆であたふたしてしまったのは思い返すと笑ってしまいますが、忘れられない貴重な体験となりました。


■きりん
 運動会が終わり、クラス対抗のミニミニ運動会が始まりました。
 リレーや新しいルールの折り返しリレーに、初めてするタイヤ取り、どの運動会にも全力で活動してくれて、他クラスに負けることがありませんでした。運動会が終わってから勝ちたいという気持ちがより一層強くなっていた子ども達は大喜びで、勢いも止まりません。
 しかし、ついにきりん組にも惨敗する日がやって来ました。あるクラスと2度目のタイヤ取りをした日のことです。前回は手を真っ黒にさせながら何本ものタイヤを取って来てくれましたが、今回はどうしても取って来られません。
 1回戦2回戦と負け、子ども達の表情も曇り出し、まさかの4戦4敗を喫してしまいました。
 得点の玉を数え終えて、テントに戻ると、見たこともない表情をした子ども達が口々に、「悔しい!」と言っています。
 このとき、私は正直嬉しかったです。これまで、「リレー何等取りたい?」と聞くと、「2等!」と満面の笑顔で返答されたり、負けてもそれほど悔しそうな表情は見えなかったのですが、初めて本気で悔しがってくれたからです。この日、また子ども達は一回りも二回りも成長してくれたように感じました。
 1度雨で延期になってしまったミニミニ運動会もいよいよ今週金曜日に決行です。また熱い声援を宜しくお願いします。
 壁面製作では大きなかぶをテーマにグループ毎に、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみを作りました。
 最初は6人でひとつの物を作ると言っても全員が顔を作り始めたりしていたので、顔を作る人、体を作る人に分かれて分担して作るよう伝えました。すると、「じゃあ僕が顔作るわ!」「私が目作る!」「髪の毛作る!」と話し合いをしながら作ってくれました。
 絵本を参考に、「あっ帽子もいるやん!」と帽子を作ってみるものの何故かおじゃる丸のようになってしまったらしく、顔を見合わせ笑い合ったり、「犬の耳ってどんな形かな?」とジェスチャーをしながら相談したりして完成しました。  出来上がったものを並べると、皆が近寄って来てくれて、「可愛い!」と大満足の様子だったのが嬉しく、皆でハグをして喜び合っているとき、子ども達が可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。
 早いもので半年が過ぎました。きりん組で過ごせる1日1日を大切にしたいです。




       


■すいか
 園庭の木々も色付き初め、真っ赤な葉っぱやどんぐりを拾い集めてきてくれて、み仏様に飾ったりと、秋を感じます。どんぐりを見付けると、「このどんぐりさん、帽子を被ってるよ!」と嬉しそうに手に持って教えてくれました。「なんでどんぐりさん、緑色してるの?」とか「葉っぱが黄色や赤色になってるよ」と、毎日発見しては、大喜びの子ども達です。
 芋掘りの前日、「明日はお芋掘り?」と待ち切れない様子で帰って行きました。
 当日、天候も良く、長靴を履いて来た皆は、いつもより一層笑顔で登園して来てくれました。  部屋を出る前、「どんなお芋かな?」「何色かな?」「大きいのが見つかるかな?」と、会話も弾んでいました。
 バスに乗ると、大好きな「バスごっこ」を歌いながら、運転手に変身していざ出発です。  畑へ到着し、掘り始めると、皆の表情は真剣です。
 なかなか出てこなくて、少し見えてくると、「キャー!」と喜ぶ子や、「よっしゃ!」とガッツポーズをする子もいました。それからも沢山掘り続け、出て来たのは大きなさつま芋でした。
 「先生ー!お芋さん、捕まえた」と満面の笑顔で教えてくれました。子ども達の中には、「え、このお芋さん紫の色してるよ」と驚く子がいました。どうやら、じゃが芋が採れると思っていたようで、さつま芋を不思議に見付める子ども達が可愛いく、笑みが零れました。「見て」と袋を広げて採れた芋を見せてくれた子ども達の表情は、生き生きとしていました。
 壁面製作を行ないました。  ペンキ屋さんに変身して、体一杯を使って色を塗り、あっという間に青一色になりました。模造紙一面に塗っている間に、手や足までいつの間にか青くなっていても気付かず集中する皆は、まるで本当にペンキ屋さんのようです。これで海の完成です。
 海には、一人一人が作ったヨットが浮かんでいます。包装紙で飾りを付けたり、ストローや割り箸も使って、作ってくれました。
 学園祭りに向け、ポシェットを作りました。
 「今度のお祭りはお家の人と来れるんだよ」と伝えると、皆の表情が変わり、とても静かに話を聞いてくれました。
 「迷路ある?」「綿菓子食べるの?」と、夏休み最後のお祭りのことも思い出しながら、今からわくわくしています。
 ミニミニ運動会は、また子ども達の大きな成長を見ていただけたのではないでしょうか。
 これからも沢山の行事があり、子ども達がどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。



■めろん
  涙あり、笑いありの運動会、いかがでしたか。
 大勢の観客を前にいつものように出来なくなってしまったり、小さなことがきっかけで意欲が途切れてしまったりと、様々なアクシデントもありましたが、年少さんならではの可愛さばかりでしたね。
 息つく暇もなく、グループ替えをしました。
 「園長先生から素敵なメダルを貰ったね。今日は先生達からもプレゼントだよ」と、道具箱に折り紙を忍ばせ、宝探しをしました。
 「部屋の中に隠れているよ」と伝えるだけで、大歓声が起こりました。さあ、どこから探し出すかなと思った瞬間、「キャー!」の声と共に走り始めたのです。これには笑ってしまいました。
 なかなか探し出さないので、ヒントを上げると、1人の子が見付け出し、後に続けられたのでした。
 初めは、元のグループと混乱してしまう子もいましたが、昼食の時など、笑い合う新しい友達の輪を見付ける度に微笑ましく思いました。
 壁面製作をしました。
 今回は、一人一人が作った電車をグループ毎に繋げるよう伝えました。
 こちらの予想を上回り、「こっちが前だよ」「こっちも貼って」など、子ども達だけで協力する姿勢が見られました。
 線路も一人では想像しにくかった子も、友達が作り出したものから想像を膨らませ、取り組めていました。
 何より、「グループで作ったもの」という意識が持てたようで、とても愛着を持っています。
 「あれ、黄色(グループ)さんのやで」と、皆で壁面を眺めている姿は可愛かったです。
 先日のミニミニ運動会では、温かい声援をありがとうございました。
 テント下での待機のときは、いつもの笑顔を覗かせていましたが、競技が始まると少し頼もしい表情も見せてくれていたので、この短期間での成長に嬉しく思いました。
 特に、折り返しリレーでは、勢いとスピードが感じられましたね。
 最後に、笑いも忘れずに見せてくれました。
 トロフィーを代表の子がテントに持ち帰ってくると、「僕のは?」「私のは?」の声が絶えません。どうやら、一人一個貰えると思っていたようです 。
 部屋に戻り説明を聞いた後は、納得も出来たようで、皆で少し触る程度に見ていた姿が印象的でした。
 可愛らしい皆が、描画や造形遊びでは、どんな表情や姿を見せてくれるかなと今から楽しみです。


■いちご
  ついこの間まで流れる汗を拭っていた気がするのに、今では朝晩冷え込むようになりました。暑いのも苦手ですが、冬はもっと苦手なので辛い季節がやってきます。
 でも、子ども達はやっぱり元気です。スモックを着て良いことを伝えても、「寒くないもん!」と、へっちゃらです。それどころか、園庭で遊んで帰ってくると、汗を流している子もいるほどです。そんな子ども達を見ていると、私も負けてはいられない気持ちになります。
 芋掘りの日は皆朝から大張り切りでした。
 「今日長靴履いて来たよ」と見せてくれたり、「どのバスに乗っていくの?」と、久しぶりに皆で乗るバスも楽しみにしていたようです。
 バスに乗ってからは、車窓からの風景を見ながら、「ここ来たことある!」と教えてくれたり、「今日掘ったお芋で芋ご飯作ってもらう!」「大きい芋いっぱい掘る!」と意気込みを聞かせてくれました。
 畑に着くと、「うわー!葉っぱがすごいね!」と声が聞こえてきました。不思議に思いながら外を見ると、そこには確かに長く伸びた葉っぱが見えました。でも皆が芋だと思っていたのは、大根だったのです。
 「そこじゃないよ!あっちだよ!」と知らせたときの皆の顔は、「え、違うの?」と拍子抜けしたような表情を浮かべていて、思わず笑ってしまいました。大根は来月抜きに行こうね!  そして、芋の畑に移動し、芋掘り開始です。
 しかし、ずっと晴天が続いていたため、土は固くてなかなか掘れません。
 「固〜い!」、「出てこない!」と言いながらもせっせとスコップを持つ手を動かします。SOSのお母さん方に手伝っていただき、やっと芋が顔を出しました。 「わー、出てきた!」と、嬉しそうな笑顔を見せてくれたのも束の間、また嶮しい表情に戻ります。
 「取れない!」と言う子と一緒に引き抜いてみると、その大きさに驚きました。  
「わー、でっかいな!」と、子ども達も目を丸くしていました。
 「大きいね!こんな大きな芋が掘れたよ」と他の子にも知らせると、同じような大きさのを掘ろうとしてでしょうか、懸命に掘り出していました。
 掘った芋を袋に入れ、重そうに抱える様子は微笑ましかったです。
 余程疲れたのでしょう、帰りのバスでは、眠ってしまう子もいて可愛かったです。疲れたけど、楽しかったね!
 今度はあの、大きな葉っぱの大根を抜きに行こうね!


■みかん
  運動会が終わると、心機一転色んなことが新しくなりました。
 まずはグループです。
 子ども達には、「グループを変えるよ」とは言いません。皆で宝探しをします。道具箱の中にそれぞれのグループの色の折り紙を入れていて、それを探しました。
 「部屋のどこかに宝が隠れているから探してね」というと、走って探しに行きました。部屋の後ろに積んである積み木の後ろやおもちゃ箱の中、通園鞄の中を探したり、皆様々でした。
 一人の子が、「あったー」と折り紙を見付けると、一斉に道具箱を開け始めました。
 「折り紙だー」「みどり」「先生、ピンクだったー」と見せに来てくれる子も沢山いました。
 そして一度集まって、その折り紙の意味を発表しました。  「これは新しいグループの色だよ」と言うと、「やったーピンクだ」「黄色になったー」「同じグループだね」と折り紙を見せ合う子もいて微笑ましかったです。  昼食を一緒に食べるとグループ替えの意味を実感したようです。
 「○○ちゃんと一緒にご飯食べるんでしょ?」と嬉しそうに報告してくれる子もいれば、「僕はオレンジグループなの。赤じゃないよ」と前のグループに未練がある子もいて思わず笑ってしまいました。一学期に関わりの少なかった子とも一緒に遊ぶことも増えて嬉しかったです。
 次の変化は運動会です。
 ミニミニ運動会に向けて、チームも運動会の内容も変わりました。毎日が運動会の子ども達には内容が変化しても戸惑う子はいません。むしろ意欲が増していました。
 特にボーリングのピン倒しは回数を重ねると一回で倒す子が増えてスピードが上がっていました。失敗しても必至に走ってボールを取りに行っているのを見ていて、競走する意識が運動会当初よりかなり増したなと実感しました。ミニミニ運動会も沢山の応援をいただき、子ども達も喜んでいました。
 描画活動も始まりました。おしゃべり大好きな子ども達は静かに描いていますが、我慢出来ずに途中で話してしまう子も数人いました。
 ミニミニ運動会が終わるとそんな子ども達に変化がありました。「ライオン」を描いたのですが、描き始めた瞬間に今日は何かが違うと感じました。描き始めると、「しーん」と空気が変わり、一気に集中して、描くときの目も真剣でした。
 「できたー」の声や、「たてがみがいっぱいあるの」と絵の話もとひそひそと教えてくれます。運動会で思い切り発散して、集中力も増したのかなと思いました。これからの描画活動が楽しみになりました。 


■もも
 園庭の木々もいつの間にか色づき始め、秋を感じるようになり肌寒い季節がやってきました。
 運動会、ミニミニ運動会では沢山の温かいご声援をありがとうございました。  
 始まる前に、部屋でどうしたら1位になれるのか作戦会議を開きました。  「めっちゃ速く走ったらいい」「1,2の3でボール投げるんだよ」と元気に答えてくれます。
 「頑張るぞ、エイエイオー!」といつもよりパワーアップした掛け声と共にミニミニ運動会に行きました。
 普段とは違う真剣な表情が沢山見られ、胸に込み上げるものがあり、何度も涙しそうになりました。子ども達は無我夢中に走り、チームに関係なく懸命に応援してくれたもも組は、何よりも格好良く、嬉しかったです。
 初めての表彰状とトロフィーにも興味津々で、「皆が頑張ったから貰えたんだよね」と話す子ども達は笑顔で溢れていました。
 芋掘りの日程は最終日で、他のクラスが芋掘りから帰って来るのを見ていたので、「まだ芋掘り行かないの?」と待ち遠しい様子でした。
 遂に芋掘りの日がやってきて、バスに乗って出発です。
 バスに乗っていると急に雨が降ってきてどうなるかと思いましたが、皆の願いが通じ、太陽が味方をしてくれて、畑に着く頃には雨は止んでいました。
 バスから降りて畑に向かっていると、「お芋の匂いが一杯してきた」「本当だ、良い匂いだね」と皆興奮気味です。
 スコップで掘ってみると、「固くて掘れないよ」「お芋全然ない」と不安な表情を浮かべる子もいましたが、SOSのお母さん達に少し手伝ってもらうと、段々と芋が見えてきました。
 「お芋掘れた」と大喜びしている子、「なんじゃこりゃ!」と皆の顔よりも大きい芋が出てきて、驚きを隠せない子など様々な表情に目を離せませんでした。  帰りのバスの中では、「こんなに一杯お芋掘れたよ」「お母さんが芋ご飯にするって言ってた」と自分達で掘った芋の料理を楽しみにしていました。
 余程疲れたのか、寝てしまう子もいて、微笑ましかったです。
 もも組で過ごす日も残すところ半分になりました。大好きな子ども達と一緒に楽しい思い出を作っていきたいです。


■ばなな
  夏の暑さも少しずつ和らぎ、過ごし易い気候になって来ました。子ども達は登園して体操服に着替えた後、「ねぇ、お外はまだ?」と言う声や、「お外はまだお片付けの時間じゃない?」と、毎日外の様子を気にしています。「お外に行こー!」と言うと、「やったー!」と、ドタバタ足音を一斉に立てて帽子を取りに行きます。後ろ姿を見ていると、まるでバーゲンの争奪戦のようで思わず笑ってしまいました。
 「毎日が運動会」も少しずつ減ってしまうと、「今日は運動会ないの?」と毎日のように聞かれます。運動会が出来た日には、手を振り、足をバタバタとさせ、「こうやったら速く走れる!」と身振り手振りで得意げに教えてくれて、やる気満々でした。
 ミニミニ運動会前日、「明日はミニミニだよ」と伝えると、「知ってる!お母さん達が見に来てくれるんやろ?」と、得意気に答える皆が可愛らしかったです。  そして給食のとき、初めに皿をピカピカにした子が言いました。
 「俺全部食べたから、明日めっちゃ速く走れるわ!」
 それを聞いていた子ども達の表情が一瞬で変わりました。今までお喋りをしていた子も急に話を止め、一気に食べ始めたのです。これぞ魔法の言葉ですね。運動会に対する熱い思いが伝わって来て嬉しかったです。
 ミニミニ運動会当日、優勝は出来なかったけれど、もらったトロフィーと賞状に大満足のようでした。部屋に帰ると、「楽しかった〜!」と言う声が沢山聞こえて来ました。その言葉を聞けて、私も大満足です。そしてトロフィーは、御仏様にも見えるようにと横に置きました。
 ふと見ると、御仏様の周りに数人の子ども達が集まり、トロフィーを眺めていました。すると、「綺麗やなぁ〜、みとけ様(御仏様)と一緒の色や!」と呟いていました。可愛さと面白さで思わずクスクスと私が後ろで笑っていたのは、言うまでもありません。
 虫取りに行きました。
 「どんな虫がいるのかなぁ?」と尋ねると、「バッタ!」「絶対カマキリ捕まえる!」と、興奮気味に教えてくれました。
 公園に着くと年長組にも負けず、「あ!バッタおった!」「コオロギや!」と、必死で虫を捕まえようと前屈みになって追い掛けていました。虫も全力で逃げるので、虫と追い駆けっこをしている子があちらこちらに続出です。何とか捕まえると、そっと虫籠に入れて持ち帰りました。部屋の虫籠に入れると、近過ぎる位に顔を寄せ、じっと見つめている様子がとても可愛らしかったです。
 来月も行事が盛り沢山です。今月とはまた違う皆が見れるのを、楽しみにしています。




      


■ぶどう
 すっかり肌寒くなって来たので、登園の時に着れるようにスモックを持ち帰し、「朝着て来ていいよ」と鞄に入れると、「寒くないで」と突き返してしまう勢いです。
 そう言えば、朝着て来ても、「脱ぐ!」と言って、元気に体操服で遊んでいます。遊ぶのが大好きな子ども達は寒さなんて、へっちゃらのようです。
 先日あひる組の友達に手を繋いでもらい、近くの公園迄虫取りに行って来ました。
 公園の中でもあひる組の子ども達が、「行こ!」と声を掛けてくれ、気付けば教師の回りには誰一人残っていなくて、周囲からは楽しそうな笑い声が響いていました。
 途中ブランコで遊ぶ子がいて、私の出番かなと近寄ろうとしたら、あひる組の子に、「駄目だよ!」と言われるとサッとブランコから降りて虫取りに行ってしまいました。今回は出番がなかったのでバッタを2匹捕まえて、皆に喜んでもらいました。
 あひる組のお兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとうございました。  芋掘りに行く日の朝は、「おはよう」よりも「芋掘り行くんでしょ?」が挨拶になり、とても楽しみに登園して来てくれました。
 普段なら自由時間に外へ遊びに行ってなかなか帰って来てくれない子ども達も、「芋掘り行くから帰って来て」と声を掛けると、「芋掘り行くの?」「早く行きたかってん」と直ぐに戻って来て、カラー帽子も被りあっと言う間に準備完了でした。
 「先生、まだ?」と言われ慌ててバスに乗り込んだものの、子ども達のスコップを忘れそうになり、皆にバスの中で謝る一幕もありました。
 「出発」「進行!」の掛け声で出発しました。
 前日の雨で土も柔らかかったのですが、掘っても掘っても芋は現れません。
 「先生、芋がない!」「先生、掘ってー!」とブーイングが聞こえてきたとき、SOSのお母さんやお父さんの大きなスコップで土を掘り起こすと、「あーあった!」と、芋を見付けるやいなや、一心不乱に掘り出す子もいました。
 泥だらけの芋を触るのが嫌でなかなか持てない子もいましたが、袋に入った芋を、「大きいでしょ」と見せてくれた子ども達の笑顔はキラキラ輝いていました。
 重い袋をバスから部屋へ運ぶときも、誰も、「先生持って」など言う子はいませんでした。小さい子ども達にとってはかなりの重さだったはずなのに、その頼もしい姿はとても格好良かったです。