■あひる
 寒さも身に染む季節となりました。あひる組のすぐ傍にある木々も赤や黄色に紅葉し、その落ちた沢山の葉っぱは、み仏様にお供えされています。
 そんなみ仏様の前で、手を合わせて何かお願いごとをしている子がいました。  「明日のリレー、勝てますように」と何度も何度も手を合わせてつぶやいていたのです。それを見ていた他の子も一緒に手を合わせ始め、その様子は微笑ましく、とても温かい気持ちになりました。
 そうです!いよいよリレー大会に向けて、準備が始まりました。リレーのチーム名を決めるのも真剣そのものでした。
 「世界に一つしかない名前を考えてみよう!」とキャラクターなどにならないように話をしました。するとあるチームから、「決まった!」とすごい勢いでこちらを見つめ、早く聞いてと言わんばかりです 。
 「どんな名前になったの?」「みほとけさま!」「み、みほとけさま?!」  私は少し驚いてしまいましたが、決まった理由が、「守ってくれそうだから」です。他には、「かみさま」「どらごん」「はやい」です。どの名前も子ども達が真剣に考えました。その分思い入れも強いはずです。リレーを行なう度に絆も深く強くなっています。リレー大会をぜひ楽しみにしてて下さい。そして、熱い応援を宜しくお願いします!
 今月は何枚も絵を描きました。一枚を描き上げるのに、驚くほどの時間が掛けらています。それだけ細かいところも丁寧に、そして気持ちが込められている証ですね。
 「○○君はこの絵を講堂に飾るよ」「え!やった!」と目を輝かせて喜んでいました。
 「今から名札を書くよ」「ドキドキする!」
 年長になると、描画展示の名札も自分で書きます。「ゆっくり書いていこうね」「う、うん」緊張するのも仕方ないです。水性ペンで書くので、いつも鉛筆で書くように消しゴムは使えません。
 「いいよ!その調子だよ!上手!」一文字書き終わる毎に、「ふ〜」と息を吐くほど一生懸命な様子は胸が熱くなるほどです。私も力を込めてしまうので、一緒に息を吐いたのは言うまでもありません。自然に子ども達も集まり、名前を書いてる友達に向かって、「頑張れ!頑張れ!」コールが鳴っていました。「私もう書いたけど、緊張したもん!」と気持ちを共感しながら、友達を応援する皆を誇りに思います。書き終わると、「やったね!」とハイタッチをして、その表情は皆喜びに満ち溢れていました。
 子ども達の思いが沢山込められています。描画展示では、絵だけではなく、名札もじっくり見ていただきたいです!  


■つばめ
 緊急事態発生です。担任の先生が動けません。 申し訳ないことに、休んだり遅刻したりと沢山迷惑をかけてしまいました。
 「ギックリ首?ギックリ肩?」と尋ねられ、急に動かなくなっちゃったと話していると、「大丈夫だよ!長谷川まり先生がいるから!」とにっこり笑顔の子ども達です。そうなんです。今月から実習生が来てくれていたのです。偶然にも同じ名前で、「は」から始まるのも一緒で、兄弟?と尋ねて来る子もいました。「長谷川まり先生」はつばめ組のもう一人の立派な先生でした。
 今月に入り、毎日沢山絵を描いて来ました。絵の具での彩色も今までに何度も行なって来たので、この時期にはチューブの絵の具がよくなくなります。なくなれば先生に言って新しい物を渡してもらうのですが、私が首を押さえながらかがんだり立ったりしていたからでしょう。長谷川先生も水分調整を見るのに飛び回っているときでした。子ども達は、「先生来なくていいで。取りに行くわ」と自分から絵の具を受け取りに来てくれました。
 水の入ったバケツの間を歩いて来てもらうのはヒヤヒヤ物なので、ありがとうの気持ちだけ伝えると、絵の具の受け取りを今度は長谷川先生に頼んでいました。そんな気遣いに皆の優しさを感じ、「うわーん!ありがとう!」とありったけの気持ちを叫ぶと、笑い声と共に、「先生、静かに!皆絵描いてるときやから!」と普通に返って来ました。
 昼食準備も片付けも長谷川先生と皆でバッチリでした。絵の具や造形遊びの準備や片付けも全てにおいて皆で連携プレーを見せてくれました。
 「畑先生用」と昼食時には椅子も用意してくれ、弁当箱の蓋も開けて用意してくれていました。
 「無理してない?」「何でも言ってね」「今日はマシ?」とまるでお母さんです。皆の優しさに沢山触れられて、首を痛めて良かった?いいえ、嘘です。皆に甘えてばかりの毎日に一日でも早く卒業しなければ!
 リレーも再び始まり、大会に向けて新しくチームも決め直し、エイエイオーの雄叫びも復活です。
 その前に描画展示がありますね。テーマ毎にそれぞれの思い出があります。
 「引っ掻くように描くと沢山塗れるよ」と自分達で発見したことを教え合った日、皆はコンテが上手になりました。
 絵の具の水分調整も回数を重ねる度にコツを掴めるようになりました。
 描画中のシーンと静まり返る部屋の様子はそのときに職業体験で来ていた中学生も驚くほどでした。
 ときには友達の作品を見て拍手が起こったり、「良いね〜」と誉め合いの声が飛び交いました。一つ一つが思い出です。一人一枚、とびきりの自信作を見ていただけるのを皆で楽しみにしています。それぞれの思いがどうぞ伝わりますように。
 最後になりましたが、今月はご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。


■ぺんぎん
 心地良い秋晴れに温かくなったぺんぎん組横のスロープでは日光浴をする子ども達が増えています。勿論、私も一緒に大の字で秋を感じています。
 どんぐり拾いに南千里公園へ行きました。前回の小振りとは違い大きなどんぐりには何度も歓声が響きました。今回も欠席した子に、「一番大きいのあげる!」と優しさも沢山くれました。
 山頂では男女に別れて山彦対決です。
 どんぐり山からか、女の子は、「トトロ〜」と叫びます。そして、「ととろー」と微かに返ってきた声に、「今の先生やろ?」と嘘も付けないほどの眼差しで睨まれます。
 可愛らしく叫んだ女の子と違って、男の子は何故か、「お化け〜」と精一杯の声を響かせていました。そして、「おばけー」と微かな声を出した後は女の子の痛い眼差しに遭いました。「ごめんなさーい!」
 「中学生はこんな静かに描かないですね」
 静寂した描画の活動中に聞こえた声に皆が振り向きます。
 「中学生よりも静かに描いてるってこと?」「格好良いね、僕達!」
 職業体験に来た中学生にこの静けさについて尋ねると、そう返ってきました。参観でも感じられたと思いますが、あのときよりも更に集中力は伸びています。
 「毎日が運動会」から一転して、「毎日が描画」になり、こんなにも集中できるのかと感心する日々でした。
 教師の投げ掛けた言葉が一枚の白紙をその子独自の世界へと変えてくれます。学ばされることも多くありますが、一枚一枚に、一人ひとりの成長も見られ、日々自信を持って描いていく様子が私も楽しみの一つでした。
 描画展示も始まりましたので、是非足を運んで下さい。
 「先生、外の木が秋になってきたで」
 あの青々とした園庭の木々は、いつの間にか色付き、日の流れの早さに気付かされます。
 部屋のみ仏様には落ち葉と共に、リレーのバトンとアンカーのはちまきが供えられています。
 バトンは園の物ではなく、「先生、バトン作ってきた!」と言って持ってきてくれた子ども達の手作りのバトンです。
 リレー大会が近付いてきました。新しいリレーチーム替えに、「わぁー!燃えてきた!」と握り拳を掲げて闘志を現す子もいました。ミニミニ運動会で見せてくれた団結力を楽しみにしていて下さい。
 そして来月は餅つきに、造形最終参観もあります。
 最後の二学期をお母さん方も一緒に存分に楽しんで下さい。お待ちしています。


■うぐいす
 気が付けば、もう12月です。時が経つ早さに驚きを隠せません。
 同時に、「ありがとう拍手を」「待っててね」を歌う季節になりました。
 歌詞カードを黒板に貼ると、「この歌、知ってる!」「お兄ちゃんが歌ってたもん」「バスで歌ったことある」と、大人気で子ども達にとっては年長でしか歌えない憧れの歌になっているようです。生き生きとした表情で歌うみんなを見ていると、嬉しい反面、「卒園が近付いているんだ」と実感して寂しくなってしまいます。
 久し振りに千里南公園へ出掛けた園外保育では、「どんぐり沢山取るぞ!」と意気込んで出発しました。
 バスから降りると、早速どんぐり拾いを始めます。  
「先生、休んでる子の分」「これあげて」と、自分の袋に入れる前に私の所へ集まってくるのです。出発前に、休んでいる子がいると知ったみんなは、ちゃんと友達のことを考えてくれていたのですね。差し出されたどんぐりを袋に集め、みんなの優しさに胸が熱くなりました。
 「松ぼっくりもあったら喜ぶんちゃう?」「帽子かぶってるどんぐりもあったで」と、何度も何度も私を見つけては掛け寄って来て、袋に入れてくれました。
 「喜んでくれるかな?」と、顔を見合わせ、袋一杯になったどんぐりを確認しに来るみんなの表情は頼もしく感じられました。
 昼食を食べ、園に戻ると、みんなが集めたどんぐりは洗面器一杯になっていました。洗面器を囲む姿は今でも忘れられません。
 欠席していた子が登園すると、みんなは拍手をして喜んでいました。
 そして、どんぐりをプレゼントされ、照れながらも、「ありがとう」と返し、「どういたしまして」と胸を張って返す表情が可愛くて仕方なかったです。
 「友達のために」と、考えてくれたこと、その優しい子ども達の想いが忘れられない思い出になりました。
 12月になると、子ども達が楽しみにしている行事がまだまだ沢山あります
。  造形遊びでは、「お母さん達を招待しよう」と、日々みんなで考えを出し合い、協力して取り組んでいます。
 リレーでは、新しいチームになり、走順も何も言わなくても自分達で話し合いが始まり、作戦会議が開かれます。自由時間も、バトンを片手にリレーが始まるほど、気合いが入っています。
 どちらも楽しみにしていて下さい。子ども達ひとりひとりの力が出し切れるよう、お母さん達の力一杯の応援で背中を押してあげて下さい。宜しくお願いします。


■はと
 寒さが増し、冬の訪れを感じます。しかし子どもは風の子、厚着になっていく教師をよそに、寒さなど感じさせない表情で元気一杯に遊んでいます。
 11月1日には人形劇を見に行きました。
 前日から、「パン持って行くんやろ?」や、「水筒、持って行っていい?」、「ピーターパン見るんやろ?」と聞かれ、とても嬉しそうでした。
 当日はいつもの遠足と違い、通園方法で固まって行きましたが、前日に伝えていたので、「先生だ!」と会場で私を見つけると笑顔で手を振ってくれて頼もしさを感じました。さすが年長さんですね。
 2部で構成されていたので、前半に違うと気付いた子が、「ピーターパンは?」と心配していましたが、「この次にあるよ」と伝えると、「え〜、2つも見られるの?」と喜んでいてとても可愛いかったです。
 園では着ぐるみを着た劇を普通に、「劇」と呼んでいるので、「人形劇ちゃうやん、劇やん!」と言う子がいて、本当だ!と私も思ってしまいました。しかし話が始まると、その世界に入っていき、笑ったり驚いたり可愛いかったです。
 昼食はバスの中でしました。バスの中だと嫌がるかな?と心配しましたが、いつもと違い、バスの中で食べられることが嬉しかったようで、「見て、もう食べた」や、「ここに(飲み物を)置けた」と楽しそうでした。
 造形活動は、大好きですね。
 11月に入って、「今日は」と言うと、「造形?」と聞かれ、「え?もう?」と驚く程早くてビックリしました。「9日にするよー」と伝えると、「ヨッシャー」と喜んでいて、ホッとしました。
 壁面製作の「遊園地」から発展させて何を造るか話し合い、取り組みました。お化け屋敷、レストラン、お土産屋さん、ゲームセンターに決まりました。
 「何で造るか知ってる?」と聞くと、「木やろ?!知ってんで!」と口々に言います。ベニア板と木片を釘で打って繋げていくので簡単ではありません。しかし大好きなんですね。「無理」や、「出来ない」と弱音を吐くことなく黙々とする姿や、苦戦している子がいたら得意な子が少しして、「はい」と交代するグループもあり、「凄いな」と感じ、上手く導いていかないと駄目だな、と改めて感じました。  
 年中のときと違い、設計図を描いて取り組んでいます。話し合いを重ね、最初の頃よりも、「これを作ろう!」と役割分担もして取り組んでいます。最終参観を楽しみにしていて下さい。


■かもめ
 朝晩の冷え込みが増してきました。園庭の木々も葉を落とし、冬を迎えようとしています。子ども達は寒さにも負けず、「スモック脱いでいい?」と聞いてくる子さえいて、驚いています。
 今月最初のイベントは人形劇観劇でした。
 クラス毎ではなく、バス便毎に園を出発したので、劇場で皆に会うと、いつもより張り切った様子で挨拶してくれました。
 開演すると、目を輝かせ、歌のお姉さんや動物達に合わせて踊ったり歌う皆が可愛く、私はそんな皆をここぞとばかりにじっくりと観察してしまいました。目が合うと恥ずかしそうにして、手の動きが小さくなる子ども達もまた可愛かったです。
 ピーターパンの劇では、真剣な表情で作品を観ながら、毒入りのジュースを飲もうとした人形に、「ダメダメ!」「あーーっ!」と身を乗り出し、「だからダメって言ったのに」と、肩を落としたり、開いた口がふさがらない子もいて、皆の純粋さに思わず笑みがこぼれてしまいました。
 帰りはクラス皆が揃って観光バスに乗り、「大人になった気分」と言いながらパンを食べて帰りました。帰りはあっと言う間に園に着き、「近道で帰ってきたん?」と驚くほど、楽しい道のりはすぐに終わってしまいました。「また行きたい」「可愛かった!」と大満足で、私もいつもと少し違う皆にも出会えて素敵な思い出となりました。
 学園祭り、大根抜き、どんぐり拾いなど、様々なイベントも次々と終わっていきます。今年も後1ヶ月ですね。
 2学期最後にはリレー大会が待っています。チームも新たに張り切る皆ですが、結果がなかなか伸びず悩んでいるとき、「諦めずにやろう」「でも楽しいよな」と言う声が聞こえました。全てのレースで最下位だった日もあり、もしかしたら諦めているのかと思ってしまったことに申し訳なく思い、作戦を考えなければと思わずにはいられませんでした。子ども達は、「順番変えていい?」「○○君アンカーしてもらうわ」と積極的で、走り方やバトンの渡し方も、「わかってる!こうやろ」と実践してくれるのです。気持ちは負けていません。
 そして前回のリレーでは、1位をとったチームがありました。皆で喜び、応援にも力が入ります。 次のチームが走り出すと、聞こえてきたのです。「がんばーれ!○○!がんばーれ!○○!」と、友達が走る度に名前を変えて応援しているではありませんか!子ども達だけで考えたのでしょうね。皆が声を揃えて応援しているのを見て目頭が熱くなりました。負けて悔しい思いを何度も経験した皆だからこそ、得るものは大きいのだと、皆は知っているのです。そこにお母さん方の応援が加わるとすごいパワーになるに違いありません!宜しくお願いします! 




 



       

■ひつじ
 先日、初めて皆で縄跳びをしました。
 年長児がしているのを見ているからか、「先生、もうすぐ縄跳びする?」「早くしたい!」と、とても楽しみにしてくれていました。
 前日にそのことを伝えると、「僕、持ってきてない」「私も!」と持ってきた覚えのない子ども達がパニックになりました。兄弟がいて持っている子以外はもちろん新しい縄跳びを用意しているのに、慌てる様子に思わず笑ってしまいました。
 「大丈夫、先生、みんなの縄跳び持ってるからね」と伝えたときの安心した表情がまた可愛かったです。
 一人ずつ名前を呼んで手渡し、受け取った子から靴を履き替えて廊下に並びました。
 すると、人数が減っていき、まだ呼ばれていない子の表情が徐々に変わってきました。更に残りが数人になってくると、不安な表情に変わり、呼ばれた子は安堵の表情さえ浮かべるのです。自分の縄跳びが本当にあるのか心配だったのでしょう。いたたまれなくなり、残り全員同時に呼びたいほどでした。「ちゃんとみんなのあるからね!」と伝えながらようやく渡せて、全員が笑顔になったときには私もほっとしました。
 縄を跳べるようになるよりも、親しんでもらえるように遊びました。
 縄で輪を作り、「ぐーぐーぱーぱー」と二足跳びのジャンプをしました。徐々にスピードをあげると、「きゃー!」と、それだけでも歓声が上がります。
 一番歓声が大きかったのは、綱引きでした。
 二人組になり、「よーい、ピー」で力一杯引き合いました。「沢山引っ張った人の勝ち!」という曖昧な判定にも、「やったー!」と全員が喜んでくれてとても可愛かったです。  他にも沢山遊びましたが、自分の縄というだけで特別なのが伝わってきました。
 その日から自由時間に、「外に行っていいよ」と伝えると縄跳びを持って園庭に飛び出して行く子が増えました。
 ある日には、いつもの癖で、「片付けるよ」と伝えると、「玩具、出てないやん!」と、突っ込まれました。そうです、室内で遊んでいた子がいなかったのです。室内遊びを好んでいた子さえ、自分の縄跳びの魅力の方が勝ったようです。元気に外で遊ぶ様子は子どもらしく、やはり嬉しいです。
 造形遊びが始まりました。夢中で活動してくれ、「片付けよう」と伝えると、「えぇ〜、まだしたい!」と、毎回言われます。
 先日、「今度お母さん達が遊びに来てくれるんだよ」と伝えると、「やったー!」と、とても喜んでいました。そして、「すっごいの作ってびっくりさせる!」「もっとごはん用意しないと」と、更に熱気が増したのです。お母さんの力はすごいなと改めて感じました。どんなものが出来ていくのかとても楽しみです。最終参観では、お母さん方も子ども達と一緒に思い切り遊んで下さいね!


■ぞう
 すっかり寒くなり、上衣を着て登園する子も増えてきました。部屋に入ってもなかなか着替えられずに、「寒いよー」と立ち止まっている子もいます。しかし着替えが終わると、先程までの様子がウソのように、「先生!外で遊んでくるね」と園庭へ飛び出していくのは、やはり子どもらしいなと感心してしまいます。
 先日は南公園へ行きました。
 前回の万博では殆どどんぐりを見付けられなかったので、行きのバスから、「今日はいっぱいあるかなぁ」と不安げな表情でした。
 到着し、荷物を置いて探検に出発です。
 山を登ると、「あ、どんぐり!」、「こっちにもあるよ!」とすぐに聞こえてきました。今回は一面にどんぐりが落ちていて、拾い放題です。かがみ込んで地面を向いて、何個も夢中で拾う皆が可愛かったです。
 「前は全然なかったけど、今日はいっぱい取れて嬉しかった!」と大満足で、「これお母さんにあげる!」と優しい一面も見られました。
 笑顔で山を降りていくと、お地蔵様が見えました。皆すぐに駆け寄っていき、「今日怪我しないように見ててね」と、目を瞑って手を合わせる皆は見ていて微笑ましく心温まりました。
 美味しい弁当のあとはクラス対抗でリレーをしました。久し振りのリレーに気合いが入ります。
 「僕もやる!」と参加者は増え、ぞう組だけで2チームを結成しました。笛の合図で一斉に走り出します。真剣な表情を見ていると運動会を思い出し応援にも力が入ります。結果は見事一位で皆大喜びでした。
 リレーが終わっても追い掛けっこや、だるまさんが転んだなどをして走り回る皆は本当に元気だなと驚かされました。
 今月は造形活動も始まりました。
 段ボールが届いたときから、「またお店屋さんごっこ出来るの?」と楽しみにしていました。去年のことをきちんと覚えていて、何をしたいかもすぐに決まりました。
 年少と違うのは、それぞれ話し合い製作しているところです。
 「ここレジにしようか」、「テーブルどこに作る?」と友達と協力しながらどんどん進めていきます。完成まであと少しです。最後の参観も楽しみにしていて下さいね。
 先日初めて行なった縄跳びに、子ども達は夢中です。その日の昼から、「外で縄跳びしていい?」と殆どの子が縄を持って遊びに行きました。これからが楽しみです。


■きりん
 「孫悟空するんでしょ?」  発表会のクラステーマがついに発表された次の日、何人もの子が嬉しそうに聞いてきてくれました。子ども達のワクワクした表情を見ると私も嬉しくなり、早速絵本を読みました。
 「そんごくう」
 そう言った瞬間、「そん・ごくうやろ?」「えっ!そん・ごくうやん!」と、突然子ども達にイントネーションを指摘され、つい言い合っていると可笑しくて久し振りに笑いから抜け出せないくらいに笑ってしまいましたが、読み始めると集中して聞いてくれました。
 読み終えると、「発表会楽しみになってきた!」などと言ってくれるのかなと少し期待していたのですが、「ドラゴンボールかと思ってたのに!」なんて言われてしまい、また大笑いさせてもらいました。愉快な子ども達と一緒にする発表会が今から楽しみです!
 11月は沢山の絵を描き、日を重ねる毎に絵の具の使い方も本当に丁寧になり、改めて成長を感じさせてくれました。
 描き終わると、「先生、床拭いていい?」と雑巾を持って来て拭いてくれる子が沢山いて、私は2学期に入ってから床を一度も拭いていないことにも気付かされました。
 また、パレット・筆・バケツも洗い、さらには水道周りまで綺麗にしておいてくれるので、私がいなくても大丈夫だなと思っていた矢先に、身内の不幸で2日間休ませていただきました。
 木曜日金曜日と休み、月曜日の朝は、来る子来る子が、「先生、おはよう!」と皆から爽やかな挨拶をしてくれ、「先生、心配してたんだよ!」「僕も!」「お化け屋敷の絵の具上手に塗れたからまた見てね!」と笑顔で心温まる言葉を掛けてくれる皆を見ていると、つくづく私にとって子ども達は元気の源だと感じました。早いもので残り4ヶ月になってしまいましたが、1つ1つの行事を皆と楽しみたいです。
 そして今まさに一緒に楽しんでいることと言えば、造形遊びです。
 話し合いで4つの店が決定し、どの店にするかは自分で選びスタートしました。  「ドア一緒に作ろう!」「それ良い!」と友達と協力して作っている声も回数を重ねる毎に沢山聞こえてきます。
 ときには、「遊ばないで作って!」と注意する声も聞こえてきます。1人ではなく、友達と力を合わせて1つのものを作る楽しさや喜びを実感してくれることでしょう。12月8日の最終参観までまだまだ作り込んでいきます。是非楽しみにしていて下さい!


■りす
 秋の訪れと共に、クラスのみ仏様の前には毎日のように、贈り物が飾られています。どんぐりや落ち葉を両手一杯に持ってきては、「み仏様に飾ってあげるんだ」「み仏様喜ぶかな?」と供えていたり、手を合わせてお願いする子もいて、いつも心温まります。きっと皆のことを守ってくれているよ。
 先日皆で縄跳びをしました。
 1ヶ月ほど前から私のコーナーの奥に縄跳びを隠し持っているのを知っている皆は、「いつになったら縄跳びするの?」「早くやりたい!」と心待ちにしていてとても可愛いかったです。
 そして、「ジャーン!今日は縄跳びをするよ」と言った瞬間、大歓声が上がりました。だってやっと自分だけの縄跳びをもらえたのですから。
 園庭で縄を回したり、綱引きをしたりと沢山遊びました。
 その日の帰りから、「先生、今日縄跳びやっていい?」「今日持って帰っていい?」と大人気で、園庭で縄跳びで遊んでいて、部屋は静まり返っていて少し淋しくも感じますが、早く真っ白の縄が真っ黒になって跳ぶ皆をみられるのを楽しみにしています。
 造形遊びも始まりました。
 沢山の意見が出ましたが、「くら寿司」「洋服屋さん」「水族館」「マクドナルド」に決定しました。
 くら寿司では、「回る所作らないと」「水道も出来た!」「お皿5枚入れたら玩具出て来るんやで」と作りたい物を皆で言い合って、「俺看板作るから、机作って」と分担もしっかり出来るんだなととても頼もしかったです。
 洋服屋さんは、さすが女の子です。沢山の生地を組み合わせて、「こっちの方が可愛いよ」「ここにポケット付けよう」と皆の頭の中にデザインがしっかりあるようで、本物のデザイナーと勘違いしてしまうほどです。
 水族館の目玉は、ジンベイザメです。
 ジンベイザメが大きくて、「水槽に入りきらないよ」と悪戦苦闘中ですが、アイディアを出し合って作る皆は輝いていて完成が楽しみです。
 マクドナルドも、野菜を切ったり、ポテトを作ったり、「パン作らないと」と大忙しで、準備を進めています。
 年少のときとは違い各コーナーで必要な物を考えて作っていて、成長を感じ嬉しいです。  
 「片付けるよ」と伝えると、「まだ全然できてない」と返ってきて、本当に夢中な証拠ですね。きっとお母さん方を招待するときは、可愛い店員さんが迎えてくれますよ!そのときまで楽しみにしていて下さい。それまでは私一人があちこちに招待されて楽しんでおきます。


■くま
  11月に入り寒さも本格的になってきましたが、皆の大好きな園外保育がありました。
 千里南公園に着くと、「今からどんぐり拾いに行くの?」「一杯あるかな?」と、鞄からすぐにどんぐりの袋を出して、準備万端でした。そんな期待に応え、すぐに出発しました。
 山を登り、ふと後ろを振り返ると、皆の帽子しか見えません。一所懸命、下を見てどんぐりを探しているのです。どんぐりを見つけると、小走りで拾いに行ったり、「ここに一杯ある〜」と必死な子ども達はとても可愛かったです。
 「帽子を被っているどんぐり見つけた」「赤ちゃんどんぐり」「王様のどんぐり」と笑顔一杯で会話が繰り広げられていて、思わず笑ってしましました。
 その後、芝生の所に戻り、皆で輪になって食べた弁当は、格別でした。  先日初めて縄跳びをしました。  
「じゃーん今日は縄跳びするよー」と皆に伝えると、「やったー」と喜ぶ子、「出来ないかも」と不安な子もいましたが、「最初は縄跳びを使って遊ぶだけだよ」と言うと、笑顔で園庭に飛び出して行きました。
 最初に縄跳びで丸く置き、グーグーパーパーと跳びました。
「簡単」「出来たよー」と、皆の表情は輝いていました。「次は何する?」と、やる気満々でした。
 いくつか遊んで部屋に戻ると、「次はいつできるの?」と質問攻めです。「これからは、自由時間にいつでもして良いよ」と伝えると、「やった〜お弁当食べたら行こう〜」と、もう縄跳びに夢中です。
 それからの昼の自由時間には、皆のコーナーに片付けてある縄跳びが殆どないのです。縄跳びの虜になったようです。
 造形遊びは参観後もまだまだ続いています。
 年少と違って、初めに何を作るのかを皆で話し合い、各コーナーに分かれて活動しています。
 ドーナツ屋、たこ焼き屋、映画館、家、電車の5個のコーナーがあります。
 「お客さん来るからメニューがいる!」とメニューを書いたり、しっかりコーナーで話し合い作っていて、感心させられます。各コーナーのドーナツやたこ焼き、ポップコーンも作っています。
 電車は、乗車する切符や改札を作っています。
 家は、シャワーを作ったり、お客さんのためにご飯を作ったり、可愛い家になってきています。
 日々、造形物は大きくなり、本物に近づいてきています。
 「もうすぐ片づけの時間だよ」と伝えると、「え〜もう?」と毎回のように大ブーイングです。でも、それだけ集中してくれてるんですね。
 「今度お母さん達が遊びに来てくれるよ」と伝えると、「やった〜」と大はしゃぎでした。
 最終の参観日を楽しみにしていて下さい。


■しか
 寒くなってきましたが、まだまだ半袖で元気に遊ぶ子ども達に毎日パワーをもらっています。
 先日初めて縄跳びで遊びました。
 前日に、縄跳びで遊ぶことを伝えると、「やったー」「えー大きい組さん持ってやつやん」と、皆立ち上がって喜んでいました。
 縄跳びが出来ないと、心配だった子もいましたが、「跳べなくてもいいよ。縄跳びの遊び沢山考えてきたよ」と、伝えると笑顔になり、園庭では、「先生見といて!上手に出来た」「グーグーパーパー」と、口で言いながら跳んでいました。
 その日の昼休みから、「先生、外に行ってきていい?縄跳びも持って行っていいん?」と、聞き、返事すると、「よっしゃー!縄跳びしよ」と、殆どの子ども達が外へ行っています。
 特に、2人で縄を絡ませて、綱引きをするのがブームで、外に行くとしか組が固まって引っ張り合って、まさに綱引き大会のようでした。とても微笑ましかったです。
 12月に入ると、毎日、マラソン、縄跳びが始まるので、皆の笑顔が見られるのが楽しみです。
 造形遊びも始まりました。年少のときも作ったのを皆覚えていて、しか組でも店屋さんごっこをすると話をしたときから、とてもやる気満々でした。
 最初にどんな店を作るかクラスで話し合い、たこ焼き屋さん、パン、ケーキ屋さん、お化け屋敷、マクドナルドに決定しました。
 それ以降、「店屋さんごっこするよ」と言うと、「やったぁー」と、歓声があがります。
 今は、それぞれの店に分かれて内装を中心に作っています。
 「ねぇねぇ、これでレジ作ろっか」「ここをオーブンにしない?」と、相談したり、「あっそれいいね。僕はこっち作るわ」と、きちんと、話し合いながら作っています。
 他には、「あっ、今、キャンペーン中だから、くじ引きひけることにしよう!」と、くじ引きが出来たり、「お化け屋敷は暑いから扇風機つけよ」など、発想がとても面白いです。これからどんな店になるのか楽しみで仕方ありません。  最近では、マクドナルドにポテトが出来たり、パン屋さんの棚にパンが並んできたり、少しずつ出来上がるにつれて、子ども達も、「よし!店っぽくなってきた〜」「造形めっちゃ好きになってきた」と、皆で協力して作ることが、楽しいと、感じてくれているのが伝わり、とても嬉しいです。
 今度、お母さん達が、お客さんで来てくれることを伝えてからは、今まで以上に張り切って活動しています。最終参観の日、店員になりきる皆を想像するだけで、私もワクワクします。是非楽しみにしていてください。


■ぱんだ
 風が冷たくなり、思わず外に出ると、「寒い」と口にしてしまうのは私だけでしょうか。半袖の子ども達に、「寒いからスモック着てね」と言うと、「全然、寒くないから着なくていい!」と言います。
 ある子は、「風が気持ちいいねん!先生も半袖になったらいいやん!」と逆に半袖になることを勧めてくれましたが、寒すぎて、風に強い皆のようには、なれませんでした。園庭で元気に遊ぶ皆を見ていると心は温まり、私も元気をもらっています。
 17日、千里南公園へ遠足に行きました。
 前々日から持ち物の確認をし、遠足の話をする度に、皆が笑顔になりとても可愛らしかったです。
 そして、当日、バスに乗り到着すると、すぐに鞄の中から、どんぐり袋を取り出し、ポケットに入れました。
 「めっちゃ一杯拾ったるねん!」「大きいの見付けるわ!」など口々に意気込みを教えてくれました。
 山をどんどん登ると、「あ!あった」「大きいの見付けた」「見て!帽子被ってる」など大興奮のあまり、可愛い皆を見ながら一人でにやけていました。
 一つ一つのどんぐりを見ていくうち、「細どんぐりや!」「見て!これは太っちょどんぐりやで」「「細マッチョもある!」など、どんぐりの特徴を見て名前を付けていました。「先生も太っちょどんぐり見付けたよ!」と言うと、「それは、細マッチョやで!」と言われてしまい思わず笑ってしまいました。
 山を下って行くと、何人かが少し興奮気味に、「先生!来て、み仏様がいる」と教えてくれたので行ってみると、小さな神社がありました。扉の中にお地蔵様とシーサーがあり、描画でシーサーを描いた皆は、すぐに、「シーサーがいる!」「守り神やからお地蔵様と一緒にいるんちゃう」など話していました。しばらくしてから皆が自然と手を合わせ目を閉じ、お参りをし始めました。そのときの皆の優しい気持ちが伝わり体がジーンと熱くなりました。
 沢山の秋の土産と皆が更に可愛かった遠足でした。
 園庭で、縄跳び遊びをしました。
 縄跳びが使えるのは、年長に近づいたという意識があるようで、「もうすぐ大きい組やから縄跳び、もらえるねんな?」と聞く子もいました。縄跳びの引っ張り合いや、片足に乗せてケンケンで歩いたりしましたが皆が一番好きになったのは、しっぽ取りでした。「キャー」と歓声を上げ笑顔で走っている皆がとても微笑ましく終わってからも、「もう一回したい!」と何度も皆が言ってくれてこちらも嬉しかったです。



 
   

■ばなな
 寒い日が多くなってきましたが、子ども達の元気さには毎日驚かされます。登園して来ると、「寒いからスモック着ていいよ」と伝えても、「なんでやねーん」「寒くないよ」と体操服にショートパンツで外に遊びに行きます。スモックを着る活動が終わると、「スモック脱いでいいの?」と沢山の子から質問攻めです。まさに、「子どもは風の子」という言葉通りです。
 園外保育に行きました。  行く前からどんぐり拾いを心待ちにしていて、「どんぐりの袋持って来たよ」「袋いっぱいにする!」と気合いも十分でした。  公園に到着すると、早速どんぐり拾いに出発です。
 「帽子被ってるどんぐりだ」「これめっちゃ大きいで!」と夢中になって探す皆は、本当に可愛かったです。
 私が、「先生、大きいどんぐり見付からないよ」と言うと、「いっぱい見付けたからあげる」と次々とプレゼントしてくれ、私の袋の中も一杯になり、優しい皆に心が温まりました。
 いきなり誰かが、「どん、どん、どんぐりどん!」と歌い出しました。皆が大好きなどんぐり体操です。すると次から次へと他の子も歌い出し、大合唱が始まりました。今まで黙々と夢中になって探していたのに、一瞬にしてとても賑やかなどんぐり拾いになりました。私達も一緒に歌い、楽しい時間になりました。
 大根抜きもしました。
 「大きい大根あるかな?」「大きかったら強く引っ張らな」と意気込んでいました。抜き始めると、「エイッ」と力強く抜く子、葉っぱだけ取れて拍子抜けしてしまう子、抜けなくて弱気になる子と様々でしたが、抜けた瞬間の皆はとびっきりの笑顔でした。
 帰りのバスでは、お母さんに何の料理を作ってもらうかで話は持ち切りでした。どんな料理を作ってもらったのかな?自分で抜いた大根は、特別に美味しかったことでしょう。
 造形活動をしています。特大の段ボールを出すと、「うわぁー、大きい!」と目を丸くして見ていました。
 「これでお店つくればいいね」とやる気満々で、3つのコーナーに分かれ製作し始めました。
 日を重ねる毎にコーナーで意見を出し合い、出来てきました。しかし、出来てくると嬉しくなり遊びだす子もいました。そこで、お母さんが来てくれることを伝えると、「お花ちょっとしかなかったら売り切れる」「お化けもっと作ってお母さんびっくりさせる」と意欲的に取り組み、一緒に遊べる日を楽しみにしています。小さな店員さんがお母さん方の来店をお待ちしています。


■みかん
 一気に寒さが増して、スモックやタイツを履いて冬の装いで遊ぶ子が増えてきましたが、その前に万博へコスモスを見に行ってきました。
 前日に花を見に行くことを伝えると、「コスモスを見るんでしょ?知ってるよ」とこちらが言うまでもなく、予定表の内容はしっかり頭に入っている頼もしい子ども達でした。内心、コスモスを見るだけだからすぐに飽きてしまうのではないかと心配していました。さあ、子ども達はどんな表情を見せてくれたのでしょうか。
 「おはようございます」と公園の入り口で元気一杯挨拶しました。入り口を通ったばかりなのに、「まだ?」「お花は?」とせっかちな子もいて笑ってしまいました。木が生い茂った森を通り抜けると広い小高い山に出ました。コスモスの丘に到着です。
 「あ〜あった」「コスモスや〜」と目を輝かせていました。すぐに荷物を降ろして探検です。
 物凄い数のコスモスはピンクの絨毯のようです。初めはコスモスの観察です。  「ピンク色や」「白と紫もある」と主要な色はすぐに答えていました。「先生、オレンジがあった」「黄色も」と珍しい色が所々植わっていました。
 そこからは、歩きながら珍しいコスモス探しです。「あそこにあった」と一人の子が見付けると、「どこ?」と皆が群がって大騒ぎです。一箇所見付けるたびに集まるのでなかなか先に進みませんでした。
 斜面を降り広い道を歩こうと言うと、「イヤ!迷路行きたい」と皆が言います。「迷路?何のこと?」と思って丘を見ると、道は入り組んでいるし、コスモスは子ども達の身長ほどあるので、普段見ている絵本の指でなぞる迷路とは違って自分達が迷路に入っている気分だったのでしょうね。子どもらしい発想がとても可愛かったです。そして、迷路に戻って探検の続きをしました。
 一通り歩いて、弁当を食べに帰ろうとすると、「あそこ通りたい」と提案がありました。その道はさっきまでの道とは大違いで、道幅は極端に狭く、片側は斜面になっていました。
 「友達を押さないって約束出来る?」と聞くと、「するするする」とあまりに熱心に言うので子ども達に負けてしまいました。そして、一人ずつ通りました。慎重に落ちないようゆっくり足元を見たり、両手を広げてたり、「やったー」と笑いながら通っている子もいて様々でした。通り終えたときの表情は晴れ晴れしていて満足そうでした。
 園に帰ってきてから感想を聞いてみると、口を揃えて、「迷路おもしろかった〜」と言っていて、子ども達の冒険心をくすぐる出来事だったのでしょうね。
 来月からはついに発表会が始まります。絵本も読み始め、皆食い入るように真剣に見ています。どんなビアンカになるか今から楽しみです。


■もも
 朝晩はぐっと冷え込むようになり、冬を間近に感じます。
 寒がりな私はジャンパーを着ても、「寒い、寒い」と言っているのに、子ども達は、「全然寒くないよ」と元気一杯に外で遊んでいます。
 南公園までどんぐり拾いに行きました。
 朝から、「先生、袋持ってきたよ」と嬉しそうに教えてくれ、「一杯拾うの」と目を輝かせている子ども達が可愛かったです。
 園外保育に出かける前に絵本を借りに行きました。
 「絵本のお部屋行こう」と声を掛けると、「え、遠足は?」と心配そうに聞く子がいて、本当に楽しみにしているのだと思い、微笑ましかったです。
 中には、図書室まで通園靴と水筒を持って行こうとしている子もいて、思わず笑ってしまいました。
 バスに乗ってすぐに、公園に到着です。
 どんぐりを探しに山に登ると、皆真剣な眼差しになり、「何処にあるのかな」と夢中で探していました。
 落ち葉の間にどんぐりを見付け、「あった」と元気な声が次々に聞こえてきました。「見て、細いどんぐりあった」「このどんぐり帽子被ってるよ」と、満面の笑顔で見せに来てくれました。
 どんぐりの入った袋を持ち、「ママにも見せてあげる」と、満足そうな表情の皆が可愛く、私も嬉しくなりました。
 造形遊びが始まりました。
 特大の段ボールが出てくると、「わあー」と歓声が上がり、「使いたい」「お家にする」と大人気でした。
 「ここは壁やから、こっちにドア付けよ」と、早速特大段ボールに、切った段ボールを張り扉を作っていました。
 「もっとテープ、いるわ」と、友達と一緒にテープを貼ったり、「冷蔵庫も作ろう」と相談して決めたり、協力しながら作っている皆に成長を感じました。  他のクラスの造形を見に行った後には、「手洗うとこあったな」「食べ物一杯あった」と口々に話し、とても刺激を受けていました。
 「お母さんが来られるように、食べ物一杯作っとくねん」と、張り切って作っていて、店には沢山の食べ物が並んでいます。
 時間が来て片付けをするように伝えると、いつも決まったように、「まだやりたい」と言うぐらい、皆造形遊びが好きなので、これからもどんな風に遊びが深まっていくか楽しみです。


■いちご
 気が付けば、紅葉していた葉が落ち始め、肌寒い季節になっていました。厚着をし寒がっている私達ですが、子ども達はスモックを着ずに半袖で元気一杯遊んでいます。
 「スモック着ても良いよ」と言っても、「暑い!」「スモック着なくても大丈夫!」となかなか着てくれません。やっぱり子どもは風の子なんですね。
 園外保育に行きました。
 当日の朝には、「どんぐり入れる袋持って来たで!」と皆満面の笑顔で教えてくれました。その表情から、楽しみにしていたことが伝わって来ました。  公園に着き、荷物を置くとどんぐり拾いに出発です。
 少し急な斜面を一歩ずつ力強い足取りで登って行く皆の後ろ姿はとても逞しく、成長を感じ嬉しかったです。
 登り終えた所には、沢山のどんぐりが落ちていました。皆しゃがみ込んで、一つ一つまるで大切な宝物を探すように夢中で拾っていました。太っちょどんぐりや、細長いどんぐり、帽子を被ったどんぐりと色々な種類のどんぐりに目を輝かせ、「見て!こんなに大きい!」「ピカピカしてる!」と代わる代わる見せに来てくれる皆が可愛くて仕方ありませんでした。  大根抜きにも行きました。
 行きのバスでは、皆ハイテンションで、「ここ来たことある!」「この駅から電車乗った!」と教えてくれたり、友達と話をしたりとバスの中は笑い声と皆の笑顔で溢れていました。
 畑に着くと、「大根は?」と不安そうな表情で聞いて来る子が何人かいました。それもそのはず、畑には緑色の葉っぱばかりで何処にあるのか皆には分からなかったのかな。
 長い葉っぱのジャングルを抜け、皆周りをキョロキョロしていました。
 「葉っぱの下に大根があるよ」と言うと、「ほんとだ!」と皆の顔がパッと笑顔になりました。
 大きな葉っぱを両手でしっかりと持ち引っ張ります。でもなかなか抜けません。
 「う〜ん!」と皆歯を喰いしばり引っ張ると、「やった!」と嬉しそうな声が畑に響きました。
 袋に入れると赤ちゃんを抱くように大根を持つ皆が大きく見えました。
 造形遊びが始まりました。皆で話し合った結果、ラーメン屋さん、スーパー、家を作ることになりました。最初は、どうやって作って良いか戸惑っていた皆ですが、回数を重ねる毎にドアを作ったり、鍋、食べ物などを友達と協力して作っています。食べ物を入れる冷蔵庫にはちゃんと扉が付いていたりと皆の観察力と表現力にはいつも驚かされます。最後はどんな形になるのか楽しみです。
 来月も行事が沢山です。どんな皆が見られるのかな。


■めろん
 毎日汗びっしょりで走り回っていたのが嘘かのように、風の冷たい肌寒い季節になりました。
 入園当初にブカブカだったブレザーを久し振りに羽織った子ども達を見て、身体も心も成長したことを改めて感じました。
 先日、講堂で園長先生と楽器遊びをしました。
 新しい活動が大好きで、とにかく好奇心旺盛な子ども達は、とても興奮していました。次々と新しい楽器を奏でる園長先生に釘付けです。楽器を順番に回していく遊びなので、自分の番になると、嬉しくて声を上げて喜ぶ子、何度も鳴らし続け次の子になかなか渡せない子、中には嬉しさのあまり前転をしそうになる子など、その個々様々な様子に驚くやら、焦るやら…。でも、皆の目が本当にキラキラと輝いていて、心から楽しんでいることが伝わり、胸が熱くなりました。
 12月には参観があります。子ども達と一緒にお楽しみください。
 南公園に園外保育に行く前日、「明日は何を持って来るの?」という質問に、「袋!」と子ども達は即答していました。先月の万博公園では時間の関係もあり、どんぐりを拾えませんでした。それをかなり根にもっているようで、「明日はどんぐり拾える?」「絶対拾うって約束してや」などの声が厳しく飛んできます。  当日の朝、登園して来ると、鞄から袋を取り出して見せてくれます。「沢山、どんぐりがありますように」と願わずにはいられませんでした。公 園に着き、袋を持ってどんぐり拾いに出発です。
 「あったー!」「先生見て、こんな大きいの」など、あちこちから聞こえてくる嬉しい歓声に、約束を果たせたと、ホッとしました。「お母さんにあげるから、先生にはあげられない、ごめんね」「ちゃんと鞄に入ってるかな?」などと、可愛くて、愛おしかったです。素敵なおみやげ、いかがでしたか。
 造形遊びが始まり、最初は何を作っていいのか分からずウロウロしたり、大きい箱が沢山あるだけで嬉しくて、ずっと入っている子もいました。
 でも、回数を重ねる毎に、「冷蔵庫がいるよ、作ろう!」「机がなかったらお客さんが食べれない」などと、意見を出し合い作っています。
 先日、最終参観でお母さん達を招待するように、子ども同士でごっこ遊びをしました。
 「いらっしゃいませー」と威勢良く始まりました。ところが、客と店員が、いつの間にかあちこちで逆転していたり、一つの店にずっといる客が追い出されていたり、もうおかしくて、大笑いの連続でした。
 今日、29日の参観も、楽しんで頂けたのではないでしょうか。参観は残念ながら終わりですが、まだまだ店は閉店しません。個性溢れる店屋ばかりなので、どう発展していくか、ワクワクしています。


■すいか
 風が冷たくなり、肌寒い日が続きますが、「スモック着なくて良い?」、「もう外に遊びに行っていい?」と、寒さも吹き飛ばしてしまうぐらい、子ども達は元気一杯です。「子どもは風の子」まさにその通りです。
 先日行った園外保育では、朝から、「どんぐりの袋持って来たよ!」と見せてくれたり、「どんぐり一杯拾うぞ」と気合十分な子ども達に、思わず笑ってしまいました。
 公園に着き、まだ行ったことのない山に向かいました。私達の心配をよそに、急な斜面を恐れることなく力強く登っていく子ども達がとても頼もしかったです。
 どんぐりを見付けると、「赤ちゃんどんぐり、見付けた!」と子ども達同士で見せ合ったり、「このどんぐりは、帽子被ってる!」と私達に教えてくれたりとそれぞれ夢中で拾っていて、とても可愛らしかったです。大切に持って帰った土産のどんぐりは、如何でしたか?
 造形遊びが始まり、部屋は段ボール箱で埋め尽くされています。
 始めはノコギリで段ボールの切り刻みを楽しんでいたり、段ボールを繋げて電車に見立て、皆で中に入って遊んでいましたが、その後遊びは発展して、お化け屋敷、花屋、レストランが出来ました。
 「お化け作らないと」、「お花足りないんちゃう?」、「レストランにテーブルがないから、作ろう」と、子ども達同士で何が必要か話し合い、協力して作っている所を見ると、大きな成長を感じ、嬉しくなりました。
 そして、初めてのごっこ遊びのときは互いのコーナーを回り、嬉しそうに食事をしたり、花を両手一杯に買ったり、笑顔と、「いらっしゃいませ!」と言う元気な声が絶えませんでした。
 最終参観日が終わっても造形遊びはまだまだ続くので、これからどう発展していくのか楽しみです。
 講堂で園長先生と楽器遊びをしました。
 初めて見る楽器に、初めて聞く音でとても興味を持ち、皆の集中ぶりに少し驚いてしまうほどでした。
 ボックスホンを前にしたときには、緊張した様子さえ伺えましたが、真剣な眼差しでボックスホンを叩き、自分の奏でた音の綺麗さにとても喜んでいました。部屋に戻ってからも、「ボックスホン楽しかったな」、「もっとしたかった!」と、ボックスホンの話で持ちきりでした。「今度はお母さんも一緒に遊べるよ」と伝えると、「やった!」とガッツポーズをとる子さえいるほどです。
 音楽参観を楽しみにしていて下さい。



      


■ぶどう
 今月に入り、冬の寒さが近付いて来ました。ブレザーやジャンパーを着て来る子も増えてきましたが、日中は暖かく、「暑い」とスモックを脱ぎ、元気に走り回っています。
 ぶどう組になって2回目の園外保育に出掛けました。寒いかなぁと思っていましたが、太陽が顔を出し、遠足には丁度良い暖かさになりました。
 水筒を肩から下げ、「見て見て!水筒持ってきたよ!」「カーズの水筒持ってきた!」と、朝からとても嬉しそうな表情を見せてくれました。
 皆が登園するまでの間の自由時間の後、いつも以上に素早く片付け、準備も整い、軽い足取りでバスに乗り込みました。「出発進行!!」と、元気一杯に子ども達の声が響きます。
 バスの中で皆に何処に行くのか尋ねると、迷うことなく、「芋掘り〜!」と言う声が聞こえてきました。「え〜っ!?」と、思わず吹き出してしまいました。楽しみにしていたのは遠足ではなく、芋掘りだったとは!!と、少々気が抜けてしまいましたが、可愛かったです。
 公園に到着すると、「どんぐりあるかなぁ?」「葉っぱもあるよね〜」と、遠足モードに切り替わりました。
 ビニール袋をポケットに入れ、「お山登るの?」「登れる!簡単や!」と、先月よりも更に力強く山を登って行く子ども達に頼もしさを感じました。「どんぐりあった!!」「帽子、被ってるどんぐりもあった」と、満面の笑みで見せてくれました。また、「赤ちゃんのどんぐりもいた」「これはお母さんどんぐりやなぁ」と、大事に袋に入れていて、とても可愛かったです。
 昼食後もエネルギーはまだまだ残っていて、芝生の上を転がったり、トンネルを何度も潜り抜け、額には汗が滲んでいました。
 先日、ブルーポッケとお楽しみ会を行ないました。ブルーポッケの皆が笑顔で幼稚園に来れるようにと「ニコニコバッジ」を作ってプレゼントしました。「はい、どうぞ」と優しく貼っていて、子ども達がお兄ちゃんお姉ちゃんに見えました。
 その後、そっと手を取り、一緒にフォークダンスをしました。リードしている皆に逞しさを感じ、私もとても嬉しくなりました。
 10分程度の短い一時でしたが、「ポッケさん可愛かったね」「また遊びに行く」と、心に残る時間となりました。
 造形活動も始まりました。素材が部屋に集まっているのをいつも不思議そうに見ていました。
 「今度使うん?」「早く遊びたい」と、心待ちにしていた活動です。まだまだ始まったばかりで、どういう物が出来上がるかは分かりませんが、来月には参観もあるので是非、楽しみにしていて下さい。