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■千里敬愛幼稚園では平成2年度に保護者会を廃止しました。
 理由はいくつかありましたが、最大かつ直接的な理由は、クラス役員がなかなか決まらなかったことです。

■その原因は
 (1) 1年間は長丁場である。
 (2) 役員会合が非能率的である。時には険悪な状況になる。
 (3) 幼稚園のためにタダ働きさされていると感じる。
  などが考えられました。

■別の観点から見ると、(1)時間的重圧 (2) 人間関係への不安 (3)意識
 が障害になっていました。

■ところが千里敬愛幼稚園には昭和50年代からクラス役員とは別に 「図書委員」がありました。園児の貸し出し絵本を開始した年にお母さん方に手伝ってもらうために作った組織です。こちらは当初から人気がありました。中には図書委員をするとクラス役員にならなくても良いからとの消極的な意見もありましたが、このような人は少数派で、むしろ積極的に参加される方が多かったです。

■その理由は、子ども達との接触があることをあげられました。多くの園児達と接するのが楽しいと言って下さいました。
 また、当時は月に2度は園に来ていただいていましたが、急用等で来られなかっても、委員さん同士が都合をつけて下さいました。

■保護者会を解体しようと思ったとき、この実績は力になりました。

■話、変わって。
 私が園長になったのを機会に、これまで不評だった給食を改善したく、給食会社と協議して、主食と副食を分けて園まで運んでもらい、それをランチ皿に盛りつける方法を考えつきました。
 従来の弁当箱の給食では、主食のご飯を一旦冷ましてからでないと副食が傷みます。そのため、冬場のご飯はとても冷たくなります。
 園でランチ皿に盛りつけると、ご飯を保温容器に入れて持って来てもらえます。メニューだって幅が広がります。カレーはルーを園で温め直せます。ちらし寿司に吸い物、麺類なども可能になります。
 しかし、この配膳を担任がするにはあまりにも時間を要します。
 そこで考えたのがエプロンママでした。

 エプロンママは給食の配膳だけをお願いする係りです。
 初年度は、クラス役員の代替かと訝しがる人もいて、1クラス4,5名の応募しかなかったクラスもありました。しかし、そうでないことが分かると年度途中からの参加者も増え、今ではクラスの80〜90%の方が参加されています。

■1年は長丁場です。しかし、途中からの参加も、辞めることも全く自由です。転勤の多いこの地区ではかなりのメリットがあります。出産に合わせて、参加不参加も可能です。

■エプロンママの導入と同時に、これまでクラス役員さんにすべてをお願いしていた仕事をいくつかに分けました。

SOSクラブ
 年長児が電車で行く天王寺動物園の引率、農園体験でのお手伝い、塗たくり遊びなどの後片付け、などなど、担任だけでは不充分な活動に積極的に参加してもらえるよう、年度始めに申し出てもらいます。
 実際には従来クラス役員さんにお願いしていた内容なのですが、 これも単発でお願いするので1年間ずっと出るのが義務的になるクラス役員とは全く違います。また、1クラス2,3名の少人数に限らずに募集するので、お一人の負担も軽減されます。
 現在は1クラス、7.8名から20名ほどの登録をいただいています。

■バザー及び学園祭りスタッフ
  幼稚園のためのタダ働きという要素をなくすために、バザーや学園祭りで出た収益金を一切園の備品等に使わずに、子ども達の活動費に当てたのは、まだクラス役員が存続していた頃からです。
 しかし、多くのお母さんにとってバザーや学園祭りを運営するのは大きな負担になり、そのためにクラス役員になる人がいないのも事実でした。
 そこで、役員会を廃止すると同時に、それまで11月の学園祭りに同時開催していたバザーを切り離し、6月に開催することにしました。たとえ同じ人手でも仕事量は半減します。
 このバザーと学園祭りのスタッフも、その都度募集することにしました。
 そして、学園祭りの準備のために、度々開催していた会合を、担当者を決めるだけの会合を1度した後は、全体での会合を一切省略しました。
 内容の合理化にも着手しました。驚くほど簡素化でき、その結果、バザーも学園祭りも二次募集なしで集まって下さるようになりました。
  また、学園祭りは、一部の方だけに過大な負担をかけないように「集まった人でできる範囲の規模」を大前提にしました。

■誰もが気楽に参加できる。
 これこそ、保護者会の真の姿だと考えています。
 このような機会に参加されることで、学生時代以上の交友が広がっているとも聞きます。

■上記以外の組織。
★CCCLUB:手芸好きな方が集まっての100%自主運営。
 学園祭りで作品を販売され、収益金の全額を学園祭りに組み入れて下さっています。

★ベルマーク委員:これだけを単独で組織されている園もあるでしょうし クラス役員の仕事のひとつにされている園もあるでしょう。千里敬愛幼稚園ではもちろん単独です。

 このような活動にいくつも重複して参加されている方も多くおられます。
 また、他園にも紹介して喜んでもらえていますし、このような保護者会を経験した卒園生のお母さんは、何故小学校もこのような組織にならないのか、と心底思っておられるほど、無理なく、楽しく参加できるシステムです。

 是非、ご参加下さい。
 幼稚園ママはお母さんの青春期!

 


   


     「図書委員」



「エプロンママ」の最初で最後の会合。
 班分けをお母さん方だけでされています。



  実際の作業風景

  子ども達はお礼をいいます。





SOSクラブ




 塗たくり遊びや土粘土遊びの後、
 子ども達の身体を拭いて下さっています


 農園体験時も力強い助っ人です。